お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

盛岡へ行ってきました!!<さようなら編>

2007年08月24日 15時06分53秒 | おでかけ旅がらす


 馬刺し を食べました!


 
  さんさ踊りが終わりを告げ、頭と体が ぼぉーっとしつつも、水沢からわざわざ駆けつけてくださったMさんがご好意で予約しておいてくれたお店へ、てくてく歩いて引き揚げデス。
お店の名前は、『沢内甚句』といいまして、月に何度か民謡のライブをしてくれるという魅力的なところでした。アットホームな雰囲気で、お店のおばちゃんも、おキマリの岩手イントネーションで、「やっぱり私、今 盛岡にきてるのねぇ」とウキウキ感じさせる、なかなかありがたいお店です。
 1番人気のメニューは、「ももどり」だということで、即注文 ちょいピリ辛の深みのあるおしょうゆ味の 鶏の照り焼き風のもので、とてもいい感じの風味(香辛料)がありました。岩手地鶏だと思いますが、やわらかくて美味しかったです~

 『沢内甚句』紹介ページ

  地元岩手県人のMさんが、いろいろと美味しいものを注文してくれまして、おすすめの「きのこ汁」は、おダシが ものすごぉーーーーーーく美味しくて、とーーーーーーぉぉぉ^-^-----っても感動しました。祭りのあとの疲れた体を、やさしく癒してくれる、あったかい一杯でした・・・はぁ・・ (Mさんが食べてた方の「ひっつみ汁」も美味しそうだった。ニャァーゴ実はずっと狙っていたお良し。意地汚い性格は、旅先では封印ネ)


 Mさん 「わたし、この頃のお祭りって、なんだか変な点を節約してると思うんです 大事なはずの儀式をはしょってしまってることもあるんですよ!」

 お良し 「特色ないマンネリ祭りで、若い人のお祭り離れが心配だよ。不景気だから寄付が少なくて、一般家庭からの寄付なんて半ば強請になってるし。


 などと、近ごろのお祭り事情の問題点を話し合う我ら二人 まさにニッポンの祭りの今を背負って立つ!お良しとMさんの2大巨頭、東北の地でアツく語る 安倍ソーリに聞かせてやりたかったナー。

 午後11時10分に、東京行きのバスが出発するので、後ろ髪を引かれつつ、10時45分にお店を後にしました。あぁ・・美味しかった Mさんがいてくれたおかげで、郷土料理を堪能できて、とっても幸せ  “出会い”は 長い人生を送っていく上での、原動力の一つですね 

 盛岡駅前をバスが出発するまで、Mさんが見送ってくれました。手を振ってお別れ 宿泊するホテルとは反対方向なのに、見送りにきてくれたMさん。これからも健康で、幸せでいてほしいです。お互いに、和太鼓を楽しく頑張りましょう 

 ありがとう Mさん
 ありがとう 盛岡


 盛岡バスセンターでお昼ご飯を食べていた時、隣に座っていたおばちゃんが、
「太鼓のパレードは素晴らしいよー、見せてあげたいねぇ!今夜、雨が上がって見られることを祈ってますよ」
と言ってくれました。祈りが通じたよ、おばさん どうもありがとうございました。良いプレゼントをいただきました

    

 翌朝(8月6日)、バスが東京へ無事に帰還。まず池袋駅前でお客さんの一部を降ろし、終着 東京駅へ向かう。途中、小さな公園にホームレスのおじさんが座っているのが見えた。朝5時台のオレンジ色の朝日が明るく当たっていた。ここで一夜を明かしたのですか。  隔離されたバスの窓から外の景色を見ていると、次から次へと、いろいろな人の「今の時間」が、同時に目に入ってくる。
 こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、「どんな人にも、同じようにお日様の光は差してくれるんだな・・・。」と 思いました。
 
 盛岡も朝を迎えたんだな、今日は日曜日、みなさん後片付けが大変だろうなぁ などと考えながら、ガラ空きの下り電車に乗って、家まで帰ってまいりました。

 駅を降りると、朝7時40分。太陽がまぶしく、もう空気は充分暑い。我が家へと続く 道の角を曲がると、「シャア シャア シャア シャア!」 という クマゼミの大きな鳴き声が、私を迎えてくれました おかえり~。


