Sさん
こちらは何事もなく無事通り過ぎましたが、そちらはまた別件でご心配でしたね。
天災のダブルパンチ、という事態は避けられて何よりです。
そして、お盆が終わったら、楽しいくつろぎタイムがやってくると良いですね。
我孫子武丸、有栖川有栖、北川歩実、島田荘司、竹本健治、長江俊和、麻耶雄嵩、米澤穂信『Mystery Seller』
ストーリー、ファンタジーとあったら、やっぱりこれもありますよね、ミステリー。
こちらは雑誌で2回特集された物をまとめた本ですね。
ミステリーの幅の広さを感じさせてくれる8つの作品が味わえます。
が、有栖川さんのは既読だった。
どこで読んだんだ??
こういう短編はあちこちのアンソロジーで使い回されそうです。
島田さんのは、ミステリー???と思いつつ読み進めましたが、なるほどミステリーだった。
短編だからって「ぱっと事件が起きて解決!」ではない、読ませる作品もあると改めて思わされました。
米澤さんは「大人向けは心理的に怖いよ!」とまた思わされる一品。
自分には女性としてのこういう心理が少ないので、余計に怖く感じる。
しかし、男性にも大多数の女性にも共感しにくいって、ちょっと寂しい。
オタク的お話しが出来る女性がもっといれば!(自分が主流派になる気はさらさら無い)
とはいえ、オタクの中でも派閥というかグループというか、色々ジャンルがあるからねえ。
まあ、気質的には他の人達より付き合いやすいかも。
オタ趣味を認めあえる的に。
竹本さんの「怖い映像」も心理的に怖い話。まあ、テレビをあまり見ない派の私には、こんな怖いことはあり得ないがな!
ミステリーと言うことで、多くの作品で最後にどんでん返しが待っている物が多かったです。
1作品中どんでん返しが多ければ良いってもんじゃないと思う物もありました。
「はあ?」と言いたくなるのもあったし、「え、一般人(腐ってない意味で)にも有りなの?」と思う物もあった。
アンソロジーに当たり外れはありますが、これからも自分からは手に取らないような作品と巡り会う為に、読み続けると思います。
佐藤友哉著『333のテッペン』
この作品は「Story Seller」で気にかかっていたので、借りてみることにしたのですが。
1~3で登場人物のプロフィールをはっきりさせていないので(大事な所はふわっと明かされている)、前の方にあるのかなあ、と思って借りてみました。
あ、元の本の題名が「Story Seller」には無かったけれど、各話タイトルが「333のテッペン」「444のイッペン」「555のコッペン」だから、「それっぽいのを探せば大丈夫」と思ったら、まんまでした。
で、借りて後ろの初出をチェックしたら、この3話のは「Story Seller」がそうでした。
なるほど、元の本を紹介できないわけだ・・・。
ということは「Story Seller」は普通だったら雑誌にするところを、きっちり本にして手元に残るようにした、というのが意図だったのだろうか?
で、この本、4話なんですよ。
つまり!
最後の一話だけのために借りたことになる!(せっかくだから1話目は読み直した)
これ、「Story Seller」を買って興味を持って買った人がいたら、怒るね。
私はお金を出してないから、そんな権利無いけれど、ちょっと何かもやっとするものはあった。
さて、こちらの探偵は一風変わっていて、事件解決というよりは、依頼人のご希望に添う形に収めるという姿勢の女子高生?探偵です。
正直、本当に女子高生なのか分からない。
ついでに言うとこの探偵さんがメインではありません。
ストーリーを進めるのは、巻き込まれ型主人公。
ただし、この主人公、普通の人ではありません。
元殺人犯で、どこかで矯正されて、新たな名前で生きている人です。
小説だから、「そういう設定ね」ですむけれど、現実だったらなんか納得できない気持ちがわきますね。
この話の語り手の主人公がそういうキャラだからなのかもしれませんが、この淡々とした文章がちょっと私の好みだったので、他の作品も借りてみようと思います。
最後に愚痴。
老人ホームでの演奏のボランティアを一度引き受けたら、数ヶ月おきに頼んでくるところがあるのですが(話を受けてくるのは私ではない)、正直勘弁してくれなんですよねえ。
数週間~一月ちょっと前に頼んで来て、日時指定って普通なんですかねえ。
私はそう言う所で弾くのは好きではないし、最近は仕事もあるから、ここ何回か断ってます。
でも、話を持ってくる人、好きなんですよね、そういうの。
夏休みで子供の病院がよいで忙しい、仕事があるという事情が分かっているのに、誘ってくるのかなあ。
「一応」ってことらしいけれど、何が一応なのかよく分からない。
一応だったら、「出られる?」ではなく「出られないと思うけど、自分たちは出るから報告する」じゃないかと思うのだけど・・・。
こちらは何事もなく無事通り過ぎましたが、そちらはまた別件でご心配でしたね。
天災のダブルパンチ、という事態は避けられて何よりです。
そして、お盆が終わったら、楽しいくつろぎタイムがやってくると良いですね。
我孫子武丸、有栖川有栖、北川歩実、島田荘司、竹本健治、長江俊和、麻耶雄嵩、米澤穂信『Mystery Seller』
ストーリー、ファンタジーとあったら、やっぱりこれもありますよね、ミステリー。
こちらは雑誌で2回特集された物をまとめた本ですね。
ミステリーの幅の広さを感じさせてくれる8つの作品が味わえます。
が、有栖川さんのは既読だった。
どこで読んだんだ??
