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お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

久里浜港へ、「おがさわら丸」をお見送りに行ってきました ✋🚢

2018年04月22日 09時20分09秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 こんにちは~ このところ、さわやかな良いお天気が続いている 三浦半島南部です

 

そんな中 あいかわらずの`船好き’ お良しは、今年も横須賀市の久里浜港へ寄ってくれて小笠原へ旅立つ「おがさわら丸」を、目上の知人のお見送りをかねて、うきうきと目に焼き付けに行ってまいりました!

 

 最初の写真は、久里浜港のふ頭で、東京湾フェリーの「チーバ君しらはま丸」と一緒におさまる「おがさわら丸」です。

 

 春霞で、ぜーんぜん房総半島の姿が見えない「野比海岸」。沖に2隻の船が見えますが、おがさわら丸も ああして東京湾から出航していくのです。ちょっとさざ波がありますが、長い航海に出るには、絶好の日よりだなぁ!うらやましいなぁと思いながら、愛車  サンシャイン号のペダルを漕いで、いざ久里浜港へGO

 

 着くと、東京湾フェリーのターミナル内レストラン「コーラル」で、昨年12月以来2度目の「横須賀海軍カレー」で腹ごしらえ

 

 昨年お良しが旅立った時は、新造船になって初めての久里浜寄港だったので、横須賀市長さん・おがさわら丸船長さん・小笠原村議会議長さん・マスコットキャラクターの「おがじろう」などが集まってちょっとしたセレモニーを行っての出港でした。今年は、小笠原海運さんと横須賀市の関係者の方々が来ていらして、神妙な面持ちで見送っていました。

 

 午後1時40分ごろ入港してきたおがさわら丸の、お顔の両面には、今年迎えた「小笠原諸島 返還50周年」のペイントが施されていました!(今年1月下旬から2月上旬にかけてドック入りした時に塗ったもの)

 

 イェーイ

乗らないケド、記念写真を撮ってもらって、超うれしい お良し

 

 本土を離れる乗船時には、海水を含ませた、(何と言ったっけ?このすのこみたいなものは・・・) この上で靴の裏を ゴシゴシして、世界自然遺産・海洋島 小笠原に外のものを持ち込まないようにします!! 父島・母島でも、常に こうします!

 

 乗船の列を作っている中で、長い釣竿をかついだダンナさんが、「いいねぇ、こーいうの うきうきするねぇ」と、これから始まる旅のヨロコビを お良しに語りました

 60代ぐらいの女性が「船、24時間も乗ってて、大丈夫かしら・・・?」と不安そうに話しかけてきました。

お良しの知人にも話しましたが、お良し「とにかく進行方向に頭を向けて寝てください。あとは、上の方の展望ラウンジのホットケーキが美味しいですから、窓の外を眺めて過ごすのがおススメです」とか偉そうに言っちゃって、とにかくみんな7デッキにある『展望ラウンジHaha-jima』へ上げちゃおうという魂胆 

しかし、知人 「あたし、ビール飲んで過ごすわ

って、返されて、余計な事を言っちゃったなぁ と、反省。

 

 小笠原海運さんのきれいなおねえさんに見送られ、出港です!

後方甲板で、乗組員さん達が、「テイクオフ」、「テイクオフ!」と、声を交わしたのが聞こえて、超かっこいい~(ToT)!!! と、またしても大感動お良しでありました。あはは〰️

 

 行ってらっしゃぁーーーーーい

思いっきりの気持ちと大声で、知人を見送るお良し

乗客のみなさんも、いつまでも手を振ってくれていまして、感動しました

だって、昨年お良しが出発した時にも、岸壁で見送ってくれている人々が、見えなくなるまで手を振り続けてくれていたのを見たので、お良しも今年、そうしました!

 

久里浜港内で、方向転換して出ていく「おがさわら丸」

 

 

 

 

 

 青空と明るい日差しの中で、白い船体が本当にきれいでした!

11000トン以上ある船が回るので、海面が ゆーっさ ゆっさ ざわめきます。

まるで進水式を思い出させるよう・・・。

 

 午後2時に出航したおがさわら丸。父島には、翌日の午前11時50分に到着したそうです

 この日のお客さんたちは、昨日帰ってきたと思いますが、この1週間弱(5泊6日)を、知人のことを思う日々で「意外と長いなぁ!」と感じました。お良しも昨年、家族が心配していた気持ちがようやくわかった気がしました

 

 久里浜港でのお見送りの帰り道は、北下浦海岸通りを通らず、久里浜ー野比 間の「尻こすり坂」(声に出して言うときは しっこすりのさか と言う)を、ゆっくりと登って帰りました。

 下を見ると、アイリスの花が咲いていたり、

 

 あ、そうそう。その前に通った 「久里浜神明公園(しんめいこうえん)」の新緑が美しかったです。

 

 木によって緑色の濃淡があって、森 のような雰囲気になっていました。

 

 「おがさわら丸」と、関係者のみなさま、今年も久里浜港へ来てくださり、本当にありがとうございました!

 

 

 


「第2回 黒船朝市」at 久里浜 ペリーふ頭 へ、行ってきました(^^♪ 2018.3.25

2018年04月10日 14時53分55秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 

 東京湾フェリーが発着する 横須賀市「久里浜港」。久里浜は、鎖国中の日本の安穏を破る「アメリカの捕鯨船とペリー提督」がやってきた所です。この一帯を「ペリーふ頭」と名付け、地域のみなさんがその発展と認知度アップを図っています

 

 黒船朝市  横須賀観光情報 ここはヨコスカ サイトへ飛ぶ

 

とにかく、今回も盛りだくさん!第1回よりもパワーアップした「第2回 黒船朝市」でしたよー

 

 

 

 

 昨年の第1回にもお越しくださり、お良しが ものすごーく好きになった、房総半島の和田浦から出店の、おさかな系のお店。

お店の方々と、再会を喜び合いました  お良しのほかにも、「楽しみにしていた」といって来た人が何人もいたそうです!

 

 裏側も見せていただきました

 

 飛ぶように売れていた、三浦の野菜。今回は、とってもたくさんの量を用意したようでした。春野菜の季節ですしね

 

 スカリン提督(横須賀市のマスコットキャラクターの一員)に手を振るお客さん

 

 楽器(ウクレレ)の体験コーナーなどもあったりして、楽しい~

横須賀には、たくさんの海外の方々がお住いなので、この時はブロンドの髪の女性が挑戦しているのを、まわりでみんなが見学していました

 

 

 この、安納芋の焼き芋を、父へのお土産に買いました

親切に、中を見せてくださったご主人。ブログに掲載OKをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 今回は、なんだかとっても お店が多国籍化していましたよ。

 

 

さきほどの、房総半島のお店の「団子汁」。イワシに、生姜やシソの風味満点

 

 前の席に座っているご家族の食べているものが気になるお良し、盗み撮り

右にあるのは、どうやら マグロステーキ のよう。

 

 

 

 

 昨年10月の、三浦三崎の魚市場でのイベントで飲んだ「三浦のメロンジュース」。甘いサクランボ入りの、天然100%ジュースを、迷わずいただきました おいっしー 300円

 使っているメロンの品種名を尋ねましたが、2種類の絶妙なブレンドだそうです 「スカイグリーン」と、あともう一つの名前は忘れちゃった! この頃 すぐにメモしないと忘れっぽいお良しです 

 

 

 

 親子で仲良く、焼きトウモロコシ と ラーメン

 

 こちらのバウムクーヘンは、東京湾フェリーで房総半島の金谷港へ渡ったところにある「the fish」って言ったかな? そこに工場直営のお店があります。丸太ん棒みたいなバウムクーヘンが、ぐるぐる回って焼かれているのが見られますよ しっかり歯ごたえのものや、ふわふわ柔らかなものなど、きっとお好みのバウムクーヘンに出会えると思います。

久里浜で買えるのは嬉しくて、閉店間際に少しだけ買い求めました。チョコレートソースをサービスに付けてくださいました。

 

 横須賀美術館 鑑賞券争奪、じゃんけん大会も!

 

 

 12時で終わりだったのですが、お良しの周りでは、「もう終わっちゃうの 一日やっててもいいよね」と、話している人が大勢いました(若い人も家族連れも)。

 

 

 コロッケの「三富屋(さんとみや)」さんの久里浜港直売所

 

 こんなところにゴミを捨てて帰るのは、NGです

 

 帰り路に寄った、野比の白髭神社。桜の花が咲きだしていました。

 

 野比海岸は、穏やかに、よく晴れていて、快適なサイクリングとなりました 

 

  もうちょっと 追記したいと思います 

 関係者のみなさま、ありがとうございました ( 念のため → 横須賀市の観光の まわしものではない、管理人お良し )

 

 (^-^) おすすめ情報の追記 (^-^) 

 黒船朝市で、第1、2回ともに「お菓子のアウトレット」というようなブースがありました。餃子せんべい(たしか宇都宮餃子と書いてあったような)などが並べてあって、格安で買うこともできますが、気さくなご主人とじゃんけんして勝つと、倍々量とおまけもGet (^_^)v やったあ!と、なってました‼️ 3回目も来航してくださるかな?😍

 

 

 

  

  


春の 横須賀市長沢の里山へサイクリング 🚲 続編(2018年4月)

2018年04月08日 15時21分54秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 こんにちは~

 

 春の三浦半島南部は、気象情報をご覧になっていて気付いていらっしゃる方もいると思いますが、南風の強風が連日吹き、「横須賀市と三浦市に、波浪警報」という 赤い表示が、毎晩 示されています

 

 4月3日に、三浦半島最南部の山塊、三浦富士・砲台山・武山のおひざ元、長沢地区へ、季節がどのくらい進んだか、見に行ってきました。

 

  3月15日に行った「早春サイクリング」の記事 に沿って、今回も書いていきます (前回とほぼ同じ道をたどりましたので。十数年前に母と二人でピクニックしたコース)

 

 まずは、2018年3月31日に、お良しが最も好きな角度から見た「三浦富士」183m。春の山肌の表情。

 

 

 

 

 暖かくなってきたので、ネコも おんもへ 出てきたぞい

 

 4月3日にはもう、通研通りの桜並木も、終わりでした。

 

 

 走る 愛車  サンシャイン号のタイヤに、次々に桜の花びらがつきます。

 

 つくしんぼ も、開ききり、辺りには スギナが繁茂。

 3月に来たときに、強風の中サンドイッチのお昼ごはんを食べた場所も、緑色になっていて、春の景色の変化の勢いに驚きました‼️

 

 

 

 3月中は、ホトケノザの群落が見られましたが、4月に入ると、似た花ですが異なる種類「ヒメオドリコソウ」がたくさん!

 

  目を凝らして見てみると、このような姿をしています。

こういう形の花は他にも数種類あります。この形の花びらのことを、母は むかーし、「あかんべー しているような花」 とよく言っていました。そのときは母の感覚がよくわからなかったのですが、今見てみるとホントだわ・・・と思いますね。あかんべーに見えなくもない

 

 身近に親しんできた、私の好きな樹「友だちの木」の1本である、長沢の入(いり)地区に立つ ケヤキの大木もお目覚めです\(^_^)/

 

 

 収穫されずに育ち過ぎていた「ブロッコリー星人」たちも、花が咲いて、この一つ前の写真に写っているトラクターに、グルグル潰されて、次のお野菜の肥やしにされる寸前でした。

 

 お正月の飾りの名残の横には、キャベツの苗が育って…

 

 

 丘の上から遠望する 砲台山山頂付近

 

 3月に来た時に咲いていた、八重の水仙も終わっていました。

 

 かわって、アイリスが花芽を伸ばしていました。

 

 初めて見た、「ふきのとう」の最終形。

 

 

 

 3月の記事で、「芽吹きが間近で、ふわふわした山肌に見える」と書いた場所です。

芽吹いたし、花が咲いています。今年も、「私はここにいます!」と、桜の木が「春の主張」をしている山を見ることができました。嬉しい

 

 

 長沢川 上流の合流地点

 

 通研通りの桜の花びらが、海へ向かって流れていきます

 

 

 

 今年はどこでも、キンカンの実が豊作ですねぇ~!

