今度の部屋

授業でできなかったことや出版物についてフォローします(できるだけ^^)

『永遠のゼロ』のおまけ

2013-10-30 07:44:28 | 日記


 こんにちは。

 「永遠のゼロ」のおまけがコーヒーについていました。

 6種類あったので、全部そろえました。

 

 ↑ 全種類完成したので、ネコにみせてやりました。





 ↑ ちょっといやがってます。



 今日もきてくださってありがとうございました。


阿川弘之『雲の墓標』を読みました

2013-10-28 02:01:46 | 日記



 阿川弘之『雲の墓標』(新潮文庫)を読み終えました。

 この本を読むことにためらいがありました。
 特攻隊の話であることは知っていましたので、1人の学生が死へとむかっていく様を読み続けるのは、苦しかったからです。

 思い起こせば、高校生のときにも推薦書としてすすめられていた本でしたが、やはり読みませんでした。

 いま、40歳を過ぎようやく読みました。その理由は、戦争というものを余裕をもってとらえることができるようになったからではないと思います。東日本大震災、原発事故などがあり、今読まなければいけないと思ったのかもしれません。
 

【内容紹介】Amazonより
 太平洋戦争末期、南方諸島の日本軍が次々に玉砕し、本土決戦が叫ばれていた頃、海軍予備学生たちは特攻隊員として、空や海の果てに消えていった……。一特攻学徒兵吉野次郎の日記の形をとり、大空に散った彼ら若人たちの、生への執着と死の恐怖に身をもだえる真実の姿を描く。観念的イデオロギー的な従来の戦争小説にはのぞむことのできなかったリアリティを持つ問題作。

【感想】
 『永遠のゼロ』のようなドラマチックな話の展開があるわけではありません。堀越二郎『零戦 その誕生と栄光の記録』のようなゼロ戦の華々しい活躍が描かれるわけではありません。
 25歳の若者が海軍で訓練をうけ、戦闘機のパイロットになり、特攻するまでが描かれます。もちろん、若者たちの心は国を守らなければならないという気持ちと、死にたくないという気持ちが交錯します。
 それはそれは静かに、表面的には静かに話は進みます。静かに描かれているからこそ、この小説の重みがじわりと伝わってきます。


 今日も来てくださってありがとうございました。

外ネコシリーズ(2013.10.15)

2013-10-24 06:33:04 | 日記

 こんにちは。
  
 外ネコシリーズです。

 横浜市でみつけました。


 
 ↑ こちらを「チラ見」


 ↑ もう逃げる体制・・・


 ↑ ああ・・・やはり逃げられた・・・

 今日も来てくださってありがとうございました。


11月2日(土)13:00-16:00に土木学会によるエクスカーションがあります!(名古屋)

2013-10-23 07:51:12 | 日記



 こんにちは。

 次から次へとイベントがわたくしに押し寄せて参ります。

 次は、11月2日(土)13:00-16:00に土木学会によるエクスカーションがあります。

 【内容】船に乗り名古屋港内を巡る。その際、大学院生が説明し、専門家が補足説明する。
     (大学院生は、子どもたちを引率するときの指導の練習ができる)

  70名乗れる船ですが、現在20名参加となっています。
 
  あと10人くらいいてもいいかなと思います。

  楽しいよー!!!

  身元がたしかな方なら外部の方でも結構です。来てください!お願いしまーす!!  
  
  今日も来てくださってありがとうございました。

 
 

『ありがとう!わさびちゃん』を読みました。

2013-10-22 07:51:51 | 日記


 こんにちは。

 『ありがとう!わさびちゃん』を読みました。

 「わさびちゃん」というのは、子ネコの名前です。

 わさびちゃんは、カラスに襲われていたところを暖かい家族に救われ、介護をうけて元気に育っていきます。

 しかし、悲しいことに87日目に旅立ってしまいます。

 その物語が素敵な写真とともに綴られています。

 

 
 元気に育っていくわさびちゃんをツイッターで楽しみにいつもみていましたが、8月の下旬わさびちゃんが旅立ったと知り、愕然としました。

 その後わさびちゃんのツイッターを過去から見直していました。

 しかし、今回このような形で本になったので、いつでもみられるようになりました。

 うれしい限りです。

 また、筆者は「子猫の保護」についてもひと言のべていて、ただかわいいだけの本ではありません。



 何気なく、表紙をとったら、こんなかわいい絵がありました。

 わさびちゃん、天国で元気に遊んでください。


 今日も来てくださってありがとうございました。




 