                          完結 

盛岡へ行ってきました!!<鳴動編>

2007年08月22日 00時54分52秒 | おでかけ旅がらす
 連日連夜の 猛烈な暑さに、PCに向う気が起きません。
ちょっとお預けデス

  さんさ踊りパレード

 ↑ あの小さな子 可愛いでしょ 小さな太鼓も、とってもキュート


                  ★ 続きを お楽しみに ★




ハイ! 復 活 ! これを書き始めている本日は21日(火)です。1週間近く ぼけぼけしておりまして、申し訳ございませんでした  この間いろいろな用事が続いたり、いざPCを立ち上げてもウィルスチェックやソフトのアップデートなどを勝手に始めてしまって(自動で行うよう設定してあるからなんだケド)、重さに耐えられないmyパソちゃんは なかなかネットにつながってくれなくて・・・そうこうしているうちに書く時間がなくなる という無駄なことを繰り返していたしだいデス ぶー

いざ!盛岡さんさ踊り 夜空へ響け 鳴動編   はじまり!


 8月4日(土)午後4時少し前。お風呂屋さん『清川湯』を出た私。傘はもう ささなくて大丈夫 市内を悠然と流れる北上川を眺めつつ、盛岡駅のコインロッカーへ戻る道すがら、きれいにお化粧をし、髪を結った若い女の子をみかける。着ているものは洋服だけど、顔はどうみても踊り手さん 駅ビルに入ると、公衆電話から電話をかけているたくさんの若い娘たちが・・・足元に太鼓が置いてある はりゃぁ?!もしかして もしかしてぇ? 胸が高鳴るお良し

 駅前にある急作りしたような観光案内所(テント張り)で、「もしかして、さんさパレードやっていただけるんですか?」と、丁寧にお伺いすると、「はい!行ないますよパンフレットはお持ちですか?」ですってしかも なまっていなーい ←そんなことはどーでもヨカッタ、ごめん)

 バンッザーーイ 


 すぐさま、水沢のMさんへ“決行”の知らせをメールする それからはもう、さあ急げ さぁいそげ 場所取り 場所場所 中央通りの会場へGO 午前中に通った盛岡中央郵便局へ続く道の入り口に陣取ったのが午後5時15分。都会のイベントみたいな“ばか混み”はないですねぇ ばっちり前の方 時折 霧雨や小雨が降り、また止む という 心配させっぱなしの空模様ですが、そこはお良し。台風がいることをしっかり受け止め、雨がっぱ持参だす!! ←透明なビニールカッパ 傘なんか差していたら、視界は狭くなるし、雨粒を人様にたらしてしまうし、後ろの人が見えなくなるし で 旅人の行動としては まったく良くないでせう 

 しかし面白いもので、このカッパがなぜか地元の人達の人気をさらっていたよ。「コレいいねぇ うちにもあったと思ったけど・・持ってくればよかったんだねぇ。」・・・・って、あーた、盛岡のみなさんの方が、こういう見物に慣れているはずでしょ~よ~ってもう!!変なの


 そうしてワクワクしているうちに、6時も近づき・・・まもなく、交通規制がしかれます というアナウンスが通りに響きわたりまして・・・
 
 まずは 伝統さんさ踊りを披露してくれる3団体が、路上演技。私がいた場所では『大宮さんさ踊り保存会』さんが、伝統の衣装をまとって華麗な踊りと太鼓を見せてくれました。頭に飾りを着け、色とりどりの帯をたらしている姿が伝統の衣装だということです(水沢のMさん解説)。

 このあと、いよいよ12000人の太鼓大パレード開始
先導するのはなんと コカコーラのペイントがなされた真っ赤なオープンカーに乗る、高見盛関 例の“夏巡業”中、盛岡場所を翌日に控えての ご登場でした こうして3人の人気力士の登場や、岩手県知事さん(若いのなんのって)が観客にうちわを配って歩いたりしているのを ワイワイ見ているうちに、いつの間に どこからか 地鳴りのようなざわめきが近づいてきて・・・・・・・・・

 

 






さっこら~ ちょいわやっせ!!