 

 

 横須賀市立長沢中学校内の枝垂れ桜(2018年4月3日)

 

 3月25日 撮影

4月7日現在、この菜の花は、緑色の種になっていました。

 

 春になり、気温が上がって、三浦半島南部では、対岸の房総半島の姿がよく見えない日が多くなりました。

 

 今の気持ちを歌に例えると・・・ 荒井由実『瞳を閉じて』 (クリックすると、ユーチューブに飛ぶ)

 

 私の母は、この3月22日の晩 私の目の前で突然に、春の芽吹きの時期にこの世を去り・・・。

春色がわき上がる中で送り、花盛りの中で父と手続きに奔走し、そして こうして花吹雪の中、進みゆく季節の中にたたずんでいます。

朝 起きた時に、もうあたりが明るく 寒くないのがいいです。母に感謝している毎日です。

 ( もう、ブログに 母の死を吐露するのは、これでおしまいにします。すみませんでした )   

  管理人 お良し 2018年4月10日記


横須賀市 長沢さくらフェスタ 2018

2018年04月02日 08時54分22秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 2018年4月1日(日)、桜の開花が早く、満開までもスピードアップした この春、ぎりぎりセーフで、今年も 京急長沢駅前広場で、地域のみなさんが たっくさーん集まって、楽しく おいしく 和やかな時間を過ごしましたよ~

 

 このところ ちょっとお忙しのお良しです。父にとっては64年一緒に生きてきた妻、私にとっては ここまで 健康に生んでくれて愛情いっぱいに育ててくれた母を亡くして、なんとか気丈に過ごしています。父になにか好みの食べ物(焼きそばとか・・・)を買ってきてあげようと、自分の気分転換もかねて、毎年楽しみに見に行く、長沢サンリヴ商店会主催の『長沢さくらフェスタ』へ、愛車  サンシャイン号を伴っていってきました!

 

  京浜急行 京急長沢駅前広場です。

桜の樹の大きいのが何本もあり、一年中 人々の往来、ベンチでひと休みが絶えない、いこいの広場なのですよ\(^_^)\(^_^)/

 

 

 良いお天気に恵まれました。

 

 この日は、北下浦観光協会主催の年間を通してのウォーキングイベントの一つ、「桜ウォーク」があって、京急長沢駅前がゴールでした。ウォークには、700名の参加があったということで、フェスタのお客さんと合わせて、どのくらいの人が集まってくれたのでしょう!

 

 歩いた後は、お味噌汁のサービスが。

 

 オリジナルアルコールドリンク、「ナガサワー」を飲む人々もたくさん!ミントの風味です(^_^)v

(お良しは、お酒がダメなので飲んだことがないけれど)

  「ナガサワー」とは 長沢サンリヴ商店会が開発したさわやかなご当地飲み物です。

① 焼酎に炭酸を加え  ② 地元産のフレッシュミントを添え  ③ 色はグリーンとしています

※(第4回 長沢さくらフェスタ ご案内チラシより転記)※

 

 

 お良しは、400円のお弁当(食べ物類は、すべて長沢周辺のお店のものが格安で売られていましたよ うれっしー)

長沢地区を中心に、北下浦地区の美味しいものがたくさん集合していて、ほんとうに嬉しいです。全部ほしいけど食べきれないし、買いきれなーい

 

「関東南部沿岸地方は風が強いでしょう」、という気象情報でしたが、三浦半島はすべからく関東南部沿岸地方なので、お弁当にも 人々の頭の上にも、桜吹雪が舞い落ちてきていました

 

 

 うまく 桜吹雪が写せないぃ~

 

 

  この、青のりが たっぷりまぶっさったポテトフライの、超おいしかったことといったら、嬉し涙もの( *´・ω)/(;д; ) カップに揚げたて山盛り100円🎊

 

 

 大好きなロックバンド、「デルス」のみなさんの演奏に、元気をもらいました!

 

 

 「京浜急行の快速特急のような疾走感あふれる演奏をお楽しみください!」というコメントの通り、デルスの隣で、長沢駅から快速特急が、品川・泉岳寺へ 元気よく出発していきます  

 デルスのボーカルさんは、とってもクール(-.-)

演奏は、とにかく「カッケー!」の一言。

「オー、シャンゼリゼ」を歌ってくれたのですが、歌詞に「きっとステキなことが、あなたを待つよ」と出てきますよね。母をなくしたばかりで奮闘中の私の応援歌みたいに聞こえてきました。

ありがとう❤️

 

 「芸人集団0468スタイル」の一員、お笑い芸人「加藤パーチク」さんの出番の時は、とくに桜吹雪がすごかったです

( 0468 とは、三浦半島地区の市外局番デス )

 

 前日が、お母様の13回忌だったという、横須賀市出身のオペラ歌手の方。

大切な人のことを歌った歌詞の時は、我慢して歌っていらしたけれど涙声の時もあり、お良しも泣いたよ・・・。

 

 桜の花びらは、フリーマーケットの商品の上にも積もります

 

同じ日、 ところ変わってこちら  

定点観測していた、北下浦行政センターの駐車場の桜は、今!

 

 

 咲き出しが早かった木のほうは、なんとなくピンク色が混じる、「咲き分け」タイプ

 そして、葉っぱも出てきています

 

 

 遅く咲きだしたほうは、真っ白

 

 あぁ、きれい 今年も咲いてくれて、ありがとう

 

 行政センターの入り口では、日差しを浴びるとピカピカ輝く 鮮やかな 太陽みたいな花も満開です

 

 

そして、久里浜港のペリーふ頭で開催された『第2回 黒船朝市』にも、父のために、何か美味しいものをもとめて、しっかりちゃっかり行きました!

その模様も、いずれご報告いたします。

ひとまず、また少し さようなら~

            2018年4月2日 管理人 お良し (誤字脱字 失礼します)

 

 

 

 

 

 

 


早春サイクリング 🚲♪ 横須賀市長沢の里山へ

2018年03月20日 21時20分04秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 こんばんわです これを書いている3月20日は、春分の日の前日ですが、寒の戻り どころではなく、「真冬の寒さに逆戻り」と気象予報で伝えているほど、冷たい雨降りで冷え込んでいます。明日の春分の日は、関東地方北部山沿いは大雪  という予想です

 

 そんな中 お良しは、まだ暖かかった3月15日(木)の午前中、お仕事が遅番だったのでその前に、春景色を求めてサイクリングしてきましたよ~ 

 行ってみたのは、子どもの頃からだーい好きな場所、横須賀市長沢の最奥地 

 

 長沢周辺にお住いの方々は、よく「YRP(横須賀リサーチパーク)」や「通研通り(NTT通信研究所周辺」を散策されているようです。この日も、お一人やご夫婦でウォーキングされている人に出会いました 

お良しが出没したのも、そのあたりですが、ちょっと秘密めいた場所です。地元の方が静かに暮らしている地域なので、あまり詳しくは書けませんが、とってもいい所なのです!

 

 

 その地区に踏み入れる前に、通研通りの桜の咲き具合を見てみました(それについては、こちらの記事へ 2018年3月15日 三浦半島南部の桜)

 

 原っぱには、巨大タンポポや、この毎年可愛らしい花を咲かせてくれる オオイヌフグリ が、たっくさーん

 

 お良しと愛車「サンシャイン号」の行く手は、わくわくする小さな旅へつづく小径。

 

 ホトケノザ が一面に咲く原っぱの向こうに、砲台山の頂上が見えます。

ここはお良しの思い出の場所なのです。それはそれは怖い思いをした・・・

 

 それはずいぶん前のことです。その時も自転車に乗っていたか 歩きだったかは覚えていませんが、このあたりを通りかかった時のこと・・・、ある農家さんの前にさしかかると、敷地の前の畦に アヒルが10羽ぐらい固まって、クワッ クワッと鳴きながらひなたぼっこか何かしていました。

「あぁ のどかなだぁ、こんな所があるんだぁ」と、嬉しくなった その時

うーわんわんわん  ワーンッ

と、犬が怒って お良しの方へ向かって突進してきたではありませんか

 「わーっ ちょっとちょっと なんだなんだなんだー

 どうやら・・・というか確実に、こやつは()自分ちのアヒルを守ろうとしているのでした。すぐにきびすを返してアヒル達を農家の敷地へ誘導して隠し、ふたたびお良しの足元へCOME 

「わかった わかった、何にもしないよ、怪しいモノではアリマセンよーだ」と、こっちも隙を見せないように、しずしずとその場を通り過ぎました。犬は私が遠くへ行くまで、ずーっと見ていました。食いつかれるかと思ったですよ~、ほんとうに怖かったです

・・・・まったく・・・、こういった「役に立つ番犬」を、長沢地区では3匹ほど知っています

 

 話が大脱線しますが、もう1匹は白い大型犬でした。その時もある農家の前を通りかかると(運悪く、生まれて初めて通った道だった)、土を盛った敷地の上にアヒルが2羽見えました。隣にその犬がいて、お良しの姿を見るなり、その高い所から農家の本宅の方を回って、門からダァーッと出てきて、これまたものすごい剣幕で吠えたててきて、 お良しのまん前を占拠して一歩も通さない構え!飛びかからんばかりの体勢で、危険を感じたお良し。

「わーん たすけてぇー」と、お家の人の方向へ声をかけますが、だれも出てこない。そりゃそうです、農家さんは昼間はお仕事で外へ。役に立つ番犬が留守居をしているのですから。

人間というものは追い込まれると・・・ お良しは逆ギレしちゃって、積極的に守りの態勢へ!しかし、役に立つ番犬の方が圧倒的に強気

 「そこを通してよ、じゃなきゃ、あっちへ行けないよ、頼むからさー」

その時も、この番犬はお良しが自分のテリトリーから出ていくまで、横にぴったりと付いて、終始「ウウーーーーー・・・ウゥッ」とか唸りっぱなしで怒っていました 延々50mぐらいはついてきたよ~

もうあそこは二度と通るまい!!! と決心しましたが、それからしばらくして道路工事が始まり、家に帰るにはそこしか通れなくなってしまったのです でも、なんとか近道を発見してそちらを通って帰宅していましたが、ある日、またまたすごい光景を目にしました。それは、その白い獰猛犬が なぁーんと飼い主のオジサンを引っ張って走っていて、オジサンは上り坂でお良しのすぐ隣で スッ転んでしまったのです 手綱をはずれて猛ダッシュしていた白獰猛犬を追いかけて、スライディングして手綱をキャッチした瞬間倒れこんだのでした。

 そぐ隣にいたお良しは、恐怖で大混乱 ・・・あとで聞けば、そのあたりでも有名な「役に立つ番犬」だったそうです・・・

 

 あと一匹は・・・、いいかげんにして、最後にお話しします、スミマセンです

 その懐かしい「アヒルを守った犬」の現場を過ぎると、涼しい日陰。

以前 お弁当をもって母とハイキングに来た時、ここでも恐怖の体験をしたのですが (そんなことばっかり?)

 

 

 その日陰の坂を上りきると、長沢の最奥地からの眺めが開けます!

海の方まで見渡せるのですよ。

 この日の海は、南風の強風で荒れ模様

 午前中の写真です。午後からはもっと白波立ち状態でした

 

 長沢最奥地の高台からは、三浦富士183mも、目の高さに近いぐらいです。

 

 ここには クスノキの大木が何本も生えています。

 長沢川沿いに山すそを奥まってゆくこの辺りは、海から吹いてくる風が最後に到達する場所。下から吹き上がる強風が、このクスノキの枝を大きく揺らしていました。気温が高めのこの日、沢を渡ってくる風が心地よく感じたお良しでした。

 

 

で、で、で! さきほど言いかけた話は

母と来た時は5月だったのですが、

5cmぐらいの こーんな真っ黒い毛虫が、そこいらじゅうに うじゃ うじゃ うじゃ うじゃ(あと100万回ぐらい繰り返したい)、とにかく大発生していて、

 

 

 階段も 手すりにも いっぱいいまして、びっくり仰天

もちろん地面にも一面に這いずり回っていて、座るところも歩くところもないぐらい!

