主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2012-06-28 20:04:20 | 読書
三浦 しをん著『舟を編む』
今年の本屋大賞受賞作なので粗筋は割愛。
こういう素材は好きな方ですが、その盛りつけ方が物足りない。
「辞書を作る」エピソードそれぞれは良いのですけど、登場人物がどこかで見たような、そして、その人々に対するエピソードはありがちな展開で目新しさが今ひとつ。
でも、本屋大賞なんですよね。私の読み方が甘いのかなあ。
とりあえず「新解さんの謎」を読み直したくなりましたよ。

堀川 アサコ著『たましくる イタコ千歳のあやかし事件帖』
愛人と無理心中を遂げた双子の姉が残した姪を、彼女の父親の実家・大柳家に預けるために弘前にやってきた幸代。
その大柳家の末娘である千歳はイタコを生業としていた。
縁あって、彼女の家事手伝いをすることになった幸代。
幸代が遭遇する怪事件・謎を千歳が解き明かしていく。

イタコさんが探偵役なので、そういう風な事件になるかと思いきや、超常現象と思われる事象を論理的に解明していていく千歳さんです。
2巻目があったから、今度借りてみようと思います。
慣れない東北弁がちょっと読みにくかったです。


マドンナ・ゴーディング著『シンボルの謎バイブル』
厨二病にはたまりませんわよ。
神話のシンボル、錬金術の記号、魔術文字・梵字。
見ていてワクワクしちゃいます。
コメント (2)
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クリア後感想~ファイナルファンタジー零式

2012-06-26 09:53:42 | クリア後感想
6月25日に拍手ボタンを押して下さった方
ありがとうございます。
何度押しても変化が無くてごめんなさい。
はい、頑張りますね。


*タイトル
「クリア後感想~ファイナルファンタジー零式」

*ストーリー
普段は、説明書に書いてある粗筋を引用しますが、この作品のはネット上でネタになっていたので、読んだ方も多いと思うのでパス。
非常に簡単に言えば
主人公達が属する朱雀領ルブルムが、ある日、隣国のミリテス皇国により侵略され、魔導院に属する彼らが国を取り返していく話
です。
折々に魔導院や町の人が語るオリエンスと呼ばれる近隣の国々のアギトの伝承が、物語の伏線となっています。
が、強制イベントではないことが多いので、ちゃんと聞いてなかったら(聞いていても)、最終章は突然すぎと思います。


*システム
国土を回復していく為の強制ミッション→自由時間で時間が進んできます。
自由時間では仲間やNPCキャラとの会話やサブイベント(時間消費有り)、NPCからの依頼(時間消費無し)、サブミッション(時間消費有り)をやることが出来ます。
自由時間はその時々で時間が決まっており、1周目ではこれらを全てやるのは不可能。
ストーリーミッションは、2周目になると現れる選択肢があり、サブミッションも1周目ではクリアが厳しい状態のレベルになっており、周回プレイを楽しめる作りになっています。
(3周やらないとクリア出来ない依頼があるのですが、さすがに3周目ともなると変化が無くて少々残念。)


ストーリーミッションでは14人中3人をメンバーに選び、1人を選んで操作するアクションRPG。
14人のキャラは全員武器が異なり、自分好みの操作感のキャラを選ぶ事が出来、また戦闘参加メンバーの操作キャラはいつでも自由に変更できます。(仲間キャラはゴッドイーターバーストの後だと、「役立たず!」とすごく言いたいレベルです)
しかし、メンバーの変更(ついでに装備関係。武器、アクセサリ、アビリティ、魔法)はセーブポイントでのみ可能です。
これが微妙に不便です。
遠距離タイプのキャラでしか攻撃が出来ない場面となっても、戦闘メンバーにいなければ、ロードしてやり直し。
装備関係も入手したその場で付け替える事が出来ないし、敵に合わせて変更する事ができないのも不便。
ついでにゲームを始めたばかりで、ヘルプで操作を確認している間もゲームが進行するのは勘弁して欲しかったです。
(アイテム画面はアクションRPGだから仕方が無いにせよ)

