Something to Feel

"I'm basically happy person."

最近みたDVD

2012年02月09日 | 映画
ひまにまかせて
(ホントはやらなきゃいけないことあるんだけどさ!
もともと大雑把な性格だからなかなか・・・すぐ逃避しちゃって)
平日午後のテレビっておもしろくない
ので最近オウチカフェタイムにDVDを観たりしていた。

「告白」
原作読んでたのにまたもや結構ストーリー詳細忘れてたわ。
小説だとプロットがよくできているなぁという印象だった
いい意味で原作のひんやりした雰囲気が出てたきがする。
松たか子、やっぱり好きだわー。彼女をみるだけで8割満足感。
岡田将生のウザい感じもgoodだし木村多江もよかった。
水滴とか粉塵とか小さな粒子の描写も印象的だった。

「まほろ駅前多田便利軒」
これは原作は読んでない、、、
瑛太すきすっき鼻が素敵~。松田龍平も好きで、
観たかったのに見逃してたんだ。
町田が舞台なんだね!ゆるゆるっと楽しめました。
松田龍平の役に対して、「なにもないようで何でも持ってるんだよ」と指摘するところが印象的だった。
この2人はいい組み合わせだと思う。アヒルと鴨でも共演してたよね。
どうでもいいけど瑛太がもりもり食べてるシーンはとても魅力的だった

「マーラー 君に捧げるアダージョ」
昨年マーラーイヤーだったから・・・
あんまり音楽的なトコはなく、表層的なドラマ、に見えた。
もっと基礎知識あれば違ったのかな?あんまりグッとこなかったな。
映像の雰囲気は良かったけど。
それにしても妻アルマの奔放ぶりにはびっくりだ。
フロイトとかクリムトとか同時代なんだね。

「ミリオンダラーベイビー」
クリントイーストウッド!ヒラリースワンク!モーガンフリーマン!
これも見逃してしまっていたのだが
後半、こんなヘヴィな展開になるとは知らなかった!!!
とても難しい選択だと思った、、、
グラン・トリノを数年前にみたときも静かに考えさせられた。ミリオンダラーベイビーのほうが前の作品なんだね。
インビクタスも観ないとだなー。



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「人生万歳」「ソウル・キッチン」観た

2011年02月24日 | 映画
先日upした記事が文字化けしていたのですっかりヤル気が失せているpitocoダス

はー。

あのねウディ・アレンの「人生万歳!」が最高におもしろかったの!
原題は"Whatever works"というのだけど、もうこれ座右の銘だかんね。
神経質で知的な中年男惚れるー。主演のボリス役の俳優、声も超よかった。
アレン様はキューティセクシーな女性を描くのがうますぎるぅ。
そしてニューヨークにとにかく行きたくなる!!!空気感都会的すぎ

あと、「ソウル・キッチン」ていうハンブルグの大衆レストランを舞台にした映画も
まっこといかしてて(死語?)大満足だった。
なんかリアリティ感じるし愛があるし音楽とのからみもなんだか洗練されてるし
すべてがいかったです。ドイツ語のひびきも新鮮だった。ハンブルグ行きてぃ!
変人系でも天才シェフ惚れるー。ナイフを肌身はなさず持っているという・・・

ストーリーとかこまかいことをもう一度書く元気はない、、、いまんとこ、、

変人系天才といえば
ついにイアン・ボストリッジを生で観られることとなり超たのしみなのだ!
来日するの知ったの最近だから良い席残ってなかったけど・・・でもいいの!
シューベルト。予習しておかないと。
テノールのコンサートに1人ででかけるなんて昔の自分では考えられなかったな・・・

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そうなんだよ

2010年04月14日 | 映画
あんまり気がついてないひとが多いだろうと思うけどね。

ジム・キャリーって足長くてスタイルもいいしね。ハンサムガイだよ。ケーブルガイでもあるけど。
警官の制服とか、タキシードとか、そういうのめちゃくちゃ似合うんだぜぇ!
歌もうまい。というか声そのものが素敵なんだよね~。
ただ緑色でラバーフェイスなだけじゃないんだよ~。

コメディやって、そのまともかっこいい部分がかき消えてしまうほどのぶち切れ具合がね~、たまんないのよ。

そんなだから、現実と虚構の境目的なお話がとっても合ってるとおもう。
トルーマンショウとかエターナルサンシャインとか。
フィリップも実話だけどちょっと一般的にはありえない感じ、
そのへんのリアリティがすごい。




.....I LOVE YOU JIM CARREY.

