クリアした後に読んだ小説の主人公が、まさに「一なる王の世界」を望む台詞を呟いてしましたよ。
なんたる偶然。
*タイトル
「クリア後感想~幻想水滸伝 ティアクライス」
*ストーリー
辺境の小さな村「シトロ村」に住む主人公。
仲間達と自警団の初仕事として、モンスター退治に出かけた。
その途中で、彼らは谷がある方向に眩いばかりの光を見た。
収まって、そちらを見ると、そこには鬱蒼と茂る森。
あれ?ここに森なんかあったっけ??
しかし、皆は元からここは森と言う。
首をかしげながらモンスター退治を続けるが、目的のやつが見つからず、その森の中を探しに行く。
そして、そこで遭遇したモンスターから逃げるように、遺跡の中へ逃げ込み、最奥の部屋に入ると。
そこにポツンと1冊の本が。
手に取ると、本は光りだし、どこかで戦っている人たちの光景が見えるとともに、自分の内に今まで無かった力が宿った事を知る。
この不思議な書を巡り、今、勢力を延ばさんとしている組織「ひとつの道協会」に立ち向かい、彼らの真の目的とこの世界の秘密を知っていく・・・。
パッケージ裏に「誰と組むか、信じるか。」というキャッチフレーズっぽいのがあるのですが、あまりこれは合っていない気がします。
だって、誰と組むも信じるも選択の余地ない、余地が無いどころか、フラグが見えまくりなんだもん。
*システム
このゲームでは、アニメやイラストを展開し、ストーリーは進んで行きますが、移動画面、戦闘時には微妙な3頭身キャラが動き回ります。戦闘時のはもはや笑いが出てくるレベルですが、しばらくすると気にならなくなります。
(慣れても、深刻なシーン→戦闘開始前の顔アップで、「やめてーーー」になりましたが)
こちらも次第に広がっていくワールドマップの街やダンジョン(いわゆるダンジョンや野山も含む)を指定して、中に入って移動という形式になっています。
町中では、施設を指定して移動。「紡がれし~」とは違って、移動した先で移動、人々と会話が可能。
森、平原は、「紡がれし~」より広く数マップ分の広さがありました。
本拠地は、従来通り広々として、宿星達と会話をすることが出来ます。
が、神行法の呪符という装飾品を手に入れるまでは、移動がめちゃくちゃ遅いです。
それにエンカウント率も高めで、序盤は少々辛いです。
本拠地施設は武器防具屋、装飾品屋、交易所、ミッション受付があります。
武器はシリーズ本編とは異なり、鍛えていくのではなく、手に入れた物を任意で選択可能。
ミッションはストーリーに関わるもの、キャラエピソード的な物、お金稼ぎ・交易品を増やす為のものなど各種あります。
また、従来のシリーズにはなかった時間(時期)の概念が導入されています。
各地間の移動には日数を要するようになり、28日ごとに時期が変化。
時期によって、交易品にまつわる噂が聞けるようになっています。
お馴染みの宿星集めも、「紡がれし~」に比べてずっと幻想水滸伝をやっているな、という気持ちになるような雰囲気。
きちんと加入時にちょっとしたエピソードがあって、良かったです。
また、仲間のほとんどは戦闘キャラなのも好感。
むしろ多すぎて、誰をパーティーに入れるか、嬉しい迷いが。
戦闘のシステムは従来に近い物です。
ただし、パーティーメンバーは戦闘キャラ4人とキャラごとにことなる支援技を持ったサブキャラ。
編成画面においては前衛3人+後衛3人の枠があり、そこに4人自由に配置する事になります。
外伝シリーズということで、こちらも紋章がありませんが、物語のキーアイテムである「書」により各キャラごと書1冊につき1つの技・魔法を覚えていきます。
魔法は回数制ではなくMP制です。
戦闘は初期頃のテンポより若干遅い気がします(思い出補正となっているかもしれません)。
