Something to Feel

"I'm basically happy person."

ジダン 神が愛した男@シネカノン有楽町

2006年07月16日 | 映画
ジダンのニュースを見ない日はない。
ここ数日は特に新しい情報もそんなにないけれど
TVザッピング(死語)してて目に入れば必ずみてしまう。

で、気になっていた「ジダン」観てきた。
ZIDANE un Portrait du 21e Siecle

ジネディーヌ・ジダン
監督:ダグラス・ゴードン/フィリップ・パレーノ
音楽:モグワイ

2005/4/23のレアルの試合。

冒頭からいきなり引き込まれてしまった、、、、。
不思議な映像、不思議な音楽、そしてジダン・・・
これはサッカー映画じゃない
ジダン、そのものだ~。で、アートだ~。

サッカーしているところをひたすらに色々なやり方で
撮っていて、そこに重厚な音楽が重なってくる。
ゲームの動きはほとんどわからない。ボールじゃなくてジダンを
カメラはずぅっととらえているから。
なぜか90分間、退屈することもなしに、むしろ
食い入るよーに、ジダンだけをみっちり見続けることができてしまう。
表情や足どり、息づかい、漏らす声、ものすごくリアル

サッカーしているはずなんだけど、なぜかそうは見えなくなってくる。
孤独な感じとか、緊迫感があって、だんだん心が苦しくなってくる。
観客の声援とか、芝を蹴る音とか、ボールの音、選手同士がぶつかり合う音とか
間近に感じる。

監督は映画監督というより芸術家、らしい。
ポンピドーセンターやグッゲンハイムに常設展示がある!
そんな方々がジダンを選んだのはやっぱ彼も芸術家だからだと思う。
彼のサッカーはサッカーじゃないから

とにかくキョーレツな映像、音だった。
プロとして、ひとつの形を残すという意味でも
ジダンにふさわしい作品なんじゃないかな・・・。

キャンペーンでメッセージを書ける小さな紙をもらった。
最終的にはジダンに直接渡すのだそう。
読んでくれるかどうかは別として、love & respectな思いを書いてきた。
cosiは「ジダンがいるのと同じ時代に生きていてよかったなぁー」と言ってた。
なるほどたしかにそう、だな、だな

今日はジズーの映画みて、ビデオ整理でジズーの出場試合観て、
テレビでジズーのニュースみて、づくしだった。ぷは~

サッカーがどうして好きになったのか、どこが好きなのか、自分でよくわからない。
だけどガーってはいりこませてしまう熱がサッカーにはあるなぁと思った。
不思議なスポーツだ!

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