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バグダッド・カフェ(ニュー・ディレクターズ・カット版)

2010年02月05日 | 映画

映画館で「バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版」を観ました。
今更説明不要の有名な映画ですよね。
自分はいままで観た事なかった。

・・・・すっっっっっっっばらひい作品ですね
カンペキな。
いままで観ていなかった事を後悔するほどの。
とにかく映像があまりにも美しい、
どのシーンをとってもポストカードになりそうだ。
アメリカ田舎町、ガソリンスタンドとモーテルとカフェ。
湿度が低くて陽射し強く、
昼は砂埃が黄色く、遠くの草は緑濃く、夕焼けは赤く燃えて・・・

人間模様も色々な立場が描かれていて皆それぞれに魅力的。
だんだんと表情が変わって、みんながつながっていくところがよかった。

そして名曲"Calling you"をはじめとする音楽もすばらしい。
あの環境にバッハの平均律をもってくるとはね~
それがまた美しいんだよな。ざらりとした美しさ。

My Favorite Movie Rankingの上位にいきなりあがってきた
あまりにも遅かったけど、観てほんとに良かった


あ、あと伊勢丹のチョコまつりサロン・デュ・ショコラに行ってきたんだよ
仕事さぼってな
ちょっとしかみれなかったけど
もう今日はおそいから、つづく。

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映画版「重力ピエロ」

2009年11月01日 | 映画
映画版の「重力ピエロ」観てきたよ。

またまたgoo映画からあらすじ転載
遺伝子を研究する大学院生・泉水と芸術的な才能を持つ2つ年下の弟・春は、仲の良い普通の兄弟だ。優しい父と三人で、平穏に、そして陽気に暮らしている。だが、この家族には春の出生に関わる哀しい“過去”があった。その原因をもたらした“ある男”が街に戻ってきた。そして、時を同じくして不審な連続放火事件が発生する。その現場には謎めいたグラフィックアートが残されていた…。


うっすらネタバレするかも。

小説を読んでいたからこそすんなり観れた部分や、
セリフの重みを理解できてた部分というのが結構あったかとは思うけど
読んでなくてもかなり楽しめた作品だと思うー。

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」、というセリフ
まさにこの作品そのものだよなと思った。
映画になって改めて、このテーマはあまりにも深いと思った・・・

もちろん、胸が悪くなって歯ぎしりしそうに絶対的な「悪」は存在しているのだけれど。それとは別で、

春のような事情で生まれてくる人を、
生まれてくる前に、産もうと「自分で考えて」決断した父親・・・

生物学的な父親との関係を絶とうとしたその方法、、、
春のやったことはとても正しいけれど、犯罪でもある。。。

答えは簡単にひとつに絞れないよ。

うぁーまた原作を読み直さなくては。やっぱしコレは名作っすな!

映画のほうはキャスティングがGood!だった。すごいなー。
とくに和泉役の加瀬亮はぴったり。
陸橋(歩道橋?)の上で感情を高ぶらせるシーンはこちらも息ができなかった。

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映画「扉をたたく人」

2009年11月01日 | 映画
「扉をたたく人」原題:The Visitor

以下あらすじはGoo映画から転載!
コネチカットで暮らす大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は、妻と死に別れて以来本を書く事にも、教える事にも情熱を燃やせず憂鬱な日々を送っていた。ある日、出張でニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカップルに遭遇する。知人に騙されて住んでいたというそのカップルは、シリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと名乗る。
ニューヨークを舞台に、孤独な初老の大学教授と移民青年が出会う――異文化で育った異人種の交流という普遍的な物語を背景にしながらも、9.11テロ以降、外国人に対してきわめて不寛容になっているアメリカの姿を鋭く指摘する。


ウォルターとタレクがジャンベを通じて少しずつ心を通わせていくところがよかった。
喜びの感情を少しずつ表にだしていく、公園でのジャンベセッションするシーン、
ラストシーンではウォルターのやるせない感情がジャンベにのって痛々しく響く。
リズムだけの楽器なぶん、気持ちがよりダイレクトにあらわれてました。

