7月16日(月)曇り空の夕暮れ時、山の方(私の家から行ける範囲の山間の集落)を歩いていて、今年はじめての「ひぐらし」のカナカナカナカナ・・・ という声をききました。わぁ 久しぶりに聞いたきれいなセミの声。でも、なんだか一気に夏の終わりに行っちゃったみたいな気分も少しあり・・。
そんな中・・・
神奈川県川崎市にある、歴史あるお寺「川崎大師 平間寺」。明日、7月18日より恒例の風鈴市が開かれますね。昨年、お良しは最終日近くにでかけまして、写真の『岩手県 南部風鈴』を購入しました。リンゴの形の、ほんとうにカワユイ 澄んだ音色の、南部鉄製の風鈴です。1785円でした。玉の部分が、白いリンゴの花の形になっているところもニクイです
作者の心を感じます。
人気の風鈴は、全国の有名な焼き物産地のもののようです。九谷・有田・信楽・伊万里などの風鈴は軒並み売り切れでした。他には常滑・益子・大谷・瀬戸・清水・笠間など。お良しにはちょっと値が張りすぎて、手がでませんが・・・ でも、渋くてとてもステキなデザインの風鈴もありますよ~、群青色に金銀の斑点入りの すっごいステキ
なもの(確か 九谷焼きだと思います)を、他の人のブログでみつけました。各地のベテラン・若手の風鈴作家さんたちは独創的に頑張っているようです。ですから、目の保養のためだけでも、初日・あるいは早め!に出かけた方が良さそうです。
川崎大師の行事HPへ飛ぶ
昨年の、お良しなさい日記の風鈴市の記事 ←も よかったら見てみて!

<後編> では、踊り会場で出会った人々の“人間観察”を書いてみようと思います。
こういう場所に来る人は、やはり郡上踊りが好きな人、人が集まる雰囲気が好きな人、なんとなくこういう所に身を置くと楽しくて かつ、落ち着けると感じている人、などだと思われます。
お良しが休憩していると、まわりにいる“踊りの輪に入っていない人”達の会話が耳に入ってきたりします。
★ 小学生の女の子 一人を連れたご夫婦 ★
父 「おまえが踊らないと、お母さんも踊らないよ。もう帰ろうか」
子 「っえぇ・・、やだ」 (恥ずかしくて もじもじしている)
父 「あっちで地酒なんかも売ってるよ

お母さんは一人でなにかひたすら食べている。「さあ どーする どーする

★ だんだん乗ってきた 仏頂面のカメラおじさん ★

お一人で来ているふうの 50代オジサマ。曲の途中からだんだんと足先だけが ピコピコ動き始める。そのうち膝から下が クネクネ。次に腰が参加。手首がひらひらし始めると あとは早い。「その重そうなカメラバッグ、手荷物預かり所に 置いてきた方がイイのに」 と思うくらい、楽しそうに輪に入っていきました

お良しが踊り会場を後に帰るとき、輪の外には 踊っている人達と同じくらいの大勢の人が、「見ているだけ」の状態で立っていました。もう、驚いちゃった!!もったいない


人間、やっぱり 恥ずかしがっているばかりではイケマセンね。こういう場所では、誰もマジマジ見ていないのだし、魂の開放 ですよ!思いきって飛び込むべし!
★ 郡上から参加している 粋なだんなさん ★
「踊らないの?」 と、輪の中から笑顔で優しく声をかけていた。この方に声をかけられ、踊りを教わった人はみんな楽しそうでした。
なんといっても素晴らしかったのは、踊りの振り付けを説明するとき、
「ハイ、月を見るんですよ。ハイ 左で、つぎ右で月を見てるんですよ」
と、振りの意味を言ってくれるところ。
これにひきかえ、「左、右、うしろに下がって左、今度 右ひだり を早く。」とか言われても、足がついていかないんですよ!


ハイ、どうぞ!
どうですか?今、自然に 左足も一緒に前に ちょこんと出ませんでしたか?出たでしょう? あなたは正しいニッポン人です

そうなんですよ~




てぬぐいの下の辺りに付いている、緑色の紙が “お楽しみ抽選券の一片”です。番号が書いてあって、私のは5146。 5136番が当選だった、くやしい。 ブルーのグラデーションがきれいなてぬぐいです。

銀ラメのサンダル・鎖ジャラジャラ 濃い化粧の 若いロッポンギGAL達も、


などと、声をそろえて唄ってくれたりして、もう辺りは俄然、ヒートアップー





Tシャツによれよれジーパン、肩がけBAG姿の大学生ふうな男の子なんかも、一人で来て、上手な人を見本にして踊っていました。
こういう風景を見ると、お良しはなんだかすごく感動して、涙で目がうるうるしてきちゃって


関心のある方は、ぜひぜひ 来年6月!おでかけしてみましょう!(強引) 天然アユの塩焼きも食べましょう

本場 岐阜県郡上市での 郡上おどりは、7月14日から始まりまーす!
郡上八幡 観光協会HPへ


6月23・24日、東京 青山 梅窓院境内で開催。このお寺が、郡上のお殿様の菩提寺だった縁で、地元商店会が参加型のイベントを発案して、今年で14回目。
お良し 感動の一夜でござい


郡上踊り 動画が見られるHPへ飛ぶ


24日(日)は朝からあいにくの雨模様でしたが、私がでかけた23日(土)は いい月夜で、夕方5時から始まった踊りの風情も、ゆっくりと暮れ往く初夏特有の日の長さに、あぁ~・・日本の夏ですなぁ ってな ゆるい幸せ感いっぱい。
入り口でさっそく 今年の記念てぬぐい(500円)を購入、これはお楽しみくじ付きです




本場からお越しの「郡上おどり保存会」のみなさんは、タフです!1曲9~15分の曲を1時間半、唄って演奏しっぱなし、休憩をはさんでもう1時間半やります。お見受けしたところ40代から70代の方々。さすが

このみなさんの熱演に乗せられて、新聞によると23日だけで4500人がご来場とか。狭い場所なんですよ~




始まってすぐ、慣れないお良しが へっぽこ踊りをしていると、突如肩をたたかれ、「郡上の観光協会の者ですが、教えます!」と、女の人が私をリード

