食いしんぼsanaの「舌の記憶」

「舌の記憶」を中心に、日々感じたことを、
ゆるゆるとつづっていきます。

エスマップ

2011年04月02日 | ライターという職業について想う

「なぜか涙が出た。あきらめないで必ず前を向いて歩いていきます。ありがとうございました」。わたしが書いた記事を見た取材先からこんなメールが届いた。新聞の片隅で紹介した、地震発生後に町の小さな牛乳やさんが行ったある心温まる取り組み。たまたま自転車で店の前を通りかかり声をかけて知った。

 

記事は以下。

 

 

「皆様、地震は大丈夫でしたか」。まいろーど四ツ木商店街の牛乳販売店「ミルクショップ ワタナベ」は、震災の翌日、こんな文句で始まる手書きの手紙を配達先や地域のお年寄りの家へ配布した。手紙の裏面は東京消防庁が発行する「地震その時10のポイント」で、困ったことがあれば電話をと店の連絡先を書き添えた。「一人でも安心を与えることができたらうれしい」。

 

こんな記事で感激するなんて大げさだなぁという人もいるだろう。正直わたしも少しとまどった。でも、よく考えてみるとその気持ちがわかるような気がする。二代目経営者の渡辺さんは、牛乳離れに悩む牛乳販売業界を立て直すべく、さまざまな活動に取り組む傍ら、地域でも子どもや高齢者が安心して暮らせる町づくりを目指して、日ごろから地道な努力を重ねてきた。今回の手紙もその一環だが「本当にこれでいいのか」「自分に役立てることがもっとあるはず」と悩みつつも「ともかくいま最大限自分にできることを」と走り続けてきた彼にとって、精いっぱいの取り組みを新聞で取り上げられたことは大きな励みになったことだろう。「記事を見たよと声をかけられるんです」。そういった反響をもらうことで、わたしもまた励まされる。月に一度新聞に折り込まれる、たった4ページの小さな地域ニュース。単なるライターではなく、報道記者としての姿勢をいつも心がけていきたいと思う。そういえばこの媒体との関係ももう長い。今回は改めて、人とのつながりの大切さも一緒に感じることができて有意義な号でした。

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お水をバクリっこ

2011年04月02日 | つれづれノート

仲良しさんとお水のバクリっこ。バクるとは「交換する」という意味の北海道弁です。地元からたくさんお水が送られてきたということで、うちのコントレックスと交換しました。6本すべて違うお水なのが何とも楽しい♪ 特に「北海道 大地の水」がいいね! 北海道・埼玉・茨城のみで展開するコンビニのセイコーマートのお水は羊蹄山の湧水でした。いつもどうもありがとう~。このお水を利用して、今夜は緑茶と羊羹を堪能しちゃお! コントレックスはね、コーヒーとか紅茶でどうぞ。そんでぜひぜひごはんも炊いてみて! おこわみたいでおいしいよ。

コメント (2)
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