こんにちは。
地理学野外実験報告(その8)です。
今日は最後のEグループです。
Eグループは、「石からわかる歴史!」(南部一帯)がテーマです。
目的:明日香村に存在する石造物などの史跡を巡ることで、古墳・飛鳥時代の文化・思想を知り、歴史について考える。
↓ 亀形石造物
↓ 酒船古墳跡
↓ 亀石:語り継がれてきた伝説について説明する。
《wikiより》
・言い伝えによれば、奈良盆地一帯が湖であった頃、対岸の当麻(たいま)のヘビと川原のナマズの争いの結果、当麻に水を吸い取られ、川原あたりは干上がってしまい、湖の亀はみんな死んでしまった。亀を哀れに思った村人たちは、「亀石」を造って亀の供養をしたという。
・ 亀石は、以前は北を向き、次に東を向いたと言う。そして、今は南西を向いているが、西に向き、当麻のほうを睨みつけると、奈良盆地は一円泥の海と化す、と伝えられている。
・鬼の俎・雪隠をみて、学生の説明をききました。(写真省略)
・天武・持統天皇陵:時間の関係で説明だけで、近くまで行きませんでした。
↓ 石舞台古墳:古墳内にある石室を見学した上で、古墳内がどのようになっているのかを観察し、巨大な石材などのどうやって運んだかなどを考えました。
↓ 実験的に、タブレット型の端末が使われていました。とてもよくできていました。
⇒このあと、祝戸荘にもどりました(17:30頃)。
【総括】
このコースは移動距離が長く、どうしても石舞台古墳には行きたいということで、最後は押し気味になりました。
しかし、あわただしいという感じではなく、「天武持統陵」はカットするという判断で、石舞台には間に合いました。
授業をやるときには、時間の関係で何かを思いきって割愛するということがあります。
細かく急いでやるよりも、優先度が高い内容をじっくりとやったほうがいいということであれば、それでよろしいかと思います。
その判断が見事にできていたと思います。
今日も来てくださってありがとうございました。(つづく・・・)