 ↑ 「さっこら」とは、幸呼来 の意味だそうです


ドンドンドコスコドン カカカッ 
ドン カカカカカカ ドン カカカッ


  ↑ カッ は、太鼓のフチを叩く音です 





「きゃあ! すごいすごい!スバラシー」 と、お良しのボルテージは上がるいっぽう ケータイで動画も撮りましたが、叩き方を知りたくて、一緒になって体を動かしていました  体にずんずん来る太鼓の響きに、もう感動でナミダが~わぁーん

 太鼓の響きは、トントン とか パンパン とかいう大きくて高い音ではなく、ばんばん  ドンドンという太くて低い音。Mさんの解説によると、今日は雨だし、もともとゆるく皮を張った太鼓なので、ということ。ほんとうに鳴動 という言葉がぴったりの 辺りを包み込み 飲み込む 太鼓の音でした

 盛岡商工会議所のHP さんさ写真へ飛ぶ



 手踊り・篠笛・太鼓・鉦(カネ)と掛け声。小さな子供から、70代らしきご婦人まで、さまざまな団体が一斉にパレードしてくれました。「やっぱり太鼓に引退はないなぁ。私もおばあちゃんになるまでガンバルぞー 」と決意新たに
 約1時間、太鼓好きなお良しにとって夢のような光景でした


            


 大パレードが終わった時点で、水沢から駆けつけてくれるMさんと何とか合流(会えるまでいろいろ大変だった、ごめんなさい) Mさんは、6月に東京で太鼓の講習があった時にお知り合いになれた、岩手県在住の若い女性です。
 Mさんは さんさ踊りに詳しいので、いろいろ教えてもらいました 嬉しかったのは、パレードの後の 「輪踊り」に参加したことです さきほどまで一斉にパレードしていた各団体が、それぞれに分かれて、大通りに等間隔に並んで 盆踊りのような輪踊りをやってくれまして、これは“披露”というより、参加型!!の時間ですね。もうこれで4日間の祭りは終わりを告げるわけでして、やってる方も 観ている方も、疲れている人以外は大盛り上がり 


 輪踊り風景写真!①
 輪踊り風景写真!②


 Mさんが、荷物を誰か見物している人に預けて、一周だけでも踊りましょうよぉ と言ってくれて、我ら二人、見ず知らずのご婦人二人連れにバッグを託し、山車(花車というのかな?)の周りをぐるぐる回っている 太鼓と踊り手の輪の中へ身を投じました
 踊り方はまったく知らないので、上手な人の後ろに付いて、とにかく動いてみる!6月に東京青山へ行って参加した『郡上おどり』よりも スピードがあり、1曲の中の振りが3倍ぐらい複雑 それに足の運びが難しい。手つきは、かなり「しな」をつくってしなしな 踊るのです。しかし、そこは“胎児の時から盆踊り”をやっていたお良しでやんす Mさんが驚愕して、
 「ちゃんと踊ってるぅ~!なんで踊れるんですかー
と、嬉しいことを言ってくださいまして、(実際、うまく踊れてませんでした) 調子にのって、お良しちゃん がぜん  ヒート・アップ 2周おどっちゃった  あらよぉー ちゃんと、お気に入りのピンクの和手ぬぐい も、家から持参してきたんだもんネ~ 私たちのすぐ横には、胸の前にくくりつけた太鼓をどん ばん と叩くオニイサン達がいっぱいいて、篠笛がじょうず~ なオネエサン、調子をとって鉦で囃子立てるオジサンも 次から次へと回っていく。掛け声は、

 さ~んさ さんさ  
   さ~んさ さんさ  
 さ~んさ さんさ 
   さ~んさ さんさ


    「さ~んさ さんさ 」の声に合わせて、鉦が 「カーンカ コンコ 」と囃す ・・・・だったと思うのですが、なんか自信がないです・・・記憶が定かでない・・・夢中でしたので・・

山車の上では、菅笠すがたの小学生ぐらいの女の子が、腕をひらひら華麗に動かして上手に踊っている。その姿は子供なのになんとも色香があり、なんだか世のオトーサンたちが感じるような、変な感情を理解できそうになった、正気でないお良しでした。「人間の女の子」というよりは、「誰だろう?男でも女でもない、神様のお使いみたい」という神々しい印象でした。 ←わかっていただけるかなぁ?こんな文章表現で。