 
 
 

教育研究大会の助言(後編)

2013-10-21 11:09:47 | 日記



 こんにちは。

 今日は、研究大会でのコメントです。

 時間が10分しかないので、調子にのって話しているとあっという間にオーバーしてしまいます。

 時計をちらちらみながら、話しました。

 細かいことは省略し、おおざっぱな内容を以下に載せます。 


1)「学ぶ意欲を高める」と2)「学ぶ意欲を持続させる」についての助言(要旨)=10分
 きょうみなさんの発表は、生徒たちが課題や問題をみつけて解決していく授業となっています。系統的に知識を生徒に教えるものとは対極にあるやりかたです。歴史的にみてみると、社会科創設時にはじまった「問題解決学習」の流れをくむものです。この問題解決学習を推進するうえでとりわけ大切なのが「主体性」であり「意欲」というものでしょう。
 この意欲をたかめるためには、先生方がおっしゃったようにさまざまな方法があると思います。それを持続させるために適切な指導の下で討論する。そこでさまざまな意見をきくことで自分の変化を意識する。そして自分の意見をかためていく。その知的体験が意欲を持続させるのでしょう。おそらくその際には主張があり、根拠をはっきり述べさせることが行われるでしょう。しかし時には、「怒り」「喜び」「悲しみ」といった情緒を明確にしていくというやり方もいいのではないかと思います。いつも理路整然と感情を抑え発言することが授業では求められます。それはもちろん大切なことなのですが、そうではない表現があってもいいのではないかと思います。個性的な主張を大切にしていくこともいいのではないかと思うのです。感情は意外と意欲につながるところがあるのではないか…そう思うのです。

3)「地域素材」と4)「多面的多角的に教える」について(要旨)=10分
 地域を教材化することの意味についてお話したいと思います。1)と2)のところでも申し上げましたが、終戦後社会科がスタートしたとき、地域はとても大切な学習の場でした。問題解決学習が中心となり、その舞台は地域でした。しかし、1960年代系統的学習が中心となり、受験戦争が激しくなっていき地域は軽視されていきました。生活面でもとくに都市部で地域が破壊され、異年齢同年齢どうしの人間関係は破壊されていきました。学習面でいえば、体当たりで地域にぶつかり、こどものすべての力を動員する場が消えていき、知識は教科書から注入され、思考は生活の場で試されることはなくなりました。
 その後、紆余曲折がありましたが、今日「地域を取り扱う」ことは確固たる一定の位置を占めています。歴史的な経緯をみてみると、地域の破壊に対する抵抗、概念のみの教育に対する抵抗がこの「地域学習」には込められていると思います。生徒を外につれていく活動は、いろいろめんどうなこともあると思いますが、復活してきた意味を考えるとき、これからも大切にしていかなければならないと思います。
 
 
 どんな発表があるかわからないので、助言者はよくきいていないといけません。

 事前にレジュメを読んでいても、発表はちょっとちがっていることはよくあります。

 先生方の熱意に少しでも応えられるようコメントしました。

 ーーーー
 
 大会がおわったあと、そのまま名古屋駅から﨑浜に移動しました(新幹線)。

 新幹線利用でポイントがたまったので、贅沢をしてグリーン車にのりました。

 




 ポイントを使わないで放っておくと、無効になるからです。

 楽ちんでした(うはは…)。
 

 今日も来てくださってありがとうございました(おしまい)

教育研究大会の助言(前編)

2013-10-20 21:41:11 | 日記



こんにちは。

昨日19日は、県全体の、ある教育研究大会がありました(9:00~16:30)。

27の分科会(国語・算数・数学・体育…)があり、少ないところは20名程度、多いところでは100人程度の参加者がいました。

私がでたのは「中学校社会科教育」で、参加していた先生は50名ほどでした。発表者は18名でした。

私の立場は助言者でした。先生たちの発表をきいてコメントするのが仕事です。



テーマは以下の通りでした。

〔午前〕
1)学びの意欲を高める学習活動のありかた(9:40-10:45)発表者5名

2)学ぶ意欲を持続させる学習活動のありかた(10:55-11:55)発表者4名

〔午後〕
3)地域素材から社会に対する味方・考え方をどう育てるか(13:10-14:10)発表者4名

4)話し合いを通じて社会に対する見方・考え方をどう深めるか(14:20-15:25)発表者5名

1)~4)はそれぞれ5分ずつの発表があり、質疑(20分)、討論(20分)が行われました(先生たちの意見)。


討論では以下のような意見が出ていました。

1)については
 五感にはたらきかけるもの(実物)/切実感(自分と出来事がむすびついているもの)
 身近な素材/ニュース番組(身近ではなくても)/導入に動画・画像など/「なぜ?」という問いかけ
 見通しがあるテーマ

