お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

早春サイクリング 🚲♪ 横須賀市長沢の里山へ

2018年03月20日 21時20分04秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 こんばんわです これを書いている3月20日は、春分の日の前日ですが、寒の戻り どころではなく、「真冬の寒さに逆戻り」と気象予報で伝えているほど、冷たい雨降りで冷え込んでいます。明日の春分の日は、関東地方北部山沿いは大雪  という予想です

 

 そんな中 お良しは、まだ暖かかった3月15日(木)の午前中、お仕事が遅番だったのでその前に、春景色を求めてサイクリングしてきましたよ~ 

 行ってみたのは、子どもの頃からだーい好きな場所、横須賀市長沢の最奥地 

 

 長沢周辺にお住いの方々は、よく「YRP(横須賀リサーチパーク)」や「通研通り(NTT通信研究所周辺」を散策されているようです。この日も、お一人やご夫婦でウォーキングされている人に出会いました 

お良しが出没したのも、そのあたりですが、ちょっと秘密めいた場所です。地元の方が静かに暮らしている地域なので、あまり詳しくは書けませんが、とってもいい所なのです!

 

 

 その地区に踏み入れる前に、通研通りの桜の咲き具合を見てみました(それについては、こちらの記事へ 2018年3月15日 三浦半島南部の桜)

 

 原っぱには、巨大タンポポや、この毎年可愛らしい花を咲かせてくれる オオイヌフグリ が、たっくさーん

 

 お良しと愛車「サンシャイン号」の行く手は、わくわくする小さな旅へつづく小径。

 

 ホトケノザ が一面に咲く原っぱの向こうに、砲台山の頂上が見えます。

ここはお良しの思い出の場所なのです。それはそれは怖い思いをした・・・

 

 それはずいぶん前のことです。その時も自転車に乗っていたか 歩きだったかは覚えていませんが、このあたりを通りかかった時のこと・・・、ある農家さんの前にさしかかると、敷地の前の畦に アヒルが10羽ぐらい固まって、クワッ クワッと鳴きながらひなたぼっこか何かしていました。

「あぁ のどかなだぁ、こんな所があるんだぁ」と、嬉しくなった その時

うーわんわんわん  ワーンッ

と、犬が怒って お良しの方へ向かって突進してきたではありませんか

 「わーっ ちょっとちょっと なんだなんだなんだー

 どうやら・・・というか確実に、こやつは()自分ちのアヒルを守ろうとしているのでした。すぐにきびすを返してアヒル達を農家の敷地へ誘導して隠し、ふたたびお良しの足元へCOME 

「わかった わかった、何にもしないよ、怪しいモノではアリマセンよーだ」と、こっちも隙を見せないように、しずしずとその場を通り過ぎました。犬は私が遠くへ行くまで、ずーっと見ていました。食いつかれるかと思ったですよ~、ほんとうに怖かったです

・・・・まったく・・・、こういった「役に立つ番犬」を、長沢地区では3匹ほど知っています

 

 話が大脱線しますが、もう1匹は白い大型犬でした。その時もある農家の前を通りかかると(運悪く、生まれて初めて通った道だった)、土を盛った敷地の上にアヒルが2羽見えました。隣にその犬がいて、お良しの姿を見るなり、その高い所から農家の本宅の方を回って、門からダァーッと出てきて、これまたものすごい剣幕で吠えたててきて、 お良しのまん前を占拠して一歩も通さない構え!飛びかからんばかりの体勢で、危険を感じたお良し。

「わーん たすけてぇー」と、お家の人の方向へ声をかけますが、だれも出てこない。そりゃそうです、農家さんは昼間はお仕事で外へ。役に立つ番犬が留守居をしているのですから。

人間というものは追い込まれると・・・ お良しは逆ギレしちゃって、積極的に守りの態勢へ!しかし、役に立つ番犬の方が圧倒的に強気

 「そこを通してよ、じゃなきゃ、あっちへ行けないよ、頼むからさー」

その時も、この番犬はお良しが自分のテリトリーから出ていくまで、横にぴったりと付いて、終始「ウウーーーーー・・・ウゥッ」とか唸りっぱなしで怒っていました 延々50mぐらいはついてきたよ~

