主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

ちょっとランクアップ

2021-02-16 10:08:07 | 雑談
先日、息子からのプレゼントを飾った写真をアップしましたが、ちょっと祭壇への道を歩み始めたので、アップ。



持っていた日本手ぬぐいを下に敷いて華やかさアップ。
あと「このままだとホコリ被るよね~」と思い、アイディアはあっても工作力がないので夫に「こんな感じの物よろしくです」とカバーを作って貰いました。
金属だと可愛くないので、マスキングテープを貼って貰いました。
棚の方にも合わせて私が貼りました。
うん、工作力および器用さの違いが分かりますね。私が貼った方きちゃない。
買ったアルミ板の長さの都合、下の方に継ぎ足し部分があり目立っているのでここもなんかおしゃれ感を出したい。


さて、前回挫折しそうだった「紫の結び」ですが、返却日の朝読み終わりました。
そのまま2,3巻も借り、読み切りました。
これで紫の上を中心に「御法」まで終わったわけです。
読み終わって思ったのは、まずは物語が書かれた時代背景の理解がないと駄目だな、と。
社会、文化、宗教などの背景がないと、感情的に無理だし、「なんで?」と思う事も多い。
例えば、この物語中の人達は今は「末世」と思っている。(この頃疫病か災害が多かったっけ?)
そのせいか、何かあると出家を思う。
俗世を捨てたと言っても、元の身分に応じた待遇を受けても疑問に思わない。(え?そこはいいんだ?身分制度については疑問を持たない時代だったのだろうけど)
豪華な儀式や仏具などを用意して、仏教への理解が深いと言われる。(この本が簡約しているせいもあるかもしれない。もうこの頃から金権・儀式宗教だったのかよ!(これは私の偏見。以前、スポーツクラブでお坊さんが若いお坊さんにせこい節税対策っぽいこと言っていたので、お坊さんに対して厳しい気持ちがある))
「「あさきゆめみし」に書かれている程度の物では無い」という批評があったけど、こういう所まで漫画で表すの大変だよ、とつくづく思いました。
私自身は、入門書としては充分に良い物と思います。興味持った人はそれから翻訳、原本にいけば良い。
あと、漫画の記憶にはなかったけれど、既に女御になっていた後の秋好中宮にもちょっと色めいた歌を送っていたのはショックでした。
息子の嫁やん!

「紫の結び」は幾つかのお話(夕顔、末摘花、空蝉関係)は外伝的として扱うことにして、省略されています。
その外伝的なものがまとめられたのが次の「つる花の結び」となります。
頑張って最後の「宇治の結び」まで読みたいですね。
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やっぱり挫折

2021-02-01 09:51:25 | 雑談
これまでの人生何度か、「源氏物語」の訳本を読みかけたのですが、どれもこれも1巻の途中で挫折しました。
そして、今回は好きな作家の荻原さんの「紫の結び」で挑戦したのですが、駄目でした。
せっかく理解しやすいように、テンポよく読み進められるように、帖の順番の入れ変えなど配慮してあるのに。
年を取って集中力がなくなったのもあるかもしれないれど、物語を上辺だけ読んで「何かこう来るものがない」。
荻原さんの書かれた『「源氏物語」の持つ真の値打ちは、光源氏の晩年まで読み進め、円環をなすものごとを受け取ってこそ初めてわかるものです。』
とか、以前林望さんのエッセイで読んだ『「あさきゆめみし」のように恋愛が主ではなく、根底に流れる仏教思想(だったと思う。うろ覚え)を感じ取ってこそ」(と言うような趣旨を書かれていたと思う。違ってたらすみません)
を味わいたかったのですが、とてもとてもそこまでいけない。
各シーンで「あさきゆめみし」のコマがぱっと浮かんできたり、「笑う大天使」の柚子さん達のツッコミを思い出したり、私の中で漫画の影響が大きいことだけがよく分かりました。
明日が返却日ですが、もうちょっと根性出して、最後まで読みたい。(けど駄目そう)
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