Something to Feel

"I'm basically happy person."

小説等

2020年05月04日 | BOOKS

さて時間もあるので棚の片付けなどしていて、本が出てきたのでしまう前に少し記録

正直読んでから時間たってしまっていてあまり覚えていないんだけど・・・

そのときは夢中になって読むのに、筋をけっこうすぐに忘れてしまう・・・歳かなぁ〜

 

「劇場」 又吉直樹

似たようなせーしゅんが自分にも多少なりともあったので心がちょっとかゆくなるお話

どうしても主人公に又吉のイメージが重なってしまう(実際は全然違うんだろうけど)

 

「対岸の彼女」角田光代

リアリティがあってひきこまれる。なんか女だよねーって感じ。

 

「往復書簡」 湊かなえ

タイトル通り、手紙のやりとりのみですすむミステリ。あんまり覚えてないな・・・

 

「PK」伊坂幸太郎 

読み途中で放置されてたみたいなのでこれから読むー!

 

「AI vs 教科書が読めない子どもたち」新井紀子

これも読みかけ。プログラミングの授業が始まることもあり読んでみることにした。

 

忘れないうちに書かないとだめだね〜!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いぬはてんごくで

2016年05月26日 | BOOKS
Bambi、保育園へお迎えに行くと奥の壁によっかかって座り絵本を読んでいた。
夕飯のときふと思い出して「何読んでたのー?」と聞いてみたら
「いぬはてんごくへ」
だって。
そんな絵本があるのかー。どんなお話なんだろ!
私は犬大好きなのでこのタイトルだけで想像の翼がバッサバッサと…気になる…

「どんなお話なのかな?」
「わかんないー」
「てんごくって何?」
「ばしょのなまえだよ」
「どんな所なのかな」
「わかんないー」

…たぶん絵を眺めてページをめくっていただけなんだろう、話の内容は全く分かってない模様。
ママも気になるからまた読んできて教えてね!と伝えました。楽しみ…

それでも気になってぐぐってみました
なんか綺麗な絵本だぞ!



てんごくへ ではなく てんごくで
だね。

私も読んでみたい。買っちゃおかな。
我が家のマイロもいつかはてんごくへ。
Bambiもそういうこと分かってくる頃かな。
亡くなったおばあちゃんや昨夏のカブトムシは星になったと教えてある…
天国と結びつくのもそう遠くないかもね。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵本memo

2012年12月05日 | BOOKS


支援センターでは1~2週に1回くらい絵本の読み聞かせがある
今日読んでもらった中の「ことり」(中川ひろたか著/平田利之絵)という絵本きれいだったなー。
黄色の背景に空色の鳥が一羽ずつ増えていって・・・
そこへ黒猫が・・・
シンプルでグラフィカルなイラストが楽しい
Bambiもじーっと見てた!これほしいなー。

五味太郎さんの絵本も読みたいな。図書館行こっと。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のほーずー

2009年11月01日 | BOOKS
時間が余ったのでもうひとつ更新しとく。

中野ブロードウェイのガイド的なご本が出たそうです。
「のせすぎ!中野ブロードウェイ」
渡辺浩弐さんの短編「野放図なかの女」がのりましたんでゲッツです。
ほんとに最近は渡辺さんの話題が豊富ー!
ブロードウェイの情景がうかび、歴史をかいまみれるような作品でした。
大人なおとぎ話です!

なぜかわからないけど自分のまったく個人的な感情などが呼び起こされて、
悲しく、とうか、さみしいというか、喪失感みたいな、
そんな気持ちになる作品でもあった、
以前通った4FのKOBO CAFEをモデルとした場所も出てくるんだけど、
あの廊下の空気やカフェの空気があまりにも自分にとっては特別だったからかもなあ。
普段眠っているなにかが呼び覚まされたのかもしれない。うー。

さてさてほかのページもすごいおもしろ情報満載。
自分はマニアックな人間ではないので
ブロードウェイのディープさやこだわり、謎におののくばかりです。
ほんと不思議な場所なんだなあ。
できた当時は本当にセレブなビルだったそうで、その歴史もすごくおもしろいよ!
以前地下1Fに行ったときはねまきとか売る店やら総菜屋みたいのが確かあったような。
上階のマニアックーな空気とは全然違ったんだよね。

そうそう小明ちゃんによるBWガイドも載ってた、相変わらずかわいくておもしろいのう。
ブロードウェイへの愛がぎゅぎゅぎゅぅううと詰まっている1冊だね。

普段、中野は行く機会全然ないんだけど、
またゆっくり遊びに行きたいなぁ・・・オーラ写真とか撮ってもらいたい。
あと8段ソフト食べてみたい!