 そんな怒涛の音の真っ只中 にいると、すごい振動が体を貫き、脳ミソが おっかしくなってきて、一種の『トランス状態』に突入してしまいました  ←この絵文字は大げさすぎるけれども。いやぁ~すごいすごい・・感動です。気持ちがスコーンと抜けました。気分すっきり コカコーラです( さんさ踊りに、なぜコカ・コーラが協賛していたのか納得しました・・・なんちゃって) 


 Mさんとお良しが参加したのは、『大宮さんさ踊り保存会』さんの輪踊りでした Mさんオススメの、“伝統さんさ踊り”を継承するみなさんです。団体によって 少しづつ踊り方・叩き方が違うそうで、たしか『みちのくコカ・コーラチーム』だったと思ったけれども、すごーーーくテンポが速くて、ノリノリで、飛び入り参加している学生さんみたいなオニイサン達が、絶叫して乱舞してましたよ   みんな楽しそうで、 「あれもいいなぁ~ みんな!いろいろあるだろうけどガンバロウ!」 と共感しっぱなし!のお良しでありました  

 Mさんも、自転車屋さんのご主人も言っていましたが、さんさ踊りは、昔は各町内でそれぞれ集まってやっていたので、大パレードとなると子供の頃とイメージが違うらしいです。ま、観光のためには大きくしないと仕方がない面もありますでしょう。今回の旅では保存会それぞれの ステージでの演舞を見ることができなかった点が残念でしたので、来年は8月1日~3日の開催期間にたっぷり時間をとって再来できればいいなと思っています


 夜8時50分、大通りに 祭りの終了を告げるアナウンスが響き渡る。
「これで盛岡さんさ踊りの全日程を終了いたしました。観光客のみなさま、どうぞまた来年もお越しください」

       これで終わり・・・・・祭りのあとの あの達成感となんともいえない寂寥感を、誰しもの心に残して・・・


         ★ 盛岡日記はまだ続きマス ★
           (長くてすみません) 

 


      

 太鼓の姿をかたどったパッケージのお菓子『盛岡さんさ太鼓』 (有)馬ッコ本舗みやざわさん製造
つぶしあん・お餅入りの ふわっふわ生地のどら焼きです。美味しかったです、みんなにも好評でした。  

 盛岡さんさ踊り 商工会議所のHPへ     

盛岡へ行ってきました!!<魅惑のデスコナイト 直前 編>

2007年08月13日 11時31分42秒 | おでかけ旅がらす
 いよいよこの記事のメインである『さんさ踊り』ディスコフィーバー    の事を書くお時間がやって・・・・来ないんだなぁコレがまだ。
 たった一日の滞在でも、その気になれば、まったくいろいろなことが出来るものですねー。

 午後1時から、盛岡駅前で、 ★昔からある伝統さんさ踊り★を継承している保存会などによる演舞があるというので、バスセンターを出て、少しの時間 七夕飾りを見てから、バスに飛び乗って駅へ戻りました。この時、奇跡だ~と天を仰いだお良し。雨が・・・雨がやんでいる やったぁ あいかわらず厚い雲が垂れ込めてはいましたが、午後6時からの太鼓大パレード決行につながる、希望が持てる空模様です

 系統は選ばずに、とにかく来た「盛岡駅」ゆき のバスに、ポッと飛び乗ったので、バスは私が歩いてきた道とは違う道を駅まで走りました。こういうのって、ステキな偶然ですね  わぁ~いいろんな場所を見られたよん
 で、駅に着くと、いいことばかりは続かない現実。「駅前でのさんさ演舞は悪天候のため中止です」という観光案内所のおしらせ・・・・
「6時からのさんさ踊りパレードを行なうかは、午後4時に決定しますので。」というお達し。可哀そうだったのは、昼間の新幹線で帰らなくてはならない観光客のみなさんが、大勢 この駅前広場に演舞を見るために集まっていたこと。まだ夕方に期待がもてるお良しは 幸せなほうです。駅前のみなさんの何人かは、他の東北祭りも見てきたようでした。この時期、秋田の竿燈・青森ねぶた も燃えてますからねぇ 朝 一緒に夜行バスを降りた人達は、昼間は花巻の祭りに行くって話していましたし!(温泉にも入ったんだろうなぁ!)