個人対個人は、たいていの場合心をかよわせることができるのに、
その単位が大きくなっていくにつれて、無感情で横柄で偏見的な言動が生まれてくる・・・どうしてなんだろう。

ストーリーから離れるけど、
タレクの恋人ゼイナブのファッションがとてもかっこよかった。
黒い肌とベリーベリーショートにはえる原色のニットや大ぶりのピアス。
それからタレクの母親役の人も、
顔にしわが刻まれてあるていど年齢いってると思うけど、瞳とか表情とかとても美しかった。

あとニューヨークの映像、外国のにおいがしてきそうな感じで良かった!
(外国の建物って独特のにおいするじゃん、ああいうのがわかる感じ)


この日は上映中に非常ベルが鳴って、5分ほど上映を中断するというハプニングがあった!!
隣の演劇用の劇場で稽古があり、そこでたいていたスモークに探知機が反応したらしい・・・。
何事もなくてよかったけど、ちょっとドキドキしたぁ。
終演後、おわびといって招待券をくれたよ・・・別にそんな、よかったのに。
また観に行こう!
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「立体東京-3D Tokyo-」in 国際3D Fair

2009年10月28日 | 映画
むっふふーん。
安達寛高(乙一)監督の3D映画、「立体東京」を見てきた~

10/22-10/25まで、Digital Content Expo 2009という催しがお台場エリアであり、
そのうちのひとつ、「国際3D Fair/3Dシアターセッション」 @豊洲ユナイテッドシネマ、で上映されました。

なんで行ったかって、もちろん安達監督の作品にも興味があったんだけど、
映画の前に安達監督と渡辺浩弐さんのトークショウがあったからだよ~
最近なべ様、色々出ているな~

ちなみにセッションの構成は
・安達監督x渡辺浩弐トークショー
・「立体東京」上映
・リアルD社社長兼共同創設人ジョシュア・グリア氏トークショー
・立体映像コンテンツの上映
てな感じでした。
(出演/渡辺浩弐、安達寛高、渡部健司、ジョシュア・グリア、長谷亙二)

短い時間ながら、渡辺さんの回転のはやい司会進行で、
決しておしゃべりが得意ではなさそうな(でも相変わらずいい雰囲気!)安達監督から色々なお話が聞けました。

「立体東京」は、4年前(2005年か)安達監督の自主制作だそうです・・・。
自主制作立体映画、のサキガケといえる貴重な作品なのだそうです。
当時は、赤青メガネで見るタイプの映像だったそうなのですが、今回は偏光眼鏡用に編集を加えたらしいです。
このへんの事は、自分は技術的にはまったくわからないのですが、以前よりも色みが良くなったとのことで安達監督はとても喜んでました。

立体映像の技術は独学で、2台のカメラを使用して撮影されていて、
同時に2台のカメラの録画ボタンを押すのがとても困難なので
編集作業のときにゼロコンマ1秒を揃えたりしたそうです・・・
色々苦労エピソードがあったみたい

で、
かつては漫画描いたりだとか他にも色々していたけれど、しぼりこんで現在は小説と映画をやってる(by安達監督)

「静かな」立体映像がなかったから、自分で創ってしまえーと思った(by安達監督)

映画、コンテンツ製作側の人たちは、たとえば原作が小説だとしたら、著者に意見をもっと聞いてみてほしい。安達監督のように、原作者は小説の時点で映像に発展するところまで考えているものだ(by渡辺さん)

といったお話が印象的でした。
トークの全体としては、渡辺さんが安達監督の才能をみんなに紹介している感じだった。
私はどどどど素人だけど、会場は3Dコンテンツ業界の人もかなり多かったみたい(スーツ姿の人もたくさん)。

渡辺さんは業界の方々に、この作品を通して、センスが大切だということ、技術側だけでなく原作者にも意見を求めて一緒に創っていく姿勢が大切だということを強く訴えている感じがしました。

作品はというと、ひとりの少女が(生き別れ?)のお母さんを探しに東京に出てきて、街をさまようというストーリー。
主人公の女の子がめちゃめちゃかわいい、某監督のお嬢さんで某監督の奥様むふふふふ
セリフはほとんどなくて、主人公はヒッタクリ(某T本T彦さん)やナンパ(?)(某S藤Y哉さん)にあったりしながら、新宿、渋谷や、公園、住宅街などを歩きます。
人波、建物、光、空気感・・・リアルな東京がそこにあった。
立体映像という事を一瞬わすれている自分がいた。
美しいよ~。やわらかい気持ちの続く素敵な作品でした