恐怖を通り越して、この世の光景とは思えない気色悪さ 90歳になった母も、今もよく覚えていて、ときどきその話がでます。

 

 話を急ぎますね

 

 クスノキの森を背にして下を見ると、菜の花がきれい。

これからサンシャイン号で、あの矢印のあたりの坂を下っていきます。

 

 矢印のところまで下ってきて、上を見上げると、さきほどのクスノキが大きく見えます。

やっぱり大木だったんだなぁ!と再認識。

 

 お次は 竹やぶの中のワインディングロードを抜けて・・・

 

 竹やぶの木漏れ日が、道路に射してきれい。

竹やぶの中に、赤い椿の花がポツンと落ちているのが、なんとも風情がありました。

 

 

 これは柿の木です。新緑の頃がキレイです。黄緑色の葉っぱが爽やかです。

このあたりにはウグイスがいて、毎年 まだ上手とはいえない中途半端な鳴き声を聞きます

もちろん、この日は、この場所以外で ウグイスの初鳴きを聞いたお良しです

 

 通研通りの近くまで下ってくると、庚申塚があります。江戸時代の年号が見てとれます。

私も母も、この神様にはいつもご挨拶を欠かしません。お良しとこの土地のすべての無事をお祈りします。

 

 神様の前からは、三浦の春きゃべつ畑ごしに菜の花が

 

 

マウンテンバイクにはうってつけの細い下り坂を、痛快に走り終えると(無茶な走りで迷惑をかけたりしませんよ!)、道は、入(横須賀市長沢の いり 地区)の町内会館前に出ます。

 入地区遠景

 

 もう一カ所、神様が鎮座

 

 柿の木ばやしの向こうに、大きな樹々。

長沢の奥地には、まだまだ多くの大木が残っています。

 

 お良しは長沢川に架かる橋の近所をちょっと入って・・・

 

 日焼け止めを塗りなおしてから、お昼ごはん

 

 サンシャイン号は橋のたもとに停めて、食パンにキュウリとチーズを挟んだだけのランチタイム

写真の右下に、オオイヌフグリの青い花が見えていますよ

 

 お昼の現場はこんなところ 

 

 

 ぽこぽこ出始めている つくしんぼ に囲まれての昼食でした。

このとき郵便配達のバイクのオニイサンが通りかかって、ニコニコ笑われました

(のんきにしていてゴメンナサイ。はい、仕事しますデス

長沢の最奥地は道が狭いので、ヤマネコさんの配達車も、小さなワゴン車でした それでも お良しの自転車は端っこに避けなければいけないほどです。

ヤマネコさんの車は、このコブシの木の向こうへ配達に行きました。

 

 

 長沢川の看板は、サギをあしらったきれいな絵。

 

 穫り入れられなかったので、「ブロッコリー星人」と化して お良しの行く手に整列していたよ。

 

 入地区には、かろうじて水田が残っていて、子どもの頃 落っこちた思い出もある、水抜きの 懐かしい 切れ目。

 

 風が強かったので、常緑広葉樹(照葉樹のカシノキ)の葉っぱが裏返って白く見えます。

辺りには、葉がこすれる音が ごぉーーーーーー・・・と、鳴っていました。

 

 起伏が激しい長沢地区。急坂を自転車を押して登っていきます!

 

 お屋敷の外に立てかけてあるこの長ーい竹は、もしかして、稲わらを干す物かな?秋に、横向きに組んでいきます。

 

坂の途中に見えるこの大木も、お良しのお気に入りの木。お良しが子供のころから馴染んでいる「友達の木」というものがたくさんあります

 

 急坂の上まで来ると、武山・砲台山・三浦富士 の三連山がほぼ望める場所があります。

ずーっと走ってきた下の方の道も見下ろせます。

 

 ここで おやつを食べました エネルギー補給しないとネ

左手でつまんでいるのは、スノーフレイクの花。緑色の てんてんがかわゆい

 

 ここから山肌を見ると、常緑樹のあいだに、これから芽を吹く木々が、ふわふわの様相で見えていました。

 

 ふと、足元を見ると、フキノトウが育ったものが・・・

 

 そのフキが このあたり一面にあるのです!

 

 木の根元の水仙は、初めて見ましたが 八重です!

まあるく ぷかぷかの触り心地の つぼみ

 

 そこを上っていくと、入地区は終わり。

 

 この畑を、「北下浦(地区)水仙の会」のみなさんが、持主さんのご厚意で借り受けて 水仙を植えていたなんて、知りませんでした

北下浦地区は、水仙の花がたくさんです! あぁそうかぁ、知っていれば咲いているときに見に来たかったなぁ・・・、来年きっと

 

 この看板の所から上を見ると、木の上に小さな花がいっぱい咲いていました。これはけっこう蜜がたくさんある花ですね(名前を知らないけれど、よく目にする木)。

 

 「キョッキョッキョッキョ」「ケッケッケッケ」と、へんてこな声が聞こえていました。

以前からあちこちで聞く声でしたが、なんの鳥かな?と思っていたら、なんと! リス でした!!

これは台湾リスかな・・・

 

 さようなら、入地区 いろいろ見せてくれて、どうもありがとうございました

あぁ~ 楽しかったなぁ

 このあと、遅ればせながら、午後番のお仕事へ行きました

 

 

 おまけの写真

 こちらもお良しの「友達の木」。ケヤキです。(長沢にありますが、入地区ではない)

もうすぐ芽吹きそうな色をしています。

 

 

 

 鏡の中に、この日の お良しとサンシャイン号

 

 ここで、3匹目の「役に立つ番犬」のお話   その犬は、この鏡のそばの家に飼われていました。お良しと母が散歩していると、家の前を行ったり来たりしていた その小柄な柴犬は、こっちに寄ってきて 大真面目な顔をしています。

母 「おまえ、なにか言いたげだねぇ」

お良し 「んー? もしかして おばあさんを探してる?」

 そうです、このとき、飼い主のおばあさんが、山の方を歩いているのを我らは見ていたのです。そこで犬に向かって、

お良し 「ご主人様は、あっちにいたよ

と指さすと、なぁーんと、その柴ちゃんはそっちの方へ歩き出したのです!そして、ほどなく道の向こうから飼い主のおばあさんが歩いて帰ってきて、犬は小走りになり、おばあさんに うぉん!と吠え、それは喜んでいるというよりは、「どこへ行ってたの? 心配してたんだよ!」と、ちょっとオカンムリといった感じでした

 おばあさんと一緒に戻ってきた お利口な犬は、お良しと母の顔を見てから、「こっちへ来い」とばかりに おばあさんの後を段々畑の上へ我らを誘いました。で、結局、穫れたてのキャベツをいただいて帰りました あっはっはー

 この場合の「役に立つ番犬」とは、お良しにとって 役に立った という意味でありました どんど晴れ

 

  今日の里山めぐりは、母がまだたくさん歩けるころ、おにぎりなどを持って二人でピクニックしたコースなので、帰りに実家に寄って、母にすぐに撮影したこれらの写真をその日のうちに見せました(^_^)v

きれいな花ばなを見て、わぁーきれい😍、見たことがある景色に、あー、行った行った、あったねぇ❗と、よーく見ていました。二人であのピクニックを

懐かしみました。

 

 素晴らしい里山、横須賀市長沢。お良しの中の 原風景。

 

 

 今日も無事、暮れ行く・・・・

 

 でかけた日 ★ 2018年3月15日(木)午前中 ★ 天気 晴れ 南風強し ★ 気温 18℃ぐらい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


三浦半島の台地からの見晴らしサイクリング♪ 壮大な景色 編

2018年02月25日 10時15分10秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

★★★ 2020年4月 ブログ管理人からのお願い ★★★

 このところ、この記事へのアクセスが急増しております。

 

新型コロナウィルス肺炎による、みなさまへの未曾有の不幸を阻止するため、現地にお出でいただくことはご遠慮ねがいます。心より御願い申し上げます。

 

 当ブログをご覧いただき、また 地元のみなさまも含めて、三浦半島にご興味を持っていただき、感謝しております。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 2017年12月30日のことです。

お良しは、我が愛車(マウンテンバイク)「サンシャイン号」で、三浦市の高い所からの景色を見に出かけました 

そこは三浦半島の最南部に位置する三浦市の高台。観光のお客さんはほとんど通ることがないと、知人が教えてくれたので、高い所が大好きなお良しは、年末の準備もそっちのけで、勇んで見に行きました

 

 三浦市は半島の先っちょなので、幹線道路は渋滞しがち。たとえば三崎港へ出入りするトラック、その他お仕事の車、地元の住民は、他の道を通ることがあります。そういう道は、わりと辺鄙。それが良いのです

 

 お良しが自転車を走らせて行ったこの場所も、昔はなかったか、拡張したとみられる道路沿いです。

 

 それでは!本編!! 

三浦半島からの、素晴らしい景色をご紹介します

 

 最初の富士山の写真から、少し南に目を向けると、伊豆半島の突端に近いところが見えます

高い山々は、たぶん 天城連山(あまぎれんざん)

「天城~越え~」(石川さゆりさんの歌)

 

 

 このパノラマ写真は、小さいかな? 右上に トンビが旋回中

真南は、伊豆大島です

 

 アップで見ています

三原山火山がある、伊豆諸島で一番大きな島です

昭和61年に三原山が噴火して、全島民が本土に避難したとき、三浦からも、夜間 赤い火が見え、窓ガラスが空振(くうしん)で、ビリビリ音をたてていまして、怖かったです

 

 

 伊豆大島からさらに左にカメラを振って、東方面

三浦市内の「宮川の風車」。四角いものが並んで見えるのは、三浦でも有数の美しい海「宮川湾」にかかる、宮川大橋。

向こうは もう太平洋

 

 午前中の太陽できらきら光る、東京湾の出入り口付近

出船入船がたくさん

 

 

 さらに東側 東京湾(三浦半島南部付近の正式な名前は「金田湾」といいます)をはさんで、房総半島の山並み

 

 三浦の畑作地帯から、房総半島の「富山」(とみさん・二子山)

『南総里見八犬伝』に出てきます。

 

 鋸山(のこぎりやま)も、ここまで南に下って見ると、三浦海岸で見る包丁型でなく、とんがって見えます。

 

 金田湾は、この日は鏡のように穏やかに、碧く見えていまして、ほんとうに綺麗でした!

 

 お良しが立っている所は、こんなところ

三浦のダイコン畑

 

 ここで、持っていったおにぎり と お歳暮でいただいたハム などをパクパク。

すがすがしい風景の中で食べると、なんでも美味しい

 

 東京方面には、お良しには見慣れた、横須賀市久里浜の千駄が崎に立つ、東京電力横須賀発電所のエントツ群も見えています。

 さらに北側には、葉っぱが落ちた林ごしに、「三浦富士・砲台山・武山」の200m級の山並みが見えています。

 

 最初の富士山方面に目を戻します

 

 三浦半島とは相模湾をはさんで、神奈川県の西の端方面 小田原市とみられる町並みも良く見えました

相模湾にも、漁をしている帆掛け船が浮かんでいるのが見えました

 

 富士山付近からは、どこなんだか??? 雪を頂いた山が見え隠れしています

 

 大きな写真でないのが申し訳ありませんが、三浦半島南部へ来られる方は、ぜひ 実際の目でご覧いただきたいです!

360度の景色が見られる場所は、そうそうないのです。ほんとうは場所を特定してお教えしたいのですが・・・

お良しが立っているこの場所は車を停める場所がないし、住宅地に近いところでもあるので、いろいろと危ないのですが、三浦半島最南部では、バスでも、ドライブでも、たくさんいい風景に出会えます

 

 この日はお天気に恵まれて、最高でした。気温が低いともっとクッキリハッキリ見えるのですが、寒くて風邪をひいてはどーしようもアリマセン 

 充分幸せなサイクリングでした  

 

 

 このあと寄ったところの続編もどうぞご覧ください  「三浦半島の台地からの見晴らしサイクリング♪ 三浦七福神編」

 

 

 次回UP記事予告

 この三浦半島からの見晴らしの続編的に、次は 東京湾に繰り出した船からの景色(三浦半島を外から見た、その他)をご報告いたします、またご覧いただきたいです

     その、海上から三浦半島を見た記事  「東京湾フェリーで房総半島クルーズ!」

 

 

 

 


平成30年のお正月は、下浦地区のお地蔵さまと庚申塚(こうしんづか)を巡りました

2018年01月27日 14時33分12秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 これを書いている2018年1月27日(日)は、めったにない大寒波 というのに覆われている とっても寒い日です。寒いというより、体が凍りそうな感じの冷たさ。家の中でも 指切り手袋をはめているお良しです。お良し宅のバケツには、3日連続で氷が張り続けています

一昨日は6mmほどの厚さ、昨日は3~4mm、今日は1cmはあったなぁ!! 毎日凍るなんて、初めてのことです

今朝7時台のお外の気温は1.5℃でしたが、お良しは元気はつらつで 太陽が当たっている場所を選んでストレッチ体操なんぞやってしまいました そうしたら、脇に置いておいたデジタル温度計(もちろん朝から日陰)が、ちょろっ ちょろっ と、0.1℃づつ上がっていくではありませんか およよーお良しの熱気で気温上昇かしらー ビックリ

 

 またしても前置きが長くなってしまいました

 

 早くも1月が終わりそうなこの時期、新年の初詣を振り返ってみます。

昨年は、北下浦地区の氏神様をもれなく巡ってみました。今年は、もっと身近で私を見守ってくださっている 路傍に佇む神様・仏様にお参りしてきました。愛車   サンシャイン号で走っていて 行き帰りの無事をお祈りしたり、出かけるときに挨拶したり などなど、階段を上がっていかなくても身近で日参している神様です。(まずは氏神様にお参りしてから、他へ行きましたよ

 

横須賀市津久井1丁目、岩船地蔵 さま

 

航海安全・海難除け のお地蔵さまです。

昨年、小笠原へ行く折に、そういう神様だとは知らずに、無事に帰ってこられますように・・・と拝んで出かけた、恩のあるお地蔵様です。

願いが叶って無事に帰ると、お礼の貝の首飾りを奉納するしきたりなのです。で、あのように首飾りに埋もれていますが、写っているような大きな貝は もう海岸で採れなくなっています・・・。(サザエはあるかな。漁業権があるから勝手には獲れません。買って食べたら奉納

感謝 感謝 

 

 お地蔵さまの両方のお手てが、柔らかい感じで とってもかわゆい

 

 岩船地蔵の隣にも、庚申供養塔が4体建っています。

これは天保年間のもので、刻まれているお名前は、時代劇で聞く名前ですね!

