おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

いやー,すごいなあ・・・

2018-08-01 20:57:06 | 千葉ロッテ
ロッテ7-8x日本ハム

いやー,今日ばかりは勝ったかと思ったけど(6日前のホークス戦も全く同じように思ったけど),そこからすごかったねえ。6点のリードをあっという間に1点差に詰められ,それでもなお,9回のマッスの球の勢いを見ると,さすがに行ける!と思ったんだけどなあ。いや,実際に良いストレート投げてたよ,ほんと。あれが勝ちにつながらないのが現状というところなんだよなあ。

結局,このような展開から止められない,追いつかれ,更には負けてしまうというのは,やはり修羅場をくぐっていない,というよりは,正確には


修羅場をくぐり抜けて勝った経験がない

ということなんでしょうなあ。こればっかりは,勝つという経験自体を通してしか積み重ならないだけに,一朝一夕には行きませんよ,実際。

最近,リリーフの疲れを受けて,投手起用への不満も大いに出るところで,もちろんそれもわからなくもないんですが,元はといえば,


先発が前半戦あまりにもひどかった

のと,


5点差以上をつけられない攻撃陣の力弱さ


に原因があるのは明らかだからねえ。

過去の全成績を見ると,5月まではそこそこ大差をつけて勝つ試合もあったんですが,6月以降,5点差以上を付けて勝ったのは6月13日と7月7日のわずかに2試合。そして,4点差の試合も,6月2日と7月22日のいずれも,8回あるいは9回にようやく4点差となっている有様で,これだと勝ちパターンが投げざるを得ないのは止むをえないところ。とりわけ,完投がほとんど望めない現代野球(完投数の最高はわずかに4)であることを考えると,僅差で勝つためには,勝ちパターンを注ぎ込まざるを得ないのは明らかで,結局,リリーフに疲れがたまるのは,ここまで想像以上に接戦をものにして勝ってきたことの裏返しでもあるんですよね。(ちなみに,西武とかハムを見ると,適時に打ち勝つ野球をやっており,こういう試合ができると投手陣も起用法も楽なんだよなあ)

とりわけ,今年は,マッス,松永くん,内くんの3本に加え,大谷くん,南ちゃんを加えた5枚でそこそこ回っていたわけで,必ずしもリリーフに異常に負荷がかかっていたわけでもないので(登板数ベスト10に入っているのは,マッスと内くんだけ。はっきり言って,オリとソフトバンクのほうが全体としての使い方はよっぽどひどい(苦笑)),勝ちに行くのであれば,こうなるのは仕方がなかったような気がするんですよね。あえて言うなら,シェップを先発に回したのだけは,その後先発の頭数(だけ)はそこそこ揃ったことを考えると,大失敗だったと思うけど。


井口は,とにかくシーズン前から一貫して,オープン戦までは競争,シーズンが始まれば,レギュラー陣に任せると明言していたところで,それはおそらくリリーフ陣も同じなのでしょう。もちろん疲れが溜まることを前提に,休ませたり使い回すというのも一方の解だとは思いますが,その結果が,ドングリーズ,1.5軍選手の集まりという結果を招いていたことを考えると,やはり使われ続けて,修羅場をくぐり抜けることでしか得られないこともあるように思うんですよね(別にパワハラとか言うことではなく)。

少なくとも,ここまでは井口のやり方は一貫しており,それがそれなりに結果を出してきたことも否定出来ないところだとは思います。あとは,まだまだ意識が未熟な選手たちが,勝手にプレッシャーに負けてコケたりしないほうが重要かなあ,個人的には。基本的には勝ちパターンに任せたら後は仕方がないと思っている方なんですが,それにしても,負けが込むと,勝手に自分たちで試合を難しくしてしまうというところは変わってないもんなあ。

とにかく今年は内野陣とキャッチャーというセンターラインに大きな光明が見えているのは間違いなし(そういう意味では今日の奨吾の一発は本当に嬉しかった)。井口の采配が迷走というか場当たりに見えるのは,やっぱり,タカシの離脱と,あまりにもキヨタンと翔平が期待を裏切っているのが一因かなあと思うところはあります。もともと今年は,急激な順位アップは望めない,というか望んではいけない年だと思っていますし,井口自身も,今年は外国人に頼らない,場当たり補強もせずに,来季以降に上積みというか貯金をしようとしているのは間違いないところ。あとは,それに選手が少しでも答えて,なんとか自分たちの力でこの窮地を脱する,そしてそれを自信に変えてほしいなあと切に願うところです。あ,でも本当に伊志嶺くんのスタメンだけはやめてね(苦笑)

それではおやすみなさい

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コメント (10)
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