今度の部屋

授業でできなかったことや出版物についてフォローします(できるだけ^^)

困ったときの「むのたけじ」シリーズ(4)

2014-09-28 12:15:19 | 日記



その行為が教育としてほんものであるかどうかは、そこにほんものの学問、ほんものの芸術があるかないかの一事で語られる。
教育の場は、ほんものの学問、ほんものの芸術を享受して継承するだけでなく、それを想像して発展させる胎盤である。
(むのたけじ『詞集 たいまつ 1』90-91頁、評論社)

こんにちは

困ったときの「むのたけじ」です。

教育に関わる者として、耳が痛い・・・。

数年前、広島に高校生を連れて被爆者の方たちに話をうかがったことがありました。

教室で「広島に原爆が落とされ、多くのかたが亡くなりました。広島に原爆が投下された理由は・・・」といった授業をすることよりも、被爆者の方たちに話をうかがうことがどんなに大切なことか。

広島のまちそのものに「圧倒的な教育力」があると感じたことがあります。「ほんもの」がありました。

ほんものに触れると言うことの大切さはわかってはいることですが・・・。

まして自分がほんものになる・・・厳しい限りです。

はやく自分も「ほんものの学問」否、学問にとらわれず、「ほんもの」になりたいと思います。

ああ・・・それにしても・・・耳が痛い・・・。


今日も来てくださってありがとうございました。

犬山城に行ってきました(2014.9.4)

2014-09-26 07:23:30 | 日記


 こんにちは。
  
 9月4日、教育実習をお願いする学校に挨拶に行ってきました。

 そのついでに、「国宝・犬山城」に行ってきました。

 犬山城は、姫路城・彦根城・松本城とならび、天守閣が国宝となった、数少ない城の一つです。

 (WIKIより)ーーーーーー
 木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれた平山城である。別名、白帝城は木曽川沿いの丘上にある城の佇まいを長江流域の丘上にある白帝城を詠った李白の詩「早發白帝城」(早に白帝城を発す)にちなんで荻生徂徠が命名したと伝えられる。

前身となる砦を織田信長の叔父である信康が改修して築いたものを石川貞清(光吉)が改修し現在のような形となった。この際の建築用材は金山城の建物の一切を解体移築したという「金山越」の伝承がある。江戸時代には尾張藩の付家老が入城し、成瀬正成以来、成瀬氏9代が明治まで城主として居城とした。現存する天守が建てられた年代については天文期説、慶長期説などがあるが、現在のような姿となったのは成瀬正成が改修した1617年(元和3年)ごろである。2004年まで、城主であった成瀬家が個人所有する文化財であったが、現在は財団法人に譲渡されている。
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  ↑ お城の南側から入ります。


  ↑ やぐらです。


  ↑ 天守閣から北側をみた景色


  ↑ マンホールの絵にも犬山城が描かれています。


 犬山城は、私の大好きなテレビ番組「美の巨人たち」にも取り上げられていました。(←初めてリンクできるようになりました!)

 城を実際に見終わってから、録画を見ました。

 しかし、どうやら私は犬山城の見方を間違えたらしいです。

 上の写真のように、南からみるよりも、川のほうから、つまり下から見上げるとすばらしいようです。

 失敗しました・・・。

 また行く機会はあるでしょうか・・・。

 わかりません。

 今日も来てくださってありがとうございました。

 
 

 

お久しぶりです!

2014-09-25 18:05:11 | 日記



こんにちは。

お久しぶりです。

今日は、大学院生のDくんに車を出してもらい、ごはんや発泡酒を買いにいきました。

これはパワハラやアカハラではありません・・・絶対に・・・。

発泡酒のケースを2つ買いました。(あと やきとりとサラダとぎょうざ)

しかし、我が家はエレベーターがない5階だてです。

Dくん「先生、だいじょうぶですか?」

私「だいじょうぶ!」


両脇にかかえて、ダダダダダダッ・・・・と階段を駆け上がりましたが・・・。

次第に重さが腕にこたえてきました。

しかし、無事に運べました!

まだまだいけるじゃないか!!!

