今度の部屋

授業でできなかったことや出版物についてフォローします(できるだけ^^)

「土器焼き」の授業報告(その4)

2014-03-30 08:50:02 | 日記
こんにちは。

「土器焼き」の授業報告3回目です。

↓ 焼き上がりの結果です。


↓ 焼いた後は堅くなりました。(あたりまえか…)


↓ 縄目もしっかり残ってます。


↓ 

↓ 一番安定感があった土器


↓ 焼肉も終わり、後片付けをしておわりました。


【総括】
寒い日だったので、「こんな日に焼肉やっているんだ・・・」みたいな目でみられました。
  (土器を焼いているとは思わなかったでしょう…)

しかし、この日しかみんなそろう日がなかったので、しかたがなかったのです。

それにしても、粘土で作るだけではなく、焼くことまでできたので、よかったです。

何度も何度も日程調整してできたので、感無量です。

簡単につくれそうなものでも、実際にやってみるととても大変なことを知ってほしい。

それがこの授業のテーマでしたから、目標は達成できたのではないかと思います。


今日もきてくださってありがとうございました。




「土器焼き」の授業報告(その3)

2014-03-29 11:12:12 | 日記

こんにちは。

「土器焼き」の授業報告3回目です。

↓ 肉を切ってみました。


↓ 筋以外はとてもよく切れます。


↓ 野菜はやはりすぱっとはいきません。


↓ 焼肉開始です。


↓ その間、土器は順調に焼けていました。


つづく・・・。

きょうも来てくださってありがとうございました。

「土器焼き」の授業報告(その2)

2014-03-28 10:29:03 | 日記
こんにちは。

「土器焼き」の続きです。

↓ 焼く前の記念撮影です。手前がわたしの「ねこ顔土偶」です。奥は 院生がつくった土器です。



↓ 入れてすぐに、頭がもげました。


↓ その後も崩壊しつづけました。


↓ 院生たちの土器をいれます。


↓ 焼いているのをずっと見ているのも退屈なので、横でバーベキューの準備を始めました。


↓ 網をおいて準備完了です。



つづく・・・。

今日も来てくださってありがとうございました。

「土器焼き」の授業報告(その1)

2014-03-26 08:18:53 | 日記


  ( ↑ 土器作りにつかった粘土 )


  ( ↑ 作り方などが書かれています。 )

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 こんにちは。

 3月2日(土)に実施した「土器焼き」の報告を忘れていました。

 報告します。

 2013年度の授業で「社会科教育演習」というのがありました。

 その授業は前期にもやったのですが、後期にもありました。

 後期は、地球儀をつくるのではなく、「ヤジリと縄文土器をつくる」がテーマでした。

 私も調子にのって土偶をつくりました。

 その記事については、以下の所にあります。
 
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2013年12月11日「土偶をつくりました」
 http://blog.goo.ne.jp/pcgmgogo28/preview?eid=5e310c8c19fb3d3a6338380478cc7d6d&t=47754596053320b58f0adc?0.9021567949093878
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 大学院生たちがつくった土器を焼いたのが3月2日だったわけです。

 たった4人しかいないのですが、なかなか日程が合わず、年を越してしまいました。

 ↓ キャンプ場で焼きました。



 ↓ 最近は好きなところで火をおこせないので、キャンプ場になったのです。




 ↓ 木炭をおいて、着火剤で点火しました。(縄文時代に着火剤はないのですが・・・それにライターもない・・・)



 ↓ よし! もえてきた-!