寝る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「時間を止めた夫婦」渡辺浩弐

2009年10月17日 | BOOKS
小説すばる11月号に渡辺さんの新作短編「時間を止めた夫婦」が掲載された!
さっそく読んでみました
最近はニコ生のノベライブやtwitterのツイストーリーでも渡辺さんの作品を見る機会があって楽しいんだけど、
紙媒体での新作は自分にとっては格別な喜びがあるな。
旧人類なのか、本屋に出向いて買うっていうのがいいんだよね~

「ストレンジ・ワールドへようこそ」という特集の中に載ってました。
やっぱりね~って感じ
ストーリーは、老夫婦の一人息子のところへ主人公が家庭教師に訪れて、
食事やお風呂までふるまわれるのだけれど、
肝心の息子にはなかなか会えず、、、、
ここからさきは不思議ワールドが広がっていきます。
最後は「うわぁそういうことか!」と膝をうつ結末。渡辺さんらしい~!
ツイストーリーじゃないけど、これもループしてますね~。
振り出しに戻るとまたまた納得しながら読めちゃう

最近、渡辺さんの作品には以前よりも情緒的なものを感じる。
読後感がなんというか・・・ほんわりする感じが以前より強い。
もちろん不思議な世界も共存していて、そこが独特。
「ゲームキッズ」とか「ィキル」って「黒」!なイメージだったけど
「吐田君」でクリーム色、白とか混じって、今回はセピア色、みたいな。
ツイストーリーは相変わらず黒系だけど
いろんなカラーがあってこれからも楽しみです。

ところで小さいことだけど気になる事が。
作品中の一人称は「俺」でつづられているんだけど、
タイトルの横にある導入みたいのだけが「僕」になってるんだよね・・・



これ違うだけでずいぶん雰囲気違うんだけど。
編集側のミスなのかなぁ。ずいぶん安易じゃないすか?
それともかつての家庭教師をやっていた頃の「俺」は「僕」だったのか?(深読み)

というわけで久しぶりの新作堪能しました~
小説すばるなんて初めて買った。他の作品もゆっくり読んでみようっと。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瞬刊リアルタイム参加おそおそ記録

2009年09月20日 | BOOKS
だらっしゃー。
遅遅日記だけど、
9/5、お台場のCultureCultureというZeppの上にあるライブハウスで、「瞬刊リアルタイム」というイベントがあったのだ。
ライブで雑誌を作ってそのまま印刷、製本、お客さんの手へ、という企画。
企画は小学館の水野隆さんという方や、ニフティの横山シンスケさんという方や、「僕の見た秩序。」のヨシナガさん。

渡辺浩弐さんがそこで「ノベライブ」
(新しい言葉!ノベル+ライブですねん。ライブ小説、その場で小説を書く)をやると知ったので、
出演時間20分と聞きつつも、観に行こうと思ったんだ。
カフェも一般向けはとっくに終わり、なかなかサイン会トークショウとかで見られる機会も少ないから、チャンスあるときに行っとかないと!
つーことで、久しぶりに友だちにも会いたかったし、
がんばってお台場まで行く事にした。

あとは、会場で生中継で西原理恵子さんが出るというので
これもすっっごく楽しみだったんだよね~。
(とはいえ最近のサイバラさんの様子はよくわかってなかったんだけど。でも好きなんだよね)

