主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

クリア後感想~閃の軌跡

2013-12-31 15:19:45 | クリア後感想
*タイトル
「閃の軌跡」

*ストーリー
ゼムリア大陸西部において最大規模を誇る旧き大国、エレボニア帝国。
近年、《貴族派》と《革新派》の2つの勢力によって、国内における緊張が高まりつつあった。
両者の立場はどこまでも相違し、その対立は水面下で深刻化していった、皇帝の仲裁も空しく、帝国各地で暗闘が繰り広げられるようになっていた─。
そして、それは帝都近郊にある伝統的なトールズ士官学院校でも同じだった。

地方貴族の息子、リィン・シュバルツァーは、貴族クラスでも平民クラスでもない、新設された特科クラスの一人として、士官学校に入学したのであった。
リィンは同じく特科クラスに選ばれた6人のクラスメートともに、波乱に満ちた学院生活を送ることとなった。

話としては「空の軌跡」の新シリーズと言った所でしょうか。
一応、ここから始めても大丈夫ではありますが、シリーズ皆勤賞の悪の組織?が出てくるので、まあやっておく方がすっきりはするかもしれません。
というか、PS3とハードが変わって容量に余裕が出て来たと思うから、シリーズの復習ができるようになっても良いと思うのよ。
オリビエやオズボーンなんて、どこ空も零&碧(舞台が一緒なら同じ名前にして欲しい。空と統一感がないのが嫌だわ)でも出て来ていることだし。


*システム
戦闘に関しては、今までとほとんど同じ。
リンクシステム(リンクレベルに応じてペアを組んだキャラから回復、追撃と言った支援が付く)と前もあった一斉攻撃(今回はポイントをためればいつでも可能)に加えてリンクキャラとの連続攻撃(こちらもポイント制)が出来るようになりました。
戦闘中にアーツが仕えるようになる、クオーツの方には変更が。
今まで各種クオーツの組み合わせによって使用できるアーツが決まりましたが、今回はクオーツ1つに1~3個とアーツが付くようになりました。(ステータスアップ系のアーツも有り)
戦闘時の演出のショートカット機能は今回も付いています。
はっきりいって、発売時はこれがなかったらやっていられないレベルで戦闘が遅かったですが、アップデート後にはかなり良くなりました。
(が、かなりせっかちの私は、結局ずっとショートカットボタンを押しっぱなしでした。ずっとショートカット可能な設定が欲しかった)

自由行動中に、仲間との友好度をあげるというシステムは今回も健在。
今回は仲間も回数も多いので、1周目見た分には、なにか分かりやすい表示にしてくれると助かったのですが。

あとは目新しい所は無かったと思います。
いつも通り、本、レシピ集め、魚釣りがあります。


*まとめ
これまでPC→PSPと発売の場を変えてきた軌跡シリーズ。
今回はPS3とVitaに場を変えてきました。
PS3になった利点は・・・正直あまり感じなかったです。
特にアップデート前は。
マップ移動で長々ロード、戦闘に入る時にロードで、戦闘中はのったり移動と、苛つきMAXでしたが、アップデート後は普通レベルになりました。
あとPS3になったことと関係ないと思いますが、せっかちの私には微妙に苛つかせる所が1つ。
場面転換のシーンが長いのですよ。
夜が朝になるとか、新しい街に入ったのでその街の風景をぐるっと見せるとか、そういうところで。
必ず遠くからぐるっと見せて、だんだん近づいていってキャラを見せるのですよね。
めちゃくちゃ綺麗なグラフィックというわけでもないのに、何でそんなにワンパターンで見せたがるかな。
ロードが遅い頃には、もう腹が立つレベルでしたね。待たせた挙げ句こんなんかい!って。
ストーリーですが、いよいよ満を持しての帝国編。
士官学校が舞台ですが、「軍人になる率が半分以下ってどうよ」などちらかと言えば、高等教育学校というような所です。
学園祭のノリといい、士官学校というには違和感たっぷりな学校に新設されたコースの生徒が新主人公となりましたので、軌跡シリーズというストーリー全体での進展は少しと言ったところでしょうか。
(時間軸的にクロスベル編である零・碧の裏側とも言える)
また風呂敷を広がりましたので、シリーズがまとまるのか少々心配です。
あと、碧の時に「この世界には強キャラがどれだけいるのか!」と突っ込みましたが、更に剣仙、光の剣匠が増えました。こうなったら次に「何の剣○」が出てくるか楽しみするしかありません。
また前作では「ピンチ→助っ人」の繰り返しで不満でしたが、今回は「なんで、ただの学生が倒せるの!」な敵が幾つか。
「ゲームに突っ込みは無しよ」心の汚れた大人には、突っ込まずにはいられない展開が多かった学園ものRPGです。
若者や澄んだ心の大人で、1つの世界での深い物語を味わいたい(前5作やる条件で)方に向いた作品だと思います。


