今度の部屋

授業でできなかったことや出版物についてフォローします(できるだけ^^)

大学院修士論文の中間発表(2015.6.28)

2015-06-30 08:17:24 | 日記


こんにちは。

28日(日)は、大学院の修士論文中間発表の日でした。

2年生が20分(10分発表・10分質疑応答)、1年生が10分(5分発表・5分質疑応答)が持ち時間でした。

全部で10人が発表しました。

大学院生は意識が高いので、人数は少ないのですが、いい発表が多かったです。


さて、翌29日(月)はまったく授業がありませんでした。教員免許更新委員の会議が16:40からありましたが、それまでいろいろ仕事をしておりました。

しかし、眠い・・・。

眠いので、研究室のソファで寝ました。

YouTubeで「海の音」を聞きながら・・・。

ざざーーー、ざざーーーって・・・。

ふるさと北海道オホーツクの海を思い出しながら・・・。

昼寝するとすっきりしますね。

いいものです。

それにしてもYouTubeには、リラックスさせる音楽だけではなく、集中力をたかめる音楽などいろいろありますね。

みなさんもYouTubeでお試しください。


今日も来てくださってありがとうございました。

大学院授業「社会科授業研究」その3(2015.6.25)

2015-06-25 11:07:37 | 日記


こんにちは。
今日は、「社会科授業研究(大学院)」の報告です。
授業名は、「日本国憲法ランキング作り」です。(tは教員、sは生徒)

9:18 
t「クイズをだします」(国旗をホワイトボードに貼る)「アメリカが6回、中国6回・・・この数は何でしょうか?」
s「戦争の謝罪の回数」     
s「憲法改正の回数」
t「これは憲法改正の数です。ドイツは59回もやっています。日本は何回だと思いますか」
s「0回」「1回」
t「日本は一度も変えられていないのです。それはどうしてなのでしょうか?なぜ他国はこんなにかわっているのでしょうか?」

9:22
t「今日本では憲法改正の動きが起きていますけれど・・・。そこで、今日の課題は『21世紀に残したい条文はどれですか?』です。」(→ホワイトボードに課題を書き、プリント配布「日本国憲法ランキングシート」「日本国憲法」)




t「では4分とりますので、自分なりに考えて、ランキングシートに書いてください」
s(記入中)

9:30
t「いまから交流してもらいます。隣の人だけじゃなくて、全部の班のひとと交流してください。移動してやってください」
s(交流中)





9:37
t「では聞いてみましょう。これがもっとも大事だと思うものを発表してください」
s「25条です。これがあれば生活を維持できるからです」
s「11条です。基本的人権だと思います。侵すことのできない永久の権利というところがいいと思いました」
s「25条です。老後をよろしくお願いしたいです」
s「老後・・・(笑)」
s「11条です。将来を考えてもらえるのはいいです」
s「26条です。教育は大事です」
s「9条です。戦争したくないです」

9:48
t「いろいろ意見があってそれでいいですし、なにが大事なのかを決めるのはむずかしいです。こうやって考えることが大事だと思います」(おわり)

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「  」は観察者の発言、(   )は授業者の発言 

「やることがシンプルで、わかりやすかった」
「内容がおもしろかった。条文がむずかしいのではないか。実際生徒は理解できるかなと思った。変えたいことをきくのもおもしろいと思った」(迷ったが、変えるほうが難しいと思った)
「どの条文も大切だなとわかる。それで改憲回数が0・・・というつながりにしなくていいのか?」
(特に残したい条文は・・・などいろいろまよった。改正ありきになってしまうのはまずいと思った)
「じゃあ、日本国憲法はどうしてかわらなかったんだろう でよかったのではないか?」
(変えることがいいわけではないが、変えるという視点も与えたかった)
「なかなか変えにくいという性格もあるのではないか?」
(かえにくいからかえないのか、内容がいいからかえないのか)
「歴史の要素がない。何年にあったのか?とかいれないと歴史の要素がない」
(憲法そのものの始まり、大日本帝国憲法との歴史的なことを比較するなどアイディアがあった。イギリスの憲法との比較というアイディアもあった)
「回数は、参政権の関係でこうなったといったが、改正の重みが違うのではないか」
(中身にふれないと厳しいかもしれない)
「ドイツは憲法の範囲がひろく、日本でいう法律みたいなものが多い。だから変わることが多い。今回の授業では統治権、集団的安全保障など難しいことばは大丈夫かなと思った」