こういう短編はあちこちのアンソロジーで使い回されそうです。
島田さんのは、ミステリー???と思いつつ読み進めましたが、なるほどミステリーだった。
短編だからって「ぱっと事件が起きて解決!」ではない、読ませる作品もあると改めて思わされました。
米澤さんは「大人向けは心理的に怖いよ!」とまた思わされる一品。
自分には女性としてのこういう心理が少ないので、余計に怖く感じる。
しかし、男性にも大多数の女性にも共感しにくいって、ちょっと寂しい。
オタク的お話しが出来る女性がもっといれば!(自分が主流派になる気はさらさら無い)
とはいえ、オタクの中でも派閥というかグループというか、色々ジャンルがあるからねえ。
まあ、気質的には他の人達より付き合いやすいかも。
オタ趣味を認めあえる的に。
竹本さんの「怖い映像」も心理的に怖い話。まあ、テレビをあまり見ない派の私には、こんな怖いことはあり得ないがな!
ミステリーと言うことで、多くの作品で最後にどんでん返しが待っている物が多かったです。
1作品中どんでん返しが多ければ良いってもんじゃないと思う物もありました。
「はあ?」と言いたくなるのもあったし、「え、一般人(腐ってない意味で)にも有りなの?」と思う物もあった。
アンソロジーに当たり外れはありますが、これからも自分からは手に取らないような作品と巡り会う為に、読み続けると思います。
佐藤友哉著『333のテッペン』
この作品は「Story Seller」で気にかかっていたので、借りてみることにしたのですが。
1~3で登場人物のプロフィールをはっきりさせていないので(大事な所はふわっと明かされている)、前の方にあるのかなあ、と思って借りてみました。
あ、元の本の題名が「Story Seller」には無かったけれど、各話タイトルが「333のテッペン」「444のイッペン」「555のコッペン」だから、「それっぽいのを探せば大丈夫」と思ったら、まんまでした。
で、借りて後ろの初出をチェックしたら、この3話のは「Story Seller」がそうでした。
なるほど、元の本を紹介できないわけだ・・・。
ということは「Story Seller」は普通だったら雑誌にするところを、きっちり本にして手元に残るようにした、というのが意図だったのだろうか?
で、この本、4話なんですよ。
つまり!
最後の一話だけのために借りたことになる!(せっかくだから1話目は読み直した)
これ、「Story Seller」を買って興味を持って買った人がいたら、怒るね。
私はお金を出してないから、そんな権利無いけれど、ちょっと何かもやっとするものはあった。
さて、こちらの探偵は一風変わっていて、事件解決というよりは、依頼人のご希望に添う形に収めるという姿勢の女子高生?探偵です。
正直、本当に女子高生なのか分からない。
ついでに言うとこの探偵さんがメインではありません。
ストーリーを進めるのは、巻き込まれ型主人公。
ただし、この主人公、普通の人ではありません。
元殺人犯で、どこかで矯正されて、新たな名前で生きている人です。
小説だから、「そういう設定ね」ですむけれど、現実だったらなんか納得できない気持ちがわきますね。
この話の語り手の主人公がそういうキャラだからなのかもしれませんが、この淡々とした文章がちょっと私の好みだったので、他の作品も借りてみようと思います。
最後に愚痴。
老人ホームでの演奏のボランティアを一度引き受けたら、数ヶ月おきに頼んでくるところがあるのですが(話を受けてくるのは私ではない)、正直勘弁してくれなんですよねえ。
数週間~一月ちょっと前に頼んで来て、日時指定って普通なんですかねえ。
私はそう言う所で弾くのは好きではないし、最近は仕事もあるから、ここ何回か断ってます。
でも、話を持ってくる人、好きなんですよね、そういうの。
夏休みで子供の病院がよいで忙しい、仕事があるという事情が分かっているのに、誘ってくるのかなあ。
「一応」ってことらしいけれど、何が一応なのかよく分からない。
一応だったら、「出られる?」ではなく「出られないと思うけど、自分たちは出るから報告する」じゃないかと思うのだけど・・・。