そういえば,伊東さんの退陣表明後,いろんな人の名前が上がるんですが,井口・フランコはともかくとして,なんで,こんなに縁もゆかりもない人の名前が上がったりするんかなあと,球団の過去の記録を見ると,明らかに,うちのチームは,以前から,生え抜きどころか,選手在籍,あるいはコーチ在籍すらない人がいきなり監督になる率が随分と高いんですね。
直近15年でのボビー,伊東さんは当然のこととして,それ以前も,近藤さん,稲尾さん,更にはカネやんと,えらく外様の率が高いところ。しかも,近藤さんを除いては,概して,外様の方が結果を残したりしてるんだよああ(苦笑) 最近でいうと,栗山さん,ヒルマンを輩出したハムとかが一見近いようにみえるんですが,彼らが長いのは複数回優勝しているからで,そうでもないのに,生え抜きあるいは在籍者にこれだけ冷たいチームというのは,なかなか見当たらないんですよね,正直なところ(NPB各球団は,こちらから見れます)
こんだけ生え抜きがある意味冷遇されている理由は
生え抜きがそもそも敬遠しているから(爆)
というのと
オーナー・フロントが意図的に生え抜きを遠ざけている
の2つが考えられるところ。まあ,人によっては,内実を知るOBが自ら避けているんやろ!と言いたいところかもしれませんが,何と言っても,野球界広しといえども,12人しかなれない監督業,しかも,それがかつて自分が所属していたチームとなれば,なり手が全くいないということはありえないと思うんですよね(まあ,嫌がる人もいないとは言わんけど)
そうすると,やっぱり後者の理由が強いのかなあと。
よく言われることですが,うちのチームは,昔から金を出さないくせに,フロント批判あるいは金出せという言葉をものすごく嫌うとのこと。落合とか,この前スポニチで連載していた村田のチョーさんの回想録にも同様の話は出ており,この体質は抜き難くあるところ。コミさんとか,清水直さんが,積極的な補強などを求めると,煙たがられて放出されたといった話も聞くところ(近くは,ある意味サブもそうだったよなあ)。
では,全くやる気が無いのかと思えばそうではなく,なんか思いつきで,ビッグネームを連れてきてチーム改革をすべて託しておまかせしたいという気持ちはどうも強いようで,伊東さん,ボビー,それに広岡さん,更には遡って稲尾さん,カネやんとかも完全にこの系譜だよなあ。ついでに,この記事の関係でつらつらと見てたら,1978年のノムさんにも,同じようなこと言っていたようで,はっきり言って,「託す」という美名の下に,オーナーの思いつきだけで動いているという骨の部分は,この40年以上,全く変わっていないんだよなあ,ある意味で。
そうすると,やっぱり親会社が変わるしかないという身も蓋もない結論になりそうなんですが,やはり球団を牛耳り続けてきたオーナー殿が退任されたというのは相当に大きいところ。いずれにしても,次こそはなにかあるのかなと,淡い期待を抱きたいところです。
そして,それ以上に,まあすぐに結果は出ないにしても,生え抜きあるいは少なくとも在籍していた人は,ロッテというチームにそれなりに愛着を持ってくれると思うんですよね。いくらネタだとしても,負ける気がしなかったと我らが球団に対して言われてしまうと,正直つらいところ。傷を舐め合うとか言われてしまいそうですが,やっぱり多くの人はスポーツに「共感」を求めて見ているわけで,身内に馬鹿にされるのは,正直しんどいんですよね。
その点で感じるのは,話変わりますが,うちのチームのホーム試合での,実況の態度の悪さ。なんかギョニキにしても,世界の松下にしても,どっかでロッテのことを小馬鹿にしてんのかいなという態度が目に付くんですが,正直言って,ホームゲームでそんな実況が付くのは,うちのチームくらい。ついでに,公平といえば聞こえはいいんですが,どうもあからさまにロッテ贔屓することに躊躇を感じているんではと思うことがあるような解説のみなさんがある意味輪をかけているような感じで,なんかとりわけ新規さんを遠ざけているようにも思うんだよなあ(もちろん,解説の皆さんからはロッテ愛を感じるんですけどね)。
どうもロッテOBというと,悪いイメージしか持たれていないようですが,やっぱり一時代を活躍したOBを活用するところは活用して,外国人戦力補強とかだけでなく,ロッテというチームを強化する,評判を高める,あるいは各方面からチームを応援しているという雰囲気を作っていくのは大事なところ。