戦闘はキャラクター1人の攻撃だけではなく、三位一体(戦闘メンバー3人で強力な技を出す)、軍神(いつものFFで言う召還獣。操作キャラの命と引き替えに呼び出し可能)、朱雀(敵にダメージを与えて、操作キャラをリレイズ状態にする)という特別な攻撃方法もあります。
が、初軍神召還イベントの時ともう1ヶ所以外で軍神を使うぐらいで、普通に進めていれば、他は全く使わなくても良いレベルです。(使いたいくらい強力な敵が出るときには仲間が死んでいて使う間がない・・・。)

ストーリーミッションは、このように通常戦闘をしながら進めていくミッションだけではなく、制圧戦というシミュレーションゲームのような形式になることもあり、変化を楽しむ事も出来ます。


*まとめ
「PSPでこれほどの映像が見られる!」と最初は驚くほどの美しいグラフィックです。
が、そのためなのか、例えメディアインストールをしても(UMD2本分だと約1時間かかる)、マップ切り替えごとに数秒のロードが入ります。(メディアインストールOFFにしたらとんでもないことになる)
せっかちな私は「もうグラフィックはここまで綺麗じゃなくていいよ」と呟きたくなるレベル。
ストーリーはFF13から続くなんちゃら神話が根底に流れ、最後はそちらに繫がる話になるのですが、相変わらずゲーム中でしっかり説明する訳でもなく(スタートメニューの「歴史」に条件を満たすと追加されるエピソードや町中、学院内のNPCとの会話でちょろちょろっと語られるぐらい)、最終章は唐突感満載。素直に国を取り戻す話にすればすっきりして良かったのではないかと思いました。(同社のニーアレプリカントもゲーム中での説明が不足していましたけど、ここまで不満を持たなかったのは、基本の「妹を取り戻す」がしっかりしているのと2周目の効果なのだと思います)
周回プレイが楽しめるように、2周目に選択ミッションが現れたり、高レベルの敵が出るサブミッションや依頼やおまけダンジョンがあるのは、やりがいがあって良かったです。
が、最大の難点は、レベルが非常に上がりにくい事。
おまけダンジョンの1つは、クリアするためにほぼ最大レベルまで上げる必要があるにもかかわらず、これなのは非常にきついです。
一応経験値アップのアクセサリーは1周に1つ取れますが、そんなのでは焼け石に水レベル。
周回プレイをするか、スクエニメンバーに登録してポイントを稼いで、アイテム交換をするかをしないとかなり時間がかかります。
また、クリアした依頼はリストに掲載されていくのですが、これを全て埋めるにはマルチプレイが必須。
これは、埋めたいマニアかつぼっちの私にはマイナス要素でした。
主要キャラクターが戦闘タイプが異なる14人というのは良かったです。(さすがにこれだけいれば、使いやすいキャラが1人はいる)
上のような多少の不満はあったものの、アクションRPGとしては充分楽しめました。
シリアスなお話のRPGをお求めな方にお勧めです。



アギトの塔をクリアしたのでやり遂げた感いっぱい。
次はお気楽なゲームをやりたいわ。
コメント (2)
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本日の読書

2012-06-15 10:12:10 | 読書
借りた本
海堂 尊著『ナニワ・モンスター』
タイトルで浪速の商人を思い浮かべてしまいましたが、いつも通り医療現場のお話です。
物語は新型インフルエンザの発生、流行の予兆、そして日本での初患者登場と数年前に実際に起きた状況を皮肉るところから始まります。
そのまま進むのかと思ったら、そこはそれ。
やはり桜宮の方に繫がっていくのです。
そろそろ詳細な人物相関図を本に付けて欲しい所です。
こちらの府知事も大きな事をしようとしていますが、さてさてどうなることやら。
で、ここまで続いてくると言いたくなるよね。
ちゃんと終わらせてね!

堀川 アサコ著『幻想電氣館』
以前に読んだ『幻想郵便局』が好みだったので、新刊コーナーで見つけて即借り。
「他の作品も読んでみよう」と書いたけど、唯一あったファンタジーノベル大賞の作品は私の好みとはちょっと違いそうだったので、やめました。
1人シリトリが得意で、霊が見えるスミレは、これを自己紹介で言ってしまったため高校デビューに失敗。
今日もシリトリを浮かべながら電車で登校していると父親の不倫現場?を目撃。
思わず付けていってしまい、商店街まで。
そして、物陰に入って見守ろうとすると、そこは物陰ではなくてうらぶれた映画館でした。
自分でも何がどうなったのかわからないまま映画を見てしまったスミレ。
そこで自分を叱りに来た映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、翌日もこの映画館に。
そして、紆余曲折を経て、ここでバイトをする事になりました。