渡辺さんの事前の解説では、渋谷の街に朝日が昇るシーンが本当にすばらしい、現在の東京の写真集としても歴史に残る作品、ということだったのですが、まったくもっておっしゃるとおりでありました

安達監督の感性はちょっとひんやりしていてでもやさしくて「立体東京」は見ていて気持ちのよい映像
音ズレ等、若干のトラブルがあったけれど、それをカバーしてありあまるセンスでした。
無料だったのが申し訳ないくらいでした。


楽しい上映の後は、ジョシュア・グリア氏のトークと最先端技術を使用したコンテンツがいくつか紹介されました。
一気に商業的な雰囲気になっていたな
やっぱり「飛び出す3D」が多く、
さらにあくまで個人的な趣味だけど、ひとつ「なんじゃこの悪趣味は」という映像があり、
そんなのを見ていると、「立体東京」の個性がよけいに引き立ってくるように思えた。
たとえ最先端技術で創られたものでなくても、予算は少なくても、心に残る作品は創れるんだね。

コンテンツ紹介では、海の中の映像と、U2のライブ映像がものすごかったです。ボノー

むかし渡辺さんがハイテクを色々紹介していたころを思い出した。
キャリア長いんだな~(何をいまさら)
ああいう方々の前で安達監督を紹介して、主張できる渡辺さんってすごい人なんだなーと改めて思った。
うまくいえないんだけど、会場に来ていたビジネスな方々の雰囲気を見ていると・・・なんとなく。
高圧的なとこもなく、「俺ってばクリエイターだから」的な気取った感じもなく、なべ様はやっぱり素敵だわ


終了後はほどよくお腹もすいたんで、シネコンにくっついてるカフェバーに行きました。
ここがまた雰囲気がよくってさ~~
テーブルからレインボーブリッジ眺めたい放題
超おすすめデートスポット~
ひとりだったけど、こういう機会もなかなかないから入ったよ。
軽食・・・とか思ってたけど結局ガッツリパスタ食した。ビバおひとりさま
豊洲って行った事なかったけど、ここはおすすめだな~

長文
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小説と映画と更新と

2009年10月24日 | 映画
更新が・・・

ここんとこ自分の好きな小説家原作の映画だとか色々作家がらみのイベンツが多いな~。

伊坂幸太郎原作の「重力ピエロ」映画のこと
安達寛高(乙一)監督の3D映画「立体東京-3D Tokyo-」in Digital Content Expo 2009のこと

この間の信さま&林さんの事も忘れないうちにもうちょっと書いておきたいし
白石一文さんの本のことももうちょっと書いておきたいし
明日は少しずつ更新できたらいいなと思ってます。


昨日夕食を摂ったレインボーブリッジがど正面に見えるムーディーなカフェ、
豊洲ららぽーと内のシネコン・ユナイテッドシネマにあるんだけど。
「東のエデン」というアニメ映画もそこでこんど公開らしく、店内もちょっとフィーチャーしてた。
隣に座っていた見知らぬ女の子が「すみません、もしそれいらなかったらいただけますか?」と声をかけてきたのでコースターをよく見たら、そのイラストがついていた。
全く知らない作品だったこともあり快く差し上げました。
その子はどうもこの東のエデン企画カフェだけのためにここに来たような様子。
高校生くらいかしら。夜にこんなお店に一人で入るの勇気いっただろうにな。
でも、席をたつときにも再び「ありがとうございました」って言ってくれて、
ガラスの向こうの夜景もうれしそーに写真撮っていたな。
微笑ましかったなあ。


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「蟹工船」映画

2009年10月15日 | 映画


毎度遅ればせながら
小林多喜二の「蟹工船」、映画を観てきた。
いまさら説明する必要もないのでしょうけども
北の海でカニ缶作りにコキ使われる貧しい労働者たちが極悪監督・浅川に立ち向かって行くお話。