もうあそこは二度と通るまい!!! と決心しましたが、それからしばらくして道路工事が始まり、家に帰るにはそこしか通れなくなってしまったのです でも、なんとか近道を発見してそちらを通って帰宅していましたが、ある日、またまたすごい光景を目にしました。それは、その白い獰猛犬が なぁーんと飼い主のオジサンを引っ張って走っていて、オジサンは上り坂でお良しのすぐ隣で スッ転んでしまったのです 手綱をはずれて猛ダッシュしていた白獰猛犬を追いかけて、スライディングして手綱をキャッチした瞬間倒れこんだのでした。

 そぐ隣にいたお良しは、恐怖で大混乱 ・・・あとで聞けば、そのあたりでも有名な「役に立つ番犬」だったそうです・・・

 

 あと一匹は・・・、いいかげんにして、最後にお話しします、スミマセンです

 その懐かしい「アヒルを守った犬」の現場を過ぎると、涼しい日陰。

以前 お弁当をもって母とハイキングに来た時、ここでも恐怖の体験をしたのですが (そんなことばっかり?)

 

 

 その日陰の坂を上りきると、長沢の最奥地からの眺めが開けます!

海の方まで見渡せるのですよ。

 この日の海は、南風の強風で荒れ模様

 午前中の写真です。午後からはもっと白波立ち状態でした

 

 長沢最奥地の高台からは、三浦富士183mも、目の高さに近いぐらいです。

 

 ここには クスノキの大木が何本も生えています。

 長沢川沿いに山すそを奥まってゆくこの辺りは、海から吹いてくる風が最後に到達する場所。下から吹き上がる強風が、このクスノキの枝を大きく揺らしていました。気温が高めのこの日、沢を渡ってくる風が心地よく感じたお良しでした。

 

 

で、で、で! さきほど言いかけた話は

母と来た時は5月だったのですが、

5cmぐらいの こーんな真っ黒い毛虫が、そこいらじゅうに うじゃ うじゃ うじゃ うじゃ(あと100万回ぐらい繰り返したい)、とにかく大発生していて、

 

 

 階段も 手すりにも いっぱいいまして、びっくり仰天

もちろん地面にも一面に這いずり回っていて、座るところも歩くところもないぐらい!

恐怖を通り越して、この世の光景とは思えない気色悪さ 90歳になった母も、今もよく覚えていて、ときどきその話がでます。

 

 話を急ぎますね

 

 クスノキの森を背にして下を見ると、菜の花がきれい。

これからサンシャイン号で、あの矢印のあたりの坂を下っていきます。

 

 矢印のところまで下ってきて、上を見上げると、さきほどのクスノキが大きく見えます。

やっぱり大木だったんだなぁ!と再認識。

 

 お次は 竹やぶの中のワインディングロードを抜けて・・・

 

 竹やぶの木漏れ日が、道路に射してきれい。

竹やぶの中に、赤い椿の花がポツンと落ちているのが、なんとも風情がありました。

 

 

 これは柿の木です。新緑の頃がキレイです。黄緑色の葉っぱが爽やかです。

このあたりにはウグイスがいて、毎年 まだ上手とはいえない中途半端な鳴き声を聞きます

もちろん、この日は、この場所以外で ウグイスの初鳴きを聞いたお良しです

 

 通研通りの近くまで下ってくると、庚申塚があります。江戸時代の年号が見てとれます。

私も母も、この神様にはいつもご挨拶を欠かしません。お良しとこの土地のすべての無事をお祈りします。

 

 神様の前からは、三浦の春きゃべつ畑ごしに菜の花が

 

 

マウンテンバイクにはうってつけの細い下り坂を、痛快に走り終えると(無茶な走りで迷惑をかけたりしませんよ!)、道は、入(横須賀市長沢の いり 地区)の町内会館前に出ます。

 入地区遠景

 