今回は区切りとしていい機会ですので,とりわけ野球人気が戻り,しかもそれをパ・リーグが牽引しているという状況をもう一度分析し直して,どういう形で球団を経営していくのか,あるいはしないのか(爆),きちんとロッテ殿には考えてほしいところですね。
それではおやすみなさい
↓えっ,明日からまた試合すんの?と戸惑う方もクリックお願いします
にほんブログ村
直近15年でのボビー,伊東さんは当然のこととして,それ以前も,近藤さん,稲尾さん,更にはカネやんと,えらく外様の率が高いところ。しかも,近藤さんを除いては,概して,外様の方が結果を残したりしてるんだよああ(苦笑) 最近でいうと,栗山さん,ヒルマンを輩出したハムとかが一見近いようにみえるんですが,彼らが長いのは複数回優勝しているからで,そうでもないのに,生え抜きあるいは在籍者にこれだけ冷たいチームというのは,なかなか見当たらないんですよね,正直なところ(NPB各球団は,こちらから見れます)
こんだけ生え抜きがある意味冷遇されている理由は
生え抜きがそもそも敬遠しているから(爆)
というのと
オーナー・フロントが意図的に生え抜きを遠ざけている
の2つが考えられるところ。まあ,人によっては,内実を知るOBが自ら避けているんやろ!と言いたいところかもしれませんが,何と言っても,野球界広しといえども,12人しかなれない監督業,しかも,それがかつて自分が所属していたチームとなれば,なり手が全くいないということはありえないと思うんですよね(まあ,嫌がる人もいないとは言わんけど)
そうすると,やっぱり後者の理由が強いのかなあと。
よく言われることですが,うちのチームは,昔から金を出さないくせに,フロント批判あるいは金出せという言葉をものすごく嫌うとのこと。落合とか,この前スポニチで連載していた村田のチョーさんの回想録にも同様の話は出ており,この体質は抜き難くあるところ。コミさんとか,清水直さんが,積極的な補強などを求めると,煙たがられて放出されたといった話も聞くところ(近くは,ある意味サブもそうだったよなあ)。
では,全くやる気が無いのかと思えばそうではなく,なんか思いつきで,ビッグネームを連れてきてチーム改革をすべて託しておまかせしたいという気持ちはどうも強いようで,伊東さん,ボビー,それに広岡さん,更には遡って稲尾さん,カネやんとかも完全にこの系譜だよなあ。ついでに,この記事の関係でつらつらと見てたら,1978年のノムさんにも,同じようなこと言っていたようで,はっきり言って,「託す」という美名の下に,オーナーの思いつきだけで動いているという骨の部分は,この40年以上,全く変わっていないんだよなあ,ある意味で。
そうすると,やっぱり親会社が変わるしかないという身も蓋もない結論になりそうなんですが,やはり球団を牛耳り続けてきたオーナー殿が退任されたというのは相当に大きいところ。いずれにしても,次こそはなにかあるのかなと,淡い期待を抱きたいところです。
そして,それ以上に,まあすぐに結果は出ないにしても,生え抜きあるいは少なくとも在籍していた人は,ロッテというチームにそれなりに愛着を持ってくれると思うんですよね。いくらネタだとしても,負ける気がしなかったと我らが球団に対して言われてしまうと,正直つらいところ。傷を舐め合うとか言われてしまいそうですが,やっぱり多くの人はスポーツに「共感」を求めて見ているわけで,身内に馬鹿にされるのは,正直しんどいんですよね。
その点で感じるのは,話変わりますが,うちのチームのホーム試合での,実況の態度の悪さ。なんかギョニキにしても,世界の松下にしても,どっかでロッテのことを小馬鹿にしてんのかいなという態度が目に付くんですが,正直言って,ホームゲームでそんな実況が付くのは,うちのチームくらい。ついでに,公平といえば聞こえはいいんですが,どうもあからさまにロッテ贔屓することに躊躇を感じているんではと思うことがあるような解説のみなさんがある意味輪をかけているような感じで,なんかとりわけ新規さんを遠ざけているようにも思うんだよなあ(もちろん,解説の皆さんからはロッテ愛を感じるんですけどね)。
どうもロッテOBというと,悪いイメージしか持たれていないようですが,やっぱり一時代を活躍したOBを活用するところは活用して,外国人戦力補強とかだけでなく,ロッテというチームを強化する,評判を高める,あるいは各方面からチームを応援しているという雰囲気を作っていくのは大事なところ。