監督・脚本:SABU
出演:松田龍平、西島秀俊、他

これ映像世界がカッコイイ
原作も読んだけど、原作はもっと汚くて辛くて痛々しい。
映画版は、出演してる俳優さんたちが現代的な顔立ちなせいもあるかもしれないけど、
なかなかドライだし、コミカルなところもある。
労働者たちが家族を思い出すシーンや
生まれ変わったところを想像するシーンは思わず笑っちゃったし、
自決のシーンなんて苦しいハズなのにミュージカルみたいだったよ。
蟹缶をつくる工場の色のトーンや機械もかっこよかったし、
労働者たちのねぐら(鉄管を蜂の巣みたいにしてある)とか
なんかセンスいいなあ~と思った。
舞台っぽいつくり。

あの原作から、ここまで現代的につくるってすごいなあ。
文体とか、セリフ回しとか、80年前でほんと古い感じなのに。
セリフの内容とかはかなり変えてあるし、
キタナイ描写もかなり少ないけど、
皆で立ち向かって行くエネルギーはそのままに表現されている感じがして良かった。

原作を読んだときは
主人公がハッキリせず、あまり個人が特定されていないところと、
最終的な結末は描かれていないところがとても新鮮だった。
「えっ、ここで終わるの?」みたいな。
浅川監督がどうなったかは描かれてない。
映画のほうも、一応松田龍平がリーダーだけど、みんなが主役。
結果はどうあれ、
「集団」で、一人一人の力で「立ち上がる」ことがきっと大切なんだろう。


やっぱり松田龍平はいいな~。声もいい。やっぱ好き!
観たのは「アヒルと鴨のコインロッカー」に次いでまだ2作目だけど。
「蟹工船」にはお笑い芸人のTKOのふたりも出ていて、
特にせんとくんに似ている方の人(木下隆行)がすごいいい味だしてました。

これからはカニ缶も心して食べよう。
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天体小説、乙桜学園祭を観る

2009年10月08日 | 映画
@ユーロスペース。
台風がくるか!という水曜の夜にやっと行って来た!!

ここ1年くらい気になっている乙一(安達寛高)さん。
映画も撮ってるなんて知らなかった。
桜井亜美さんと、天体が共通テーマなのかな、それぞれが監督した映画、
「一周忌物語」(安達監督)と「PLANETARIUM」(桜井監督)2本の上映と、
その後トークショー、を毎日やるというイベント。
トークショーゲストには日によって岩井俊二監督や押井守監督も来てるらしい!

「一周忌物語」は、亡くなった男の子の元カノが
男の子の実家にいる母親から連絡を受けて、一周忌に訪ねるのだけど、実は・・・
というようなお話。
ああー、小説と同じ空気がある~!
なんとなくなつかしい田舎のにおい、だけど幻想的な感じ。
人と人とのつながりに、ほんわりしたあたたかみがある。
あと田舎の景色がとてもきれいでした。
いろんな伏線があって、つながるところも面白かった。
「夏と花火と・・・」に似た雰囲気を感じたかな。

桜井監督の「PLANETARIUM」も、青春の甘酸っぱい感じと
一生懸命で落ちちゃいそうな感じ、でもハッピーな世界でいいなと思った。
(なんという抽象的な感想・・・・)
ホームで育った女の子が、中学のクラスメイトで親に捨てられてしまった男の子と恋をして・・・的お話。
結末に向かってどんどんボルテージ上がってく感じで引き込まれました。

台風前だったので、トークショーはちょっと短めだったのかな?
でも比較的まったり~とした雰囲気で楽しかった。
安達監督はすごいいじられてたなあ・・・
あんな感じの方なのか・・・後書きからにじみ出る人間性まんまだなぁ。
とても内臓を取り出して・・・とか書いてる人とつながらないけど。
なんとなくクールな人かなとか思ってたけどむしろほっとする系に見えました。

最後に桜井監督が、映画ってやっぱり肩肘はらずに楽しんでみるものだと思う、
ポップコーンとか食べながら。
学園祭みたいにこうやってみんなでくだらない楽しい話をするのはいいよね、
というようなことをおっしゃっていて、
こちらもとてもハッピーな気持ちになりました!