 改正の中身を検討しないで回数だけをあげると、改正しないのは世界からみたら遅れている、という考えになるのは危険だと思います。歴史の要素も薄かったかなと思いました。
 しかし、この授業はシンプルで25分間で行えますので、公民の授業で使えると思います。


 今日も来て下さってありがとうございました。

ネコのあしあと(2015.6.13?)

2015-06-24 08:32:08 | 日記


こんにちは。

先日、横浜でぶらぶらしていたら、ネコのかわいい看板をみつけました。

それが上の写真です。

ふと足下をみると・・・。



ネコのあしあとが描かれていました・・・。

(すこし歩いて・・・)

また、かわいい看板をみつけました。

それが下の写真です。



また、足下をみると・・・。



またまた、足跡が・・・。

おそらく同じオーナーなんでしょうね・・・。


今日も来てくださってありがとうございました。

附属学校の研究会(2015.6.18)

2015-06-23 07:37:35 | 日記

(授業風景は、生徒の顔が出ちゃうから・・・今日はネコです)

 こんにちは。
 
 6月18日、附属中学校で研究会がありました。
 
 一つは、これからの日本社会で大切なものは情報化か、グローバル化か、伝統文化かについて話し合われていました。生徒達は根拠をあげて意見を主張していました。(中学校 公民的分野)。
 もう一つはトゥールミンモデルを援用した授業でした(地理的分野)。これはタブレット型端末を使って、他者の意見を手許で確認しながら、意見交換していました。

 いずれの授業も、先生方が日頃から「学ぶためのしつけ」を指導し、しっかりとそれが定着していることが伝わってきました。教員が主役ではなく、生徒達が主役として学んでいることがわかりました。
 もしかしたら、授業を見慣れていない人がこの附属学校の授業をみると、附属の先生は生徒の意見を板書しているだけに見えるかもしれません。しかしながら、授業は先生が用意してきたものを教え込むのは簡単ですが、生徒が調べてきたことや生徒の意見をいかして臨機応変に授業をつくりあげるのはとても難しいのです。附属学校の先生方の力量はさすがでした。

 6月、9月にこうした研究会を行い、10月に公開研究大会が行われます。その10月の公開研究大会で、私は助言者を務めさせてもらいます。


 今日も来て下さってありがとうございました。

高校で出張授業(2015.6.11)

2015-06-17 08:43:38 | 日記


こんにちは。

先週11日(木)に、高校で出張授業をしてきました(大学の授業を少しアレンジして高校生に実施する)。

この日、午前中は江南市で教育実習の授業を2つみて、その後に常滑に向かいました。

蒲池という駅で降りて、そこから20分くらいかけて雨中徒歩で移動しました。

蒲池駅のまえはお店などはほとんどなく、高校までの道は畑や水田がひろがるばかりでした。





時間がすこしあったので、昼食でも食べてから高校にうかがおうと思い、高校近くの「うどん屋」に行こうと思いました。

ところが木曜日が定休日で閉店・・・。



当たりを見渡すと、「サークルK」がありました・・・。

ここで弁当を買って、早めに高校に行き、そこで食べさせてもらおうと思いましたが、サークルKには店内に食べる場所があり、弁当を食べたあと、1時間ほどメール処理や発表準備をしました。



いや、ここで食べてよかったです。実際高校にいってみると、校長室に通されたからです。

さすがにコンビニ弁当を校長室で食べるわけにはいかなったでしょう・・・。

サークルKで昼食をすませることができて良かった・・・。サークルKありがとう!