 続きは次回です。

 今日も来てくださってありがとうございました。

卒業式・謝恩会

2014-03-25 07:49:32 | 日記



こんにちは。

昨日は、大学の卒業式でした。

社会科全体では約80人くらいが卒業したのでしょうか。数えてなかったのでわかりませんが・・・。

1月20日に、わが家で「焼き肉パーティー」をした男6人のゼミ生も旅立ちました。

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あと一週間もすると4月になります。

そうすると、ほとんどの人が先生として子どもたちを教えるわけです。

教員は初任者研修などがあるものの、すぐに最前線へ投入されます。

小学校などではすぐに担任になることも充分考えられます。

忙しい、充実した日々で、今まで「大学生だった顔」が、いっぱしの「教員の顔」にかわっていくのでしょう。

今度会うのはいつになるかわかりませんが、その時まで楽しみにしたいと思います。

 ↓ メッセージが書かれた地球儀をもらいました。


 ↓ また地球儀をもらいました(2つめ)。


 ↓ 花束もいただきました。



今日も来てくださってありがとうございました。

「3月7日 卒業を祝う会」

2014-03-24 09:20:31 | 日記



 こんにちは。

 長い間、「地理学野外実験報告」が続いたため、その間に起きた出来事はここにのせられませんでした。

 ただ、そのなかでも特にご報告したいことは、3月7日、前に勤めていた学校の卒業式があったことです。

 私はもともと中学高校の教員だったのですが、4年前に私はこの学校を退職し、大学で働くことになりました。

 4年たって私が担任をしていた子どもたちが卒業する日が、3月7日だったわけです。



 なによりも印象深い行事は、中学2年の時に「富士山麓を100km歩かせた」ことです(3泊4日の行事)。

 中1のとき、千葉県の富浦で遠泳を行っていましたので、それを越えるものを中学2年生ではやらせよう。そう考えて、「富士山麓100kmウォーク」を行いました。

 6人単位で男女混合のグループをつくり歩く。3泊4日で歩く、いたってシンプルな行事です。

 たしか全員歩いたと思います。子どもたちはがんばってくれました。14才の子どもにはきつかったと思います。グループのメンバーは体力差がありますから、他人にあわせながら歩くのも厳しかったと思います。

 しかし、その行事は一回しか行われませんでした。あまりにも大がかりな行事だったからでしょう。



 

 さて、結局のところ、卒業式には出席せず(敷居が高いので・・・)、「卒業を祝う会」にでました。元担任から一言があり、その際、壇上から撮った写真です。

 ぶれているので顔が特定できないから、ちょうどよかったです。

 話した後「先生おもしろくなりましたね・・・」と言われました。その一言に子どもたちの成長を感じましたね。





 案の定、みんな大きくなっていました。担任していたクラスの子どもの名前はほぼ完全に思い出せましたが、それでもみんな大人っぽくなっていて、一人二人わからない子もいました。

 時間の関係であまり子どもたちとは話せなかったのですが、これで最後になる子どもがほとんどでしょうから、なんだか寂しいですね。

 先生たちはともかくとして、これで知っている子どもたちはいなくなってしまいました。

 彼らの人生にいいことがたくさんありますように祈ります。
 
 ↓ (新入生としてはいってきたとき、この桜の木の下で写真を撮っていたのを思い出します。(まだ咲いてないけど・・・))





 というわけで、今日3月24日は、今勤めている大学の卒業式です。

 今日もきてくださってありがとうございました。

地理学野外実験報告(その9;おしまい)

2014-03-22 09:10:32 | 日記


こんにちは。

野外実験報告の最終回です。

どういうルートをたどったのかをお知らせするために、上の地図を掲載するのに苦労しました。

1)当日のルートは、スマホのアプリ「My Tracks」で記録しました。それをパソコンに転送するのに、一苦労。(約30分)

2)転送したのはいいが、グーグルマップかGARMINでやったほうがいいのか迷ってしまって、一苦労。(約30分)

3)グーグルマップでできたのはよかったが、コースが重なってるのでわかりにくいだろうと思い、地図に文字を入力するソフトをさがして、一苦労(約30分)

4)へんな画像加工のソフトをいれてしまい、それを消すのに、一苦労。(約30分)

5)ソフト「イラストレーター」を持っていることを思い出し、それで文字・矢印・丸を描いたが、使い方を思い出すのに、一苦労(約30分)