終了後、監督たちロビーにいらっしゃったので、乙一さんにサインをもらった・・・
自分の中ではまだ安達監督より乙一さんとしてのほうが認識が強いので・・
といっても文庫本しか持ってないんだけどー!ひー。
電車で読むからしょうがないんだぁ。
大好きなSeven Roomsの入っている「ZOO」 1に、
しかもサインペン持ってなくてボールペンで!書いてもらった
うれしいー、ありがとうございました。
Seven Roomsについては「自分でハードル上げてしまった」とおっしゃってて可笑しかった。

なんか面と向かうと緊張してしまうなやっぱり。
乙一さんちょう頭きれそう。でもなんだかやっぱり安心感オーラあるぅ。
握手もしてもらったのだけど、
こういう、著名人?一方的に知ってる方に握手してもらった中で、
乙一さんは一番、しっかり、長く、ちゃんと握手してくださった。
惚れてまうやろーーーー!!!なーんて。
ニンゲンがこっちに伝わってきて、嬉しかったス!


監督お二人は上映期間中は毎日劇場にいらしているそう。
(安達監督は身内のご不幸で一日だけお休みしたそうだけど)
なんという懸命さでありましょうかっ。
自分で作った作品なのだから当然かもしれないとはいえ、
そういう熱意ってこちらにも強く伝わるね。

それで思い出したけどやっぱりエリカ様のあの態度はなかったよね。
出演側と製作側との違いはあるとはいえ
ひとつの作品を一緒に作ってきたのにあの無愛想は
お客にもスタッフにも失礼だよね。。
品川もドロップものすごい一生懸命アピールしていたし
あの売れっ子な三谷幸喜でさえ、マジックアワーの時とか狂ったように宣伝してたし。
まぁ今更って話だけど改めて感じたので書いておくワン。

レイトショウはなんだかんだで23時過ぎには終わり、
雨足が強くなってはいたけど無事に帰宅できた。よかったー。
乙一さんの作品はこれからもチェックしていきたいと思います、小説も映画も

この装丁もかっこよくて好き!
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A Hard Day's Night

2009年07月09日 | 映画
今晩は川崎市アートセンターで
A Hard Day's Nightを上映していたので観てきた。

1964年かぁ~~。
ビートルズ・・・・

Loveだぜ

ていうか妙にしみじみとしてしまったよ観ていて。
だって全員いてみんな若いんだもん。
それで動き回って、あの声で喋って・・・。

初期はじつは普段そんなに聴かないのですが
こうやってじっくりみると、やっぱり、素敵なオンガクだなー。
とくにIF I FELLが印象的だった。

何度も何度もいろんなところでいろんなミーハーの演奏
プロもアマも含めて耳にする機会があるけれど
やっぱりやっぱりオリジナルが最高。

ああでもジョンもジョージもいまはもういないんだもんね。
年月の流れは不思議。
今年はビッグミュージシャンがいなくなってしまう年なので
よけいにそんなこと考えた。
でも、こうやって今でも音楽が、映像が本人がいなくなったあとも世の中に残っていて
これからもずっと存在していくのは嬉しいことだね。


やっぱりビートルズは理屈ぬきに良いなとつくづく感じました。


自分があの時代でおっかけだったら
きっとジョージの雰囲気が好きかと、、、
あと彼らの英語の発音が好き、ジョンとジョージの喋り方が好きだな。

アートセンターはこないだRolling Stones Shine a Lightもやってたし
永遠のマリア・カラスもやってた。
こんどはSound of Musicもやる予定、なかなか楽しいラインナップ。

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アニー・リーボヴィッツ

2009年05月14日 | 映画
アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
観た



フォトグラファー、アニー・リーボヴィッツ。
最初に名前を知ったのは大学生のとき、大学の図書館で

なんかの時間つぶしで、図書館である写真集を見てたんだ。
ロックスターポートレイトとかそんなんだったかもしれない。
載っている写真の中で、うわなんかこれおもしろいとか、
なんか強いものがあるなあと感じる写真には
必ずphoto: Annie Leibovitzって小さく印字されてた。
一体このひとナニモノなんだろ、ってそのときぼんやり思ったのが最初。

そのとき見て覚えている写真は、
ブライアン・ウィルソンが海辺にて
グランドピアノを置きなぜかその上に乗って水着でポーズ取ってる
という強烈なモノ。
あとはなんといってもジョンとヨーコの。
ヨーコに裸のジョンが抱きついている写真ね。
不思議な写真、まるで海の中にでもいるみたいで。

あれから、こんなに時間がたっても、彼女のドキュメンタリーをみたいと思ったのは
やっぱり写真がすごく魅力的だったから。

すごくさりげない映画だったけれど
とにかく写真がすばらしくて、音楽も雰囲気あったな!
アニーは「仕事の人」だ、ヒゲとボインならヒゲだわ
Hi!って大物セレブたちにフレンドリに挨拶するところもかっこいい!