 しかたなく、お良しは当初の計画通り、ある場所へ行くことにしました。それは 銭湯  地元のおばちゃん達とコミしようと思いまして 
 盛岡駅に新しく出来ていた(6年前には無かった)大きなお土産売り場で、買い物を済ませた後、コインロッカーから持参したお風呂の道具を取り出し、調べてあった銭湯へGOGO 北上川にかかる「開運橋」を渡ってほどなくの場所にある 『清川湯』さんコンニチハ

 開場した2時すぎにすぐ入ったので、私はまだ4人目のようでした。もう ごくごく普通のお風呂屋さんで、ケロリンの黄色い桶もおなじみ さすがに岩手県なので富士山の絵ではなく、確か「鯉」だったと記憶していますが、とにかく 気持ちよく のんびりしちゃったので、あまりよく覚えていませんなー  
 地元のオバちゃん達は、番台のおばあちゃんと 何か内輪の話を深刻そうに 長々と話していたので、お良しはあまり親睦を深められませんでした。湯船がアツ熱つで、入るのに苦労していたら、「水を入れればいいよ」と言ってもらえたので、やっぱり優しい人達です。

    開運橋から見る北上川
お天気が良ければ、奥に 美しい「岩手山」が見えるのに・・・




  お風呂からあがると、メールが届いていました。実はこの夜、6月の太鼓の研修で知り合った、岩手県水沢のMさんとおち合う約束をしていたのです。一緒にさんさ踊りを見て、晩ご飯を食べる予定。「楽しんでいますか~」って、Mさんから。ハイ!とっても!! 

 しかし ここで、一つ正直に告白しなければならないエピソード・・・というか 事件があります。お良し、小学校6年生の時以来の大失敗ざんす~
 題して、『弛み過ぎた風呂あがり事件』。

お風呂から出て涼んで、服も着て、あとは軽くお化粧・・となったその時・・ぷうぅ~   ・・・番台に張り付いておばあちゃんと話に夢中になっていたお客のオバチャンが、ゆっくり振り返る。    お良しは シラをきりきり で、手鏡を見ながら口紅をぬりつづけるのであった・・・

 だーっ しまったシマッタァー 、お尻はしまっていなかったー!  でも、とっさに浮かんだ考えは、

 「もういいや、旅の恥はかき捨てだ、旅の屁は こき捨てだ ゴメンゴメン」 ← 大物なのか、はたまた ただのオバタリアンか・・
 
 小学6年の時も板敷きの体育館に座っている時だったし、「板敷き」というのはアブナイのですよー響くから。   お良し、人前でおならをしてしまった2度目の経験談デシタ。

       ・・・ 


 番台のおばあちゃんに「ありがとうございました」と、お礼を一言 言って外へ。笑ってごまかし、空を仰げば、空は半分笑って 半分泣きそうな顔。晴れて6時から、どうか元気の良い太鼓の響きを聞かせてください、神様   お風呂上がりに“ 決行 ”の花火も上げたことだし 

 



 

盛岡へ行ってきました!! <なごみの午後編>

2007年08月11日 16時05分58秒 | おでかけ旅がらす
      バスセンター全景



「盛岡バスセンター」というのは、バスターミナルのことです。盛岡近郊へのバス路線はたくさんあるし、長距離バスもある。時間があいてしまうこと(待ち時間が長い)もあるし、なんといっても冬は寒い ですから、立派な待合室があるわけでしょう。JRの「みどりの窓口」みたいな、有人の乗車券売り場の他に、喫茶コーナー・日本そば屋・ラーメン屋・たこ焼き・お菓子・パン売り場、更にさらに 時計屋さん(学生割引あります とか書いてあるし、中森明菜が20代前半の頃の腕時計のポスターがまだ貼ってある  )、岩手名産はちみつ屋さん なども軒を連ねている なんとも魅力的な場所です。ちまたでは、昭和30年代の町並みやお店を再現した場所がHITしていますが、ここにくれば、現役バリバリの40年代が味わえますよ、ステキですよ。見た目だけでなく、そこにいる「人」も素晴らしいのですよ!