ああ、授業はまあまあでした・・・。



谷川俊太郎が校歌を作詞したとは驚きました。

作曲は、谷川賢作氏・・・。

WIKIで調べてみました。
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祖父は哲学者で法政大学総長の谷川徹三、父は詩人の谷川俊太郎、母は元新劇女優の大久保知子。娘はスタイリストの谷川夢佳。
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 親子で作ったのですね・・・。

 今日も来てくださってありがとうございました。

大学の公開授業(2015.6.3)

2015-06-09 05:44:00 | 日記


こんにちは。

3日(水)、大学で「公開授業」がありました。

この公開授業は大学の教員が、他の大学教員の授業をみるものです。
「大学でそのようなことをするのか・・・」と思いますよね。
でも、これは大学の授業を改善していこうとする試みの一貫で行われているのです。

わたしは、6人の先生にみられました。
授業内容は「発問」についてで、講義(発問とはなにか?)+作業(発問を作る)+発表(つくった発問でミニ授業をする)で構成されています。
いつもやっていることなので細かいことは省略します。

授業はなんとか終わりました。ふつうに終わりました。
授業後、見ていた先生から言われたのは・・・。
「スライドを使っていたが、レジュメは配付しないのですか?」→「はい、しません。みればわかる内容だからです」
「小・中・高校などで扱いが難しい政治問題などはどうしてましたか?」→「やはり自分の考えはしっかり話した方がいいと思います。子どもたちは『建前はいいけれど、先生はどうおもうの?』と思っているはずです。もちろん発達段階によって内容は変えます」
「授業のためのワークシートがあったほうがよかったのでは?」→「はい、そうかもしれません・・・手抜きでした・・・(汗)」

あ!今思い出しました!
この授業は最後に学生が前に出て先生になったつもりで発表するのですが、その見ている先生にあてるのを忘れました!
先生方もずっと授業を聞いていましたので、発表できるはずです。
考えているようにも見えました。

これまでにも多くの授業見学や授業参観をうけてきましたが、たいてい見ている人に話題をふってきました。
すっかり忘れていましたね・・・。


今日も来てくださってありがとうございました。

附属学校の研究会(2015.6.2)

2015-06-04 07:16:00 | 日記


こんにちは。
お久しぶりです。

2日(火)、附属小学校の研究会(公開授業)に行きました。
私は車を持っていないので、朝6:40のバスで最寄りの駅に行き、電車に乗って8:20小学校につきました。
車で行くともっと早く着けるのでしょうか。

さて、研究会の内容は公開授業(3つ)と研究協議会で、テーマは「これからの社会を生き抜く子の育成」でした。

私は午前中だけの参加で、2つの授業だけみました。
1つは5年生の社会でした。これは人があふれていて全く見ることができませんでした。
ただ、卒業生2人、IW君とIT君に会いました。
もう二人とも先生なので「君」という感じではないのですが、うれしかったですね。
私が初めて持ったゼミの学生ですから、卒業してから5年くらい経ちました。
したがって、授業をみたというよりも、卒業生と少し話したというのが正しい表現ですね。

2つめは、外国から帰ってきた子どもを集めた授業でした。
自分がいた国の文化と日本の文化について授業していました。
見たところ、アメリカ合衆国・中国・オーストラリアなどの国にいた子どもがいました。
先生が「日本はジメジメするよね・・・」と言ったところ、小さな女の子が「モイスチャー」と言ったのは面白かったです。


午後は、隣接する附属中学校にいき、授業を見たり、打合せをしました。
この附属中学校は10月に研究会があるため、打合せしてきました。

私は小学校の研究会をサボったわけではないのです。まじめに働いているのです!(震え声)


それから、小学校の研究会のときに、AG大学の学生さんたちと話をしました。
AG大学は昨年私が5回授業にいった大学です。

私「AG大学は広くて、きれいでいい大学ですよね」
学生「そうですね。でも、広くて大変なときもあります」
私「2号館で授業したことがありますよ」
学生「そうなんですか・・・先生なんですか」
私「AG大学で社会科教育を教えてました」
学生「こんなところで『2号館』とか聞くとは思いませんでした」
学生・私「ははは・・・」
とても礼儀正しかったです。立派だなと思いました。


今日も来てくださってありがとうございました。