はんべえ・十右門(何と読むのだ?)さくえもん・きゅうざえもん・じゅうべえ・やえもん かな?真ん中の文字が見にくい・いちえもん。

 

 

 

 同じく、津久井1丁目青面金剛 という文字が見えますね

 

 

 こちらも津久井1丁目

見るからに古いもので・・・

 

「文化五年 辰年」の文字

これは、1808年 戊辰(つちのえたつ・ぼしん)の年の建立ですね!

210年前です そんなころから、雨の日も風の日も、あるいは関東大震災や太平洋戦争中も!ここにずっと立っていらっしゃる!!!!!

 

 昔の人のお名前が刻まれています。建てた当時の この方たちのお気持ちは・・・。

 

 

 かわってこちらは、お良しが一番身近に見ている、長沢1丁目の 長沢の神様 ← と、勝手にお呼びしている

中央の碑に「庚申塚」の文字がはっきり見えます。

庚申塚とは、庚申の年に建立して、60年に1度の庚申の年にお祭りを行うそうで・・・

中央の庚申塚の文字が見える石碑には、「萬延元年」 の文字が掘ってあり、それはいつかといいますと、今から158年前の 1860年 まさに庚申の年なのです! 庚申(こうしん・かのえさる)

 

庚申塚 とは?  ウィキペディアへ飛ぶ

 

 このような路傍の神様・仏様には、必ずといっていいほど、後ろに大きな樹を植えてあります。今は冬なので葉っぱがないですが、真夏などは涼しい日陰で、ひと休みするのに最適な場所です 

 

 こちらは長沢2丁目の、これは お良しにもわかる、完璧に 武山不動尊の「前不動」様も含めた仏様たちではないでしょうか。

「前不動」とは、武山のお不動様への道筋(主に分かれ道)に、ここを行くとお不動様へ というように道しるべとして立っているものです。横須賀市の野比の大作(おおさく)にあるものが有名です。

 武山不動尊では、毎年1月28日に、「初不動」という ご本尊の御開帳が行われます。

今年も1月28日(日)武山初不動  横須賀市公式紹介ページへ

 

 この写真の神様も、背後は以前は大きな樹々がある斜面で うっそうとしていました。今は伐採されてマンションが建っていますが、神様はそのままこの場所にいらっしゃいます。

 

 同じく長沢2丁目の 長岡地蔵様 です。

由緒正しきいわれがあるのですが、それは2月に再版される「北下浦文化マップ」を見てから追記したいと思います。

 子どもを守る、子授け、安産祈願  とかなんとか誰か言っていたような・・・

スミマセン 不確かで

 

 こちらは長沢1丁目 見ての通り、ちょっと階段を上がった高いところに鎮座していらっしゃいます。

ここも、前面はもっと緑が多かったのですが、コンクリートで覆われてしまいました。お良しの記憶では、黄色い水仙か黄色いクロッカスが(とにかく黄色い花)きれいに咲いていたのですよ

 

 「庚申供養塔」 の文字が見えます。ここは間違いなく 「庚申塚」です。 

 武山不動尊の 前不動様もあります

 後ろに影ができている 面白い景色をパチリッ!

 

 

 

 ここは、三浦市南下浦町上宮田(みなみしたうらまち かみみやだ)の、青面金剛 の文字と、見ざる聞かざる言わざるの猿3匹を従えた・・・。こういうのは、みんな庚申塚というわけではないのでしょうね??? もしかして「道祖神」というのかな?・・・あ、一番左に「庚申供養」の文字が見える石碑がありますね あ、そうか、庚申=かのえさる=猿 ということですね 

 詳しくは、「庚申塚とは?」のバナーをクリックしてみていただきたいです

 

 あがっている 黄色い水仙の花は、お良しが撮影のお礼 と 一年の無事を祈願して 捧げました 

 

 ここまで巡った神様・仏様は、みな昔からの街道沿いにあります。今も、人や車の往来をみつめつづけ、地域に大事にされていることがわかります。いつもきれいにしてあるので。

 

 この美しいお顔のお方は、上宮田の、たぶん 交通事故を悼んで建てられたと思われるお地蔵さまです。

サイクリングに行く途中 偶然 目に入り、無事を祈ったところ、「ありゃっ!おみ足が素足で寒そう。裸足じゃかわいそうだなぁ」と思って、お正月に古ーいマフラーをちょん切って 持っていって巻きました  お米・塩・お酒でなくてただの水もお供えしました。

 

だれかが非常に大事にしているようで、ピンク色の貝の 首飾りや、暖かそうなストールなども着せてもらっていますね。

 

 この日も冷たい北風が吹きつけていました・・・。

お地蔵様、ありがとうございます。

 

 下浦地区では、もっと山の方へ行くと、石碑の前面に馬の頭を配した「馬頭観音」と呼ばれるものが見られるのですが、それはまた今度 写真に収めてこようと思います。このあたりの馬頭観音というのは、仏教でいうそれとは異なり、死んだ馬(農耕馬)の首を埋めて塚を作り供養したーつまり祀った というものだそうです。(職場に来る物知りの男性談)

 まだまだたくさんある 下浦地区の庚申塚。みなさんの家の近くにも、きっと「そういえば立っているかも・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


三浦半島の台地からの見晴らしサイクリング♪ 三浦七福神編

2018年01月02日 16時17分48秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 2017年12月30日、知人からの「三浦半島からの眺望おススメポイント情報」を道しるべに、愛車サンシャイン号でワクワクしながら行ってきました、三浦市の高い所へ

 元日の記事にも致しました こちらの写真 (元日の写真とはちょっと構図を違えて写してあります)。

海の向こうに町並みが見えていますが、あそこは・・・

 

 地図に透明な直線を当ててみて、お良しが立っていた所と富士山を結んでみましたら、やっぱり 小田原(おだわら・神奈川県)が線上にバッチリ入りました!

 わかりにくいかもしれませんが、画面右 人差し指近くにある「三浦半島」と、画面左 親指の近くの白い丸が「富士山」。それを結んでいる透明定規の真ん中に「小田原」と書いてある赤い丸が見えますか?

 もっとお天気がいいと、さらにハッキリくっきり 富士山も対岸の町並みも見えるのですよー

 

 この日のサイクリングでは、眺望を堪能した後に、東京湾側に下って七福神めぐりのお寺にも寄ったので、そちらのお話を先に記事にしたいと思います

 

 穏やかな天気で、鏡のような東京湾

 

 東京湾を望む台地から、こーんな急坂を下って・・・ 

 

三浦海岸にある、恵比寿様を祀る「円福寺」(えんぷくじ・円は旧漢字が正式)さんへ寄ってみました

 秋にはたくさんの銀杏が落っこちる、大木のイチョウがたくさんあります!

お良しは、この境内の雰囲気が大好きです

おや? 写真の右端に写っている団体さんはどなた

 

 三浦七福神さまご一行でござりますマス

 

こちらにお参りすれば、お良しの両親のように 巡礼がキツイ高齢者でも、7人のみなさまにいっぺんにお会いすることができるのです

 お良しが勝手にこう解釈しているだけです

 

 三浦七福神巡り 公式HP

 

 円福寺さんの恵比寿様は、「金光恵比寿」(こんこうえびす)と呼ばれています。

縁起は、上記看板をご覧ください

三浦半島では、海の中から光る像が上がる というお話が多いのですよ。調べてみると、興味深い理由がありそうです。

 

 それから、本堂の屋根下の周りに、とっても良いものを見つけました!何年も通っていて、初めて気がつきました

 

 十二支の彫り物です

順番にご紹介

 

 

 

 

 

・・・この へび なんだか素敵 巻かれたい・・ 意味不明

 

 

・・・なんとなく、こちらがモーモーさんに見えるのはお良しだけ?

 

 

 

 

 順番替えましたが、よりによって今年のお犬様の写真がボケちゃいました 

ごめんなさい 

・・・なんだか今年の運勢を示しているような・・・

 

 本堂の正面の彫り物も、見ごたえがあります 大振りで、迫力があります!

 

 広ーい境内では、お寺の方や地域の方々が、お正月にむけて、すみずみまできれいにお掃除なさっていました。

 

 こちらの大木は、ほぼ空洞ですが、寒い冬でも葉を青々と茂らせていました。

「生きているのね~」と、言いながら、スリスリ触っちゃいました

槙(まき)の木です。

 

 イチョウの木の下のベンチでミカンを食べて休憩し、また走り出しました。

今年も一年、お守りください、七福神様 

 

 円福寺(三浦七福神 恵比寿)

 

 三浦七福神巡りのご参考になればと思い、先に記事UPしました。新年は、ふだん見られない御開帳もあります。おススメコースなので、ご興味のある方は、巡ってみてはいかがでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「第1回 黒船朝市」at 久里浜 ペリーふ頭 へ、行ってきました(^^♪

2017年12月11日 19時36分14秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 良いお天気に恵まれた2017年12月10日、東京湾フェリーなど、お船が発着している久里浜港の一角で、朝市が開催されました

 地域新聞『はまかぜ』12月1日号によると 「久里浜港をより多くの人に知ってもらおうと、久里浜ふ頭で事業を行う民間企業6社(ウィング興産・ファミール製菓・三富屋商事・長井水産・香川県漁連・東京湾フェリー)が振興組合「ペリーふ頭振興協議会」を設立。地域金融機関の湘南信用金庫も協力を表明しており、このエリア一帯を「ペリーふ頭」と名付けた。」

で、地域活性化を図ろうと、この黒船朝市を初開催したのだそうです。

 

 

 今年もイベント好きが絶好調のお良しも、愛車  サンシャイン号で行ってきました

 

 三浦半島南部特有の、強い南風で雲が吹き飛ばされ、空気が澄んだ冬のこの日は、三浦海岸の丘越しに伊豆大島も見えました。

 

 でも、風が強いので波も高いです。

(台風21号の高波で、またまた道路がおっこっちゃった野比海岸にて)

・・・オリンピック会場だから盛んに報道される江の島の台風被害よりも、数倍深刻な三浦半島南部の状況なのです

 

 

 9時46分に、お良しとサンシャイン号は、東京湾フェリーさんの乗り場にごとうちゃーく

サンシャイン号は、サイクルスタンドにピットインさせて、お良しは勇んで黒船朝市の会場へ

 前からは、もうお帰りのみなさんが、手に手に買ったものをぶら下げて、ニコニコ顔でやってきます 

先着1500人に配られた、生成り色と青色の大きなトートバックを持っている人もたくさん!

 

 

 千葉県は房総からお越しのこちらのブースで、「イワシ漬丼」600円を迷わず購入!

主人と夕食に分け合っていただきました。とーーーっても美味しくいただきましたヒデキ感激(古すぎコメント)

南房総の海産物は、間違いないなぁ・・・

 なめろ汁をよそっているお店のかたが、私が 購入したり、写真を撮ったり、感激したり、しゃべったりしたお礼?ということで、特別に手作り夏ミカンピールをくださいまして、こちらもおいっしー

 なめろ汁とは、イワシの団子汁です。シソの葉やショウガなどで味をつけたイワシ団子が、ものすごくいいおだしが出た温かいおつゆの中におわしましましていて読むのタイヘン 、とにかく美味しいのでしょうが、お良しはこのあと、東京湾フェリーさんの乗り場内のレストランで「横須賀海軍カレー」を食べるつもりでいたので、このなめろ汁は食べませんでした。

 このことは、一生の不覚でしたよー。

 

 久里浜港にあるお菓子の直売所「ファミール製菓」さんは、行列ができて大繁盛 

私も、パウンドケーキなどを買いました。(写真は最後にUPしてあります)

 

 「菜の花コロッケ」は、常春の国「南房総」からのご来航。

 

 横須賀市南西部地区にある長井。

ここに大きな売り場を構える長井水産さんは、長井に行かなくてもここで「イワシ汁」を食べさせてくださっていました。

長井水産さんのイワシ汁は昨年の ソレイユの丘へのサイクリング途中で食べましたが、これもダシが素晴らしく美味しい逸品です

 でも、来場者さんにはこの機会に、できれば房総半島から来てくれた方の「イワシ汁」を食べてほしかった・・・という感想のお良しです。

 

 茅ヶ崎からもご来航。和太鼓演奏のむこうに、行列が出来ていたコロッケ屋さん。有名どころなのかな

お良しは、久里浜港に直売所がある 三富さんのコロッケバーガー150円を選びました

「コロッケの三富屋」さんのお店には、いろいろな揚げたて総菜と、家庭では出せないお味のサラダなどが、目移りするほど豊富に並んでいます。それがまたお安いそしてなによりも、お店のかたがとっても親切 

 

 会場は、真ん中に広い休憩場所(テーブルと椅子)があり、お店(ブース)がまわりをぐるっと取り囲んでいます。

奥には、東京湾フェリーが発着 

 

 東京湾フェリー乗り場の通路から、会場を遠望。(右奥)

 

 右手前に、沖を行く大型船を誘導する「パイロット船」。

千葉県金谷港へ向け、出航していくフェリーを見送っていたら・・・あれれ なんか、いつもと感じが違うようなぁ・・・

 

 あらら いつのまにやら、千葉県のPRマスコットキャラクター「チーバくん」がご乗船じゃないですかー

このあいだまで、フェリーはドックに入っていたので、その時にペイントしたのネ

こっちは「しらはま丸」かな?

