主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2016-08-20 16:04:00 | 読書
今回の鍛刀イベントは、もはや諦めムードです。
鳴狐、小夜乱舞です…。

合間に本を読みつつ、やっていました。
夢中になれるほどの本ではなかったお陰で。


梶尾真治著『猫の惑星』
表紙の猫たちの可愛さに惹かれて借りてみました。
最初は、「なかなか面白いかな」と思ったのですが、真ん中まで読み進めると、「真ん中まで来てこの程度の展開?」。
終盤、「冒険した距離…」「そういうオチか…。全然目新しくない」


内容紹介
この世界の本当の支配者は猫なんだよ。人間はまったく気づいていないけれど……。
思春期を迎える前の子供だけが、超能力を持つことができる近未来。集められた幼い子供たちは、秘密組織「シテン」の中で、それぞれの能力を研ぎ澄ます訓練を受けながら、「ホンテン」から命じられた数々のミッションに派遣されていた。その中の少年の一人イクオは、自分と会話できる猫ウリと出会い、組織が隠し持つ恐ろしい秘密を聞かされる。この世界のどこかにいる「猫の王」に会いたいと言うウリや他の猫たちとともに、イクオは脱走を決意するが……。
世界を初めて見るイクオの前に、次々と明らかになる事実。追手たちとの戦いと、新しい出会い。そして思わぬ事態が訪れる。感動と驚愕の冒険ファンタジー小説。

というのが密林での本の紹介文。
なんでも「感動」だの「驚愕」だのつけるの止めようか。(でも正直に書いたら売れないよな…)
小中学生が、SFへのデビュー作として読むなら良いんじゃない。ただし図書館で借りて。
(子供に1500円(税別)で買わせるような本じゃない。大人ならなおさら。)


坂木司著「アンと青春」
某有名シリーズと一文字違いのタイトルですね。
そういえば、最後までシリーズ読んだっけ?と自分の遠い青春を思い出させてくれました。

アンちゃんの成長物語として、日常の謎系として、またお菓子と関係のある聞いた事も無い慣用句を知る、という幾つもの楽しみと、「和菓子食べたい!」という欲求を湧かせるという、一粒で2度以上美味しいシリーズ。
お店で、お客さんから知識のなさを指摘され、「でも、アルバイトだからしょうがない」と言われ、自分のアルバイトという身分について、悩み出し始めました。
また、乙女な友人である立花との行き違いなどが発生し、益々考え込むことに。


実はこの前に坂木さんの別の本を読みかけたのですが、ちょっとブラック過ぎて私には合わず、途中で止めてしまいました。
色々引き出しをお持ちのようなので、ほのぼの日常の謎系以外の本もどんどん書いてくたらいいな、と楽しみです。
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