主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2012-10-19 11:25:17 | 読書
前回と同じラインナップになってしまった。

ナツイチ製作委員会 あさのあつこ、荻原浩、加藤千恵、中島京子、本多孝好、道尾秀介、村山由佳『あの日、君と Girls』
前回は青春の甘酸っぱいお話を集めていましたが、こちらはもの悲しさが漂う作品群。
アンソロジーは、新しい作家さんとの出会いがあるのが、楽しみです。
今回は、これは!と言う方はいなかったけど。


万城目 学著『鹿男あをによし』
前回の『しゅららぼん』が面白かったので、続けて万城目さんのを。
これも面白かった!
諸事情により奈良にある私立女子校の臨時教員をやることになった、関東の大学の研究室の学生である主人公。
赴任先の高校通勤初日。
遅刻してきた学生といきなり一悶着。
そのせいで担当クラスとも打ち解けられずに、気が滅入る日々。
そんなある日、公園に行って鹿にせんべいを与えていると、なんと一匹の鹿が話しかけてきた!
そして、その鹿は主人公にとある使命を与えるのであった。

こういうお話、好みですよ!
もう、何で今まで読まなかったのか!(図書館になかったから)
図書館にある残りの本も全部借りてみるよ!
無いのは買っても良いかな。


三橋 健著『日本の神々 神徳・由来事典』
古事記1300年ということで、図書館でフェアをやっていたので、借りてみました。
メガテンでお馴染みの神様を熱心に見てしまいますね。
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本日の読書

2012-10-05 09:49:22 | 読書
雑談をちょっとばかり。
先週の土曜日に県の邦楽大会に市の邦楽連盟の1人として参加してきました。
「前回、琴のメンバーが足りなかったので、今回は理事は出来るだけ参加してください。ある程度の手がある弟子も可。」と言う事だったので。
私は理事ではないけど、先生が亡くなった後、会では「理事は一応決めるけど、人手が要る時は全員参加で」となっていたので、会議に出た人から、後で「参加者名簿に書いてきたから!」と言われ、強制参加でした。
8月からは2週間ごとの全体練習で大変でした。
うん、参加する事だけでなく、練習の場が・・・。
理事になるような方は、各会の師匠な方だから、当然自負があるわけで。
「私は正しいリズムで弾いている。そっちがおかしい!」的な、感じで・・・ね・・・。
上のような態度と練習の場の音響が悪いもあって、なかなか揃わなかったですが、当日は音響が良く、まあなんとか。
「練習中は面倒だな、行きたくないなあ」と思っていましたが、当日の待ち時間の間に、先生方と雑談をしていたら、為になるお話も聞けたし、練習中も勉強になることもあったし、参加して良かったかな、と思っています。
あと普段、おばさん扱いされますが、聞かれたので昭和40年代生まれだと言ったら、すごく若者のように言われました。
理事の先生方は70代以上がほとんどですから・・・。



ナツイチ製作委員会 三浦しをん、島本理生、関口尚、中田永一、橋本紡、今野緒雪「いつか、君へ Girls (集英社文庫)」
そんな若者扱いをされた私ですが、これを読めば、一気におばさん気分に戻ります。
「・・・かけがえのない想いを抱える『少女たち』の物語を、人気作家6人がこの一冊のために執筆。・・・」(裏表紙より)
うん、青春っていいよね。読んでいる最中、少々乙女チックになりましたが、読後、現実を思ってちょっとだけ悲しくなりました。
いや、私はまだまだ若い。あと20年以上は現役で弾ける。
まだまだ色々チャレンジしてみないと!


万城目 学著『偉大なる、しゅららぼん』
新聞広告でタイトルを見た時から気になっていたのですよ。「しゅららぼん」ってなによ?って。

琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、代々受け継がれてきた「力」があった。高校に入学した日出涼介、日出淡十郎、棗広海が偶然同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がった!

と某密林さんのところにあった粗筋を貼り付ける手抜きを。
ただ、こういう所の粗筋って、ストーリーのネタバレを避けるため、出だしだけでまとめてあるので、実際読んでみると、ちょっと違うな、と思う事がありますね。
後半の部分は、きっかけに過ぎませんね。

「力」を持って生まれた日出一族の者は、高校生になったら石走にある本家に行って、修行をするということになっているため、力に対して多少の嫌悪感を感じているものの、その制御を覚えるために涼介は、高校生活をそこで送る事に納得をした。
本家には同い年の淡十郎がおり、彼の従者のごとく、ともに高校に通い始めれば、そこにはきっかけはもはや分からないくらい相当昔から対立している棗家の息子・広海がいたのだった。

冗談抜きでお城が自宅な日出本家。街のお殿様的に扱われ(本当は別に殿様の一族はいる)、悠々自適・自由気ままに高校生活を送る淡十郎。
それが描かれる前半は笑いに満ちていますが、とある事件が起こってからはシリアスな展開に。

万城目さんは気になる作家さんではあったけど、読んだのはこの作品が初めて。
読み応えがあったので、機会があれば別の作品も読んでみたいですね。




コメント (3)
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