今度の部屋

授業でできなかったことや出版物についてフォローします(できるだけ^^)

HP つくるぞ!

2012-11-30 07:40:56 | 日記


こんにちは。

ブログで、ファイルを公開するのが厳しいみたいなので、HPを作ることにしました。

過去、HPの作成は何度も挑戦してダメでしたが、今度はうまくいきそうです。

「jimdo」を使ってつくると簡単にできるようです。

「ファイルのダウンロード」もできました。七転八倒していたのがうそみたいです。

少し外見を整えてから、公開したいと思います。

「近いうちに」やります。「最低でも」年内にやります。

しかしながら、ブログやら、ホームページやら、フェイスブックやら、なにがなんだかわからなくなってきました。

こうして情報社会に飲み込まれ、機械に翻弄され、本当に大切なものを見失うのでしょうか・・・。

まあ、悲観的に考えず、わたくしの著作を買ってくれた方々との約束を守ることを一番にしたいと思います。

(かっこつけた)

今日も来てくださってありがとうございました。

吉村昭『ニコライ遭難』を読み終えました

2012-11-29 08:08:11 | 日記



 こんにちは。

 今日は、読み終わった本について、メモしておきます。


 吉村昭 著『ニコライ遭難』(新潮文庫・全379ページ)

【内容】有名な大津事件(1891年)の話です。
ロシア皇太子ニコライが来日し各地で歓迎をうける(長崎・鹿児島・神戸・京都・大津)
→大津で、津田三蔵 巡査に襲われる
→ロシアの報復をおそれ津田を死刑にしたい政府首脳・法律通りに無期徒刑としたい大審院長の児島惟謙(こじま これかた・いけん)の対立
→津田に対する事情聴取
→裁判の様子・判決
→その後の津田・ニコライを救った二人の車夫・ニコライの話

【興味をもった箇所】
・ニコライは最初の上陸地である長崎で、入れ墨をいれた(p.51)

・車夫の向畑治三郎と北賀市市太郎は、それぞれニコライより2500円(恩賞金;一時金)と1000円(年金;毎年)をもらった。(p.193)
(当時の1000円は国会議員の年俸に相当する・当時の巡査の初任給が8円)
→(初任給8円を15万円とすると、1000円は「1875万円」になる)

・政府首脳には薩長土出身者が多く、司法に関わる者たちはその藩閥政治に対する反発があったのではないか(薩長土以外の英才たちは司法に進むことが多かった。政界に入り込めなかった)。(p.281)

・西郷隆盛は西南戦争を生き延び、海外に逃げた西郷隆盛をニコライが一緒に連れてくるのではないかという噂が流れた。もし西郷が帰ってくれば、必ず政治で主導権を握るに違いない。そうすれば、西南戦争で功があった津田は勲章をとりあげられると信じていたらしい)(文庫のカバーに、西郷とニコライが一緒に描かれているので注目です)(p.248)

・児島惟謙は直接裁判をおこなっていない(堤正己が裁判長)。(p.284)

・津田三蔵は釧路で死んでいる(病死)。(p.363)

【感想】
・吉村昭の小説は以前『冬の鷹』、『戦艦武蔵』、『長英逃亡』を読みました。久しく吉村昭の著作を読んでいませんでしたが、緻密で丁寧な文章が心地よく感じられました。(以前は、少々読みにくいと感じていました)

・津田は死を覚悟していたが死刑にはならなかった。思いもかけない大金を得た車夫たちは身を持ち崩したり、ロシアから大金を得たことで後ろ指(後に日露戦争があるため)をさされる。ニコライは栄華を極め続けるはずが革命により殺害される。
 どういう人生が幸せなのだろう。幸せを探すのではなく、生きることそのものが大切なのだろうか。「いい人生」なんてないのだなと思いました。本の内容とは、ずれているかもしれませんが、そのようなことを感じました。