2)について
 方法や解決の糸口を提示する/考えの変容を明らかにする/討論/実際に活用する
 討論の時の導き方/賛成反対を明確にするといい/ゲストティーチャー
 節目ごとにテーマをくりかえす/小課題を積み重ねていく/思考をつないでいく(なぜ?→なぜ?…)
 ゴールを明確にする(人を呼ぶ・提案する) 


3)について
 「地域素材を教材化することは子どもの力をどのようなところが効果的か?」
  地元愛を育てる/すぐみえる・すぐきこえる/ハザードマップなど役に立つ
  よりより社会を作りたいという気持ちをはぐくむ/社会参画の第一歩になる

 「地域素材を活用するための具体的な手立てとは?」
  地域の人の話をきく/教師のフィールドワーク/日本全体の問題を身近なところに感じる
  親をみる・親から話をきく

4)について
 「話し合いのときの教師の支援とは?」
  テーマを絞る/子どもが興味を持つ話題を設定/コの字型の机配置/テーマを子どもに決めさせる
 「多面的な見方考え方を育てる授業とは?」
  様々な角度からとりくめる課題を設定する/否定的な面と共通的な面がある
  その立場になったら・・・

 先生たちはとても活発に意見交換をしていました。

 若い先生たちが多く、こちらも刺激をうけました。

 次回は、わたしがコメントした内容をお話しします。

 今日も来てくださってありがとうございました。(つづく…)

教育実習3日連続の参観

2013-10-19 00:38:04 | 日記



 こんにちは。

 3日連続で「教育実習授業参観」でした。

10月16日(水):CN小学校
 5年生家庭科の授業2時間:「みそ汁をつくる」(試食できた。小学生と話せて楽しかった)
 2年生の国語の授業1時間:「うさぎとくまのはなし」(うさぎとくまの会話を考えさせ発表する)

10月17日(木):CH小学校
 5年生の社会科の授業1時間:「自動車工業」(実習生ががんばっているのが伝わった)
 2年生の国語の授業1時間:(外国籍の子どもがおおかった。子ども達はみんな一生懸命だった)

10月18日(金):HN中学校
 中1の社会科の授業1時間:「アメリカの工業」(生徒の発表をメインにした授業、生徒の意見をうまく組み立てていくのは難しいが、がんばっていた)

 学生達は3週間がんばっていて、いい面構えになっていました。

 やはり、教員は教室や学校で教員になる・・・そう思いました。

 自分は何ができて、これから何をしなければならないのか、十分わかったことと思います。

 実習は今日で終わりです。土日はゆっくり休んでください。


 今日も来てくださってありがとうございました。

堀越二郎『零戦 その誕生と栄光の記録』を読みました(その2)

2013-10-17 06:57:15 | 日記


 こんにちは。

 堀越二郎『零戦 その誕生と栄光の記録』のその2です。
 
 今日は感想です。


【感想】
 先に読んだ吉村昭『零式戦闘機』よりも、零戦設計の様子がよくわかります。難しい用語や表現は用いられず、とてもわかりやすくなっています。文系頭のわたしでも充分理解できました。

 零戦の技術は当時かなりすぐれたものであり、日本人が物真似の民族ではないことも伝わりました。

 しかし、堀越は神風特別攻撃隊については複雑な気持ちをもっていたのだと思います。もちろん堀越は、零戦がのちのち敵に体当たりするために用いられるとは思ってもいなかったでしょう。

 映画「風立ちぬ」では、このあたりはどのように描かれているのでしょうか。気になるところです。


 さて、零戦シリーズ(全3回)はこれでおわりますが、次は阿川弘之『雲の墓標』を読むことにしました。

 『雲の墓標』は、特攻隊員の話です。


 今日も来てくださってありがとうございました。(おわり)