さて、こんな私でも、今日は後期の授業の準備をまじめにやりました。

後期の授業は以下の通りです。

【火曜】
小学校教科学
社会科教育c1
実習ゼミナール
大学院・社会科演習
大学院・社会科特論
【水曜】
大学院・社会科授業研究
【木曜】
教職実践演習
地理学論文演習
ゼミ
【金曜】
(他大学)社会科教育法1E・社会科教育法4B
【集中講義】
地理学野外実験(2月)




今日も来てくださってありがとうございました。


パトリック・ドゥヴィル『ペスト&コレラ』(その2)

2014-09-16 07:14:17 | 日記


こんにちは。

パトリック・ドゥヴィル『ペスト&コレラ』の2回目です。

感想をさらっとお話しします。

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イェルサンのことは知りませんでした。

細菌学者として有能でパストゥールからもかわいがられていたようです。

それをふりきって探検にでかけてしまいます。

それでも彼には才能があるため、学者として依頼をうけ、ペスト菌を発見します。

自分がやりたいことをやって、それでいて周りとの関係がきれない。

個人の趣味と公の仕事がみごとにブレンドしていて、こうやって生きられたらすばらしいですね。


でも、できそうな気もします。

やりたくないことはしなければいいのかもしれません。

それで仕事を失っても、関係が壊れても、後悔しない。

すべて自分で引き受けていく。

だれも恨まない。

この本を読むと、「天才は何をやってもすごく、さすがだな。自分にはできない・・・」で終わりそうです。

でも私はこの本を読んで、「無欲恬淡(むよくてんたん)」ということばを思い出しました。

恬淡とは「こだわりなく、あっさりしていること」です。


まあ、無欲恬淡がいい・・・といっているうちは、無欲になれないのでしょうが・・・。


今日も来てくださってありがとうございました。

パトリック・ドゥヴィル『ペスト&コレラ』(その1)

2014-09-14 08:59:40 | 日記


こんにちは。

パトリック・ドゥヴィル『ペスト&コレラ』(辻 由美 訳)を読み終えました。

以下は内容です。
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アレクサンドル・イェルサンはペスト菌に名を残したスイス生まれの細菌学者である。

イェルサンはフランスのパストゥール団に所属し、ジフテリア研究で成果をあげる。

そのまま細菌学者を続けていればもっと多くの発見をしていたはずだった。

しかしながら、イェルサンは探検を志し、東南アジアへと向かう。

いくつかの地理的な発見し、探検家になる夢を実現する。

しかしパストゥール団との関係はきれず、ペストが流行する香港に向かうことになる。

そして、香港でペスト菌を日本の北里柴三郎に先立ち発見する。

ペスト菌は学名「イェルシニア・ぺスティス」として、イェルサンの名がつけられる。

その後も、インドシナ半島で伝染病の予防に尽力しつつ、マラリアの特効薬であるキニーネの原料キナを栽培し、マラリアの拡大を防いだ。

また、ブラジルからゴムの木をとりよせ栽培した。

自転車、自動車が発明されゴムの需要が増していたこともあり、大ゴム園を経営した。

1943年ベトナムで没。

名声を求めず、社交性もなかったことからそれほど後世に名を大きく残すことはなかった。

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 そういう内容でした。

 感想は次回にお話しします。

 今日も来てくださってありがとうございました。

集中講義(おまけ)

2014-09-13 12:25:22 | 日記



こんにちは。

集中講義がおわりましたが、そのときに撮った写真の紹介です。

↑ 上の写真は名古屋市・栄の観覧車です。



↑ 三越の上にも、観覧車がありました。



↑ 栄の路上でネコ発見!



↑ 子ネコをみつけましたが、逃げられました。「白い足」だけがみえます。



↑ 大学のそばに「電話ボックス」がありました。最近はめずらしいですね。


今日もきてくださってありがとうございました。




集中講義(その4)

2014-09-12 09:40:36 | 日記


 こんにちは。

 昨日で集中講義が終わりました。

 最後の日は、模擬授業です。

 これまで学んできたことを総動員して、授業を50分間行います。

 以下の写真はそのときの様子です。









 みなさんとても上手にできましたし、授業後の質疑応答もするどい意見が出ていました。

 4日間ずっといっしょだったので、終わるのはやはり寂しかったです。

 でも、またどこかであえることを祈りつつ、、、これで一区切りです。

 次回は、集中講義のおまけコーナーです。

 今日もきてくださってありがとうございました。

集中講義(その3)