 次は、 永井路子著『氷輪 (上・下)』(中公文庫) を読みます。
 日本に来た後の鑑真和上の話です。

 『ニコライ遭難』の後、司馬遼太郎『坂の上の雲』を読んで、吉村昭『ポーツマスの旗』を読もうと思いましたが、この本を読みます。

 今日もきてくださってありがとうございました。

【悲報】記入シートのダウンロード がうまくいかない・・・。

2012-11-28 09:20:15 | 日記


 こんにちは。

 11月26日に「【速報】出版した本の記入シートのダウンロード先です」という記事を掲載しました。

 しかし、表がゆがんでしまうということが判明しました。

 今、マイクロソフトの「SKYDRIVE」という場所で、実験中です。

 もっとPCに詳しければいいのですが、未熟者ですみません。

 「近いうちに」公開いたします。
 
 本当は、gooブログでできればいいのですが、よくわかりません。

 なんとかがんばりますので、よろしくお願いします。

 今日も来てくださってありがとうございました。

 

 

スパシーバ(ありがとう)

2012-11-27 11:20:39 | 日記


こんにちは。

 昨日、横浜から愛知へ新幹線で移動しました。

 新横浜から乗車したのですが、3人がけのうち2つの座席は先客がいました。わたしの座席は3人がけの一番窓際でした。

 たまたま私は今回荷物が多く、正直なところ「2人が座っていて、面倒だな」と思いました。重い荷物をかかえ、2人の前を通らなければならないので、いやだったのです。最近は荷物の軽量化をはかり、身軽に移動していましたが、その日ばかりは着替えなどをたくさん詰めた、大型のキャリーバッグでした。

 よくみると、外国人の女性らしい。それもアジアのかたではない。アメリカ人か・・・いやもしかしたらドイツ人かもしれない・・・まあいいや・・・とりあえず・・・「エクスキューズ ミー」といって、二人の前を重い荷物をかかえ、通らせてもらいました。

 もちろんお二人はイヤな顔をせず、とおしてくれました。着席して「サンキュー」と言いました。

 新幹線が動き出し、しばらくして、お二人はおもむろに本を取り出し、読み始めました。富士山が表紙に描いてあるので、日本のガイドブックだろう。しかし、その文字はどうみても英語ではなく、ロシア語でした。外国人といえば英語でいいやという安易な考えをもった自分が恥ずかしくなりました。

 その後は、ロシア語で「こんにちは」は「ズドラーストビーチェ」だったかな・・・とか、「ありがとう」は「スパ・・・スパなんだったっけ・・・」とか考えているうちに、眠くなってきて、うとうとしました。

 ときおり目を覚まして、「ああ、ロシアから観光に来ている女性なんだな」、「ニコライ2世とか、日露戦争とか知ってるのかな・・・きいてみたいな・・・」とか、意味不明な好奇心が芽生えたのですが、そんな勇気もなく、時間だけが過ぎ去っていきました。

 そうこうしているうちに、1時間ほどで豊橋につきます。またお二人の前をとおって、降りなければなりません。
 今度はドキドキしながら、意を決して「スパシーバ」(ありがとう)と言ってみました。「おおー」とニッコリしてくれました。どうやら通じたみたいです。 
 本当は 「日本ですてきな思い出をたくさんつくってくださいね」と言いたかったのですが、「スパシーバ」で精一杯でした。

 ささいなことですが、なんだかうれしかったですね。

 なんのオチもなく、この話は唐突におわります。

 今日もきてくださってありがとうございました。

【↓ 記入シートの入手先はこちら】
https://drive.google.com/?authuser=0#my-drive

【速報】出版した本の記入シートのダウンロード先です

2012-11-26 21:36:56 | 日記


 こんにちは。

 たいへん長らくおまたせしました。

 この間売り始めた本で、記入するところのスペースがせまいといけないので、このブログで入手先をお知らせしますと言っておきながら、やっていませんでした。

 これがベストではないのですが、わたくしはPCに疎いものですから、今のところ以下のところで公開しようと思います。

 https://drive.google.com/?authuser=0#my-drive

 「グーグルのドライブ」を使います。

 ただ、これは共有できるので、イタズラしようと思えばできるようです。だからみなさん、いたずらしないでくださいね。

 それから、まだ一つしかアップしてません。これからがんばってアップしていきます。
 
 よろしくお願いします。

 緊急のご報告でした。

豊橋の駅弁シリーズ(「助六寿司」)

