連日連夜の 猛烈な暑さに、PCに向う気が起きません。
ちょっとお預けデス
さんさ踊りパレード
↑ あの小さな子 可愛いでしょ
小さな太鼓も、とってもキュート
★ 続きを お楽しみに ★
ハイ! 復 活 ! これを書き始めている本日は21日(火)です。1週間近く ぼけぼけしておりまして、申し訳ございませんでした
この間いろいろな用事が続いたり、いざPCを立ち上げてもウィルスチェックやソフトのアップデートなどを勝手に始めてしまって(自動で行うよう設定してあるからなんだケド)、重さに耐えられないmyパソちゃんは なかなかネットにつながってくれなくて・・・そうこうしているうちに書く時間がなくなる という無駄なことを繰り返していたしだいデス
ぶー
いざ!盛岡さんさ踊り 夜空へ響け 鳴動編 はじまり!
8月4日(土)午後4時少し前。お風呂屋さん『清川湯』を出た私。傘はもう ささなくて大丈夫
市内を悠然と流れる北上川を眺めつつ、盛岡駅のコインロッカーへ戻る道すがら、きれいにお化粧をし、髪を結った若い女の子をみかける。着ているものは洋服だけど、顔はどうみても踊り手さん
駅ビルに入ると、公衆電話から電話をかけているたくさんの若い娘たちが・・・足元に太鼓が置いてある
はりゃぁ?!もしかして もしかしてぇ? 胸が高鳴るお良し
駅前にある急作りしたような観光案内所(テント張り)で、「もしかして、さんさパレードやっていただけるんですか?」と、丁寧にお伺いすると、「はい!行ないますよ
パンフレットはお持ちですか?」ですって
(
しかも なまっていなーい ←そんなことはどーでもヨカッタ、ごめん)
バンッザーーイ
すぐさま、水沢のMさんへ“決行”の知らせをメールする
それからはもう、さあ急げ
さぁいそげ
場所取り 場所場所
中央通りの会場へGO
午前中に通った盛岡中央郵便局へ続く道の入り口に陣取ったのが午後5時15分。都会のイベントみたいな“ばか混み”はないですねぇ
ばっちり前の方
時折 霧雨や小雨が降り、また止む という 心配させっぱなしの空模様ですが、そこはお良し。台風がいることをしっかり受け止め、雨がっぱ持参だす!!
←透明なビニールカッパ 傘なんか差していたら、視界は狭くなるし、雨粒を人様にたらしてしまうし、後ろの人が見えなくなるし で 旅人の行動としては まったく良くないでせう
しかし面白いもので、このカッパがなぜか地元の人達の人気をさらっていたよ。「コレいいねぇ
うちにもあったと思ったけど・・持ってくればよかったんだねぇ。」・・・・って、あーた、盛岡のみなさんの方が、こういう見物に慣れているはずでしょ~よ~
ってもう!!変なの
そうしてワクワクしているうちに、6時も近づき・・・まもなく、交通規制がしかれます というアナウンスが通りに響きわたりまして・・・
まずは 伝統さんさ踊りを披露してくれる3団体が、路上演技。私がいた場所では『大宮さんさ踊り保存会』さんが、伝統の衣装をまとって華麗な踊りと太鼓を見せてくれました。頭に飾りを着け、色とりどりの帯をたらしている姿が伝統の衣装だということです(水沢のMさん解説)。
このあと、いよいよ12000人の太鼓大パレード開始
先導するのは
なんと コカコーラのペイントがなされた真っ赤なオープンカーに乗る、
高見盛関 例の“夏巡業”中、盛岡場所を翌日に控えての ご登場でした
こうして3人の人気力士の登場や、岩手県知事さん(若いのなんのって
)が観客にうちわを配って歩いたりしているのを ワイワイ見ているうちに、いつの間に どこからか 地鳴りのようなざわめきが近づいてきて・・・・・・・・・
さっこら~ ちょいわやっせ!!
↑ 「さっこら」とは、幸呼来 の意味だそうです
ドンドンドコスコドン カカカッ
ドン カカカカカカ ドン カカカッ
↑ カッ は、太鼓のフチを叩く音です
「きゃあ!