会場は横広で、スクリーンもたくさん、スピーカらしき設備もしっかりしてそうだし、結構良い会場なのではと思いました。おしゃれだし。観覧車のすぐ下だし。

全部書こうとすると大変だな。
印象に残っている事だけ書こう。
どうもこの日は腰がやたら痛くてつらかった(今思えば発熱してたよな・・・)ので、
全体的に冴えない自分でした。
おかげで内容もあんまりしっかりは覚えてなかったり、、、
チャット参加もできて、もっと参加(アイデア出しやイラスト出し広告出し)したかったんだけど、
まったくひらめかなない・・・やっぱし体調かなり大事だな~。

色々雑誌に載せるための企画がありましたが
(ノベライブ、トーク、グラビア撮影、漫画大喜利とか)、
トークショウの永江朗さんのお話は面白かったきがします。
土下座してまわんなきゃ本はうれないよ、とか、
トレーラーで編集しながらライブ出版をやったら、とか、
もっとお話を聞きたかったです。(元気な時に

渡辺さんのノベライブは良かった
ニコ生でやってるそのままを目の前で見た。
たぶん、ライブ出版の目的を達成するという意味も含めて
渡辺さんの時間が一番濃かったのではないかな~。
ついったー的140字短編2つと、
ループするある意味アート、な長編1つ、20分でばっちり書き上げていた。惚れるー!
タイトルとか、自分も参加したかったがスピーディなペースについていけず、、くやしい~

ノベライブやってるのはいまんとこ渡辺さんしか見た事ないんだけど、
なかなかこれって小説家にとっては勇気がいるというか、
とても精神的にオープンにならないとできないのでは、と思う。
いつもなんて惜しげがないんだ、と思うんだ。
全部見せまくりじゃん。
あ、かな入力なんだなとか、あ、途中でこんな風に校正してんだ、とか、
超短編とはいえ全部見えちゃうわけで。
しかもリアルタイムで読者(=参加者)の意見感想を聞くって勇気いらない?
おもしろいけど、ちょっと怖いような。
でも、そういうみんなの意見を取り入れながらその場で変化していく、、、
これってまさにライブ、としかいいようがないね。凄!

漫画家の方々は、知らない人々だったのだけど、
やっぱり描くのがはやくて線に迷いがないよな~。
ピョコタンという男性漫画家の絵はどこかで見た事があって、
しかも大喜利とか、共同4コマ作成とかのセンスが好きでした。
「応仁の乱」は良かった!絵じゃないけど。
目つき鋭く余白のない喋り方をする人で
飲み会にいたら絶対楽しそうなタイプ。黄色いTシャツはやっぱただもんじゃないのね。

西原さんも間接的に会えて感動しました。ふふふふ。
西原さんは画力テスト(記憶スケッチみたいなもの)で、
鳩山さん小沢さんとかエグザイルとか描いてました。
カワイイのに毒がきいていて笑えた。やっぱ好きッス

そだそだ、あと事前から楽しみにしていた企画のもうひとつは
グラビア撮影~!
アイドルの小明(あかり)ちゃんという子がモデルさんだったんだけど、
やっぱり、アイドルって、かわいいいいいいい
すごくちっちゃくて華奢でつるつるしている。
びっくり。やっぱりかわいいことは良い事だ

撮影は、もっとエロスなのを予想してたんだけど全然そんなことはなく、
衣装も露出かなり少なめで、時間が足りないこともありザクザク撮ってました。
小明ちゃんは、たぶん今回のイベントで一番お客さんに近づいてくれていたと思う。
そしてそんなところがエンターテイメントの世界の人だなって思った。
出版社の人は、やっぱり出版社の人なんだ。当たり前だけどね。
小明ちゃんは空気を鋭く察知して一生懸命盛り上げようと、というか、気を遣っていた感じ。けなげだった。
撮影中「私のことなんて気にせず皆さん飲んだり食べたり楽しんでくださいね」とか言うんだよ。
大丈夫だよみんなアナタの事見て楽しんでいるからー!
かなり自虐的な風もあったけれど、とても一生懸命で、
それがどストレートにこちらに伝わってきて
自然とすごく応援する気になった!
色々グラビアデビューしてから大変な事もたくさんあったみたいで、
そしてそれを正面きって赤裸々に語れる、
そういう人はやっぱり人をひきつける強さを持ってるなあと思った。