経験値はレベル差式なので、加入時はほぼ15ですが、すぐに追いつく事が可能ですので、後から入った気に入ったキャラを選択しやすいのがよいです。
*まとめ
本編以外はプレイしないつもりでいたのですが、もはや本編が出るとも思えず、ついうっかり「紡がれし百年の時」を購入したのですが、どうも幻想水滸伝をプレイしている気分にはなれませんでした。
ですが、久しぶりに幻想水滸伝をやりたい気持ちになっていたので、以前幾人の方から「ティアクライスは外伝だけど面白かった」と聞いていたことを思いだし、購入。
そして、聞いたとおりにこちらの方が、「幻想水滸伝をやっている」という気分になれました。
物語の根幹となる紋章が作品中には出てこないのですが、108人の仲間を集めていく過程が従来のようであること、本拠地がしっかりある事(ただし、最初は歩くのが遅いので、紡時方式がマシか一瞬思ってしまいました)、紋章は無いけれど代わりに世界に深い意味のある書という物で代用している事、それらで充分に「幻想水滸伝」の息吹を感じさせてもらえました。
ストーリーは主人公を取り巻く物語としては、しっかり完結。ただし、最大の敵に関しては謎が残されたままとなっているところが不満でした。
BGMは、やはりお約束の所で、お約束なメロディーが流れています。
それ以外のBGMは普通でしょうか。
また、このシリーズでは初の全キャラボイスが付きますが、機種の性能なのか、音がよろしくないのが残念です。
序盤は移動速度+エンカウント率で苛々しがちですが、中盤過ぎれば妥協できますので、物語重視のRPGをされたい方には良いのではないかと思います。
なんたる偶然。
*タイトル
「クリア後感想~幻想水滸伝 ティアクライス」
*ストーリー
辺境の小さな村「シトロ村」に住む主人公。
仲間達と自警団の初仕事として、モンスター退治に出かけた。
その途中で、彼らは谷がある方向に眩いばかりの光を見た。
収まって、そちらを見ると、そこには鬱蒼と茂る森。
あれ?ここに森なんかあったっけ??
しかし、皆は元からここは森と言う。
首をかしげながらモンスター退治を続けるが、目的のやつが見つからず、その森の中を探しに行く。
そして、そこで遭遇したモンスターから逃げるように、遺跡の中へ逃げ込み、最奥の部屋に入ると。
そこにポツンと1冊の本が。
手に取ると、本は光りだし、どこかで戦っている人たちの光景が見えるとともに、自分の内に今まで無かった力が宿った事を知る。
この不思議な書を巡り、今、勢力を延ばさんとしている組織「ひとつの道協会」に立ち向かい、彼らの真の目的とこの世界の秘密を知っていく・・・。
パッケージ裏に「誰と組むか、信じるか。」というキャッチフレーズっぽいのがあるのですが、あまりこれは合っていない気がします。
だって、誰と組むも信じるも選択の余地ない、余地が無いどころか、フラグが見えまくりなんだもん。
*システム
このゲームでは、アニメやイラストを展開し、ストーリーは進んで行きますが、移動画面、戦闘時には微妙な3頭身キャラが動き回ります。戦闘時のはもはや笑いが出てくるレベルですが、しばらくすると気にならなくなります。
(慣れても、深刻なシーン→戦闘開始前の顔アップで、「やめてーーー」になりましたが)
こちらも次第に広がっていくワールドマップの街やダンジョン(いわゆるダンジョンや野山も含む)を指定して、中に入って移動という形式になっています。
町中では、施設を指定して移動。「紡がれし~」とは違って、移動した先で移動、人々と会話が可能。
森、平原は、「紡がれし~」より広く数マップ分の広さがありました。
本拠地は、従来通り広々として、宿星達と会話をすることが出来ます。
が、神行法の呪符という装飾品を手に入れるまでは、移動がめちゃくちゃ遅いです。
それにエンカウント率も高めで、序盤は少々辛いです。
