黒川紀章氏設計の沖縄県庁
沖縄県庁と国際通り入り口
OTB ( 沖縄テレビ局 ) の前を行く “ ゆいレール ”
※ 動画を再生すれば、車内メロディーの「てぃんさぐぬ花」が聴けます。
旭橋駅 ⇒ 県庁前駅の間に流れる車内メロディーは、「 てぃんさぐぬ花 」 である。
「 てぃんぐさぬ花 」
てぃんぐさぬ花や 爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ
親(うや)ぬゆし事(ぐとぅ)や 肝(ちむ)に染(す)みり
天(てぃん)ぬ群(む)り星(ぶし)や 読(ゆ)めば読(ゆ)まりしが
親ぬゆし事や 読みやならん
夜走(ゆるは)らす船(ふに)や 子(に)ぬ方(ふぁ)星見当(ぶしみあ)てぃ
我(わ)ん生(な)ちぇる親(うや)や 我んどぅ見当(みあ)てぃ
宝玉(たからだま)やてぃん 磨かにば錆びず
朝夕肝(あさやちむ)磨ち 浮世(うちゆ)渡ら
誠する人や あとうや何時(いちい)までぃん
思事(うむぐとぅ)んかなてぃ 千代(ちゆ)ぬ栄い
なしば何事(なにぐとぅ)ん なわる事(ぐとぅ)やしが
なさぬ故(ゆい)からどぅ ならぬ定み
「 対 訳 」
鳳仙花で爪の先を染めるように
親の言うことは心の奥に染めなさい
天の星だって 数えようと思えば数えられるけど
親の教えは数え切れないほどたくさんある
夜の船を航海する船は北極星を見て走る
私を産んでくれた親は私を見ている
眩い宝石だって磨かなければ錆びてしまう
朝から晩まで精進し 世の中を渡って行こう
誠実に努力する人は 後はいつまでも
願いが叶って将来末永く幸せである
やろうと思えばなんだって出来る
やろうとしないから出来ないのだ
と、唄っているが、
まさに、親の教えの通りである。
ことわざにもあるが、「 親の説教と冷や酒は後で効く 」 である。