  盛岡という場所を簡単に説明すると・・・・・盛岡駅を降りると(メーンは東口)、駅ビルや駅前広場・ちょっとした繁華街があります。
 300mほど歩くと北上川が流れています。橋を渡って右に行くと「盛岡城址」。左に行くとほどなくアーケードがある商店街に入ります。見たところ、この商店街が盛岡一の繁華街という印象。
 アーケード商店街を抜けると、盛岡城址の端っこに出る。城壁とお堀を右に見て、まっすぐ進んでいくと、市役所や県庁の周辺の盛り場という感じの所になり、安くて美味しい食堂や飲み屋さんがいっぱい。
 さらにまっすぐ進むと、中津川にかかる橋を渡る。渡ってすぐの所に この連載1回目に写真を載せた『岩手銀行 中の橋支店』のレンガの建物があります。
 で、このすぐ すぐ の所に、「盛岡バスセンター」はあるのです。
バスセンター前には、七夕まつりをやっていた商店街。今来た道をさらに進むと、つき当たりには、盛岡の鎮守府『盛岡八幡宮』が、まるで鎌倉の鶴岡八幡宮と同じようなシチュエーションで鎮座ましましていらっしゃいます どうか旅の安全をばをば・・・

 また長い説明になってしまいましたが、スミマセンねぇ 


              
 とにかく、取り急ぎ、めかぶそば 500円 を食べた。美味しかった~シアワセェ
             
 この椅子に、地元のみなさんと一緒に座って食べました。おつゆがちょうどいい濃さだったなぁ!お蕎麦も地元産のだよ、そば粉まできっと。岩手県は小麦や蕎麦も産地ですからネ 

 食べてる最中も、靴と靴下を脱いで、裸足です。びしょびしょ蒸れ濡れを必死に乾かすお良しです  この足を撮影した写真を、「雨知らず、気温33度の家にいる」主人に、これ見よがしにメールしましたが、このブログには載せないでおこう。
 しばらく待合室の椅子に座って、ぼーっと我が身を日干ししていたが、ふと見ると、喫茶コーナーに「盛岡の暇な人達がいる」← 怒られちゃうけど、その時お良しは愛情を込めて、そう思った。  のが目に入り、自分もその中に混じりたい!という欲望がふつふつと湧いてきたのでありました。気がついたら、ちょうど一つだけ空いていた丸椅子に腰掛けて、「こんにちは 」などと声をかけているお良しでした。

 ここは『藤原養蜂場』という岩手のはちみつ屋さんの直営スタンドらしくて、はちみつをふんだんに使ったメニューが際限なく存在するみたいでした。だって、貼ってあるメニューにないものを、お客さんが注文しているんですもの 私が食べたのは、ホットココア 200円 と はちみつ・ジャムトースト 140円 140円ですよ、みなさん!!!!!8枚切りパン2枚を昔なつかしー「ポンと上がるトースター」でコンガリ焼いたところに、たっぷりのイチゴジャムと「岩手県産アカシアのはちみつ」をダブル塗り  美味っしいー 気絶

 私はコレを食べるために、雨の中をここまで来たのであったかー。台風が来なかったら、食べていたかなぁ?感慨無量
 ホットココアの方も、60代のマスターが、カネの小鍋でバンホーテンココアの粉をスリスリ スリスリかき回して作ってくれた逸品で、これまたアカシアのはちみつを入れて飲むと、なんと美味しいことでしょう天国

 椅子に座ってから食べるまで、隣で食べていたおばちゃんが、マスターの仕事っぷりを見て私に言う。
「手際よく作ってるねぇ。だんなさんがあのくらい家でよくやってくれるとイイねぇ。」
 お良し 「ホントですねぇ。なんだか申し訳ない気持ちです、こんなにして作ってもらったものを飲むのは。」

 反対側のお客のおじいさん 「ココアははちみつを入れて飲むといいよ」 と言って、大きなピッチャーを渡してくれる。
 その孫らしきお兄さん 「そりゃガムシロップだ、はちみつって言って違うの渡すな」 
  あははー はちみつは黄色いんだよね。