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本日の読書

2013-12-22 12:29:00 | 読書
やっと年賀状の印刷が終わりました。
印刷だけね。一筆書くのは力尽きて、まだやる気になれません。
今週中には頑張りたい。
って、来週では県外に元旦に届くのは厳しいか?


ちょっとドジをして両手首を捻挫していました。
軽かった方の右手は痛みが無くなりました。
左手は相変わらず痛いです。キーボード打つの辛い。
少しでも負担が軽くなるようにサポーターを付けているのですが、これが厨二心を疼かせてたまりません。
ついでに手が暖かかったということに、さっき気付きました。
(水仕事の時に外していて、そのまま外に出た時に気付いた)


さて、読書です。

菅野雪虫著『天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺』『天山の巫女ソニン(5) 大地の翼』『天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘』
前回から引き続きソニンのシリーズを読みました。
5巻でソニンをメインとしたストーリーは終わり。
ソニンも彼女が仕えるイウォル王子が共に影響し合って成長していく様が素直に描かれているのが良いです。
今、やっているゲームが「17歳の少年が士官学校の仲間と共に~」な感じなんですが、彼の言動にイライラさせられることがしばしばあったので、さすがにもう若者向けは厳しいか・・・と思っていたのですが。
若者向けども良い物は良いと思えるのだよなあ、と実感。
「まだいける」と信じ、オタクな趣味もまだ止めないと決意です。

「近藤史恵リクエスト! ペットのアンソロジー」
我孫子武丸、井上夢人、大倉崇裕、大崎梢、太田忠司、近藤史恵、柄刀一、汀こるもの、皆川博子、森奈津子
このシリーズの前2冊を読んでいたので、せっかくだからと借りてみたのですが。
うーん、これだけの人気作家さんがいても、好みのものがあるとは限らないのですね。
おかげで、上の3冊を読むのにかかった日数より遙かに日にちをかけて読むことに。
森さんは、以前別のアンソロジーで読んだ時も文章が面白いと思いましたが、今回もそう思いました。
でも、ストーリーは好みではありませんでした。
こうなったら、ご本人が選んだテーマの作品を読んでみないといけませんね。
今回のようにリクエストがある上でとなると違うのかもしれないし。
話自体で気に入ったのは、汀こるものさんの「パッチワーク・ジャングル」。そのプロポーズの時点でアウトだろう!と思うようなは虫類趣味なご主人と生活する奥さんが出会う事件がお話し。

久しぶりに本も買いましたよ。
「茅田砂胡 全仕事1993-2013」
今まで書かれたシリーズの番外編、外伝がどどんと載っています。
4シリーズ中2シリーズしか読んでませんが、買っちゃいました。
デルフィニアが半分以上あったので、無駄ではないと言うことにしておく。
この本、新書なのですが、厚さが最近の攻略本並みで読みにくいのが難点。
力を入れたら、割れるぞ、絶対。