あの自虐な感じのままつっぱしるのも、アリだと思うし、
もっとプロ然としてキメキメにいくのもいいと思うし、
イイ女になってほしいなあと思いました(えらそう)
表紙撮影のとき、興奮のあまり声をかけてしまった、けど
「ありがとうございます!」って本当に嬉しそうに言ってくれて、
うーん、いい子だぁ。
ブログチェックするよ
小明ちゃんのブログ小明の秘話



・・・思い出すままにダラダラと書いてしまったが
とにかくそれだけ企画がたくさんあったという事で。
そして、そして、一番必死にがんばっていたのは
編集デザインの皆様でした
ステージ横にMacがずらーっと並んでいて、
5-6人くらいの編集スタッフさんだったかなぁ、
ものすごい形相でトークなんかする暇もないくらいの勢いで仕事してました。
永江さんのトークの時とかは聞いたそばから入力してたってことかな。
かなり大変そうな感じでした。
あの方々には本当に拍手拍手でありまする
あそこまで見せてくれてるなら、どんな風にデザインが進んでいくのか、
モニタ画面も見たかったけど・・そのへんはやっぱり秘密なのかな。

そんなこんなで最後に出演者と参加者のみんなで表紙撮影をやって、
その後はデータが印刷に送られて出力、雑誌ができあがるまで待機ということに。
おしおしで、当初の予定の20:30には余裕で出来上がらなかった。
その場にでっかいプリンタがあればホントにどんなに良かったことか残念だね。
スピードが、というよりも、最後の工程までその場で見たかったなーと・・・。

友達とガールズトーク(?)とかしながらしばらく待っていたけれど、
一向に進む気配がなく・・・・
待ち時間に元気だったら観覧車乗ってたかもな。


観覧車のふもとでおしゃべりしながら待機していた。

ピンクのシャツの方(たぶん店長さんかな)に聞いたら、
「デザインがなかなかOKがでなくて進まないんスよ~
しょうがないんですけどね」とのこと、、、
ありがちーー。
わかるけれど、どうなんだろう、
別に参加者のみんなはキレイな雑誌がほしい訳じゃなくて
リアル感の、勢いのある雑誌がほしいんじゃないかな。
結局22時30分ごろまで待っていたけれど
長時間立ってらんないし、お台場遠いので、住所を残して帰った。
うう・・・・。


もともと時間どおりにはいかないだろうなーっていう感じはイベントの最中からあったので別にいいんだ。
本番って予想してないいろんな事がおこったりワサワサするのは当然で。
前に書いた通り、目的に向かって優先順位つけないと
すべてがまじでグダグダ、な印象になってしまう。
たぶんいわゆる普通の雑誌と同じものを作ろうとしない方がいいんじゃないだろうか。
ライブ出版にはライブ出版ならではの企画、紙面づくりの方法が、
あるような気がした、
企画はむしろ数すくなく、マニアックにやるほうが向いているのかもしれない、、、

なーんて、現場の方々は本当に大変だったと思うし、
当日は学園祭のようなムードでそれなりに楽しかったし、
貴重な体験だった。
しかし正直あとあじが良くはなかった、
当日にできあがったのならば、「リアルタイム」な精神で送付してほしかった、一週間は、ちょっと長過ぎるね。
小学館まで取りに行こうかと思ったよ。

送られてきた雑誌には結局乱丁があり、それはもちろん予想されていたことだからかまわない。
そう、キレイな雑誌である必要は、たぶん2の次だと感じた。
そういう性質の出版物
とか言うとあんなに必死にやってる編集の方々に申し訳ないけど・・・。


わーい渡辺さんと一緒に写真におさまった。
「はじめてのジャズ」でタモ様や山下洋輔様と一緒におさまったのと同じ感じ


当日、帰り際にヨシナガさんと少しだけ話した。
なんか神経質さとゆるさの同居した不思議な雰囲気の方だなあ。
すごくかっこいい。
なんかすげぃテムパっていて申し訳なかった、、、
でもそんなヨシナガさんを見ていたら
次回、どれくらい進化するか、見てみたいなと思った。
そしてそのときには体調をちゃんとととのえて、もっと積極的に意見を出していきたいね