すごいすごい!スバラシー
」 と、お良しのボルテージは上がるいっぽう
ケータイで動画も撮りましたが、叩き方を知りたくて、一緒になって体を動かしていました
体にずんずん来る太鼓の響きに、もう感動でナミダが~
わぁーん
太鼓の響きは、トントン とか パンパン とかいう大きくて高い音ではなく、
ばんばん ドンドンという太くて低い音。Mさんの解説によると、今日は雨だし、もともとゆるく皮を張った太鼓なので、ということ。ほんとうに
鳴動 という言葉がぴったりの 辺りを包み込み 飲み込む 太鼓の音でした
盛岡商工会議所のHP さんさ写真へ飛ぶ
手踊り・篠笛・太鼓・鉦(カネ)と掛け声。小さな子供から、70代らしきご婦人まで、さまざまな団体が一斉にパレードしてくれました。「やっぱり太鼓に引退はないなぁ。私もおばあちゃんになるまでガンバルぞー
」と決意新たに
約1時間、太鼓好きなお良しにとって夢のような光景でした
大パレードが終わった時点で、水沢から駆けつけてくれるMさんと何とか合流(会えるまでいろいろ大変だった、ごめんなさい
) Mさんは、6月に東京で太鼓の講習があった時にお知り合いになれた、岩手県在住の若い女性です。
Mさんは さんさ踊りに詳しいので、いろいろ教えてもらいました
嬉しかったのは、パレードの後の 「輪踊り」に参加したことです
さきほどまで一斉にパレードしていた各団体が、それぞれに分かれて、大通りに等間隔に並んで 盆踊りのような輪踊りをやってくれまして、これは“披露”というより、参加型!!の時間ですね。もうこれで4日間の祭りは終わりを告げるわけでして、やってる方も 観ている方も、疲れている人以外は大盛り上がり
輪踊り風景写真!①
輪踊り風景写真!②
Mさんが、荷物を誰か見物している人に預けて、一周だけでも踊りましょうよぉ
と言ってくれて、我ら二人、見ず知らずのご婦人二人連れにバッグを託し、山車(花車というのかな?)の周りをぐるぐる回っている 太鼓と踊り手の輪の中へ身を投じました
踊り方はまったく知らないので、上手な人の後ろに付いて、とにかく動いてみる!6月に東京青山へ行って参加した『郡上おどり』よりも スピードがあり、1曲の中の振りが3倍ぐらい複雑
それに足の運びが難しい。手つきは、かなり「しな」をつくって
しなしな 踊るのです。しかし、そこは“胎児の時から盆踊り”をやっていたお良しでやんす
Mさんが驚愕して、
「ちゃんと踊ってるぅ~!なんで踊れるんですかー
」
と、嬉しいことを言ってくださいまして、(実際、うまく踊れてませんでした
) 調子にのって、お良しちゃん がぜん
ヒート・アップ 2周おどっちゃった
あらよぉー
ちゃんと、お気に入りのピンクの和手ぬぐい も、家から持参してきたんだもんネ~
私たちのすぐ横には、胸の前にくくりつけた太鼓を
どん ばん と叩くオニイサン達がいっぱいいて、篠笛がじょうず~
なオネエサン、調子をとって鉦で囃子立てるオジサンも 次から次へと回っていく。掛け声は、
さ~んさ さんさ
さ~んさ さんさ
さ~んさ さんさ
さ~んさ さんさ
「さ~んさ さんさ 」の声に合わせて、鉦が 「カーンカ コンコ 」と囃す
・・・・だったと思うのですが、なんか自信がないです・・・記憶が定かでない・・・夢中でしたので・・
山車の上では、菅笠すがたの小学生ぐらいの女の子が、腕をひらひら華麗に動かして上手に踊っている。その姿は子供なのになんとも色香があり、なんだか世のオトーサンたちが感じるような、変な感情を理解できそうになった、正気でないお良しでした。「人間の女の子」というよりは、「誰だろう?男でも女でもない、神様のお使いみたい」という神々しい印象でした。 ←わかっていただけるかなぁ?こんな文章表現で。
そんな
怒涛の音の真っ只中 にいると、すごい振動が体を貫き、脳ミソが おっかしくなってきて、一種の『トランス状態』に突入してしまいました
←この絵文字は大げさすぎるけれども。いやぁ~すごいすごい・・感動です。気持ちがスコーンと抜けました。気分すっきり コカコーラです( さんさ踊りに、なぜコカ・コーラが協賛していたのか納得しました・・・なんちゃって)
Mさんとお良しが参加したのは、『大宮さんさ踊り保存会』さんの輪踊りでした
Mさんオススメの、“伝統さんさ踊り”を継承するみなさんです。団体によって 少しづつ踊り方・叩き方が違うそうで、たしか『みちのくコカ・コーラチーム』だったと思ったけれども、すごーーーくテンポが速くて、ノリノリで、飛び入り参加している学生さんみたいなオニイサン達が、絶叫して乱舞してましたよ
みんな楽しそうで、 「あれもいいなぁ~
みんな!いろいろあるだろうけどガンバロウ!」 と共感しっぱなし!のお良しでありました
Mさんも、自転車屋さんのご主人も言っていましたが、さんさ踊りは、昔は各町内でそれぞれ集まってやっていたので、大パレードとなると子供の頃とイメージが違うらしいです。ま、観光のためには大きくしないと仕方がない面もありますでしょう。今回の旅では保存会それぞれの ステージでの演舞を見ることができなかった点が残念でしたので、来年は8月1日~3日の開催期間にたっぷり時間をとって再来できればいいなと思っています
夜8時50分、大通りに 祭りの終了を告げるアナウンスが響き渡る。
「これで盛岡さんさ踊りの全日程を終了いたしました。観光客のみなさま、どうぞまた来年もお越しください」
これで終わり・・・・・祭りのあとの あの達成感となんともいえない寂寥感を、誰しもの心に残して・・・
★ 盛岡日記はまだ続きマス ★
(長くてすみません)
太鼓の姿をかたどったパッケージのお菓子『盛岡さんさ太鼓』 (有)馬ッコ本舗みやざわさん製造
つぶしあん・お餅入りの ふわっふわ生地のどら焼きです。美味しかったです、みんなにも好評でした。
盛岡さんさ踊り 商工会議所のHPへ