突然ですが，どんな家でも柱がしっかりしていなくては必ず倒れます。いくら周りからつっかえ棒をしようが，いたずらにコンクリートで固めようが，風が吹くか，地震でも来れば確実に倒れます。
いくら投手分業の時代といえど，やはり投手の柱はローテーション投手。先発が崩れれば，そのしわ寄せは慌てて登板する中継ぎにも及びますし，前半で大量点を取られれば，明らかに打線にも悪影響を及ぼします。
逆に先発が試合を作れば，リリーフにも余裕が出来る，打線もリズムよく打つことができ援護もしやすいことは明白でしょう。
それくらい先発ローテはチームにとって大事なものだと思います。だから，ボビーは悪夢の吉井投手を先発させてでも，ローテ維持にこだわるのかと（でも教授だけはやめて）。
しかも，実はローテ投手は全員が同じ力を持つことを求められているのではなく，まずは３本の力を持った投手が柱を打ち立てることが大事といえましょう。
今年，その３本となる栄誉を担ったのは，本来
コバヒロ
成瀬
俊介
の３人。
この３人が，それぞれ２勝６敗，３勝３敗，３勝３敗と寂しい数字に沈んでいるのが，現状を象徴しています。
コバヒロが序盤悪すぎたのは確かです。ま，論外といってもいいでしょう。しかし，意外なことに，
４月２６日まで（よくこの日が出るな・・・）は，実はこの３本柱での連敗は一度もありませんでした。そういえば，シーズン最初の頃は，表ローテでは勝てても，裏ローテで勝てないのが悩みだとかよく言っていたような・・・。
そういう意味では３本の柱は一応しっかりと立っていたのです。
それに加えて地味様の粘りもあり，磐石４本柱か！？しかもシンゴも連勝して５本柱？あれあれ，カラカー君も勝ってついに６本柱！！？もうピカチュウ帰る場所ないかも？と，お調子に乗った瞬間が，崩壊の始まりでした。
見事に三本柱での３連敗。その後は皆さん，ご存知の通りの展開。なんと，連敗がないどころか，見事に４連続で３本柱勝ち星がなしです。
これじゃー勝てんよな・・・。
どうもうちのチームは２００５年以来，１０勝６人組とか，均質的なローテ陣が揃ってるなどといわれて紛れが生じていますが，やはりあくまで勝つためには３本の柱が立つことが不可欠（去年は無理やりとんでもなく頑丈な２本で勝ち抜きましたが）。そういう意味で，ようやくコバヒロの両目が開いたことは好材料です。
昨日成瀬も勝って，一気に快走と行きたかったのですが，なかなかそうは行きません。
ただ，コバヒロ乱調の影で隠れていますが，やはり裏キーマンの一人は俊介。
昨日で規定投球回数から消えてしまいましたが，一昨日までは堂々の防御率最下位４．８９（こらー！）。
研究されていて厳しい面もあるかとは思いますが，どう考えてももう少しまともな投球ができる投手だと思います。
で，やはりコントロールが生命線の投手にとって，キャッチャーのリードは不可欠。特に安心して投球に集中できなければコントロールにも影響を及ぼすことは明らかでしょう。
そうすると，大黒柱サトの復帰はまごうかたなき好材料。というか，これでダメならもう言い訳はできません。
サト復帰後もすぐには投手に好影響は出ませんでしたが，やはりこれは捕手がころころ変わり，また変わったということにより投手陣も戸惑った結果かと。そういう意味では，俊介を最後に一巡する明日からこそが，サト復帰の真価が問われる場面だと思います。そして，その結果はきっと出るはず。いや，出ると信じたい！
もはや材料の出尽くした感もある我がチームですが，きちんと三本柱がその名と年俸（だからしつこいって）に恥じない働きをすれば，間違いなく浮上の目はあると思います。何せ，コバヒロは復活傾向，そして，成瀬は実は被打率リーグベスト１といつでも良い結果に結びつく様子はあるのですから！
何度も言いますが，明日の俊介は本当に大事です。今年一年の浮沈を担っているといってもいいと思います。明日だけは，石にかじりついてでも，涙を流してでも，腕が折れても（大げさだ），結果を出してほしいと思います。
これだけ引っ張っておいて
明日も雨ですけどね！
まー，スライドするのかどうかよく分かりませんが，本当に俊介頑張ってくださいね。
（まだ）
応援してますから！
それではおやすみなさい
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