 もう一カ所、神様が鎮座

 

 柿の木ばやしの向こうに、大きな樹々。

長沢の奥地には、まだまだ多くの大木が残っています。

 

 お良しは長沢川に架かる橋の近所をちょっと入って・・・

 

 日焼け止めを塗りなおしてから、お昼ごはん

 

 サンシャイン号は橋のたもとに停めて、食パンにキュウリとチーズを挟んだだけのランチタイム

写真の右下に、オオイヌフグリの青い花が見えていますよ

 

 お昼の現場はこんなところ 

 

 

 ぽこぽこ出始めている つくしんぼ に囲まれての昼食でした。

このとき郵便配達のバイクのオニイサンが通りかかって、ニコニコ笑われました

(のんきにしていてゴメンナサイ。はい、仕事しますデス

長沢の最奥地は道が狭いので、ヤマネコさんの配達車も、小さなワゴン車でした それでも お良しの自転車は端っこに避けなければいけないほどです。

ヤマネコさんの車は、このコブシの木の向こうへ配達に行きました。

 

 

 長沢川の看板は、サギをあしらったきれいな絵。

 

 穫り入れられなかったので、「ブロッコリー星人」と化して お良しの行く手に整列していたよ。

 

 入地区には、かろうじて水田が残っていて、子どもの頃 落っこちた思い出もある、水抜きの 懐かしい 切れ目。

 

 風が強かったので、常緑広葉樹(照葉樹のカシノキ)の葉っぱが裏返って白く見えます。

辺りには、葉がこすれる音が ごぉーーーーーー・・・と、鳴っていました。

 

 起伏が激しい長沢地区。急坂を自転車を押して登っていきます!

 

 お屋敷の外に立てかけてあるこの長ーい竹は、もしかして、稲わらを干す物かな?秋に、横向きに組んでいきます。

 

坂の途中に見えるこの大木も、お良しのお気に入りの木。お良しが子供のころから馴染んでいる「友達の木」というものがたくさんあります

 

 急坂の上まで来ると、武山・砲台山・三浦富士 の三連山がほぼ望める場所があります。

ずーっと走ってきた下の方の道も見下ろせます。

 

 ここで おやつを食べました エネルギー補給しないとネ

左手でつまんでいるのは、スノーフレイクの花。緑色の てんてんがかわゆい

 

 ここから山肌を見ると、常緑樹のあいだに、これから芽を吹く木々が、ふわふわの様相で見えていました。

 

 ふと、足元を見ると、フキノトウが育ったものが・・・

 

 そのフキが このあたり一面にあるのです!

 

 木の根元の水仙は、初めて見ましたが 八重です!

まあるく ぷかぷかの触り心地の つぼみ

 

 そこを上っていくと、入地区は終わり。

 

 この畑を、「北下浦(地区)水仙の会」のみなさんが、持主さんのご厚意で借り受けて 水仙を植えていたなんて、知りませんでした

北下浦地区は、水仙の花がたくさんです! あぁそうかぁ、知っていれば咲いているときに見に来たかったなぁ・・・、来年きっと

 

 この看板の所から上を見ると、木の上に小さな花がいっぱい咲いていました。これはけっこう蜜がたくさんある花ですね(名前を知らないけれど、よく目にする木)。

 

 「キョッキョッキョッキョ」「ケッケッケッケ」と、へんてこな声が聞こえていました。

以前からあちこちで聞く声でしたが、なんの鳥かな?と思っていたら、なんと! リス でした!!