撮られるスターたちが皆、
「いつしか存在を忘れる、撮られている事を忘れている」
と言っていたのが印象的。空気になっちゃうっていう。
アニーも「被写体の一部になる」ためにしばらく一緒に過ごすといっていて、
プロフェッショナルかつアートだなあと思った。
・・・それでストーンズのツアー同行してドラッグも覚えてきちゃうとか
すごい時代よね。自由なパワーがみなぎっている
あこがれのヒッピーの時代にセイシュンを過ごしていたんだな~。

あー0時だ


追記
なにが言いたかったかわからなくなったけど
写真、プリント(現像)された写真はやっぱりニンゲンを生を語るかんじがしてよいなと思った。
最近デジカメで撮ってモニタ上でみておわりなことが多かったり
ケータイで気分で撮っておわったり(それはそれで楽しいけど)
あとポートレイト撮る写真家は結構女性が好きかも。同性だからかな。なにかを共有できるカンジが。。。
そしてやっぱり70年代くらいのアメリカはわくわくする!
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Shine a Light!!!

2009年04月12日 | 映画
The Rolling Stones  SHINE A LIGHT
観たーーーーーーー
rock



監督:マーティン・スコセッシ

ミック・ジャガー
キース・リチャーズ
チャーリー・ワッツ
ロニー・ウッド

ジャック・ホワイト
バディ・ガイ
クリスティーナ・アギレラ

NYビーコンシアターでのライブ、2006/10/29、11/1

ヴォオオオオオオオオオオオオオ
すとーんずぅうううううう
かっこいい、マージデカッコヨスギルデショコレハ
理屈抜きに。
これをカッコイイと言わずして世の中のなにをカッコイイと言うのか
すごいーこの人たちっっっっ
人間ってすげえ。全員、還暦すぎてんでしょ?
ミックの体型とパワーセクシーですらある
キースはよくみるとメタボリックな体型だけど
あの釘付けになっちゃう雰囲気なんなの?

皺ができるとか、腹が出る、とか、細部は関係ない
生き方が精神がきっとその人のオーラみたいのをつくるのね
年齢がいったらとくに。
存在そのものがかっこいい
ほんっとすげいっす
なんかこれから生きていくのに勇気を与えられた。すごい映画だぁ。

スコセッシ監督。
これってドキュメンタリーといっていいんだよね。
ライブってそのままのありのままの彼らの姿を
さらにグッサーとくるようなふうに撮ってくれてありがとう
最初から最後までドキドキしたよ~
こんなカッコイイ作品を生み出してくれて感謝
そしてこれからも転がり続けていくであろうStonesに拍手だわ



自分は観たいな~と思った映画があっても
なんとなく逃してしまうということがよくあり、
この映画も気づいたら終わってしまっていて「ありゃー」だった。
でも、今月、川崎市アートセンターがこの作品をpick upしてくれたので
スクリーンで観る事が出来た。良かった

ミュージックに関しても大満足でなにもいうことはないのです
バディ・ガイが強烈でしたな~生きる音楽そのものって感じ!
クリスティーナ・アギレラは好きなので出てきてうれしかった。パンチアウトされたぜ
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ジム・キャリー☆イエスマン

2009年03月24日 | 映画
「イエスマン "YES"は人生のパスワード」観たよ~

監督:ペイトン・リード
出演:ジム・キャリー、ゾーイ・デシャネル etc.


