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「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県小国町北里 「 幸野川橋梁 ( こうのがわきょうりょう ) 」

2014-11-25 06:09:41 | 近代化産業遺産・土木遺産



県道318号線が橋梁の下を走る








農村地帯にこつ然と現れるコンクリートアーチ







曲がりくねった樅木川に架かる







高さ25mのアーチ橋







Y字の橋脚に小さな透かしアーチがよく似合う








下から見上げると迫力が伝わって来る










所在地  / 熊本県小国町北里 西村
竣工   /  1939年 ( 昭和14年 )
設計者 /  鉄道省熊本建設事務所
■  登録有形文化財 ・  Aランク近代土木遺産



農村風景と美林が連続ずる小国らしい風景の中に、こつ然と現れる灰色のアーチ。
それは、延長112m、高さ25mの6連のアーチ橋である。
中央の4つが直径20mの半円を描き、樅木川の清流や道路、水田を跨いでいる。
アーチ直径の大きさでは線区でも最大で、
そこから覗く周辺の緑とマッチして独特の景観を作り上げている。
また、アーチ間の壁に小アーチを連続させ、
あたかも「透かし」のようなデザインで、見る者を飽きさせない。
それは、強度、構造上の機能とは無関係と思われ、
農村を貫く構造物に美観を持たせた設計者の意図に感服する。
橋上を列車が行き交うこともない今となっては論じても仕方ないが、
黒川温泉をはじめ周辺の温泉地が脚光を浴びる今日、
幸野川以外にも多数の美しいアーチ橋を擁した宮原線が現存しないことは惜しまれる。


幸野川橋梁へのアクセス
幸野川橋梁へは、小国町役場より杖立方面に向かい1キロほど行った所から
右にある北里小学校の看板から(玖珠方面)へ曲がり、
道なりに2キロほど行った所に架かっている。


福岡県上毛町 ・ 百留城主百留河内守の出城 「 原井城 」

2014-11-25 06:08:41 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )



台地になった城跡







かつての校庭と主郭広場






道路脇にある原井城




原井城は、以前紹介した 「 傾城石 」 の入り口から約300mほど下った場所にある。

旧・大平村の唐原の原井集落から友枝へ通ずる道路脇の一段高くなった所に
現在は廃校になってしまったが原井小学校があった。
その学校の敷地全体が原井城跡と言われている。

城は山の出鼻に築かれたもので、遺構は全く見られない。
校地は三角形の平地で、北と南は急斜面となり、西は峰続きである。
東南の低いところに城の前・内の丸・門田、北に小城戸・弓場などの地名が残り、
わずかに名残りをとどめている。

この城の詳細は不明であるが、百留城主・百留河内守の出城であったと言われている。
百留氏は長岩城主の野仲鎮兼の家臣で、下毛郡土田の城主であったが、
天正七年 ( 1579年 ) に山国川を押し渡り唐原に攻め入り、
代金 ( しろかね ) 城主・代金信濃守を討ち、ここに城を築いたものである。



大分県日田市 「 日田風景 」

2014-11-25 06:07:41 | 探訪 ・ ドライブ



三隈川の橋の上から日田三隈のひとつ「 日隈公園 」を望む








国道210号線沿いの風景











15日、熊本からの帰りに 「 鯖の姿すし 」 が食べたかったので杖立まわりで日田に出た。
この日は天気が良かったので絶好のドライブ日和だった。
日田は素敵な町で、素通りしてもこの景色が観れるだけでも満足度アップである。

来月、 「 またここに来たい 」 と思っている。