はぁなんかまとまらんけど。
自分の日記が一番遅くてリアルタイムじゃないっすな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感想文が書けません

2009年08月24日 | BOOKS
学生のときは課題図書があって、
感想文、しかもあらすじも書く、というのを年に何度かやらされていたのに・・・
最近は読んだ本のあらすじをまとめるという作業ができません。
いや、やろうとしてないだけかも。
だって本のあらすじや紹介ってネットでいくらでも検索できるもんね。
んで、上手にまとめてくれてるんだよね。
まぁようるすに、このブログはやっぱり人に向けて発信しているブログじゃないんだね・・・
それでも見てくれるひとには感謝してます~。グラツィエ!

ということで最近読んだのは、
白石一文「僕のなかの壊れていない部分」



タイトルがいいよねえ。最近、本は結構タイトル買いしてるかもな。。。この方の本は初めて読んだ。
なかなかヘヴィでございました。
だいぶ時間たってしまったので、
もう一回読まないとちゃんと理解できてないところがある。
ストーリーテラーっていうのではないと思いますが
心のギザギザしているところをえぐり出すように書いてくれますね。
主人公の男と彼をとりまく3人の恋人(なのかな?)とか
家庭環境に恵まれなかった若者、なんかが繰り広げる日々とこころ。

他の文学作品とか仏教の教えなどの引用がかなり多いところが
ときどき疲れたけど、そんな中の
すべてはみな同じひとつの魂であって、
だから愛することは他人も、自分とおなじように愛すること、
他人に自分と同じように思いをかけること、
そうすれば自分の命がなくなっても死ぬわけではない
・・・的なことを言っている箇所がありまして
それはとても美しいなあーと思いました。
そうすることで、死に対する恐怖が消えたらいいのに、と思う。
しかし他人の喜び苦しみを自分のものと同じように、
というのは本当に難しいな。

主人公は、かなり理屈っぽい男で、
いわゆるぬくぬくした幸せというのを望みながらもそれを受け入れることができないでいる感じ。
こういう人ってたまにいて、自分とは全然違う世界の人に見えるけど、
これがその人の普通なんだよね。
最近、そういう事がすこしだけ受け入れられるようになってきた。気がする。

ひえー支離滅裂だなあ。やっぱしもう一回読もう

新装版 洗脳体験 二澤雅喜・島田裕巳

これは面白いよ~
自己開発セミナーの体験記と、その分析的な記述とで構成されている。
前半のセミナー体験記が圧倒的におもしろいね。
だいたい、想像していた通りなのですが・・・
マルチ商法と、自己開発セミナー、宗教は、別物だけど
それぞれにリンクしているところがあってその辺の話も面白い。

この本のよいのは、善悪の観点があまりなくて
たんたんと事実(体験)をかたり、冷静に分析しているところ。
おいおい、なんでそれで泣けるんだよ!?っていうセミナー内容もかなりあるんだけど、
きっとその場ではそうならざるを得ないのかもしれないねえ。
いまはもう自己開発もハヤってないけど、当時は相当騒がれたんだろうなあ。
就職氷河期やオウムのころ、こういうのハヤってたよね。

自分はこういうの行っても全然ダメな気がする。なんとなく・・・。こういうの必要なさそう。

昔からなんとなくサブリミナルメッセージとかおもしろいと思っていて、
このテの本たまに読みたくなるんだよね。
今はマジックランタンサイクル(ケネスアンガー)が見たいんだけど
ツタヤとかにあるのかな~。



いまは、雑誌だけどCasaの安藤忠雄特集号にハマリちゅう。
ベネツィアのふるーい税関の建物を美術館にしたのかぁ!!!
そこ、運河沿いでみてるはず!!!知らなかった!!!
知ってれば絶対なか入ったのになーーーーー。おしいことをした。

んで、中田ヒデ関連本も読み中なんだけど
ヒデったらマンハッタンの古いマンションを買って
改築を安藤氏に依頼してたんだとー。
ふえええカッコイイ!セレブ!
すごい本題から離れたところで興奮しちゃったよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライブ小説