 もう一人のお客のおじいさんは、なんとカップめんを注文していたよ!よく見たら、マスターの後ろの棚に、カップめんが並んでいました。何でも屋さんだー! 端っこの女性は「冷たいはちみつください」というので見ていたら、先ほどのピッチャーに入ったアカシアはちみつを氷みずで溶かして作っていた。女性は「・・・・・・おいっしー・・・・・・あぁ」と言ってマスターに微笑みかけていた。女殺し

                  まだまだつづく・・・のんびり時間
                     


 美しかった 七夕飾り。 色がイイねぇ


盛岡へ行ってきました!<雨中の奮闘編>

2007年08月09日 12時28分04秒 | おでかけ旅がらす
  本題に入る前に、ちょっとまた前置きを

 今日は8月9日、外は モウショうがないほどの猛暑

  こんな日が続き、夜は熱帯夜ですね。お良しはおとといの夜中、死ぬかと思う体験をしました。それは ったー ナント、枕の下に12cmはあろうかというムカデが にょーろニョロ!と歩いていたのです。暑くて眠りが浅かった私は、なんだか首がムズムズしたので、ハッキリと目覚めて、首を上げ髪をカキカキしました。なんでもない気がしたので、また枕に頭を置いたら、その時!歴史は動いた・・・じゃなくて、まちがい、その時!耳にはっきり んにょろにょろ~ササーって、音と感触が!

 んぎゃ なんかいる ガバッと起き上がると、薄暗い灯りの中で、枕から降りて畳へ逃れる細く黒い物体を目撃 即 即 すぐさま ゼイゼイ肩で息をしながらほうきで ばんばん叩くお良し!1階の部屋から、主人が「なんだドーシタ、うるさいぞ」と上がってきた。
 あぁーーーー・・・・疲れた驚いた 首なんか刺されないでよかったぁ~ん これとまったく同じ体験を、14年前にも実家でしました。私の頭はムカデを呼んでしまうのかなぁ ムカデ出没は、むしむしした暑っーい晩が危ないのです。 この夜は、地域の大花火大会を見に行って、気分良くお布団に入ったのに、悪夢の夜中の2時30分!でしたわよ はぁー

  

 気をとりなおして、さて、盛岡のお話へ

 上の写真は、なんとこのたび新発売になったという、岩手県名産『かもめの玉子』のばなな味 さいとう製菓の直営店しか売ってません!という売り子さんの声に、ツバメの子のようにすぐに飛びついたお良しであります、ぱくっ 餡の真ん中に、完熟バナナがピロッと入っております。周りのホワイトチョコもバナナ風味。たいへん美味しゅうございました


  8月4日午前6:30、青森近くを通過中の台風5号が降らせる大雨の真っ只中の盛岡へ到着したお良し。まずは駅ビルの中へ。6年ぶりに訪れた10回目の盛岡駅はずいぶんと様子が違っていた。トイレの場所が変わっていて、探す。大規模駅にしては小さくて、化粧台や荷物を置く場所がほしいくらい。22年前の青春の若かりし頃、上野からの夜行列車で着いた時、プラットホームの水道場で顔と歯をきれいにしたことを思い出すなぁ・・・

 駅2階の端っこにあったはずの無料休憩所(待合室)は、ドトールコーヒー店と合体していてビックリ でもやっぱり、越後湯沢駅のように、畳敷きの休憩スペースがほしいネ。椅子ばかりじゃ、脚が癒されないよ~ 寝たいし。で、おにぎりで朝食の後、9時ごろまで寝ていようと、荷物を抱えて椅子にうずくまるが・・・・・・・・・・・・・・・なにやらフランス語っぽいのが聞こえてくる・・・・何をいってるんだぁ?「一生懸命走ったけど、新幹線に間に合わなかった」とか「今日は秋田の竿灯が中止になった」という所だけわかった秋田の言葉。。???隣では、岩手の言葉。眠ろうとするが、何を言っているのか気になって眠れなーい どーしても何を話しているのかを理解しようと脳みそが勝手にグルグル回ってしまうお良しであった。