2014-09-10 17:50:46 | 日記


こんにちは。

今日も集中講義です(3日目)。

今日も7時半に大学につき、準備しました。

学生食堂にいってみましたが、残念ながら閉店していました。



メニューは以下の通りです。担々麺を食べてみたいですね。




今日の授業は以下の通りでした。

【水1】「教材つくり」パワポで説明(歌をつかった教材などを紹介→教材作りに王道はないことを説明)
【水2】模擬授業をつくろう①(アイディアを整理)
【水3】模擬授業をつくろう②(指導案を完成)
【水4】模擬授業をつくろう③(黒板の前で練習)

明日は最終回で、総まとめの「模擬授業」です。

完全燃焼でがんばります。

今日もきてくださってありがとうございました。

集中講義(その2)

2014-09-09 18:47:42 | 日記


こんにちは。

今日も集中講義です(2日目)。

今日は7時半頃に大学につきました。

早すぎて事務があいていなかったので、守衛さんにきいたら、事務をあけてくれました。

ありがとうございました。

さて、今日は板書のしかた・テストの作り方・学習指導要領・学習指導案の書き方などをとりあげました。

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【火1】板書のしかた
1 この板書なにが問題?
2 この頁だったら何を書く?(4グループで、見開き2頁でつくってみよう)
3 実際に板書しよう(実技)
4 テキストの説明

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【火2】テストの作り方・評価
1テストをつくってみよう
2解答しよう
3説明(重要なところはどこだろう・・・って考えたはずです)
4説明(評価とは点数をつけることだけではない)
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【火3】学習指導要領とはなにか?
1パワーポイントで説明、プリント配布
2学習指導案の書き方;パワーポイントで説明(ふつうバージョン)
3学習指導案の書き方;パワーポイントで説明(現実的バージョン)
 模擬授業のグループ作り
ーーーーーーー
【火4】
 グループ作り(公民3人+公民3人+地理2人+歴史3人)
 →授業案の作成

 ふりかえり

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↑ 板書の練習

ところで、この大学のすぐ隣には、国際会議場があります。



とてもいい立地ですね。

うらやましいです。

今日もきてくださってありがとうございました。
明日もがんばります!




集中講義(その1)

2014-09-08 18:32:07 | 日記


こんにちは。

お久しぶりです。

今日から4日間、名古屋市内の大学で社会科教育法の集中講義です。

集中講義とは、半期で15回授業を週に一回やるのを、4日間で一気に終わらせるという、非常に豪快な授業です。

この集中講義の話は、2年前にいわれていて、ようやく始まったのです。



その大学は創立50周年だそうで、非常にめでたいことであります。

受講者は14名で全員男子でした。



↑ 上の写真は「社会科の授業で何が大切だろう」を考えてもらいました。

今日の授業は以下のとおりです。

【月1】「社会科教育・地歴科教育とは何か:」
⑤1 挨拶
⑩2 自己紹介
⑩3 アイスブレイク(誕生日順に並ぶ) 
⑩4 グループ作り(4/4/3/3)自己紹介
⑮5 社会科授業の思い出(グループ)
⑩6 社会科授業の思い出(全体で共有)

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【月2】実際に授業をやってみよう(前にでて話してみよう)(発表5分・質疑応答5分)
 (話題はなんでもいい、得意なことを話す、自分を紹介、板書もする、勉強でなくて良い)
(前半)準備→順番決め
(後半)発表(5人)→質疑応答
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【月3】実際に授業をやってみよう(前にでて話してみよう)(発表5分・質疑応答5分)
 残り9人発表→質疑応答
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【月4】発問のしかた:アクティビティをいれながら、はなす・きくを見直す
⑳1よく聴く
㉕2話す(インタビューと聴き出す)
㉕3わかりませんを乗り越える
⑩4授業をつむいでいくことば

 今日の振り返り

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 以上です。

 基本はいつもW大やAK大でやっていることがベースになっています。

 学生たちはまじめな人が多く、充実した時間でした。

 さて、私は本来、家のある知立にかえるべきですが、体力を温存するために、名古屋市内にビジネスホテルをとりました。

 ぜいたくだとは思いましたが、苦渋の選択でした。。。

 が・・・。

 さすがに安いホテルだったので、せまい・・・。

 

 ということで、明日もがんばりたいと思います。


 今日もきてくださってありがとうございました。(つづく・・・)