みなさま あけましておめでとうございます
今年も『お良しなさい日記』をよろしくお願いいたします
この写真は、今からちょうど40年前の元旦の写真です。農家が多い土地柄だった、横須賀市長沢で、宅地開発が進められ、地主さんが「近隣の人の交流を図るため」と 音頭を取って、眼前にそびえる、三浦富士(浅間神社の奥の宮の祠を祭る)、砲台山(戦時中、東京湾の無事を守った砲台の跡がある)、武山(武山不動尊のお寺がある)と、三山を縦走して帰ってくるという行事の一コマです。中央の石碑に偉そうに腰かけている赤いセーターが、11歳の私です 子供だった私はそれこそ馬かけるように登山道を元気に歩きました
白い大きな犬も大はしゃぎでした。
私の前にいるえんじ色の服を着たのが母で、その後ろの帽子をかぶったのが父です。二人とも今の私より若かったんだよなぁ・・・と感慨深し。
武山の頂上には展望台もあり、広い空地もあるので、いつもそこでお弁当です 母が作ってくれたおにぎりと、お正月のお煮しめの美味しいことったら、ほっぺがおちるぅ
この登山は、年々人が少なくなりましたが、私の家族だけは20年も続けました。
で、主人と結婚して、親子3人での登山はなくなりましたが、父と母はその後も登山を続けました。足が弱って登れなくなった年は、山の下にある下社でお参りを続けました。
今はもう87歳と86歳になったので、寝正月ですけどね
そしてそして なんとなんと、去年の12月1日(日)今住んでいる町内会の行事で、まさにこの三山縦走登山が行われたんです 私と主人は迷うことなく参加を表明。
下山してきたら餅つきもあると聞いて大喜びで当日を迎えたんです。そうしたら風もなく良い天気で気温も低くなく、絶好のハイキング日和でした。
まず三浦富士頂上でみかんを食べながらの休憩。富士山が良く見えました。富士山は、この三浦富士の総鎮守さま様ですぞ。
三浦富士の頂上の祠。
山道をゆく一行。
次、砲台山。頂上は陽だまりができてあったかぁい ここで、みんなで、童謡「ふるさと」と、地元の小学校の校歌を声高らかに?歌いました。
どれだけ歩いたろぅ・・・三山目 武山。あ、途中 見晴らし台があって、自分たちが住んでいる町を見下ろして歓声を上げたっけ。
武山の頂上で、お茶とパンが配られ、小腹を満たす。お良しは お餅が控えているので、パンは半分しか食べなかったよ
キャーと悲鳴を上げてしまったところもあった武山からの下山道、ロープにつかまって、足場の悪いところをなんとかクリア
下りてきて、志村さんというお宅で、もうお父さん・お母さんたちがあらかたお餅をついて待っててくれまして、きなこ・だいこんおろし・つぶあん・こしあんのお餅をお行儀よく並んで、お皿にいただく。ひゃあ、おいしー!
お良しも主人も2皿いただいたよ
のどかなひと時を過ごし、みな解散。総勢81名。山の高さは三山とも200m前後。めっちゃ楽しい一日でした
帰ってきて 父と母に電話でご報告。自分たちの分まで、お社にお願いしてくれたことをたいへん喜んでくれました。
毎年やっている町内の行事なので、子供のころを思い出し、また、登山の回数の更新を兼ねて、今年も行きたいなと思っています。
最後に、今年の年賀状がみなさまの元に届くのが遅れたことを、お詫び申し上げます