急に寒くなりましたね。
と言っても、今までが11月にしては暖かすぎたのですが。
さて、まずは拍手お返事。
「題名のない音楽会」、良かったですね。
30分では物足りなかったですが、1時間でも足りないと思うので、これくらいで良かったのかな。
こういう曲を皆で合奏するのは、楽しいでしょうね。
演奏だけではなく、思い出話でも盛り上がれそうです。
では、読書です。
図書館に返却に行くので、ぱぱっと行きます。(読み終わってすぐ書いておけば良いものを)
恩田陸著『消滅 - VANISHING POINT』
202X年9月30日の午後。日本の某空港に各国からの便が到着した。超巨大台風の接近のため離着陸は混乱、さらには通信障害が発生。そして入国審査で止められた11人(+1匹)が、「別室」に連行される。この中に、「消滅」というコードネームのテロを起こす人物がいるというのだ。世間から孤絶した空港内で、緊迫の「テロリスト探し」が始まる!読売新聞好評連載小説、ついに単行本化。
「BOOK」データベースより
ほお、新聞連載だったのですね。この話。
うーん、それで読んだら今ひとつだったかも。
私は、一気に読んで「あり得ない設定だけれど、ドキドキはらはらして面白かった」となりましたが、小出しにされたら緊迫感が持続できない気がします。
どちらかと言えば、バカミスですよね。
一般人11人+いるだけの1匹+進行係(この係役がまた、荒唐無稽な設定)でテロリスト探しだなんて。
テロリストとおぼしき人物は比較的容易に想像がつくと思います。
動機は分からないと思います。
このオチもバカミス的。
でも、密室劇、心理劇としては充分面白いので、細かいことは気にしない派)の人には楽しめるかも。
というか、つまらない話だと細かいことが気になるのよね。
森谷 明子著『花野に眠る 秋葉図書館の四季』
気付かない間に『れんげ野原のまんなかで』の続編が出ていた。
「BOOK」データベースより
れんげ野原のまんなかにある秋葉図書館は、いつでものんびりのどか。新人司書の文子の仕事ぶりも、どうにか板についてきた。そんななか、図書館のお向かいの日向山から突然、白骨死体が…。誰が、どうして、こんなところに埋められていたのか?文子は、図書館の利用者が持ち込む、ふとした謎を解決しつつ、頼もしい先輩司書たちの助けを借りて、事件の真相究明に挑むが―。本を愛してやまない人の心をくすぐる、やさしい図書館ミステリ!
今日は内容は引用ばかりで。
事件が起きる前の導入章が、好きでした。
事情により、祖父母宅に来ていた、佐由留(男の子です。謂われが素敵ですが、これもキラキラネームになるのだろうか)が、図書館を訪れ、応対した司書(日替わり)が、彼にお薦めの本を渡す、彼が子供の頃読んだ本を探してきて、というエピソードが並ぶのです。
「同じ本のはずなのに、記憶と違う」というのが、私の心が惹かれたポイント。
外国の話、昔話となると訳者や作者で、違ってしまうことがありますよね。
あとイラストも違う。
子供の為に、昔話を買ってあげたことがありますが、違和感たっぷりだったよ!
私が子供の頃に持っていたハイジの絵本(アニメのではない)、あれの繊細な絵を描いていたのは誰だったのだろう、とふと思いました。
子供の頃に持っていた本は全て手元に残っていないのですが(これは私の意志では全くない。しかし、大人の自分からみれば事情も分かる。引っ越しの荷物になるし、家におかれても、置き場に不自由する)、今思えば残しておきたいのが、幾つもあったなあ、と。
と言っても、今までが11月にしては暖かすぎたのですが。
さて、まずは拍手お返事。
「題名のない音楽会」、良かったですね。
30分では物足りなかったですが、1時間でも足りないと思うので、これくらいで良かったのかな。
こういう曲を皆で合奏するのは、楽しいでしょうね。
演奏だけではなく、思い出話でも盛り上がれそうです。
では、読書です。
図書館に返却に行くので、ぱぱっと行きます。(読み終わってすぐ書いておけば良いものを)
恩田陸著『消滅 - VANISHING POINT』
202X年9月30日の午後。日本の某空港に各国からの便が到着した。超巨大台風の接近のため離着陸は混乱、さらには通信障害が発生。そして入国審査で止められた11人(+1匹)が、「別室」に連行される。この中に、「消滅」というコードネームのテロを起こす人物がいるというのだ。世間から孤絶した空港内で、緊迫の「テロリスト探し」が始まる!読売新聞好評連載小説、ついに単行本化。
「BOOK」データベースより
ほお、新聞連載だったのですね。この話。
うーん、それで読んだら今ひとつだったかも。
私は、一気に読んで「あり得ない設定だけれど、ドキドキはらはらして面白かった」となりましたが、小出しにされたら緊迫感が持続できない気がします。
どちらかと言えば、バカミスですよね。
一般人11人+いるだけの1匹+進行係(この係役がまた、荒唐無稽な設定)でテロリスト探しだなんて。
テロリストとおぼしき人物は比較的容易に想像がつくと思います。
動機は分からないと思います。
このオチもバカミス的。
でも、密室劇、心理劇としては充分面白いので、細かいことは気にしない派)の人には楽しめるかも。
というか、つまらない話だと細かいことが気になるのよね。
森谷 明子著『花野に眠る 秋葉図書館の四季』
気付かない間に『れんげ野原のまんなかで』の続編が出ていた。
「BOOK」データベースより
れんげ野原のまんなかにある秋葉図書館は、いつでものんびりのどか。新人司書の文子の仕事ぶりも、どうにか板についてきた。そんななか、図書館のお向かいの日向山から突然、白骨死体が…。誰が、どうして、こんなところに埋められていたのか?文子は、図書館の利用者が持ち込む、ふとした謎を解決しつつ、頼もしい先輩司書たちの助けを借りて、事件の真相究明に挑むが―。本を愛してやまない人の心をくすぐる、やさしい図書館ミステリ!
今日は内容は引用ばかりで。
事件が起きる前の導入章が、好きでした。
事情により、祖父母宅に来ていた、佐由留(男の子です。謂われが素敵ですが、これもキラキラネームになるのだろうか)が、図書館を訪れ、応対した司書(日替わり)が、彼にお薦めの本を渡す、彼が子供の頃読んだ本を探してきて、というエピソードが並ぶのです。
「同じ本のはずなのに、記憶と違う」というのが、私の心が惹かれたポイント。
外国の話、昔話となると訳者や作者で、違ってしまうことがありますよね。
あとイラストも違う。
子供の為に、昔話を買ってあげたことがありますが、違和感たっぷりだったよ!
私が子供の頃に持っていたハイジの絵本(アニメのではない)、あれの繊細な絵を描いていたのは誰だったのだろう、とふと思いました。
子供の頃に持っていた本は全て手元に残っていないのですが(これは私の意志では全くない。しかし、大人の自分からみれば事情も分かる。引っ越しの荷物になるし、家におかれても、置き場に不自由する)、今思えば残しておきたいのが、幾つもあったなあ、と。