  矢印がわかりにくいのですがお許しください。

 「私の仕事はブログアップではない」とまで思い始めたので、このあたりで完成と言うことです。

 【説明】
 祝戸荘→(一路北上)→1耳成山→(南下)→2神武天皇陵・橿原神宮→(東へ)→3天香具山→(南下)→甘樫丘(昼食)→4飛鳥寺など→(少し南下)→5石造物・石舞台古墳→祝戸荘

 さらに、MyTracksには以下のように記録されていました。
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総距離: 34.21km(21.3マイル)
合計時間: 8:15:43
移動時間: 4:09:12
平均速度: 4.14km/時(2.6マイル/時)
平均移動速度: 8.24km/時(5.1マイル/時)
最高速度: 23.63km/時(14.7マイル/時)
平均ペース: 14:29分/km(23:19分/マイル)
平均移動ペース: 7:17分/km(11:43分/マイル)
最速ペース: 2:32分/km(4:05分/マイル)
最大標高: 219m(718フィート)
最小標高: 100m(327フィート)
標高の上昇: 852m(2797フィート)
最大傾斜: 39 %
最小傾斜: -33 %
記録: 2014/02/28 8:57
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 時間が8時間15分
 総距離が約34km
 登った丘や山:耳成山(139m;ただし途中まで)・天香具山(152m)・甘樫丘(148m)


 やっているときはまったく意識していませんでしたが、34kmも自転車に乗ったり、山に登ったりしたのだと思うと感慨深いですね。

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 3日目の報告

 この日は、本当は、三輪山(467m)に登拝する予定でした。(国つ神と天つ神の話を知っておいて欲しかったため)

 しかしながら、山がくずれたということで登れませんでした。

 ↓ 三輪山麓にある「大神神社(おおみわじんじゃ)」


 ↓ 箸墓古墳



 しかたがないので、「山辺の道」を歩き「箸墓古墳」「扇状地」「そうめん」などについて説明しました。(ここが唯一地理学らしかったかもしれないが・・・)

 14:30頃、桜井駅で解散しました。

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 地理学野外実験報告をこれにて終了させていただきます。

 長い間お世話になりました。

 ありがとうございました。

 今日も来てくださってありがとうございました。

 
  

 







 

地理学野外実験報告(その8)

2014-03-21 07:33:33 | 日記


こんにちは。

地理学野外実験報告(その8)です。

今日は最後のEグループです。


Eグループは、「石からわかる歴史!」(南部一帯)がテーマです。

 目的:明日香村に存在する石造物などの史跡を巡ることで、古墳・飛鳥時代の文化・思想を知り、歴史について考える。

 
 ↓ 亀形石造物


 ↓ 酒船古墳跡


 ↓ 亀石:語り継がれてきた伝説について説明する。


 《wikiより》
 ・言い伝えによれば、奈良盆地一帯が湖であった頃、対岸の当麻(たいま)のヘビと川原のナマズの争いの結果、当麻に水を吸い取られ、川原あたりは干上がってしまい、湖の亀はみんな死んでしまった。亀を哀れに思った村人たちは、「亀石」を造って亀の供養をしたという。
 ・ 亀石は、以前は北を向き、次に東を向いたと言う。そして、今は南西を向いているが、西に向き、当麻のほうを睨みつけると、奈良盆地は一円泥の海と化す、と伝えられている。

 
  ・鬼の俎・雪隠をみて、学生の説明をききました。(写真省略)

  ・天武・持統天皇陵:時間の関係で説明だけで、近くまで行きませんでした。


 ↓ 石舞台古墳:古墳内にある石室を見学した上で、古墳内がどのようになっているのかを観察し、巨大な石材などのどうやって運んだかなどを考えました。




 ↓ 実験的に、タブレット型の端末が使われていました。とてもよくできていました。



 ⇒このあと、祝戸荘にもどりました(17:30頃)。


【総括】
このコースは移動距離が長く、どうしても石舞台古墳には行きたいということで、最後は押し気味になりました。

しかし、あわただしいという感じではなく、「天武持統陵」はカットするという判断で、石舞台には間に合いました。

授業をやるときには、時間の関係で何かを思いきって割愛するということがあります。

細かく急いでやるよりも、優先度が高い内容をじっくりとやったほうがいいということであれば、それでよろしいかと思います。

その判断が見事にできていたと思います。


今日も来てくださってありがとうございました。(つづく・・・)