本拠地施設は武器防具屋、装飾品屋、交易所、ミッション受付があります。
武器はシリーズ本編とは異なり、鍛えていくのではなく、手に入れた物を任意で選択可能。
ミッションはストーリーに関わるもの、キャラエピソード的な物、お金稼ぎ・交易品を増やす為のものなど各種あります。
また、従来のシリーズにはなかった時間(時期)の概念が導入されています。
各地間の移動には日数を要するようになり、28日ごとに時期が変化。
時期によって、交易品にまつわる噂が聞けるようになっています。
お馴染みの宿星集めも、「紡がれし~」に比べてずっと幻想水滸伝をやっているな、という気持ちになるような雰囲気。
きちんと加入時にちょっとしたエピソードがあって、良かったです。
また、仲間のほとんどは戦闘キャラなのも好感。
むしろ多すぎて、誰をパーティーに入れるか、嬉しい迷いが。
戦闘のシステムは従来に近い物です。
ただし、パーティーメンバーは戦闘キャラ4人とキャラごとにことなる支援技を持ったサブキャラ。
編成画面においては前衛3人+後衛3人の枠があり、そこに4人自由に配置する事になります。
外伝シリーズということで、こちらも紋章がありませんが、物語のキーアイテムである「書」により各キャラごと書1冊につき1つの技・魔法を覚えていきます。
魔法は回数制ではなくMP制です。
戦闘は初期頃のテンポより若干遅い気がします(思い出補正となっているかもしれません)。
経験値はレベル差式なので、加入時はほぼ15ですが、すぐに追いつく事が可能ですので、後から入った気に入ったキャラを選択しやすいのがよいです。
*まとめ
本編以外はプレイしないつもりでいたのですが、もはや本編が出るとも思えず、ついうっかり「紡がれし百年の時」を購入したのですが、どうも幻想水滸伝をプレイしている気分にはなれませんでした。
ですが、久しぶりに幻想水滸伝をやりたい気持ちになっていたので、以前幾人の方から「ティアクライスは外伝だけど面白かった」と聞いていたことを思いだし、購入。
そして、聞いたとおりにこちらの方が、「幻想水滸伝をやっている」という気分になれました。
物語の根幹となる紋章が作品中には出てこないのですが、108人の仲間を集めていく過程が従来のようであること、本拠地がしっかりある事(ただし、最初は歩くのが遅いので、紡時方式がマシか一瞬思ってしまいました)、紋章は無いけれど代わりに世界に深い意味のある書という物で代用している事、それらで充分に「幻想水滸伝」の息吹を感じさせてもらえました。
ストーリーは主人公を取り巻く物語としては、しっかり完結。ただし、最大の敵に関しては謎が残されたままとなっているところが不満でした。
BGMは、やはりお約束の所で、お約束なメロディーが流れています。
それ以外のBGMは普通でしょうか。
また、このシリーズでは初の全キャラボイスが付きますが、機種の性能なのか、音がよろしくないのが残念です。
序盤は移動速度+エンカウント率で苛々しがちですが、中盤過ぎれば妥協できますので、物語重視のRPGをされたい方には良いのではないかと思います。
(1と2がセットでPSP版が出ています)
あ、でもこれが駄目って言うわけではありませんから!
幻水は3しかまだやってませんが、マイブームでやり込んでます。
最終決戦に誰で挑むかすごく迷いました(°°;)
終盤は泣きの泣きで感動するストーリーでした(^^)
私は先日、10年来の懸念であった2の時間制限イベントをクリアした所です。(詳しくは第2ブログで!と宣伝)
その時ついでに1もやったのですが、なんか幻水の気分が盛り上がってしまって、3までやりたくなってしまった所です。
3は複数の主人公で、誰を使うか悩みますよね。
出た当時は、賛否両論でしたが、私はかなり好きでした。
時間がある時にやり直そうと思っています