写真はgoo映画のとこから拝借

にゃぁ~久々のジムの新作
以下うっすらネタバレしながら雑感。

ストーリーは
(ジムの出演作によくありそうな)、
仕事である銀行の融資も、プライベートのつきあいも、
Noばっかりで輝きのない毎日を過ごしていたジム扮するカールが、
知人の誘いで自己啓発セミナー的?なYESの会みたいのに参加しちゃって、
選択を迫られることにはすべてYESと答えるように誓いを立てる。
(そのセミナーでNoと発言すると参加者みんなから
"No man! No man!"とはやしたてられてしまうという・・・)

そうすることで、あれよあれよという間にカールの生活が
明るくなっていき・・・
そしていかにもなアクシデントが起こり・・・(以下省略)

というような感じで
比較的ライトに展開するんだけど

自分の場合、
日々を、少し変化させるにはどうしたらよいか
小さなことでいいから、考えるようにしてるんだけど
(こないだみたいにステーショナリー変えてみたり)
そんな自分にとってYESの誓いも結構役に立つかも
一時期、誘いはできるだけ断らないようにしていたことがあるけど、
それに近いものがあるかもねん。

ある物事に、踏み切れないのには
勇気や時間や距離や常識、いろいろ理由というか言い訳というかあると思うんだけど、
YESの誓いはそんなもんとりあえずぜんぶ無視してとにかくアクションってところかな。
そういうのが必要な場合もあるかんね~・・・

ということで、けっこう共感できるところあり。

ジム様については
結構歳とったなーという感じはあるけど
そのぶん、とてもかっこ良くなっていました、ムヒヒヒ
(そうだよどうせおりはおやじ趣味だよ)
いつもこういうリアリティと非リアリティの狭間みたいな話、うまく演じるよな。

一つ一つのエピソードが、なんともジムらしかった
バーでケンカとか、韓国語披露とかエアクラフト?操縦しちゃったりバンジージャンプしちゃったり、、、
お尻出してブリブリにカッコイイバイク乗り回して恋人を追ったり、、、
「一緒に暮らさない?」と言われて迷うってとこにすんごいリアリティを感じたね

お気に入りは飛び降り自殺を止めようとするシーン、
ギターを習いたくないか?YES!で始めたギターが役に立って
自殺志願者を助けちゃうのだけどね、
ジムは歌もうまいからさ~、こういうシーンが楽しいんだ。
思えば「マスク」も「ケーブルガイ」も
自分にとってキモなシーンはジムが歌うとこだな

というわけで全体としては78点くらい
・・・ジム・キャリー出演作では
やはり万人受けしそうで良い作品だなーというのは
「トルーマンショウ」とか「エターナルサンシャイン」あたりかな。
マニアックにジムを堪能できるのはなんといっても「ケーブル・ガイ」!
やっぱさ正気と狂気の入り乱れ感がねぃ、
しびれるだぜたまんないだぜまったくシルブプレWAO!
てか、これベン・スティラー監督だったんかー
脇役だけど「バットマンフォーエバー」のリドラー役も捨て難し


あっ、そうそうジムだけじゃなくて、
恋人アリソン役のゾーイ・デシャネルがすんごい可愛かったの

上司宅でのハリポタ・コスプレパーティに参加したふたり

アリソンはジョギング・フォトやったりバンドやってたり
好奇心旺盛で自由で、
でも恋するとかわいい乙女って感じで
髪型がなんともキュートだった。マネしたーい。また頑張ってのばそっかな

むぁ支離滅裂長文
コメント
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YES MAN

2009年03月03日 | 映画
ポッポポー

ジム・キャリーの新作YES MANが来るのー?
久しぶりのコメディ楽しみだなぁ。
なんにでもYESと言ってしまう云々・・
ライアーライアー的なかんじかなぁ??
楽しみだな~~

こないだジム主演のTHE NUMBER 23みたけど
ストーリーが・・・・「あれはどうなったの?」ってトコだらけでなあ。
ジムは魅力的だったけど
感情移入できない部分が多すぎた。
最後きれいに終わろうとしなくてもよかったとも思うし・・・。
無理にサックス持たせなくてもいいし・・・。
ジムはこの映画に出たおかげでワースト俳優の賞みたいのもらっちゃってたからな
(受賞理由が、ジムのような俳優がnumber23みたいなB級映画に出るなんて信じがたいため、らしい、なんじゃそりゃ)

先日またTVでMASKやってたね。
若き日のジムとキャメロンディアズが見られる
何回観てもマイロがが最高だねっ
ケームショの壁を駆け上がるシーンと
マスクをキャッチするシーンに叫んでしまうわ。
そしてジムがケーサツに包囲されて歌いだすシーンが何度観ても心躍る

コメント (2)
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