goo blog サービス終了のお知らせ 

「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県菊池市 ・ 県指定重要文化財 「 立門橋 ( たてかどばし ) 」

2018-09-02 16:19:31 | 熊本の石橋



























































































本橋に連結する持送り式桁橋






所在地 / 熊本県菊池市重味立門
架橋  / 万延元年  ( 1860年 )
石工  / 宇市
長さ   /  75.00m  幅   /  3.60m
高さ  /  11.40m  径間   /  21.70m
拱矢  /  8.60m


避暑地として有名な菊池渓谷の入り口の立門に位置する。
菊池市街から大分県の日田市に至る上津江往還の
柏川をまたぐ堂々とした貫禄のある石造眼鏡橋で、
 「 立門 」 の文字が刻まれている。
その文字は、築造時に石に彫り込み漆喰を埋め込んだもので、
橋自体に橋名を刻んだものは珍しい。


万延元 ( 1860 ) 年、時の郡代の山内平治、
横目役の高木仁十郎、惣庄屋の小山三右衛門、
原村庄屋有働太郎兵衛らの世話によって、
種山石工である橋本勘五郎の兄、宇市の手により竣工している。

長さ75m、幅3.6m、高さ11.4mあり、
地元の堅い安山岩の切石で石垣の石組みは精密で堅牢である。
立門の渡辺家に残る架橋設計図を見ると、
橋脚支柱の組方図では
積み上げる輪石の重みを二本の大柱によって支える図式で、
急流の水勢を邪魔せぬよう川中に木材を立てぬ工夫がされている。
また、この橋に連結して石造りの持送り式桁橋が設けられ
アーチ橋へのつなぐ工夫も読み取れる。


大好きなおばさんから貰った 「 重家蔵 ( おもやぐら ) 」

2018-09-02 05:16:43 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒



甕熟・重家蔵






先月、小倉の街で一緒に飲んだ競馬友だちで、
大好きなおばさんから貰った甕熟・重家蔵は、
これは、28度 720mlの5年から6年甕貯蔵 常圧蒸留の焼酎である。

ちんぐが生まれて5年から6年になります。
ちんぐの蔵元 重家酒造さんから5年から6年間 
甕で貯蔵させた壱岐島内350本限定の 「 甕熟古酒・重家蔵 」 である。

重家酒造に済みつく麹菌の香りがふんだんにする。
常圧蒸留の荒々しさが、微かに見え隠れするような味わいの焼酎で、
飲みやすいばかりでなく、味のある焼酎である。

とくに好きな人から貰った物は嗜み味わい、
大事に飲みたいものである。