10月8日
サントリーホールの裏にあるエノキザカスタジオという小さなスタジオにて
Cのマエストロのところの発表会だった。
この会で伴奏をさせてもらうのは初めてでした。
オーバカナルでコーヒーとパンを買ってリハ出陣ん
最近フランス系のパン屋、、、ブーランジェリーってんですか?好きで~
結局風邪ひいてしまったCの調子はもとには戻ってない状態だったけど、
当日(私は)ひらきなおっていた、
いまさらどうすることもできないしコケてもいいじゃん,って感じで・・・
「うまくやろう」と思うほうが、うまくいかないんだよね本番って・・・
でも、本番は予想に反して(?)Cの歌は負けなかったと思う。
たぶん気持ちが負けてなかったんじゃないかなぁ。
伴奏してると正面からの姿はみえなくて背中を斜め後ろから見る感じになるんだけど、
今回、気迫が伝わってきたからなあ。
だから、できることをやりきった感はあったかな。よかった・・・
まだ録音聴いてないけど、実際の演奏はきっとアラが目立つものであろうとは思う。
でもこれも良い経験で。
今回はCにとって相当、自信につながったのではと、勝手に思っております
伴奏もどうかな、、、気持ちよくはやれたんだけど。
S君が「冷たい手を」の伴奏を聴いてたら自分も歌いたくなった、と感想を言ってくれて、うれしかった。
この曲は1年前初めてやったときに「もっと音楽に酔って!」ってアドバイスされ、
今回、人前で弾くのは3回目だったんだけど少しは成長したかなぁ・・・
自分の中での感じ方とアウトプットは結構変化したところもあるのだが・・・
ハイCにいく前のとこ、楽譜にはppと書いてあるんだけど、マエストロが
「これは左手のアルペジオのところを大きくしすぎるなという意味合であって、
右手の旋律はうわーっといっちゃっていいんじゃないの!」と言ってくれたのも、大きかった。
そ、自分でppで弾いていて、なんか違和感があったんだよね・・・
こういう判断が難しいなぁ。
自分の感覚を信じていいときと、そうでないときがある。
演奏した曲
ベッリーニ「ああ憧れの人よ」
ヴェルディ「ドン・カルロ」から「Io la vidi」
プッチーニ「ラ・ボエーム」から「冷たい手を」
クルティス「忘れな草」
あと別の方の「人知れぬ涙」の伴奏をやった。
なにげに「忘れな草」が一番難しかった・・・
カンツォーネもまた色々やってみたいなあ。
伴奏の方はもうひとりいらして、
その人は音大出身でいまもピアノで生計をたてていらっしゃるらしく
とてもキチンとした演奏をする「ピアニスト」でした。
以前だと、共演者にスゴイ人がいると萎縮してたところあったのだけれど、
最近は図太くなったというか開き直ったというか現実を受け入れたというか、
「へたなのは事実だからそういう自分でやるしかないっ」と
自然に思えるようになってきました。
どこに行っても「ひよこ」だからなぁ自分。ピヨッピヨだぜ
今回は楽しかったな。
あんまり緊張もしなかったけど、
平常心ではなかったなー、どうしてもハイになってるね無意識のうちに。
終演後に見に来てくれた方々とオーバカナルでプチ打ち上げ、
お酒飲めずペリエだったけど、ハッピーだった。
差し入れまでもらってしまい、うれしかったな~。
感謝・感謝
いただいたお花もかわいかった!