2012-11-26 09:01:24 | 日記


 こんにちは。

 11月22日豊橋駅を利用しましたので、当然弁当を食べました。

 今回は、「助六寿司」です。(500円)



 内容は、かんぴょう巻き5、いなり寿司4です。

 うなぎ飯に続き、もはやなにも言うことはない感じがします。

 今日もきてくださってありがとうございました。

 

豊橋の駅弁シリーズ(「うなぎ飯」)

2012-11-18 10:21:14 | 日記


 こんにちは。

 金曜日に愛知から横浜に移動しました。

 豊橋から新幹線に乗ったので、いつも通りの駅弁シリーズです。

 今回は、壺屋弁当部の最高峰「うなぎ飯」(1200円)です。

 金曜日体調がわるかったので、健康回復祈願のため「うなぎ」になりました。

 

 中身は、もはや語るまでもなく、うなぎとごはんがはいっています。(やりがいがない・・・)。

 前回いなり寿司を横にして汁がこぼれたので、それを反省し、新幹線に乗る前にホームのベンチで食べてしまいました。

 味は、意外とあっさりしているのではないか・・・と感じました。

 東京で食べていたウナギのほうが、汁がたくさんかかっていて味が濃いと思います。

 もしかしたら、これが豊橋風なのかもしれません。

  ーーーーーー
 いちばん高価な「うなぎ飯」を食べた記念に、ここまでのクリア状況を振り返ってみます。

 壺屋弁当シリーズ一覧
〈丼〉
うなぎ飯¥1050(2012.11.16クリア)

〈寿司〉
潮騒ちらし¥850円(2012/9/21クリア)
助六寿司¥480円
手筒花火弁当¥1100円
稲荷詣で¥550円(クリア)
三色稲荷¥550円
稲荷寿し¥480円(2012/11/2クリア)
ちくわ稲荷すし¥600円

〈幕の内〉
レールパーク弁当¥800円
幕の内弁当¥750円
三河路弁当¥900円
花まつり弁当¥950円(クリア)
駅弁の日¥850円
のぞみ弁当¥1050円(2012/10/26クリア)
壺屋浪漫¥800円(クリア)

〈その他〉
串づくし¥550円(クリア)

〈豊橋駅ビル カルミア2F限定;正確には駅弁ではない〉
焼肉弁当?
竹の子ご飯弁当?
ハンバーグ弁当?   
赤飯弁当?
五目ご飯弁当?
みそかつ丼?
夏のお好み稲荷

〈日本橋三越本店 限定〉
まんぷく弁当

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  (強風なのにベランダにでた ネコ)

 駅弁はあと8つです。最後に「手筒花火弁当」か「まんぷく弁当」(銀座三越本店 限定)のどちらかにしたいと考えています。

 がんばります。

 きょうも来てくださってありがとうございました。


 

授業「教科書を書きかえよう」がスタートします(1年生)

2012-11-15 09:48:27 | 日記


 こんにちは。

 今日から大学1年生の授業で、以下のプログラムがスタートします。
 
 第7-12回 「教科書を書きかえよう」 

【目的】
(1)教科書を書きかえて、発表することで、
   ・学習指導要領が反映していることを知る。
   ・いろいろな書き方があることを知る。
   ・背後には多くの知識があることを知る。
   ・人前にでることに慣れる。
   ・しっかり声を出せるようになる。
   ・わかりやすく伝えることができるようになる。
(2)授業中、他のグループの発表を聴いて、
   ・良いところをみつけることができる。
   ・改善した方がいいところをみつけることができる。

【やりかた】
    小学校社会科の教科書から、好きな場所を探す(2ページ分)
   ・その単元は、「学習指導要領」のどの箇所と関わりがあるのかを書く。
   ・元々の教科書の難しい「用語」などについて調べ上げる。(掘り下げる)
   ・「新しい教科書」に書きかえる。
   ・どのような「発想」から変更したのかを書く。
   ・「参考資料」を書く(出典)。
   ・「感想や担当したこと」を書く。
   →55部印刷する(B4用紙;紙は提供します)
   →発表・質疑応答(1グループ 約20分)