 フェリーは東京湾を横断しているわけだから、こうやって横っちょに描いておけば、行きかう船から真正面に見てもらえますね

スバラシー

 

 その、チーバくんをあしらった「ピーナッツクッキー」は、とっても美味しいですよ~

 

 

 東京湾フェリーさんの久里浜港側のレストラン「コーラル」で、横須賀市公認の「横須賀海軍カレー」800円をいただきましたルンルン

ここで食べるのがお良しの積年の念願でございました。 

 横須賀海軍カレー と名乗れるのは、このように、カレーサラダ、そして牛乳 が付いたスタイルのカレーです

「コーラル」さんのサラダは、キャベツの千切りだけに見えて、実は ニンジンとピーマンの薄切りも入っています。お店のかた(気さくなオトーサン)が、さくさく・トントンと刻んでくださり、なんだか大感激です

 

 久里浜にも、れっきとした海岸があります。

 

 その久里浜海岸では、台風21号の猛烈な高波が押し寄せた爪跡がまだ生々しく残っていました。

平作川(ひらさくがわ)の河口、開国橋の海側の欄干が破壊されたようですOH、NO!


 海岸道路から一歩中へ入った所は、イチョウの葉が紅葉して、たいへん美しく、自転車を止めてしばし見とれてしまいました・・・

 

 午後からは、なんだか怪しい雲がドロドロと湧いてきた、東京湾の浦賀水道。

黒船朝市の会場は、あのエントツの向こう側の足元です。

 

 はいお待たせしました、お良しのGET品です。

サラダ海苔・・・房総産の海苔を使った韓国のり風 味付け海苔

 

一番手前が、房総半島 南東部の和田浦地区から出店の、イワシの漬け丼。酢飯に しこイワシ、刻みショウガ・シソの葉・ネギ・ガリ。とーーーっても美味しかったです。これを食べずしてこの先 生きていけない!って言いたいほどの美味さ

久里浜港に来てくださってありがとうございました~またお願いします。

 

ファミール製菓のアップルパウンドケーキなど。しっとりして、美味しいです

 

コロッケの三富さんの、ビーフコロッケバーガー 大きなコロッケがドンとはさまって150円。

 

三浦特産、おなじみ、「三浦の赤ダイコン」(サラダだいこん)・・・生で食べてください。甘くてジューシー

 夕飯に、三浦の赤ダイコン(レディサラダ という名です)本体と葉っぱ、千葉県産落花生の粒をあえて、豚さんの生姜焼きに添えてみました

 

 

茅ヶ崎コロッケに行列してもいいけど、せっかく来てくださった房総の方々の物産も買ってほしいなぁ

 感想 大きすぎない、ちょうどいい感じのイベントでした。売り子さんたちがみな温かい感じのみなさんでした。

いずれ、久里浜港内を案内して見学させてくれるようなオプションができると嬉しいです。

また、大小の客船が入港している時に合わせて開催してくれるとさらに嬉しいです。船のお客さんにも、久里浜はもちろん、房総や三浦半島のものを知ってほしいし!「軍港」のイメージが強い横須賀港とは違った性格の、久里浜港に来ていただきたいです!

 

・・・・・ 帰り道・・・・・。強烈な南からの向かい風に、お良しのサンシャイン号は、下り坂でも漕がないと進まないという、試練の旅路 

「あ‘‘-ん 海軍カレーを食べたから、もう体をつかって消費せよ!ってかー

体中に力を入れ走って帰ってきたから、夜になって、太ももや、背中の方までピキピキしちゃって、ああ、どーして私っていつも最後はこうなのよぉ 

 旅のおしまいの頃に、かならず燃焼系の試練が待っているお良し。

でも、夜 お布団の中で「あぁ~、今日は楽しかったなぁ・・・」ニヤニヤ

 

 次回は、2018年3月の開催が決定しています!

  第2回 黒船朝市 at 久里浜港ペリーふ頭 (東京湾フェリーさんのHP内へ飛ぶ ) in 横須賀 


  

 次回は、みなさまも、ぜひ!久里浜港 ペリーふ頭へお越しください。

 

       

 

 第2回 黒船朝市へ行ったときの記事 → https://blog.goo.ne.jp/pcchaka04/e/96568dc2681886b52fc4d09d0b7580d8

 

 または、「第」の文字をクリック ↓

 2回 黒船朝市へ行った時の記事

 

 


再訪!東京湾の最狭部から船を見る。今回はガイドさん付き♪ <後編>

2017年11月26日 11時41分53秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

前編 からの引き続きです。

いよいよ観音埼灯台に上っての、一層 高い場所からの船観察です・・ウキウキ

 

 灯台の高さは、船がいる海上の平均水面から灯火まで 約56.0mです。そこから見下ろすと、海面が・・・つまり海全体が、広ーく見えるのです!

航行する船も上から見ることになるので、立体的に良く見えます。

 

 

 灯台のてっぺんの展望デッキ(デッキと呼んでいいのか?)から。前編でお見せした、自動車運搬船「神北丸」(かみきたまる)と、小型のコンテナ船。

右側通行なので、奥のコンテナ船は北航(東京湾の奥へ)、手前は南航(出ていく)しています。

 

 あそこは、君津港かな? ガイドさんに尋ねるのを忘れました

「LNG」と書かれた大型船が停まっているのがよく見えました。球体が見えないので、メンブレン方式の液化天然ガスタンカーというみたいな・・・?

 ちなみに、球体とは・・

 

 こちらの球体を積んだ方を、よく海岸から目撃しています。

 

 お次もコンテナ船。

この船をガイドさんが、「あれは バラ積みコンテナ船だな。」とおっしゃったのですが、お良しは「コンテナをバラバラに積んでいる船かな」などと思ったら、大きな間違い

 船内に、バラスト水 という、船を安定させる水を積んでいるのです。コンテナを積んでいない あるいは あまり積んでいなくて、軽いので浮いてしまう船体を安定させるため、水を入れているというわけです。それを「バラ積み」というわけなんです

・・・この「バラスト水」には、問題が起こっていまして、それは 外国で給水したものが東京湾で放出されたとすると、東京湾にその外国に生息している海洋生物が持ち込まれることになるのです。日本では、ナントカ貝という外来種が、アサリなどを駆逐してしまい、日本のワカメの胞子が食習慣のない外国の海で繁茂して困っているそうです。 「ヒアリ」だけじゃないのですね!

 

 

 「PRT KAHO」

 

 船腹に梯子が見えます。これについて、非常に興味深いお話を聞きました!

それについては、次の船で書き記します。

 

 巨大コンテナ船がやって来ました!東京湾を一路外国へ向けて出航していくところだそうです。

 

 はい、この巨大船の前を、タグボートが航行しています   写真の右端にいます。

 

 アップにすると、このような感じ。

この力持ちな船に、「水先案内人」(パイロット)が乗っていて、危険物搭載船 及び 巨大船(全長200mを超える船)は、このパイロット船が先導しなければならない決まりになっているとの事。

 つまり、例えば1万トンの船が東京湾に入港する場合は、位置通報ラインで「東京湾海上交通センター」(観音崎にある)に通報し、浦賀水道航路の手前 久里浜沖で水先案内人(パイロット)を乗船させて船長に代わって操船するのだそうです

先ほどの、船腹のハシゴは、パイロットがパイロット船(タグボート)から乗り降りするためのものなのです。

お良し「えーっ 船が動いてるままで乗り降りするんですかーーー

ガイドさん「そうです。もちろん速度を合わせてやるんですけどね。」

 おーっ・・・驚きの事実にひっくり返るお良し

そんじゃまぁ、水先案内人さんて、すごい人数がいらっしゃるんじゃないでしょうか? 全長50m以上の船は一日540隻も航行しているのですから。

 ただし、これは東京湾をよく知らない外国船に主に適用しているとのことで、事故を起こす確率が少ないだろう日本人船長さんなど、よくわかっている船は、パイロットさん無しで航行してもいいのだそうです。

 

 

 ここでもう一回、この図を見ていただきたいのですが、

S字型に曲がった航路は、海堡(かいほ) と呼ばれる人工島(要塞として造られた)3つを避けるように設けられています。「中の瀬」という場所は、海底が浅くて航行ができない場所だということです。東京湾を出入りする船舶は、これらを避けて航行しています。

 この航路を設定している場所は、太古の川だった所だそうです!ですから、左右は岸だった所で浅いのです。そして、航路の南側の終わりは、河口。久里浜沖から、海底は急激に深くなています。深海ザメなども投網に掛かることもあるのですよ 専門的には、この南側航路からを「東京湾」と呼ぶのだそうです。

 

 第一海堡が見えます

 奥に見える陸地

 

第二海堡は

 船の脇、わりとギリギリですねー。

 

 第三海堡は、今はもうないそうです。この写真に写っているのは、千葉県富津市の、「富津岬の明治百年記念展望塔」です。近くへ行くと、五葉松の姿を表現した、何層にも重なった大きな大きな展望台が岬の突端に建っています。一番上からの眺めは素晴らしく、壮大です!ただし、暴風の時は避けた方が無難です

 お天気がいいと、観音崎から、東京湾アクアラインと海ほたる、東京スカイツリーも見えるそうです。この日はダメでした。

 

 灯台から下を見ると・・・右の芝生地帯は、やっぱり砲台の跡だそうです。その先端にちょろっと海に浮かんでいる岩は、岩ではなくて、なんと戦時中に外国船の音を聴いていたという、塹壕・・というんんですか?施設ですって 海の中から探知していたのですね、あんな中に入って大変なことですね。

 

 おーっ 航路内は12ノットを越えてはイケナイ決まりなのに、時速80kmで突っ走っていく、「伊豆大島への高速船」

名誉のために解説 この船は航路外航行許可なので、オッケー なんですって きれいなお船、気をつけていってらっしゃーい

(12ノットは、時速に直すと、約22km) 

 

 灯台から陸側を見たところです。この山の上に大砲が備えられていて、外国からの要人が船でやって来ると、歓迎の祝砲を11発、今も鳴らしているのだそうです。

観音崎公園内を何度も散歩したことがありますが、見たことがないので、一般立ち入り禁止区域にあるのかな

 

 灯台の敷地には、屋外に保存資料や、資料館もあります。こちらは、八丈島で活躍していた「灯ろう」というものです。解説は下を。

 

 灯火って、厳しい気象条件のもとに立ちつくしているので、ほんとうにご苦労さまと言いたいです。

 

 灯台から下りてきて見上げると、さっきからカラスが見張りで陣取りっぱなしでした。

 

 上で見たコンテナ船が、まだ眼下に。

 

 ほら、この巨大船にも、操舵室近くに、乗り降りするためのハシゴが下りています。

この梯子が下りていて、目印の旗が掲げてあると、パイロットが乗船していることを示しているのだそうです。

 それにしても、水色できれいな船ですね ガイドさんたちも、きれいな船だなぁ・・・とおっしゃっていました。

それから、赤い喫水線が見えているから、コンテナをまだまだ積めるって 上の方に、積める余裕があるって。詳しい方は見ればわかるのネハッハー。

 

 祝日だったこの日、航行している船舶が少なく、お良しが自宅近所から見ているほどたくさんの船に出会うことができませんでした。それはなぜかというと理由があるようで、「日本の港湾使用料は高いから、外国船は荷物を下ろしたらすぐに出ていきたい。それに休日は荷物を下ろしてくれる港湾職員も少ないから時間がかかってしまう。だから休日は入港を控えているんだよ。」とのご解説。

 なぁーんだ、そーいうことか こんどは平日に見に来ようっと

 

観音埼灯台周辺の風景です

 

 地震で上から崩れてきたと思われる、巨大岩。

 

海岸にも。地層の向きにご注目!

 

 昔は手掘りで道を開きました。 手で削った跡が見えます。

 

 トンネルも手掘り。

 

 何の変哲もない岩場に見えますが・・・

 

 矢印のところは、人間が掘ったものだそうです。左は弾薬を入れた四角い場所。右の穴は、建物の基礎の穴だとか・・・。

第二次世界大戦後まで、観音崎一帯は立ち入り禁止の要塞でした。そのことがつくづくわかる・・・。

 

 この石碑は横になったままなので、このまま写真を掲載します。

観音埼 の  という字。土ヘンは、海軍。

 

 観音崎 の  という字。山ヘンは、陸軍。

5月に行った「劔埼灯台内見会」では、地名は 。灯台は 。としている、と習ったけれど・・・

 

 驚いたのは、ここにお寺があったとは!!!!!

