
久留米競輪場での練習風景


4コーナーからゴール方面を望む

久留米競輪場の入場門
競輪選手は競馬やオートレース、ボートレースには行けるが、当然のことながら競輪の車券は買えない。
だから競輪場の観客が入るスタンドからレースを観ることはない。
引退した今でも現役選手時代の習慣で、一般スタンドからの観戦は罪悪感があるので、
生のレースは、ほとんどスタンドから観戦することはない。
参加選手は選手専用の観覧席や検車場などのモニターテレビで観戦をするから、
自分たちが観るレースの感覚と、ファン ( 観客 ) が観る感覚とは180度違うのである。
例えばその感覚は、野球選手がグランドやベンチから観るグランドレベルのようなもので、
内側 ( 守備についている場所 )から観るのと、
外側 ( スタンドから ) 観る違いのようなものだと思ってもらえればいいかも知れない。
だから外からファン目線で観ると何となく違和感みたいなのがある。
下の動画は、久留米競輪場でボクが競輪選手として二十歳の時、
5月1日にデビューしたものだが、
観る位置が変われば、感覚も変わるものである。
久留米競輪場でのデビュー戦 ( 7番・赤白 )