2009年06月05日 | BOOKS
本日はニコニコ生放送でライブ小説体験をしましたっ
(といっても閲覧中3回もブラウザがぶっ飛びやがりましたが)
ニコニコGTVチャンネル試験放送、中野k-cafeより生ちゅーけー

はじめの30分間は渡辺浩弐さんがその場でショートショートを書いていくという企画。
画面上にはちょっとななめになったモニタ画面(へんな描写だ)。
そこに文字通り小説が打ち込まれていくわけ。

これって面白くない?
普通、小説は完成品だよね。
でもこれは、著者の手から生まれるのと同時進行で、読者が読めちゃうんだよね。
しかも推敲してるとことかも見れちゃう。
渡辺さん惜しげなさすぎるぜ。
タイトルとかも完全には決まってないから、閲覧者のコメントとかからアイデアを拾ったり・・・
実際「ドアドア」ってタイトルはコメントからついたし

参加しないと面白味がいまいちわかんないと思うけど、
見始めると目が離せないのよこれがっ。トイレも行けねぃ。
そうまさにライブ。
ただ文字が紡がれるのがこんなにドキドキするとは

画面に入りきるサイズなどなど考慮したうえで、今回の小説は100文字縛り。
だいたい考えてあったとはいえ、30分間で3本書き上げていました。
外野(リアルにカフェにいたゲスト+ニコ生閲覧者)がわいわい言ってる中、
その状況を利用しながらの試みとはいえ、
瞬間瞬間に集中力を感じさせる渡辺さんスゴイなぁと思いました

日本語の100文字ってかなり情報盛り込めるんだね。
渡辺さんらしい黒っぽくオチが効くショートショート3本、
東京タワーのと、ドアドアと、女ってのは・・・っていうの。
書いている最中に見ている感じと、
「はい完成でーす」って言われてもういちど最初から読んで見た感じとで、
不思議と印象が変わるんだよね。
やはり「完成品」としての空気感を発するんだろうなあ。
ひとつめの東京タワーの作品が一番気に入ったかな。
自分も少しコメしたりして参加。おもしろかったー

後半は佐藤友哉さんと、トーク。やっぱり人気あるんだなあユヤタンは。
足もとみないってか、プロットいきづまるくらいなら最初から考えない、的スタンスはさすがー。
見習いたい。
目の前のものをどんどんやっていくうちに頂上についてた的な。

前半30分と後半30分で、明らかに時間のながれるはやさや密度が違ったー。
「クリエイター」で様々な活動されてるけれど、やっぱり自分は小説家な渡辺浩弐さんが好きかもな。
今回の試みは見たことのない感じで仕事場のぞいてるみたいだ。しかも大勢で。
小説家っていうとどうも不健康で孤高なイメージだったけど、
最近はそんなでもないんだね。
三島賞のユヤタンも、新刊売り切れ続出の村上春樹もすごいけど、
小説という形態そのものに新しい切り口で取り組んでいく渡辺浩弐もやっぱりソンケイなのだ
今後も注目

PCかたまったせいで寝るのが20分くらい遅くなった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空は、今日も、青いか?/石田衣良

2009年03月30日 | BOOKS
久しぶりに石田衣良さん
「空は、今日も、青いか?」エッセイ。


ここんとこずーーーーーっとウアホに「シャンブル」ばっか電車で聴いていたからね、、、
久しぶりに読書。

「R25」をはじめとして、日経新聞やananに掲載されたエッセイをまとめたもの。
R25世代にあてて書いているものがやはり多いんだけど、
ある程度年齢のいった女性、おじさま、お父さんたちなど、
色々な年齢層の、立場の人たちに語りかけるようなエッセイでした。

2004年-2005年のものなんで、
(ライブドア事件の話もあったー)
ちょっと時代がまた変わった(悪化した!?)感じもあるけど。

んー。石田衣良はエッセイより小説のほうが魅力的かなっ
あちこちに、美しい言葉はあるのだけど、
ずっしりと心に入ってくるものは少なかった。
あ、そもそもエッセイってそういうもの?