地理学野外実験報告(その7)

2014-03-20 09:45:56 | 日記


こんにちは。

長期間体調不良のため、ブログのアップができませんでした。失礼しました。

そうこうしているうちに、3月も半ばを過ぎ、桜の開花のニュースをきくようになりました。

さて、野外実験報告を再開します(その7)。

A~Cグループまで終わってたので、今日はDグループです。


Cグループは、「ancient history ~時の流れを感じて~」(飛鳥寺付近)がテーマです。

 目的:古代の遺構などに対し、時間軸を中心に扱い古代の歴史への興味や関心を誘発させる。

 水落遺跡
  ↓ 水時計の仕組みについて説明がありました。

 
  ↓ 中大兄皇子の水時計運用による時の支配が国家形成の役割を担っていたことが説明されました。



  ↓ 飛鳥寺にいきました。じつはこの中で記念撮影をしたのですが、顔が全部でているためカットします(笑)


  ↓ 蘇我入鹿の首塚です。645年の乙巳(いつし)の変で殺された蘇我入鹿の首がここまで飛んできたと言われています。



 その後、飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)跡に行きました。
 飛鳥板蓋宮は、有名な乙巳の変があった場所です。
 中大兄皇子、中臣鎌子らが蘇我入鹿を殺害した事件があった場所です。

ーーーーー
【総括】
 首塚の後、飛鳥板蓋宮跡に行くのですが、二手に分かれました。

 実際、首はどれくらい飛んだのかということを体感してもらうためです。

 地図では「624M」あります。

 飛鳥板蓋宮跡と首塚にわかれて、必死になって「おーい おーい」と言って、互いにコンタクトをとろうとします。

 しかし、なかなかみつかりません。

 赤いコーンをふってもらったら、やっと見つけることができました。

 624mはかなり遠い。

 首が実際に600mとんだかどうかはさておき、この距離感を確認することは、とてもおもしろいと思いました。

 授業中に「首がとびました」という時、きっと力がこもるのではないでしょうか。

 この地理的な感覚(距離感)を体をもってしってほしいというのが、この野外実験の目的でもあります。

 その他に、談山神社もおもしろいかもしれません。

 中大兄皇子と中臣鎌子が山中で密談をしたので、そこにつくられたのが 談山神社だそうです。

 かなり高いところにあり、登っていくのは大変です(自動車で行けば簡単ですが・・・)。

 「こんな山の中で・・・」と感じさせるのもおもしろいと思います。
 
 


 今日も来てくださってありがとうございました(つづく・・・)



 

 

 


地理学野外実験報告(その6)

2014-03-09 06:31:46 | 日記


こんにちは。

地理学野外実験(その6)です。

Cグループは、「日本神話の地を巡る」(天香久山方面)がテーマです。

目的:古代から信仰されている土地を実際に歩き、和歌や古事記について学ぶ。


↓ 天野香久山神社前へ



↓ 百人一首にある和歌を紹介





↓ 天野香久山神社でお参り


↓ 山頂到着。国常立神社についての説明(水神について説明)


↓ 天岩戸神社へ


↓ 奥へ行くと、大きな岩があります(ちょっと見えないけど…)


【総括】
「天野香具山」の3つの神社をめぐりました。

一つの小さな山に3つも神社があり、神とのつながりがとても感じられました。

春すぎて 夏来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の 
    衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)  持統天皇

この有名な歌にでてくる香具山ですが、意外と小さいのにはおどろきました。

このCチームの発表が午前最後でした。

今日も来てくださってありがとうございました。