「幻想郵便局」と同世界のお話です。そちらでは不幸な幽霊だった真理子さんが、ちょっとリア充になっていますよ。
(いや、死んでいるからリアルではないのか??)
また主人公のスミレは大奥様の姪の子供で、彼女がこのちょっと不思議な場所である「ゲルマ電氣館」で働く事を後押ししてくれます。
郵便局の人達の姿もほんのちらりと。
これがシリーズになるならずっと読んでみたいですね。

湊 かなえ著『夜行観覧車』
うーん、私、この人は好みではないわ。
私は読んでいて楽しい、愉快、感動、驚愕、そういうのを求めているのよね。
こう、人間の悪意を見せつけられ続けるのもねえ。
世の中、綺麗な物ばかりではないのは分かっているけど、2次元世界ではあまり味わいたくない。

買った本
うん、たまにしか出ないから買ってもいいかな、と思ったけど。
田中 芳樹著『魔境の女王陛下』
お涼さんのシリーズの新作。
私はお由紀さんの方が好きなんですけどね。
話はさておき。
いつもの通り苦言を呈したい。
今日の記事の一番上の人を見習おう!と。
シリーズを放り出すのはいかんよ。
放り出すなら、自作本の紹介ページに出すなよ。
(現代物は中断すると困るよね。特に今なら携帯電話を持っていない、ネットを使わない若者ってほとんどいないと思われるからね。でも話に入れると、前後の世界に違和感が。オーラバもそうだった。復帰後は皆、当然携帯持っているんだもん。最初は公衆電話が、大事なアイテムでしたものねーー(遠い眼差し))

で、本には今時には珍しく?(PS、PS2の頃はゲームでたまに入っていた)アンケート葉書が挟んでありましたよ。最近はなんでもネットからだもんね。
シリーズ再開でも訴えてみようかしら。せめてアルスラーンだけでも、と。(出版社違うから不味いか?)



自分が読んで面白かったので、文庫化したので、子供の朝読の為に『天地明察』を買ってあげました。
文庫じゃないと持ち運びが不便て言うから、待っていたのよ。
数日後、「面白い!」と言ってきました。少しずつ読み進めているようです。
「俺も問題書いて絵馬を奉納してくる!」
「近くにないから!そして、すぐに解かれるから!」
私も読み直そうっと。


コメント
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遅くなりまして(追加あり。保存ボタンを押し忘れて、途中のままだったよ)

2012-06-10 16:51:13 | 雑談
2週間に1度程度しか更新していないので、人も来ないだろうと(じゃあなんで続けるの?という突っ込みは武士の情けで聞いてくださるな・・・)、拍手の方も全くチェックしていませんでしたよ。

久しぶりに見たら、いくつかコメントが届いていました。ありがとうございます。

5/29にコメントをお寄せ下さった方
なぜ、こんな辺境地にわざわざ○ねと書くのか!!
と怒りモードを発動させて呟きましたけど、後になって、わざわざキーボード触って、わざわざパス入力までして、私に構ってくれるいい人なのかもしれないと、うっかり思ってしまったりも。
ま、そんな訳はありませんが。
これでスキル寛容のレベルが上がったと思っておきます。

5/31にコメントをお寄せ下さった方
勿論、ばっちり把握していますとも!!
祝、真・女神転生4!
発売日が決まったら3DS買います!
ソウルハッカーズはPS版をプレイしていますよ。
2周して○○を助けたし、回廊も行きました。
キョウジは倒せなかったけど。
あれってやっぱり、御霊合体の嵐で乗り切らないと駄目なんですかね。

6/7にコメントをお寄せ下さった方
キノコの山は、武器ではなく1UPしたり、大きくなったりするのに使うのですよ、きっと。
頑張って巨悪を倒して下さい。
ソロモン72柱はゲーム、ファンタジーでお馴染みですが、きちんとした知識は無いですね。
暇暇にとあるサイトで読んでいますが、すぐ忘れる。
お薦めはこちら。神話「イラスト&解説」 :IzFACT(http://izfact.net/index.html)
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