でも、とくにハッとした箇所があり、
それは結婚にまつわるメリット・デメリットという考え方に
衣良さんは違和感を持っているそうで、そんなくだり、

「得するカードばかり集めて、それが充実した人生になるのだろうか。
生きるうえではマイナスになる条件を、自分の意思で背負うところに、
逆説的にほんとうの人生の充実はあるのではないか。」

と、書いていました。
結婚だけじゃなくて、仕事とかなんでもさ、
たしかに、自分の意思で背負えばプラスもマイナスも関係ないよな!?
って思った。
なかなかそれって、勇気、いるんだけれど。

・・・そこに属せばある程度仕事もまわってくるだろうけれど、
自分が納得できない内情があるためそこには入らず、
自分で自分の道を切り開いていこうとしているある方、
を、思い出した。
その方をかっこいいと思うのはきっと自分のきちんとしたプライドを持って闘っているからだろうな。
パワー

あと全編を通して感じたのは、
やはり他人がだとか世間がだとかじゃない、
自分だけの、居心地のいい場所を確保すること、
これが人生を前向きに楽しく生きるには必要だなってこと。
それをさ、具体的にやってくにはどうしたらいいのか、
それがなかなかタイヘンなのだっ。
ここから先は「ひらきこもりのすすめ」を読むとより現実的になるんだな

小説のほうが好きだけど、これ読んで伝わってくる衣良さんご本人の
印象はやっぱりおおらかに前向きで、若者に対する目があったかい。
あと、この人は結局なんでもカッコついちゃうね
東京育ちだからこそ出るものなのかなぁ・・・

とりいそぎ記録。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと来た

2009年01月21日 | BOOKS


ということで渡辺浩弐さまの「吐田君に言わせるとこの世界は」
単行本、やっと、この手に~
パンドラに載ったのからまた丁寧に手を入れたそうなので
楽しみです。
いま「箱男」(安部公房)読み中だけど中断してこっち読みまする。

帰りの電車で読みながらきたけれど、
やっぱあの冒頭の、メグミに出会う以前の部分が
すっごく渡辺さんぽくていいんだよね~。
ロックなようなSFなような。ズルズル即興的にひきこまれる感じ。
「モニター上の冒険」を思い出す!
そのあとどんどん思わぬ方向に話は転がるわけでっ。

装丁も美しくていい本だと思います。

コクーンタワーのBook1stで買ってきたが
あそこはめちゃめちゃいろんな本があるね
迷子になるー。
今日はあんまりコーヒー気分でもなかったから
1Fのカフェ寄らなかったけどオシャレだったな~

さてこの本に関するイベントKOBO CAFEでやったらいいのにな
満月の夜にあの窓から月を見ながらとか・・・
「レシピ」のほうも気になるし、特別メニューでオレンジピラフ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吐田君

2009年01月21日 | BOOKS
待ちくたびれたが急にあらわれた!
今から迎えにいくぜぃ☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひさびさに本

2008年12月02日 | BOOKS
ひそかにひそかに単行本化を待っている
渡辺浩弐さまの「吐田君に言わせるとこの世界は」
延びにのびつつも、11月には出ると聞いていたのに
ネットだとまだ未定って表示ばっかり・・・・
コクーンタワーのBook1stに電話してみたら
「来年1月末までには出る予定」だって
んがー、待ちきれねっす。来年ってなに?
・・・既読とはいえ、やっぱりそれだけで一冊になるのは楽しみなんだ。

ちなみによく新刊の問い合わせをBook1stにするけど、
いつもスタッフさんの対応がきちんとしていて感心する。
本屋さんのヒトってなんとなくいいよなあ。

地元の本屋に久しぶりにいったら、
やたらと本が増えていた気がする。勢いづいてるっ。
新潮文庫だったかな「いま読みたい本」ランキングみたいので
「オーデュボンの祈り」が1位になってた~

伊坂幸太郎作品の中ではやっぱりいまだ「オーデュボン」が一番好き。
直近では「ゴールデンスランバー」「魔王」読んだけど
どちらも伊坂さんに警鐘を、ならされている気がした。
「マス」に流されるなって
考えろ考えろ。自分の頭で、あふれかえってる情報を「選択」する力ってのが
なにより大切なんだと思わされる。

