ごみ有料化

12月の定例市議会では、ごみ有料化に関する条例案の審議が行われています。
正式には、「多摩市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の改正について」というのが家庭ごみの有料化を含む条例案だそうです。
この条例案は、2005年12月14日(水)に建設環境常任委員会で審議された結果、
　賛成：1票、　反対：2票、　継続：2票
という結果になり、12月21日（水）の本会議には提出されず、事実上廃案になったそうです。
因みに、建設環境常任委員会のメンバーは、こちらを参照して下さい。

さてこの結果、ごみの有料化条例案は早くても来年の3月定例会まで審議されることは無く、3月定例会は2006年度予算編成がメインですから、2006年6月定例会まで審議されない？って事になりました。2006年7月からの有料化は半年以上遅れる事になるのでしょう。
でも来年の4月には市長選があるので当選者次第ではごみ有料化自体が当分先送りになるのかもしれません。

それにしても、渡辺市長は”2005年度予算”と”ごみ有料化条例案”という2つの大きい案件を否決された事になるわけです。市長は何を今思っているのでしょうか？
予算はさておき、”ごみ有料化”に関しては出張説明会や駅前でのビラ配りなど結構積極的に活動していたようですが、説明などに矛盾が多かったのかな？

条例の成立、不成立に関係なくゴミを減らす工夫を日々心掛けたいと思います。まずは4R(Refuse、Reduce、Reuse、Recycle)を意識する事からでしょうかネ。

カメの菊五郎でした。