 

 今も残る一本だけのイチョウの木が、その名残だそうです。ホントだー(権現洞のそば)

 

 このように転がっている物体は 関東大震災で崩壊した、2代目の灯台だそうです!

かたずける重機もなかったし、立っていた丘の上から落として処分した残骸だそうです。見ての通り、あまり鉄筋も入っていないコンクリート製でした。

(明治元年初点灯、日本初の洋式灯台だった初代は、レンガ造り。現在3代目は鉄筋コンクリート造りです)

 

 われらが海岸から別れを告げるころ、先ほどのきれいなコンテナ船は、パイロットさんを下ろして久里浜沖を出ていこうとしていました。

 

 観音崎公園内は、灯台尽くし

 

  感想  知らないことを教えてもらうのは、ほんとうに楽しいものでした いっぱい話してもらったので、メモもしないで、お良しの頭はパンクしそうです このブログ記事に、早くして、記録としたかったのです。ますます船が好きになりました 横須賀シティガイドさんたち、ほんとうにありがとうございました また!

 

 横須賀エコツアー HP

 

 日曜日なら、観音崎ボランティアステーションへ直接来ていただいて、「観音崎の何を見せてほしい。たとえば、海・船・動植物・歴史など、言ってもらえればすぐにご案内しますよ」ということでした。個人でも、子供会、会社の仲間でもOKだそうです。

「このことを宣伝してください!」と、ブログ掲載許可をいただいての、このお良しなさい日記でした

 

 「東京湾 大型船入港・出航予定情報」 東京湾海上交通センター HP  

 

  上記のHPからの情報で、この記事を書いている今日、11月26日は、客船が3隻も浦賀水道を通るようなので、お良し、午後から海岸線で見張ってみました(主人と、マクドナルド三浦海岸店へ行った)

 

 

 スーパースターヴァーゴが、パイロット船に先導されて東京湾へIN!

75338トン、全長269m

 

  

 三浦半島にはいつもの強い南風が吹いていて、海上には白波が・・・

 

 

 続いて、ぱしふぃっくびいなす号

絶好のウィンドサーフィン日和の向こうに。

26594トン、183m

 

 

 最後に姿を現したのは、飛鳥Ⅱ

球形タンク方式のLNGタンカーとすれ違い。

50142トン、240m

 

 

 

 

 久里浜沖から姿を消し、浦賀水道に入っていきました。

 

 今日は、観音埼灯台に上っていたら、ものすごくいい景色だったなぁ・・・ なかなかタイミングがうまく合わないなぁ、残念 お楽しみはまたにとっておこう。それにしても、この豪華3隻は、みんな横浜港に集合するのだろうか??? 3隻は、約2時間の間に、次々とやって来ましたよ。

 

 さらに更に! 12月1日の夕方には・・・

イタリアの客船 コスタ ネオロマンチカ

57150トン、全長220.6m

 寒ーい海岸で、姿を見せるのを延々と待っていた・・・ 時間通りに来ない。

 

 長々と、お読みいただきありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


再訪!東京湾の最狭部から船を見る。今回はガイドさん付き♪ <前編>

2017年11月25日 12時00分02秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 こんにちはー

三浦半島南部も、さすがに寒くなりまして、冬の到来です 海が近いので、力強い日差しが反射して、辺りは明るいのですよ でも、日の出が遅くなり、日の入りも早いので、すっかり時間の感覚がおかしくなっているお良しです。

 で、今年は「黒潮の大蛇行」という、東海・関東南岸を流れる黒潮がずいぶんと南下してしまっているということで、関東地方もドカッと雪が降るかも・・・ と予想している人もいます。めったに積雪しない三浦半島南部は、いかがな結果になるでしょうか?

 

 そんな中

 前日夕方から、ときおりモーレツな雨降りとなった休日を利用して、お良しはまたまた大好きな大型船を見に、いそいそと出かけてまいりました←家を出るときはまだ雨が降っていた。

 午後から晴れるという予報だったので、主催者の『横須賀エコツアー』さんは、決行してくださいました でも、参加を申し込んでいた方々で、荒天キャンセルした方もいらしたそうで、この日の参加者は、お良しと、同年輩の女性 二人だけでした でも、そのぶん6人ぐらいいらしたガイドさんたちから、くわーしくお話を伺うことができました

 横須賀エコツアー HPをご覧ください

 

 船を見たところは、9月にも一人ででかけた 観音崎 です。

浦賀水道という、東京湾の一番狭い所に位置し、この観音崎が海に張り出しているので、東京湾の狭い部分ができているわけです。観音崎の少し北寄りの向かい側にも、富津岬 という千葉県側から張り出している地形があります。このことで、東京湾の航路はS字型にカーブしているのです。さらに、地形の張り出しがあるということは、そのすぐ下の海底は 浅い ということになります。

つまり、この狭いところを、船は制限速度を守って航行しているということなので、お良したちは間近にゆっくりと見学できるという恩恵を得られるのです

 

東京湾口航路事務所 HP

 

 ここで、上の図で、水色のところが船が通る所で、右側通行であるということを覚えておいていただいて、お良しなさい日記のこの記事を読み進めてくださいますようお願いいたします。

 

 では、いつものように、時系列で、観音崎 船観察行きのお話を進めます。

 

 この交差点。京急線の浦賀駅から、鴨居(かもい)経由の観音崎行きのバスに乗り、腰越(こしごえ)バス停で下車。

このカーブした道に徒歩で入ってきて・・・

 

 この道は、「観音崎大橋」といいます。

 

 雨が止んだばかりで水浸しの路面。

ここから、沖を行く船が見えています。奥に写っているのは、横須賀市の博物館の分館である「観音崎自然博物館」です。

地元の海の幸をふんだんに使ったレストラン「マテリア」が隣にあります。

そして同じ建物の中に「ボランティアステーション」があり、この横須賀エコツアー 浦賀水道を航行する船を見てみよう」 を、案内してくださるツアーガイドさんの拠点でした。


 昔から、この橋の内側には立派なお屋敷があります。大きな漁師さん宅ではないでしょうか。

裏側に道があり、観音崎大橋ができる前はそこが観音崎へ通じる道だったのでしょう。・・・でも、明治2年に観音埼灯台ができる以前は、岬をぐるっと回る陸路はあったのでしょうかね?

 

 大橋から見た海。 鵜がいますね。

 

 久里浜の火力発電所のエントツも、まだ低い雲の中

ここは、たたら浜という所です。

 

 

 観音崎ボランティアステーションには、12:50集合。

ちょっとだけ座学を受けて、東京湾航路地図や、船の種類の写真、エントツのマーク(フアンネルマーク ということが今回わかった)一覧表などをいただいて、手にはその資料と、双眼鏡(お良しは自分のを持っていったけれど、貸し出しもしてくれた)を持って、いざ!外へGO

 

 階段を上って、海が見える丘に登っていくと~・・・

あっれー あれに見えるはー

 

 すれ違いをやっている あのお姿は~

 

 おがさわら丸ではありませんかー 

 

木曜日は出航日ではないはずなのですが、この日が祝日だからなのか、本来の水曜出航でなく一日遅くなっているみたいでした。

おもわず、「おがさわら丸が出ていくぅ~」と声を上げちゃいました。そうしたら、公園備え付けの双眼鏡をおがさわら丸にロックオンしてくれたガイドさんが、もう一人の参加者の女性に見せてくれていました

 つくづく縁があるおがさわら丸です (今年5月に、小笠原諸島へ行った折に乗ったお良し)

 

 東京湾を航行する船は、近隣の小型の漁船を除いて、みな、センターラインを挟んで右側通行で進みます。

片側700m、ブイとブイの間を行くのですが・・・

 

 上と同じ写真をわかりやすくしました。

三浦半島側から見ているので、写真の左が東京湾の奥方向です。

左のブイは緑色。中央が赤白(センターラインを示す)。右が赤色。奥まで幅は1400m。片側700mに見えないほど狭く感じました。

こーんな狭いところを進むのー ここを右側通行ですよー! 追い越しはOKだそうです。お天気が悪くて視界が悪くても、レーダーなどで探知して航行するのでしょう。それと、車と同じように、どんな船舶にも決まった場所に決まった色の灯をつけているので、基本は目視!で見張りをしているのだそうです。観音崎の丘の上にある「東京湾海上交通センター」とも交信しているし、暗い昼間は観音埼灯台にも灯りが入っていると思います。

 

 このあと一行は、観音崎公園の森の中へ入り、灯台を目指します。   

 

 観音崎一帯は、太古の昔から、海流に乗ってやってくる遠来の人々を迎えた場所であり、また、ペリー提督率いるアメリカ船が来港して以来、防衛のための要塞となりました。

 上の写真は、砲台跡です。御影石でできたものは珍しいそうです。「天皇陛下が見に来るというのでカッコつけてきれいにしたのかな?」と、ガイドさんの一人。

あ、天皇陛下って、明治天皇ですよ。

 

 ここは弾薬を入れた所だそうです。柱に穴が2つ開いていますが、これは蝶番(ちょうつがい)があった跡で、ここに扉があった証拠だということです。その中に弾薬を入れておいたということです。なーるほど。

 

 レンガの積み方は、「フランス式」。観音埼灯台を設計・建築したのはフランス人技師のヴェルニーさんなので、フランス方式になっているとの事。

このあとの時代は、すべからくイギリス式になっていくので、貴重なものだそうです。

 

 観音崎公園の遺構などの説明を聴きながら しばらく歩いて、灯台に到着!

天気予報通り、午前中の雨がすっかりあがって、海上が晴れてきました Wellcome Sun

 

 ひゃあー いい眺めーーー

 

 

 赤い丸に、「七」の文字のエントツマークは・・・

 栗林商船株式会社さんか、栗林物流システム株式会社さんの船だそうです。

「神北丸」(かみきたまる)の船名が見えました。自動車運搬船だということです。この大きさから、自動車12000台ぐらいを積んでいるだろう・・、とガイドさんは言っていました

 

 このあと、灯台の上から見ることにして、狭いらせん階段をくるくる上って目を回し、ふらふらしながら強風の最上階の屋外へ

そこからの眺めは~・・・

 

次回へつづく( ^ω^)・・・

 

 

 


魅惑の三浦三崎♥️ 台風来ぬ間に、三崎港町まつりへGO!2017

2017年10月30日 14時19分29秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 こんにちはー   

 台風22号が去って、なぁーんと今日10月30日、東京と近畿地方に「木枯らし1号」が吹いたと発表がありました。えーっ もう 木枯らしぃー

冬はすぐそこかいな 寒いの嫌いなお良し、やだなぁー

 

 10月19日に自宅で転倒して、どうやらろっ骨を痛めた母の看病に、今日まで・・さらに今日から・・も、両親の家で過ごしています。痛さで参っていましたが、持ち前の前向きな性格で、日に日に良くなってきています!昨日は、お良しの留守中に、ジャガイモの煮たのを作ってくれていました。無理するなー

 

 そんな中  母に付きっきりでなくてもいいことを、いいことに、気晴らしに、三浦半島の南端にある漁港の町「三崎」に、かねてから開催予定だった『三崎港町まつり』というのにでかけてきました 台風22号が近づいてくるというのに、「ホントに好きだねぇ」のお祭り好きのお良し。電車とバスで1時間もかかりませんよー

 

 現場の(会場の)、三崎魚市場

正式名 三崎水産物地方卸売市場

 

 三崎名物、マグロのかぶと も、お出迎え

 

 

 お良しが食べたのは、魚屋さんの握りずし 「さかな(まぐろ)が違うよ」というおススメ言葉に、うーーーーーんと、お財布と相談して決めました

3貫で500円。

 マグロラーメンも、1杯500円。角煮がたくさーん入っていて、やさしいお味で美味しかったですぅ

水菜・ねぎ・しいたけ も入っていたよ。

 

 デザートは、三浦メロンで作ったという、メロンジュース 底に沈んで写っていないけど、シロップ漬けのサクランボも添えてくれました

400円したけど、ジューススタンドとかで飲むメロンジュースとは一線を画している、純粋メロン味で、とっても美味しかったです 飲んで後悔なし。

 

 今年は船好きになってしまったお良しは、この、漁船での遊覧 というのに非常に乗りたかったです

 奥に、「城ケ島大橋」が見えています。

 

 「まぐろの体重当てクイズ」というのにもチャレンジ 大人の男性がちょっとだけ持ち上げていたので、それを参考に考えてみたけれど、ちょっと多く書きすぎたか  一応、応募箱に目安が書いてありました。

 想像したのは、こちらのまぐろちゃん

なんだか、だいぶ干からびているような( ^ω^)・・・ 

早朝に魚市場に来ると、まるまる太った巨大マグロがずらーっと並んでいる、壮大な風景が見られますよ

当たったら、連絡が来て、マグロなどがもらえるようです まぁ、ダメでしょ

 

 いろいろ買い物したのですが、「食い気」が優先してしまって、肝心の、特産のマグロなどの海産物を、写真撮影せずに家族で食べてしまいました!