 で、仕方なく、コインロッカーに要らないものは入れて、雨の街へ繰り出したのでーす 10時。中央通り2丁目のバス停で下車。自転車屋さんを訪ねる。そこは、6年前、ここのご主人が企画してくれた、「盛岡とその周辺サイクリングツアー」に私が参加した思い出の場所。懐かしいご主人と再会 わぁ~ウレシー その節はお世話になりました~良い思い出になっています~と、ご挨拶。旅先で地元の人達と何かをする、参加する、という体験が私は好きなのです


 自転車屋さんを後にすると、雨はますます強くなりまして、大きな建物で無料で休める「盛岡中央郵便局」へ逃げ込んで雨宿り  切手付きの『岩手県の絵葉書』を買って、家へ便りを書く。配達になるのは、私が帰ってからになっちゃうが、まぁいいや。郵便局に1時間ぐらいいたが、「盛岡でなまっていないのは、ドトールの店員さんだけだなぁ」と、つくづく感じる。ドトールの店員さんは「いらっしゃいませぇ」とか、独特の抑揚ナシしゃべりをするから、盛岡では反って浮いててコワイよ。キミ達は宇宙人かい?って感じ。

 郵便局を出てから、勝手知ったる盛岡の街をちょこちょこ歩きして(大股で歩くと足がぬれるから)、ようやくたどり着いた所が、これまた大好きな 盛岡バスセンター 地元のふつうの人達がいっぱーい   さあっ お昼にしようか
 
 ゆうべから冷たい食事ばかりだったから、なにか温かいものが食べたいよー  

 

 

盛岡へ行ってきました!!<出発編>

2007年08月06日 22時15分38秒 | おでかけ旅がらす

 

 大好きな町、岩手県盛岡市へ行ってきました~  

 写真の 盛岡さんさ踊り を見に行ったのです

 さんさ踊りは、毎年8月1日~3日まで行なわれるのですが、今年は市内でのパレード開催30周年ということで、1日多く開かれ、最終日は12000人の大パレードが行なわれる予定でした。さんさ踊りは、胸の前で太鼓をかついで、軽快に踊ります。踊りだけの人(手踊りという)、笛の人、調子をとる鉦(かね・しょう)の人、という編成。思ったよりも低い音程の太鼓に、私は意表をつかれました。でも、体にずんずん響いてくる音が気持ちいいです。

 


 8月3日 23時10分、東京駅八重洲口の夜は眠らないよ!!お良しを乗せて、夜行バスは東北道を一路 盛岡へ

 この看板の下でバスの入線を待っていた時、東京駅周辺のサラリーマンが家路へ向かいながら、話していました。
 「あぁ・・・毎日この前を通るたびに、どっかへ行きたくなっちゃうよ。」

 わかるなぁ、そのキモチ 郷愁ってやつだネ。今夜は遠慮なく、お良しちゃん行ってまいりまーーーす   ・・・とばかりに大ハリキリ




  しかししかし 一夜明けて、盛岡は台風だった・・・・・


  だが、そんなことには負けないのだ。「盛岡都心循環」などという大した名前の100円バスに乗り、土砂降りの街へ繰り出すお良し。 ←実際の雨傘はこのイラストのように決して笑ってなんかいません。トホホ・・・な気分でござい。 
 写真は 岩手銀行 中の橋支店


  偶然 この日から七夕まつりもやっていたよん 嬉しいなぁ

  手の込んだ飾りのきれいなことといったら、もうセンスの良さに見とれてしまいました。このようなお花の飾りが、帯の1枚1枚にずら~っと貼ってあり、そのような飾りが3体も!

 



 盛岡駅のお土産売り場には、県の花りんどうが、こんなに安く売っていました。
 岩手県の早坂高原という所で、以前 野生のりんどうが咲いているのを見つけたことがありました。吸い込まれそうな深い青色が、ほんとうに美しかったですよー

 さぁ!さぁ!! 台風の盛岡に繰り出したお良しの運命はいかに 果たして、さんさ踊りの太鼓のパレードは見られるのか!? 輪になって踊れたのか~ 

 ★★ このつづきは また次回! ★★




夜ご飯が美味しかったお店↓ 民謡酒場だが、この夜は演奏は無し。

沢内甚句の紹介ページ