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本日の読書

2013-12-07 14:52:52 | 読書
佐藤賢一著『かの名はポンパドール』
ミステリーが好きですが、たまに歴史小説が読みたくなります。
今回は新刊コーナーにあったこれを。
ポンパドール侯爵夫人の姿は、美術の資料集、画集、パズルの絵などで見かけ、歴史の資料集にはお行儀良く「啓蒙思想かなどを招いたサロンを開いていた」と紹介され、割と知名度は高い人ではないかと思います。
知名度の割には中身は知られていないかも。
ルイ15世の寵姫でもあった人です。
以前読んだこの方の『黒王妃』(カトリーヌ・メディシスのこと)で読んで知りましたが、フランス国王の寵姫はかなり公的な身分なんですね。
「ベルばら」にあったようにオーストリア皇女であるアントワネットがデュ・バリー夫人にお声をかけなければならないわけです。
ということを振り返り、自分の中にあったバラバラの歴史が繋がった感じ。
王の寵姫であったポンパドール侯爵夫人とマリア・テレジアとエリザヴェータ女帝による「3枚のペチコート作戦」は聞いたことがあって彼女達が同時代の人と知っていたはずなのに、ベルばらにいた王様と繋がっていなかったですよ。
小説を読むと彼女の死後になんだって、デュ・バリー夫人みたいな人を寵姫にと思いますが、「なればこそ」という風に終わっているのは納得しましたね。(あ、ネタバレ)まあ、ご本人が本当にそう思っていたのかは、分からないけど!
こういう歴史小説では「主人公となる人物側が善」に描かれてしまいますが、逆の立場から見ればまた違ってくるでしょうね。
ということで、プロイセン側からの小説を読んでみたい。


岡崎琢磨著『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』
ビブリアが売れた後、本屋さんで横に並べてあるのを見ました。
あれですかね、○匹目のどじょう的な?
同じく日常の謎系ミステリーです。
うん、まあ学生さんにはいいんじゃないですか、おばさんにはちょっと向きませんでしたが。
邦楽の集まりでも職場でも目上の人がずっと多いので若い気になってしまうし、若者扱いされますが、現実は思いっきりおばさんなんだよなー、と思う今日この頃。


で、若者向けの本はもう駄目かと思ったのですが。
菅野雪虫著『天山の巫女ソニン 1 黄金の燕』『天山の巫女ソニン 2 海の孔雀』『天山の巫女ソニン3 朱烏の星』
最近文庫になっておいてあるのを本屋で見たので、図書館で借りてみました。

「講談社児童文学新人賞受賞作、講談社児童文学新人賞、選考会満場一致で受賞のファンタジー長編」とばりばりの子供向けなんですが、面白かったです。
文章は子供向けだし、いかにもな成長物語なのですが、良いのですよ。
正直上の本より、こっちの方がずっと良い。
これが読み物と文学の差か!
最初1だけ借りていたのですが、夕方から読み始めて「夜、絶対続きが読みたくなる」と思って、ご飯の支度を送らせて2,3を借りに走りましたよ。
今日は図書館にあった残りを全部借りてきましたよ。
中高生向けコーナーもチェックから外せないと改めて思いました。
ところで、国名は漢字なのに名前はカタカタってどういうことなのかね。
最近こういう作品をどこかでも見かけたけど。
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愛ってむずかしいね

2013-12-04 15:10:34 | 雑談
ブログを始めて7年半ぐらいになりますが、初めて罵詈雑言(というほど大げさなものではないが)をコメントから投げつけられました。(最後に「冷血漢」って投げ捨てられました。これを相手が傷つくと思って投げつけたのだったら、随分良い人だなあ、と思ったすれっからしのおばさんでした)

どうせ人はあまり来ないしーー、と心のままにストーリーを批判的にかつ、ゲーム中の全部の会話を見ながら書いちゃった文に、来ましてね。
愛がある人には許せなかったようで。
「他人をてめぇという方とは議論をする気はありません」と書いてしまいましたが、大人げなかったな、とも思ってます。
自分のブログだからコメントはいくらでも訂正も削除も出来ますが、そのままにしています。
無視するのも手だろうけど、目を通したと分かるようにという理由で。

しかし、こういうのの正しい対応ってどんなのなのでしょうね。
愛があるから、それを否定する人には怒りたくなる気持ちがわかるので、それなりの誠意は、と思うのですけど。
肝心のストーリーを良く覚えてないので!!!
困ったわけです。

というわけで、皆さんも批評記事には愛と覚悟を持って!

改めて自覚してもらおうとこの記事を書いてみました。


コメント (2)
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