  《ポイント》学習指導要領+膨大な知識からの精選+自分たちの考え→教科書の誕生

【発表について】全14グループ(1グループ3~4人)
(1)説明 7~8分
(2)教科書をつかって「ちょこっと授業」(導入部分のみ) 5分
(3)質疑応答 5分
 
【その他】(グループ活動時)
(1)PCなどをもってきてもよい。
(2)スマホ・携帯の使用をみとめる(情報入手手段としての使用にかぎる)

 過去、学生はそれぞれ工夫して考えてきます。

 今回も期待したいと思います。

 今日も来てくださってありがとうございました。
 (写真のネコは、愛知県のノラネコです)
 


先生、おめでとうございます。

2012-11-14 20:35:57 | 日記


 こんにちは。

 またさぼってしまいました。すみません。

 さて、お話しするのが遅れましたが、わたくしにとって喜ばしいことがありました。

 それは、大学の学部そして大学院(修士)時代の恩師である、早稲田大学名誉教授・中島峰広先生が叙勲の栄に浴されました(11月3日)。「瑞宝中綬章」(ずいほうちゅうじゅしょう)です。

 先生はわたくしが大学1年生になったとき、クラスの担任としてご指導いただきました。その後、先生の影響をうけ、地理学を専攻することになりました。さらに、大学院でもお世話になり、といいますか、ご迷惑をおかけしましたが、修士課程を無事終えることができました。

 修士課程を終えたあと、わたくしは北海道の教員になるわけですが、わたくしが次の道を模索していた折、東京大学附属中・高等学校を紹介していただき、そこの教員となることができました。

 教員として働きながら、博士課程にすすみたいとお話ししたところ、博士課程の恩師である白井哲之先生を紹介してくださり、博士となりました。

 博士になったあと、愛知県の大学の教員となっていくのです。

 主だったことを書いても、これだけお世話になっているのです。人生の転換点において必ず見守り、導いてくださった先生です。

 先生にはいつまでもお元気で、わたしたち後進を見守っていただきたいと存じます。わたくしもいい年のオッサンですから「なにを甘えたことを・・・」と叱られるかもしれませんが、それでも先生にはずっとお元気でいてほしいのです。

 中島先生、この度は本当におめでとうございます。

 今日も来てくださってありがとうございました。



 

『あたらしい憲法のはなし』をつかった授業

2012-11-09 07:36:22 | 日記


 こんにちは。

 昨日社会科教育法の授業で、「『あたらしい憲法のはなし』を紙芝居にしよう」という授業をやりました。

 『あたらしい憲法のはなし』は、戦後の中学生に新しい憲法とはどのようなものかを伝えるために、文部省が発行した小冊子です(約70ページ)。

 書き出しは以下の通りです。

 「みなさん、あたらしい憲法ができました。そうして昭和二十二年五月三日から、私たち日本国民は、この憲法を守ってゆくことになりました。このあたらしい憲法をこしらえるために、たくさんの人々が、たいへん苦心をなさいました。ところでみなさんは、憲法というものはどんなものかごぞんじですか。じぶんの身にかかわりのないことのようにおもっている人はないでしょうか。もしそうならば、それは大きなまちがいです。・・・〔以下略〕・・・」

 よく社会科の資料集にでている、下の「絵」もここに載っています。



 これを55名の学生が11グループに分かれ、小学生に伝わるように紙芝居をつくり、それをみなの前でやってもらうという授業です。

 紙芝居と言うより演劇になったり、そのまま読むのではなくわかりやすく書きかえたり、オリジナルのキャラクターを登場させたり、学生たちの発想はじつに豊かでした。

 1年生なので、人前で話すことの大変さ、そして、伝わったときの喜びなどを知ってほしいと思い実践しました。

 学生さんたち、おつかれさまでした。

 今日の夕方、仕事のため、横浜へ向かいます。

 今日も来てくださってありがとうございました。