今度の部屋

授業でできなかったことや出版物についてフォローします(できるだけ^^)

シンポジウムが終わりました(2017.12.23)

2017-12-24 10:50:16 | 日記


こんにちは。

昨日、愛教大六年一貫コースシンポジウムが行われました。



新学習指導要領にもとづいた授業作りがテーマでした。





なかなかいい実践発表だったのですが、授業の終わりのところをちょっとだけ改善したほうがいいと思いました。

例えば、以下のようなことです。

・子ども達が何を学んだのかに対する自覚
・子ども達がどのようにかわっていったのかに対する教員の理解
・今後どのような課題に取り組んでいきたいのかについて子ども達の発言

授業の導入や展開についてはそれぞれ工夫されていましたが、授業の終わりのところをもう少し改善してもいいかなと思いました。

これまで授業のおわりでは、教員が主導するまとめや次回の予告など、あっさり終わることが多いのですが、今後は少し力を入れた方がいいのではないかと感じました。



参加者が少なかったのが残念でした。これは広報が足りなかったからだと思います。

本日もお越し下さりありがとうございました。

12月13日シンポジウムが開かれます(ご参加ください!!)

2017-12-20 08:22:42 | 日記



こんにちは。

23日(土)に、シンポジウムを開きます。

これは愛知教育大学6年一貫コース主催のもので、新学習指導要領について考えるものです。

なかなか参加者が集まらず、学生たちが困っています。

偉い先生が来るわけでもなく、無理に動員をかけることもありません。

学生たち手作りの会です。

どなたでも参加できます。よろしければいらっしゃって下さい。

本日はお願いだけです。よろしくお願いいたします。

(ご不明な点がございましたら、このブログにお問い合わせください!)


本日もお越し下さり、ありがとうございました。

Macデータのお引っ越し(2017.12.16-17)

2017-12-19 12:57:36 | 日記


こんにちは。

新しいPCを購入しました。

古いPCは「MacBook Air」(右)でしたが、新しいPCは「MacBook」(左)です。

一回り小さくなり、軽くなりました。

移動が多い私にとって大変有り難いことです。

最近は「iPad」をもちあるいていましたが、やはりPCはファイル管理が楽ですし、文字入力も快適です。

Macは、情報転送ができます。

前のPCのデータやいろいろな情報を、まったくそっくりの操作環境にしてくれます。

それを16日(土)、17日(日)に行いました。

しかし・・・。

この情報転送をコードレス、つまりWifiで行ったため、かなり時間がかかってしまいました。

「33時間」です。

情報転送の予想時間が33時間で、実際にかかった時間もほぼ33時間だったみたいです。

その間、一番出動回数が多い「MacBook Air」が使えなくなり、この土・日は大変でした(卒論の添削などがあったため)。

それでも、最後の1時間半くらいは「ああ、いよいよおわっちゃうのか・・・」と思いながら、いとおしむように、時間が減っていく様をみていました。

それで、うとうとしてしまい、目が覚めたら終わっていました。



肝心な瞬間を見落とすということはよくある話です。

このブログはその新しいPCで入力しています。

でも、PCが薄くなった分、キーもぺらぺらで、カタカタ音がうるさくなったような気がします。

一日も早くこの新型に慣れたいと思います。


本日もお越し下さりありがとうございました。

東京市ヶ谷に出張②(2017.12.14のできごと)

2017-12-16 10:06:29 | 日記


こんにちは。

昨日のブログの続きです。

科学技術振興機構に一時間も前についてしまったので「東郷元帥記念公園」に行くことにしました。

すると、交差点で、大勢の人が集まってスマホを使っています。



「だれか有名人でもいるのかな」と思いましたが、その指使いが下から上に跳ね上げるように動いています。

すぐに「ポケモンGo」をやっていることがわかりました。時間はちょうどお昼休み、モンスター集めに余念がありません。

もちろん子どもはいません。みんな大人です。大人だって「ポケモンGo」は楽しいのです(たぶん)。

そこを通過していくと、「東郷通り」とあります。



すると公園がありました。「東郷元帥記念公園」です。



東郷元帥は言うまでも無く、日露戦争で活躍した東郷平八郎です。

東郷元帥邸宅の跡地を公園にしたものだそうです。



東郷邸にあったら「ライオン」がお迎えをしてくれました。



平地ではなく、高低差がついていて三段になっていました。大勢の人がくつろいでいました。

ポケモンやっている人も結構いました。

その後、科学技術振興機構に行き、本来の目的である仕事をしてきました(13:30〜16:00)。



出張の内容より、公園の話のほうが長くなってしまった・・・(笑)(おわり)。

本日もお越し下さりありがとうございました。

東京市ヶ谷に出張①(2017.12.14のできごと)

2017-12-15 09:34:35 | 日記

(↑ 下のほうに「科学技術振興機構」とあります)

こんにちは。

昨日(12/14)は、東京・市ヶ谷で仕事がありました。



J-stageの説明会があったからです。

J-stage(科学技術情報発信・流通総合システム)とは、簡単にいうと、論文を電子化して世界中どこからでもアクセスできるようにするシステムです。

科学技術振興機構が管理していて、それが市ヶ谷にあるのです。

市ヶ谷の駅から、てくてく歩いて行きますと、上智大学やすぐそばに日テレがありました。


(↑「上智大学市谷キャンパス」と書いてあります。暗くてみえませんが・・・)


(↑ 日テレの車)

1時間もはやくついてしまい、どこかで時間をつぶすことにしました。

地図をみていると、すぐ近くに「東郷元帥記念公園」がありました。

「東郷平八郎ゆかりの公園がある。行ってみよう」ということで、行ってみることにしました。

(つづく)

本日もお越し下さり、ありがとうございました。

『1417年、その一冊がすべてを変えた』を読み終えました(2017.12.7)

2017-12-07 11:13:56 | 日記


こんにちは。

古代ローマの詩人ルクレティウス(紀元前99年頃〜紀元前55年)の『物の本質について』という書物が1417年に再発見されたことによって、ルネサンスが起きるきっかけになったことを描いた物語です。
 
 この書物は、エピクロス(紀元前341年 – 紀元前270年)の思想を、ルクレティウスが詩の形で表したもので、私が気になった考えは以下の通りです。
 
 ・万物は目に見えない粒子でできている。
 ・物質の基本となる粒子は永遠である。
 ・宇宙には創造者も設計者もいない。
 ・宇宙は人間のために、あるいは人間を中心に創造されたのではない。
 ・霊魂は滅びる。
 ・死後の世界は存在しない。
 ・組織化された宗教はすべて迷信的な妄想である。
 ・天使も、悪魔も、幽霊も存在しない。
 ・人生の最高の目標は、喜びを高め、苦しみを減ずることである。
 
 中世キリスト教会が死への恐怖によって人を支配しようとしていましたが、この『物の本質について』は、天国や地獄を真っ向から否定しました。その結果1000年に渡り禁書となり、眠ったままでした。
 しかし、1417年にに発見されたときには多くの人々に影響を与えました。例えば、コペルニクス、ニュートン、ガリレオ・ガリレイ、シェークスピア、モンテーニュ、ジェファーソン(ジェファーソンは1743年生まれですから、かなり後ですね。「政府の使命は、幸福追求の支援」といいました。これはエピクロスの思想に近いです)、ボッティチェリなどがいました。
 
 世界史をかえたものが、革命でも、戦争でもなく、たった1冊の書物から始まったというのがとても面白かったですね。この書をみつけたポッジョ・ブラッチョリーニの人生とともに書かれていますので、興味のあるかたはぜひ読んでみて下さい。


 本日もお越し下さりありがとうございました。

ドクターイエロー、みつけた! (2017.11.30のできごと)

2017-12-03 08:59:45 | 日記


こんにちは。

11月30日に道徳の授業をみたあと、名古屋駅にいきました。

ホームで新幹線がくるのをまっていると、「回送」の文字が電光掲示板に・・・。

「回送か・・・ふーん・・・」と思っていると、黄色い車両が通過!

「あ、ドクターイエローだ!!」(心の中の叫び!!!)

ドクターイエローは、「新幹線電気軌道総合試験車」の愛称です。

ふつう東海道新幹線は16両編成なのですが、ドクターイエローは7両編成なのです。

「うわー・・・ドクターイエローが行ってしまう」(要するに目の前に止まらないで、スルーしたということですね)



追いかけていって、なんとか撮ったのがいちばん上の写真です。

wikiには「運行は10日に1回程度であり、走行時刻も非公開であるため、鉄道ファンを中心に「見ると幸せになれる」など、縁起物のような扱いをされる」とあります。

たしかにその通りです。すごいのですよ・・・。

「いいことがあったか?」と言われると、どうでしょうね?? (12/2に、焼き牡蠣をたべました)

本日もお越し下さり、ありがとうございました。

道徳の授業を見てきました(2017.11.30)

2017-12-02 16:54:36 | 日記

 ↑ 扶桑駅(愛知県)

こんにちは。

11月30日、愛知県扶桑町の中学校で、道徳の授業をみてきました。

13の授業を一斉公開していました。先生方、大変だったと思います。

私がみたのは「希望のビザ」という、杉原千畝を扱った授業です。

杉原千畝は「第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害によりポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情。1940年7月から8月にかけて、外務省からの訓令に反して、大量のビザ(通過査証)を発給し、およそ6,000人にのぼる避難民を救ったことで知られる。その避難民の多くが、ユダヤ人系であった。」(wikiより引用)

この授業の目標は「自分自身の弱さを認識し、はね除けた時に、自分を奮い立たせることで目指す生き方や誇りある生き方があるといことを知る」でした。

ほとんどの生徒達は、杉原千畝の生き方は「立派だ」「まねできない」「使命感をもっていてすごい」というのだと思っていました。

しかし、「杉原千畝の行動は協定を結んだドイツなどを敵に回す行為であるから、一見杉原の行動はいいようにみえるが、よくないと思う」「その時はかっこいいが、杉原の行動は日本を滅ぼしかねない」という意見が結構でました。(細かな表現は違いますが、内容はおおよそこんな感じでした)

意外でした。予定調和的に「杉原はえらい」と8割方が言うのかと思っていましたが、そうではなかったのです。

道徳を教える場合、特定の価値観を押しつけるのか、という批判がでてきます。教員が「こういう価値観を身に付けてほしい」と思うのはかまいませんが、そうではない意見も認めていく余裕があったほうがいいでしょうね。

この授業はそういう意味で、杉原の悩み苦しんだ後に選択した決断をありのままにとらえ、生徒にも考えさせた授業だったと思います。

私が、杉原千畝をあつかった授業をするとしたら、「立派な人というのは、自分のことを誇らないものだ」「こんなすごいことをしているのに、全然ほこらない杉原はすごい」か・・・いやちがうなあ。

「自分の行為についてすべての責任を受け入れ、謙虚に生きていく人間がいる」ということを目指すかな・・・と思いました。いいとか、悪いとか、立派とかではない授業にしたいです。

指導書にたよらないで、道徳は授業を作っていくと面白いし、先生の責任も大きいですね。たいへんですけど、がんばってください。

そんなことをいろいろと考えた授業見学でした。勉強になりました。ありがとうございました。

本日のお越し下さりありがとうございました。