もう、マグロは超低温冷凍なので、美味しいのなんのって スーパーマーケットでは買えませんよ。銀座の有名料亭に行かなくたって、割烹お良し宅で充分ざんすー

 佐島のアジの開き 10枚で500円 が最高でした (大型で肉厚。しょっぱくない代わりに、旨味がある)いつもスバラシー逸品です

 

 

 母には、好物のこれを。

やたらと、緑色した「塩豆」というのが売れていたよ。

 

 

 お良しの好物、「赤ダイコンの甘酢漬け」。この赤い色は、赤いダイコンの皮の色です。着色料は使っていないのですよ!

手のひら以上の大きさの袋詰めで、200円。

 

面白かったのがこれです

 旧魚市場を改装してオープンしている「うらり」で見つけました。

 マグロ肉が入ったマドレーヌ、「マグレーヌ」

「清月」(せいげつ)さんというお菓子屋さんが作っているので、まちがいなく美味しいマドレーヌです。が、マグロの味が、後から付いてくるって感じです

1個200円。

 三崎フィッシャリーナ・ウォーフ 産直 「うらり」HP  三浦三崎へお越しの際は、ぜひ お良しは個人的に、「湊魚問屋(みなと・・・)」さんのお品が好きです。

 

 三崎の町へ戻ってきて・・・

 

 若い人がやっている「みさき ドーナツ」というお店で、美味しいドーナツを3個買いました

ふわっふわです。でも充分食べごたえがあります!

 

三崎地区では、後継者がいない空き店舗などを、新しくお店を持ちたい人に開放しているようです。目新しい魅力的なお店がたくさんありますよ。

 

 でも、昔からの伝統的な文化は健在です!!!

三富染物店さんの、大漁旗からヒントを得た、手拭い、1本750円。

インパクトのある柄をチョイスして購入してきました。お良しの手拭いコレクションに加わった新たな一枚

 

 三富染物店 HP

 

 

 この岸壁は、お良しが24歳の頃、仕事の昼休みに休憩していて、地元の人が、

「お宅の職員さん、寂しそうにしていて海に飛び込みそう!」

と、職場に駆け込んできた ということがあった、場所デス はっはっはー

 そのとき職場では、「あの子に限ってそんなことないだろうー」と、みんなで笑い飛ばしていたというのですよ!!!

どうせ、そーだよ そーだよ、悪うござんした、です

 気持ちがいい風が吹く岸壁なんですよ。

 

 そこからは、城ケ島が見えます。雨降りの暗い空模様だったので、昼間ながら、城ケ島灯台に灯りが入っていました。

  三崎の魅力は

1.まぐろ  (お魚屋さんの店先に干してある イカの一夜干し も、おススメ!)

2.風景

3.人 ・・・ 前述の「お良し、なんちゃって入水 勘違い事件」 でも分かるように、三崎の人は、温かくてフレンドリー 『港町まつり』のお店の人達も、観光地らしくなく、温かくて親切でした

 

 あ、それから・・・、京浜急行線の南の終点「三崎口」駅の、ホームに立っている駅名看板にご注目です 笑っちゃいます 京浜急行と三浦市と神奈川県が結託して編み出したアイデアだとおもいます ワッハッハー(こういうの大好きお良し)

 

 訪れた日 2017年10月29日(日)

 

 

オマケの写真 

 

 台風22号が去った、東京湾。朝日が海上に白い筋を描いています。

大きな船が出ていきます。

 

 風に耐えている、鳥の巣。スズメのつがいが枝にとまっている。

 

 植え込みの下では、ひっそりと、9月に咲き終わったヒガンバナの葉っぱと、新春に咲く水仙の葉っぱが顔を出しています。

 

 

 

 

 

 


東京湾の最も狭い場所から、船を見る!

2017年09月20日 19時38分23秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 こんにちは~!

今年はすっかり船にハマっている私は、東京湾を行きかう数々の船を、普段より間近に見るために、東京湾の最狭部、「浦賀水道」を形づくっている「観音崎(かんのんざき)」 横須賀市です へ 行ってまいりましたー 

 台湾の手前で、直角に東へ曲がった`台風18号’ が日本列島を縦断した翌日。三浦半島では、午前中は南風が強かったものの、上空は雲一つない真っ青な広ーい空が広がり、東京湾の視界は、素晴らしく良好でした

 

 

  お良しが出かけたのは、上の地図で、「浦賀水道航路」と書いてある、「道」の字のあたりです。「観音埼灯台」の足元に陣取り、東京湾の出船入船を間近に目にできました

 

 9月27日追記  この記事を見てくださった方から、正しい解説をいただきましたので、その点は色文字で補足してあります。

 

 行ったのは、9月18日。「17時台に、飛鳥Ⅱが通る」という情報をキャッチ 夕方から、カメラと双眼鏡を持ってでかけました。

京浜急行線 本線の「馬堀海岸」駅から、「観音崎」行きのバスに乗って終点までGO  

 このバス路線は、めちゃくちゃ眺めがいいので、外側の一番前の席に座り、海を眺めつつ揺られていると・・・

あれれーのれー 沖合はるか横浜方面に、白い大きな船を発見 「飛鳥Ⅱが来る時間には早いんじゃなーい」と慌てちゃいました

でも、すぐにいつもの通り、船のエントツマークを、目を細めて見てみると、船型からして、もしや「ぱしふぃっくびいなす号」ではないかということに気がつきました!

ぱしふぃっくびいなす号が観音崎を通過するまでに、バスは、なんとか終点到着が間に合いそうでしたので、お良し一安心 飛鳥Ⅱじゃなくて、ぱしふぃっくびいなす号の通る日なのか不安になりましたが、観音崎灯台下で、ぱしふぃっくびいなす号を撮影することに成功しました

 

 

 向こうから来る「ぱしふぃっくびいなす号」

 

 

 はい!こちら、ぱしふぃっくびいなす号 26594トン 183.4m(日本クルーズ客船 船籍)です。

 

 

 船首に船名が確認できます。お良しがいつも見ている 北下浦海岸からは、遠くてとても無理なことですが、ここでは目の前をゆくので、双眼鏡があれば、良く見えますよー

 

 

 船尾。「ダイヤモンドプリンセス号」と違って、絶壁お尻ではありません 読者のみなさんも、エントツのマークを覚えておいてくださいマセ!

 

 

 千葉県の「東京湾大観音」像も、見下ろしていますね。(房総半島の山の上に立つ白いもの。わかりますか?)

 ぱしふぃっくびいなす号(ヴィーナスクルーズ社HPへ飛ぶ)

 

 

 観音崎公園という所は、日本の要塞でございます。東京湾の防備の遺構がたくさんあります。

 

 

 これは聖武天皇時代にさかのぼる洞窟です。

 

 もっと岬の奥の方にも、古代の住居跡が発見されました。`貧しい人々の住まい’ だそうです。でも、お魚は豊富に獲れたんじゃないでしょうか!

 

 

 観音埼灯台です。中を見せてもらえ、上まで上ってあの欄干から見る海は、爽快そのものです! 海に突っ込んじゃいそうな気分です。下から海を見るより、広々した海上を眺められます。全身 風に吹かれて、ちゃんと ひっつかまっていないと落っこちそうな感覚になります。

 

 ぱしふぃっくびいなす号を見送ると、飛鳥Ⅱは来るのかなぁ・・・と心配になりました。・・・が、が、が!!!

 

 

 横浜港の方向を遠望していて、横浜ベイブリッジから何か大きなビルみたいなものが出てくるのを、わずかに確認したお良し。

双眼鏡で見てみると、 わぁーい 飛鳥Ⅱ みたいですぅー

 

 

 方向転換して、こちらへ向かってやって来ます!

 

 飛鳥Ⅱが浦賀水道まで到達するにはまだ時間がかかりそうでしたので、灯台の立つ丘の上に登ってきました。

 

 

 このような曲がりくねった道を上がります。

 

 

 とにかく地層がユニークで迫力!

 

 

 洋菓子の焼き菓子「バゥムクーヘン」のような地層。三浦半島の激動の歴史を見せつけてくれます。(三浦半島では、あちこちで このような褶曲地層が見られます)

 

 

 観音埼灯台。 写真から、もう夕刻だということがわかると思います。

 

 

 あたま。

ちゃんと、「東 西 南 北」という形の、方向矢印が乗っています。

 

 

 あそこは・・・???千葉県だと思います。木更津の方かな?

いやいや? 神奈川県内かも・・・??? 

 物知り博士さんから教わりました 新日鉄 君津工場 だそうです。(千葉県君津市)

 

 高い所から見ると、海が広々と見渡せます。

 

 

 灯台を背にして。

 

 風当たりが強く、木も育つのがタイヘン

 

 

 観音様と、「君津丸」

 クレーンが頑丈なので、鉱石運搬船とみられるそうです

 

 

 これはたぶん ごみ運搬船ではないか?と。(クレーンの形・規模から判断されている)

 

  

 お腹にたくさんコンテナなどを積む`RORO船 ’、「シルバーストーン・エクスプレス丸(号)」

 

 

 井桁のマークの船

 

 

 コンテナ 7~8段 × 17列 × 奥行何列 も積んで、あの台風の嵐の中を航行してきたの 

 

 父に、「暴風に遭ったら、海上で止まってるの?」と質問したら、「止まんないよぉー」と、一笑に付されてしまいました・・・

 どんなにか揺れたろうに、お荷物がっちり固定の、「マリン・アトランティカ号(丸)」

 

 転覆しないのは、船内にも荷物を積んでいるし、船底には鉛の板が敷き詰めてあって、底の船室に水も入れたりできるからだそうです

 

 

 こちらも、船尾に折りたたんだスロープが付いている RORO船。大きな船です!

 

 

 「武玄」。ぶげん 。どこへゆくのかな?いってらっしゃい、ごくろうさま

 ・・・こうして、次から次へと、スイスイ航行する大きな船を見送っていると、なんとなく・・・

「あぁ・・・、あのすべての船に、船長さんがいて、乗組員さん達が動かしているんだなぁ。」と想いにふけりました。

 

 

 おー待たせ いたしましったぁー いよいよ「飛鳥Ⅱ」が近づいてきました! well come

 

 

  海を大きく入れた写真と・・・

  空を入れた写真

 

 トンビも写っている どちらが良いですかねぇ

 

 

 はい! 船首の船名も鮮明に (こんな場面でダジャレ攻撃

 

 

 日が暮れてきて、エントツの下の船名表示にも、灯りが入りました

 私にはおかしな癖がありまして、どーしても、`救命ボートの数 ’ が気になり、必ず確認しちゃうのです

 乗客乗員全員を救える数の救命ボートがなかった・・・という、タイタニック号のお話をトラウマとして、気になってしょうがないのデース

 

 

 さきほどご紹介した、「マリン・アトランティカ」とすれ違い。どちらも大きなお船です!

この近さですれ違って、波の影響は受けないのかな?

 

 

 どんどん明りがついて、美しい飛鳥Ⅱは、東京湾を出ていきました。

飛鳥Ⅱの船尾も、絶壁ではありませんね。飛鳥Ⅱは、50142トン、全長 241m 日本の、郵船クルーズ所属です。

11万トン以上ある「ダイヤモンド・プリンセス号」は、船尾が垂直でした。

 やっぱり、船はこういう昔ながらの姿が好きだなぁ~

この日に見た、「ぱしふぃっくびいなす号」と「飛鳥Ⅱ」ぐらいの船がいいなぁ~ と、自分の好みがわかりました。

   お良しは、30代の頃に、キラキラと夜間航行しているのを偶然見た、「クリスタル・ハーモニー号」という客船が好きだったのです。ブロマイドまで持っていたぐらい好きでした このごろ見かけないなぁ・・ どこか外国に行っちゃったのかなぁ・・・と思っていたら、このように船の記事を書くようになって知ったのです!「クリスタル・ハーモニー号」が改装されて、「飛鳥Ⅱ」になった!という事実を ぎょえーーーそーだったのぉ・・・いわれてみれば、似てるかも・・・。

 

 

 お良しの立っている観音崎公園。

こんな場所から見てました(ちゃんと護岸の上)。ときおり、お良しの足元に、波しぶきがピシッとかかりました。

 

 

 横浜の方向。台風一過の晴天が、夕方まで続きました。東京スカイツリーも見えていたんですよ~!