「魔王/呼吸」は自分にはすこし難解だったかな・・
千葉が出てきたのにはびっくりしたけど
「ゴールデンスランバー」は世代的にすごく親近感があった。
そう、「逃げる」っていうのも立派な選択肢なんだと思った。
自分で考えて、正しいと思った事を、やりとげるのがいい。
あと、たとえば学生時代の仲間とかとのああいう見えない信頼感みたいの、すごく大切にしたいというか
自分にもああいうつながりがあると信じていたいな。
「思い」はgive and takeで、
意識しないところで呼び合っちゃうと実は信じているので

そんなこんなで吐田君待ちだし「砂漠」を読むー。
レジで前並んでた人が「グラスホッパー」買ってたので
思わず話しかけそうになった。人気だなあ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あと

2008年11月19日 | BOOKS
人の話を聞いたとき、自分が考えることのミナモトが本で読んだ事や映画だったりすることって結構多い。
自分が体験した事実は少なくて語れることはあまりない。

でもだからこそ、いろいろな本を読んだりするの大切だなーと思った。
世界が広がり、いろんな考え方を教えてくれるね今更ながら
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Once there was a way

2008年09月05日 | BOOKS
ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎さまっ
ハードカバーは買わない主義なのに・・・・
結局待ちきれずにこんな中途半端な時期にっ、買っちゃったじゃないかぁあ
満員電車では盾となって活躍してくれそう
じゃなくて。しばらく幸せな時間が増えそう
まだ今日読み始めたばかりだけど、早くも時間の流れや登場人物の多さにどきどき

sleep pretty darling do not cry and I'll sing a lullabye
ビートルズのゴールデンスランバーも大好きだ
ポールマッカートニーみたいな佐々木一太郎はこれからどんな動きを
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

果報者

2008年08月16日 | BOOKS
以前にも書いたけど渡辺浩弐著「iKILL」は衝撃
自分の行きてる現実はユルくて
でも、憎しみを持って生きる事、たとえば愛する人を「誰か」の手で殺められたりしたら
その「誰か」を憎み抜いて復讐することで果たしてその憎しみや悲しみは本当に消えるのか???
その誰かを、また別の人間が裁いて例えば死刑というかたちで命を奪う事は本当に正しいのか???
失った人は帰ってこない。じゃぁその気持ちはどこへいくんだろうか???
死刑判決がでたり、無差別殺人が起きたりすると、
この本を読み返したりして、色々考えさせられるんだ。
簡単には答えは出せない、自分は。

それだけじゃなく、読んだ時期なんかも含めて、自分にとってこの本はとても大切な一冊。
いままで何度かこの本にサインを貰えるチャンスがあったのだけど
ことごとくタイミングが合わなくて表紙の裏は白いままだった。
でも、今日はやっと、KOBO CAFEでサインを書いていただけた

自分の思いを渡辺さんにお伝えして、勝手だけれど
気合の入ったサインをしていただけたらすごく嬉しいのだけれど、とリクエストしたら
しばらくじっ、と考えてから、書いてくれた。

サインがゆっくり書かれていく様子はオンガクのアドリブを紡ぐのに似ているようにみえて面白かった。


チラ見せっ

自分は幸せだなあと思う
心に刺さってくる作品に出会えて、こうやってその著者に、
その作品に対する思いを直接伝えることのできる環境があるのが。
しかも、その方がいれてくれたコーヒーを飲みながらね
本当に感謝感謝・・・ありがとうございました
渡辺さんについては一度ちゃんと書きたいんだけどたぶん超長くなりそうだから
小出しに小出しにしよう

今回はブレインマッシュという奈須きのこさんブレンドだそう
最初のひとくちでいきなりいろんな香りと味が脳内にぃいいいって感じのインパクト大
でも洗練されていて後味もスキッとしてた
真夏のクーラのきいた部屋に良く合うね。美味しかった

そうそう今日はまた太田さんもいらしてた
ちょっとだけご挨拶できてうれしい。見ているだけで元気わけてもらえるような方

さー、ちょっと夏バテしかかってたけど、今度は良い秋を迎えるために
いまから色々がんばっておかなくては
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする