こんばんは!でございます
大正生まれの父 と 昭和一ケタ生まれの母を持つ、昭和のど真ん中生まれのわたしは、ハロウィンもいいけど やっぱり「十五夜」「十三夜」の 月見の準備が恒例のイベントです
2020年は「十五夜」が去る10月1日、「十三夜」が本日10月29日となりました。
母 → 「片観月」はいけないんだよ! ( あの字で正解かしら? 片一方の月見のお供えはダメ、両方おこなう、という意味です )
十五夜の月見団子づくりは、粉(上新粉)の量が足りなくて12個しかできなかったのです。なので、今日は十五夜のリベンジ
という気持ちで、朝からはりきって参りましょー
という意気込みでススキ採りに里山へ分け入っちゃったりした私でした。
おだんご作り、頑張んべー オーッ
あんなに美しいコーヒーカップを持ってたんですか っていうぐらい素敵な器でコーヒーを飲みながらの、余裕のよっちゃん?
昭和の五十年代に、ご近所の 元 桶屋のおじいさんにこしらえていただいた「飯台」に上新粉を広げます(*^-^*) 十五夜の時に使った袋を、半量残してあったものです。
そこへ煮えたぎった・・・沸騰したやかんのお湯をちょっとずつ たらしていきます。
・・・アッチッチ の チーッ 気をつけて
少しづつ お湯を粉に絡めていきます
途中から手でコネコネ・・・あっちっち~!
撮影しつつだから、左手だけでやっているので はかどらないなぁ
母がやっていたのを真似て、上空から ばっちん ばっちんと、何回か落っことしてみる
よしよし、これでいいでしょう! 耳たぶぐらいのやわらかさになりました~パチパチ
ちぎって丸めたら、14個になりました。
本当は一袋全部使って 大きめに丸めれば、いっぺんに20個ぐらいはできるのです。でも、父がまったく食べないので、たくさん作っても食べきれません。母が亡くなって以来、わたしが作るときは小さく作っているのです。
あらかじめシュンシュンと沸騰させてあった蒸し器に並べます。
母 → 一度にたくさん入れちゃダメなんだ。( たぶん、蒸しあがる過程で おだんご同士がくっついちゃうから )
飯台はスバヤク洗って・・・
表の日陰で干すこと!
やれやれ・・・、蒸しあがるまで休憩するか~(;^ω^)
みかん → 向かって左のは「長沢のみかん」、右は「津久井観光農園のみかん」
軍配は! 長沢のフツーの農家さんの裏庭のみかんの方が甘~い(*^▽^*) アッハッハー
と、ここで朝っぱらのススキ調達の現場の様子をご紹介したいと思います
里山では、あちらこちらで柿が鈴なりです
4~5本ある木に、カラスが20羽ぐらい大挙して柿を物色中でした。
柿が生っているんだか、カラスの木に柿がくっついているんだか? という様相で、まるごと1個くわえてケヤキの木に持ってって、隠れて食べている者もいました。
わたしも あの青い空に映える柿を食べてみたいよー
( むかし、それを決行して渋柿を口に入れてしまい、バチが当たったように苦しみましたっけ )
三浦富士と柿と、採ってきて手に持っているススキ
畑は冬野菜の準備中
高台の太陽さんさんの畑から、三浦富士とススキ
下に下りてきて、天照大神神社の杜とススキ
いちいち持っているススキを写したがる私 (#^.^#)
よくご覧ください、赤い穂のススキなのですよ。
畑のこのきれいな花穂は何でしょうか?
茎はトウモロコシに似ていました。
二つのみかんを コーヒーとともに ほうばりながら、蒸し器のシュンシュンという音と、外でスズメがチュンチュン言っている声を聞いて ボーッとしてました・・・。
とかなんとか言っているうちに、あんばいはどうかな?
アッチッチー(>_<)!!!!!!
竹ぐしを持って蓋をあけた瞬間に、カメラのレンズが真っ白け!
かすかに見えるおだんご14兄弟 むこうはヤカン、手前の茶色い線は 蒸し具合を見るために突っつく竹ぐしです。
もうちょっと時間がかかりそう・・・
使った粉はこちら。「釜印」の上新粉です。
京急ストアで売っています。このシリーズでは「白玉粉」もありますね。
でけた♡♪
ツヤンツヤン✨
14個あるから、お供えする前にお味見ができるなぁ~うれしい~
出来立てほやほやにお醤油をたらして、いただきまぁす!
美味しいよぉ 一年に2回、この時期だけ食べる味、感動です。
と、ここで 上の写真に????????な点にお気づきのお方はいらっしゃいますでしょうか?
「十三夜」のお供え団子の数は13個。
出来上がった個数は14個と言っていたはずの私。
2個味見で食べちゃったということは・・・
なにやってんだかー!(´・ω・`) またしても「十五夜」の時と同じ、12個になっちゃったじゃーん(>_<)
おっちょこちょいな娘でごめんなさい、おかあさん!
今年のお正月の記事に「山茶花・サザンカの咲く道」ということを書いた記憶があります。
もう咲いているということは、季節が1周してしまったんだなぁ!と思いまして、コロナ禍で大変な時期を過ごしていますけれど、もう1年があっという間に過ぎようとしているということに驚いてしまいました。
お山はなんとなく、紅葉してきたように見えていました。