でも、富士山は見えなかった・・・残念!!! (写真中央 日本第2位の高さのビル 横浜ランドマークタワー 296.33m)

 

 

 日が沈んで、カモメやトンビがねぐらへ帰り、かわって夜行性の`サギ’ 類が姿を現しました。

 サギのお尻と脚が見えますか? ツルみたいに大きなサギでしたよ

 

 

 観音埼灯台にも火が入って・・・

 

 お良しは家路につきました・・・。

 ほんとうは、灯台の灯が、光跡(一条の筋)となって見えるまで、ここにいたかったのですが、まわりに人が少なくなって、暗ーくなってきたので、犬の散歩の人にくっついてバス停まで急ぎ足しました

 

 9月の3連休だったから観光のお客さんもいっぱいで、さらに意外と近所の人がたくさんウォーキングや犬の散歩に来ていました。観音崎京急ホテルにも、あんなに多くのお客さんが来てるんだなぁと驚きました。日が短くなった、三浦半島の東のはずれの公園で、夕方は寂しいかな? と警戒していましたが、にぎやかで安心しました。ゴミも捨てられていなくて、マナーの良さに感謝です。

 

 帰りのバスの窓から、走水漁港の藍色の空を、トンビよりも優雅に、悠然と飛ぶ 大きな羽根のサギの姿が見えました。(文中 走水漁港 ← はしりみずぎょこう)

 走水の海も、茜色と紺色に、灯りが見えました・・・

 

  おでかけ日・・・2017年9月18日敬老の日

 

 

 帰りのバスの窓から

 

 

 観音埼灯台 下の風景が見られるサイトを見つけました。

 松任谷由実さん『よそゆき顔で』ユーチューブへ  2番の歌詞が表示されたときの背景が、横須賀市の観音埼灯台です。お良しが船の張り込みをした岩礁脇の歩道が見えています。観音埼灯台の画像の直前が そこから見た東京湾の海ですよ~

 

 上記の ユーミンの曲内の画像の、出典元はこちら 丸屋空撮さんのユーチューブ映像 空模様シリーズ17(観音埼灯台の巻)BS日テレ採用映像

お良しの船観察記事からはちょいと外れますが、三浦半島の県立観音崎公園と観音埼灯台(`ざき’ の字が違うことにご注目。灯台には`埼’ の字を使うそうです)も、ご覧いただきたいです 

 

 

 

 

 


東京湾の最狭部から、航行する船を目の前に!

2017年09月06日 16時25分35秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 「飛鳥Ⅱ」号について、お良し驚きの事実を知りました

 私が以前、夜間航行する姿を見て、素晴らしく好きになった客船「クリスタル・ハーモニー号」が、最近めっきり見なくなっていたので、どーしちゃったのかなぁ・・・?どこか地球の反対側でクルーズ船として活躍しているのかなぁ・・・ とガッカリ気味の十数年を過ごしていましたところ、

なんと クリスタル・ハーモニー号は、とっくの昔に、「飛鳥Ⅱ」に改装されて生まれ変わって日本に定住していたのです (2006年)

っえーーー 早く言ってよ~、聞いてないよぉ なぁんだ、よかった ヨカッタ・・・

そう言われてみれば、クリスタル・ハーモニー号と飛鳥Ⅱ号は、激似 デス!

クリスタル・ハーモニー号は、大きくて美しい船でした。夜間の明かりをつけた姿も、ギラギラし過ぎない上品さがあって、好きでした。思わぬ再会で、私は嬉しいでーす

 クリスタル・ハーモニー号から飛鳥Ⅱへの解説 (乗り物好きと思われる「エレック」さんのブログへ飛ぶ)


船の上から、船を見る! 東京湾フェリーからの眺望

2017年09月01日 19時13分11秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 今年は、わたくし、やたらと お船に乗って楽しんでおります もう、私の今年のマイブームです 

 

 2017年8月28日、横須賀市と千葉県富津市を結んでいる「東京湾フェリー」に、8月13日に続いて またまた乗船し、今度は 航行する豪華客船を目の当たりに見る というのをやりました

 なんという客船を見たかといいますと・・・こちら   きらびやかに夜間航行する 「号」でーすヨ (客船催行会社 プリンセスクルーズ社のHPへ飛ぶ)

 

 はい! いつものように、お良しのミニ旅を、時間とともに振り返りたいと思います

 

 フェリーの上から見られる時間は、久里浜港発18:15の船なので、帰りは真っ暗な夜になっちゃいますから、自転車ではなく、バスで出かけました。

 

 

 フェリー乗り場までバスに乗ると、バス代が20円違ってくるので、よほどの理由がない限り、一つ手前のバス停で降りるお良しでございます。浮いたお金は、もっと自分の望むことに使いたいのです。 

 「海上安全」のお地蔵さま「みなとじぞう様」が、こんな所に立っているとは、はーじめて気がつきまして、お決まりの願掛け(お参り)でご挨拶を。します!

 

 

 お地蔵様の後ろから、夕日に染まる夏の雲が見えていました

 

 お迎えに来てくれたフェリーは、「しらはま丸」でした。

千葉県南房総から、ゴルフ帰りのおじちゃんたちが、いーっぱいっ!下りてこられました。車もたくさん下船しました   ×

 

 

 錨(いかり)

 

 奥に見えている橋(タラップ)から乗ります

 

 そのタラップの上から、海面を見る。

ここを渡るとき、いつもワクワクする お良しです。

 

 しらはま丸船内の、下の階の客席の様子。私は、この上の階に陣取りました

日が短くなってきているので、辺りがどんどん暗くなっていきます。久里浜港に着いたとき、金谷港からのお客さんの女性が、

「あぁ~・・・夕日が終わっちゃった・・・」と、お連れの方にぽつりと言ったのを耳にしました。そう、17時台の便は、「サンセットクルーズ」便で、フェリーの上から、三浦半島の向こう、運が良ければ富士山が見え、その方向に沈む夕日を見ることができるのですよ~

 で、折り返しの、この日の18:15発便は、豪華客船が見られる便だったのです。さらに、「納涼船」で、飲み放題か、飲み食べ放題ができる便でもあり、お良しは普通の「遊覧乗船」でしたが、納涼船遊覧乗船のお客さんもたくさん同船しまして、楽しかったです

 「遊覧乗船」は、向こう側の港で下船せず、ずーっと同じ船に乗りっぱなしで、乗船した港に帰ってくる!!という乗り方で、楽しくてお得なフェリーの楽しみ方だと私は思っています

 夕方で安くなっていた、専門店の美味しいおにぎりなどを、ちゃんと買い込んで、いざ船旅に しゅっぱぁーつ

 

 のんきにトイレに入っていたら、もう、すぐそばに来ていた客船!

ここからの写真は、客室内からではなく、外のデッキから見ています。

 

 夕闇迫る東京湾を、一路南下して、油津 というところ(どこ?日本?)へ向け、ゆっくりと進む、イギリス船籍の『ダイヤモンドプリンセス号』11万トン以上

船首になにか模様が描いてあるなぁ・・・ と気がついたけれど、この時は暗くてよくわからなかったのですが

 goo画像から拝借しました、 美しい髪をなびかせたプリンセスのお姿ですねー

 

 上層にもプリンセンスが描いてありました。こちらは判別できました!

 goo画像から拝借

船の上からは、こんなふうに見えるのですねー きーもち良さそうー (お良し、生涯見ることはない

 

 フェリーから、この近さで見えました! 東京湾フェリーが、ダイヤモンドプリンセスの行く手に回るように航行してくれて、間近にゆっくり見せてくださったように思えました。船長さんがちゃんとアナウンスして教えてくれてたし。

 

 まー、とにかく でっかい船で、まるで「洋上のディスコだぁー」と第一印象で思いましたハッハー

 

 真後ろから見たところ。 お良しの感覚では、ちょっと、かっこいいとは言えないようなぁ・・・ こういうのに見慣れていないから余計。

巨大船は、構造上、絶壁頭になっちゃうんでしょうか???

双眼鏡でまじまじ見ましたが、もの凄い数の窓明かりでしたよ

 そんなダイヤモンドプリンセス号は、デスコフィーバーしながら、東京湾を出ていく姿が1時間以上見えていました。なにしろ大きいので

 

 出航した、久里浜港の夜景

 

 ダイヤモンドプリンセス号を反対側から見たところ

 

 お良しの ‘バカチョンデジカメ’ では、どーしてもボケてしまう夕暮れ時。

この位置にも、船の名前が、しっかりと書いてあります!

 goo画像から拝借

 

 日もとっぷりと暮れたころ、千葉県の金谷港に着きました。

8月13日に、愛車  サンシャイン号をお供に走った、金谷の町の夜景が見えました。 素朴な美しさ

 

 フェリーは、狭い湾内で回転。夜見る、スクリューによる渦巻 

 

 何本もの綱で、港に固定され、20分ぐらい停泊します。

(ちなみに、いちばん左の奥に黄色で小さくまだ見えているのが、ダイヤモンドプリンセス号です)

 

 最終便で、もうあまり人がいない客室。シャンデリアがあったなんて、あまり夜に乗らなかったから気がつきませんでした すみません・・・

 船員さんや売店の人達が、お掃除していました。しらはま丸の一日のお仕事にご苦労さまです わたしも、自分とこの窓ガラスの下の方を、拭きふきして ねぎらいました

 

 んで、夕食ターイム 鳥おこわおにぎり2種で216円。大きくて美味しかった ほか、サラダ、飲み物は自分で作ったお茶を家から持参 でも、フェリーの中の売店で、アイスコーヒーを飲みました。300円したけど、これがまた量が多くて、超おいしいのです

このとき、東京湾の外へ出ていくダイヤモンドプリンセス号の明るい姿が、はるかに小さく見えていました。大きいし、光っているから目立ちます。

おにぎりパクパク、アイスコーヒーをちゅるちゅる飲みながら、「今頃、あそこで何人ぐらいの人が、何をして過ごしているのかなぁ・・・!」と思いを巡らしていました。

 

 8月13日に乗った「かなや丸」船内には、サイクルアニメ『ろんぐらいだあす』の亜美ちゃんのパネルがありましたが、「しらはま丸」には、葵ちゃんのパネルがありました!

 

 19:30、再び久里浜港へ向け出港です。写真中央に、三浦海岸の大規模宿泊施設が、あかあかと見えていました。

 

 しらはま丸の展望デッキ。みなさん、飲食しながらくつろいでいらっしゃいます。

 

 海上には、月の灯が・・・。奥に見える白い光は、三浦半島の南東の突端、「劔埼灯台(つるぎざきとうだい)」の灯ですよ。 このブログのタイトル画像がその灯台です。

 

 金谷港から40分の航海ののち、この日も無事、快適に久里浜港へ帰ってきました。

 

 接岸のための綱を受け取る港湾職員の方(たぶんフェリーの方)が、綱を引っ掛けて取る竿を持って待ち構えています。

折りたたまれているのは、タラップ。

 

 おぉーーー・・・っ、慎重に、でも、割と速い動きで近づくしらはま丸!

奥では、竿で綱をキャッチしていますよ。

もう少し、もう少し~!

 

 上から見てまーす あの緩衝板にすれすれに、優しく接岸です

 

 お良しが座っていた席が、外から見えます。

 

まるで`鉄ちゃん’ のように、いろいろ書き記しました 私は、東京湾フェリーの2隻を、命があるもののように愛しているので、ご愛敬 

 

 帰りのバスの中で、楽しい一幕がありました

 行くときに久里浜駅で一緒にバスに乗ったオジサンたちの言葉 「来るときもここに座ったから、またここに座ろう。よっこいしょっと!」、「ホント、2時間前とおんなじ構図になってるよ、あはは

・・・・あのぉ・・・この「構図」っていう中に、私の姿も含まれているんですかぁ??? と、私は心の中で笑っちゃいました

 いや本当に、バスの乗客のメンバーが、行くときと同じでした 違っていたのは、みなさん酔っぱらっていて、機嫌よく大盛り上がりだったということだけですわっはっはっはー みんな、お良しと同じ、遊覧クルーズが目的だったのネ (お良しは単に遊覧乗船。ほかの人達は、納涼船乗船で一杯やった

★ 注 ★ もちろん、一般乗船のお客さまも乗っています。

 

 

 ああー、最後の最後まで 楽しかったぁー ありがとう、しらはま丸

 相手港に下船しない、「遊覧乗船券」大人1030円 所要時間 約100分

 

 東京湾フェリーHPへ    2017年9月5日は、やはり久里浜港18:15発便で、ナーント 「ダイヤモンドプリンセス号」と「ぱしふぃっくびいなす号」が、同時に見られるようですよ

 goo画像から拝借 (JTBさんのページに掲載されている写真)「ぱしふぃっくびいなす号」 

 

 

 今度は、昼間の白い姿の「ダイヤモンドプリンセス号」が見たいですね。

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