今回は区切りとしていい機会ですので,とりわけ野球人気が戻り,しかもそれをパ・リーグが牽引しているという状況をもう一度分析し直して,どういう形で球団を経営していくのか,あるいはしないのか(爆),きちんとロッテ殿には考えてほしいところですね。
それではおやすみなさい
↓えっ,明日からまた試合すんの?と戸惑う方もクリックお願いします
にほんブログ村
裏を返すと「ロッテはハムほど非情ではない」という思い込みがあったんですが、でもOBの活用のされなさ加減を見ると、そうでもないのかもしれませんね。逆にトレード希望を無視して飼い殺してたりして。
初芝、ジョニー、小宮山、伊良部、小坂、直行。各世代でチームの顔として活躍して、セリーグのファンにも多少なりとも名前が知られてる選手は、尽くロッテに残ってません。強いて言えば、マサやんくらいかな。
コーチやスタッフで残ってるのは、堀や晋吾とか、もちろんファンとしては大好きで愛着あるけど、どちらかと言うと地味で玄人受けタイプの方々ばかりなんですよね。
ひょっとして、年俸上がると困るから、過度に目立つ華のある選手は敬遠する傾向にあるんじゃないですかね、そんな風に勘ぐってしまいます。
基本、ロッテの負け犬野球を踏襲してほしくないので、当面は外部招聘希望なんですが(その意味でも伊東さんんにはかなり期待してた)、でもヘッドコーチとかで一人くらい、生え抜きの華のある人を入閣させてほしいなぁ・・・。
マスコミとかの扱いがぞんざいなのは、仰る通りです。スポーツニュースでも、勝ち試合なのに相手目線だったりすること多いですしね。
ロッテ本社は、TV局からしたら相当のお得意さんなんだから、親会社から「もう少しイメージ良く取り上げてよ」って一言言うだけで、結構プレッシャー掛けられるとおもうんですがね。そういうとこも、親会社への不満要素です。
まぁもう、「ロッテ=イケてない」ってイメージが世間に染み付いちゃってるところあるから、横浜のように、イケてる会社に買ってもらうのが一番なんかな~と、いつもの結論にたどり着いちゃうんですよね・・・・笑
正直いうと,ハム路線は無理だと思うんですよね,うちのチームは。貧乏なだけにせめて選手への愛着でやっていたところが,何のビジョンもないままのサブ放出で(せめて取ってきた選手が見合った選手であれば,あそこまで叩かれることもなかったんですが,口減らしあるいはうるさいからというのがミエミエでしたしね),完全にトレードが禁じ手というところまで自らを追い込んでしまったように思います。
そう,そして過去の歴史をたどると,トレードもせずに飼い殺しというのも多いんですよね。おっしゃるとおり,コーチになるのも,いかにも従順・・・という選手がほとんどですし。
ただ,コーチという意味では,本来,外様である伊東さんを招聘したのは,その人脈も期待してというところだったんですが,正直,ここまで人望というか,人脈がないというのはフロントも誤算だったでしょうね(苦笑) ヘッドコーチを断られたのを初めとして,袖にされたコーチが,結局は他球団でコーチをやっているというところを見ると,相当問題があるんでしょう,伊東さん個人にも。
それに代えて,球団が自前でOBを使うという度量もないところが,この球団の根深い問題の一端を示しているところですよね。やっぱりここはOB監督で,その監督自身がコーチを選ぶという形で,OBを結集させるしか方法はないように思います(そういう意味では,井口だとこの点が相当危うい)
そして,テレビ局への圧力の無さもおっしゃるとおりですね。とりわけパ・リーグは地元びいきが完全に定着しているだけに,その中で,うちのホーム試合の贔屓の無さはちょっと絶望的なくらいで,これでは子どもに刷り込むことも難しいかなあと思います(苦笑)
なんかできることすらやらない球団にも,ええかげん飽き飽きしましたよね。ただ,ファンも,3位に入れば評価する!という雰囲気が充満していたとも事実ですので,なんとか「優勝を目指しているんだ!」ということが伝わるような応援を我々もしていきたいところですね。
そうですね,さすがに優勝しないほうがいいとまでは思っていないんですが,中途半端に勝っても面倒だなあくらいには思っている可能性が高いですね(苦笑) 実際,2005年・2010年で上がった年俸をいかに下げるかに腐心していることが明白なこの数年間でしたしね。
なんかどう書いても最後は同じ結論に至ってしまいそうなんですが(爆),仮にロッテが球団を維持するとすれば,オーナーも代わってどうすべきなのか,真剣に考えてほしいところですね。