これは台湾リスかな・・・

 

 さようなら、入地区 いろいろ見せてくれて、どうもありがとうございました

あぁ~ 楽しかったなぁ

 このあと、遅ればせながら、午後番のお仕事へ行きました

 

 

 おまけの写真

 こちらもお良しの「友達の木」。ケヤキです。(長沢にありますが、入地区ではない)

もうすぐ芽吹きそうな色をしています。

 

 

 

 鏡の中に、この日の お良しとサンシャイン号

 

 ここで、3匹目の「役に立つ番犬」のお話   その犬は、この鏡のそばの家に飼われていました。お良しと母が散歩していると、家の前を行ったり来たりしていた その小柄な柴犬は、こっちに寄ってきて 大真面目な顔をしています。

母 「おまえ、なにか言いたげだねぇ」

お良し 「んー? もしかして おばあさんを探してる?」

 そうです、このとき、飼い主のおばあさんが、山の方を歩いているのを我らは見ていたのです。そこで犬に向かって、

お良し 「ご主人様は、あっちにいたよ

と指さすと、なぁーんと、その柴ちゃんはそっちの方へ歩き出したのです!そして、ほどなく道の向こうから飼い主のおばあさんが歩いて帰ってきて、犬は小走りになり、おばあさんに うぉん!と吠え、それは喜んでいるというよりは、「どこへ行ってたの? 心配してたんだよ!」と、ちょっとオカンムリといった感じでした

 おばあさんと一緒に戻ってきた お利口な犬は、お良しと母の顔を見てから、「こっちへ来い」とばかりに おばあさんの後を段々畑の上へ我らを誘いました。で、結局、穫れたてのキャベツをいただいて帰りました あっはっはー

 この場合の「役に立つ番犬」とは、お良しにとって 役に立った という意味でありました どんど晴れ

 

  今日の里山めぐりは、母がまだたくさん歩けるころ、おにぎりなどを持って二人でピクニックしたコースなので、帰りに実家に寄って、母にすぐに撮影したこれらの写真をその日のうちに見せました(^_^)v

きれいな花ばなを見て、わぁーきれい😍、見たことがある景色に、あー、行った行った、あったねぇ❗と、よーく見ていました。二人であのピクニックを

懐かしみました。

 

 素晴らしい里山、横須賀市長沢。お良しの中の 原風景。

 

 

 今日も無事、暮れ行く・・・・

 

 でかけた日 ★ 2018年3月15日(木)午前中 ★ 天気 晴れ 南風強し ★ 気温 18℃ぐらい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


東京湾フェリー「しらはま丸」で、房総半島クルーズ 🚢♪(^^♪ <後編>

2018年03月11日 08時53分09秒 | おでかけ旅がらす・東京湾フェリー編

 東京湾フェリーさんの『船上から望む房総半島クルーズ』(2018年2月17日)に参加してきた様子を記録しています。

 

<前編> ・ <館山夕日桟橋編> からの続きです。

半日の房総半島クルーズを終え、ひとまず金谷港でフェリーを降り、金谷の町を散策しました

(最初の写真は、久里浜港に停泊する しらはま丸です)

 

 海岸線に建つ、諏訪神社。 古そうです! この場所に諏訪神社があるということは、どのような意味を持つのかなぁ?

対岸の三浦半島 南下浦地域にも、諏訪神社がありますよ。

ここのお祭りにも来たいですねー

 

 素朴な町は、ほとんどが鋸山から切り出したと思われる石で造った壁で仕切られた小道です。

 

  はぁ~・・。いいお天気過ぎて暑くて、おなかも減って疲れたわーい で、フェリーターミナルに戻ってきました。

 ターミナル内の大きなレストラン「波留菜亭」(はるなてい)さんで、「いろいろ美味しいものがあって迷っちゃうぅ~」と散々考えた挙句、三浦では食べられないものを食べよう 決まり! と、「鯛丼」(たいどん) を注文。よろしくお願いします

 お良しの周りでは、アジフライ定食 や 浜焼きを ほんとうに美味しそうに ほおばっているみなさんが多かったです!それらも とーっても美味しそうでした 「お金に糸目はつけないよ」と、一度は言ってみたいですが 言えないので、ほんとうに食べたいものを食べましたよ

 

鯛丼でございます

 

 鯛丼のたれ というものを一緒に持ってきてくださり、その量には糸目をつけずに チャーッとかけまして、いっただっきまーす

 

おいっしーくぅ~バタンッ (気絶)

 

思わず口をついて出た「美味しい~、しあわせぇ

隣の席のおかたずけをしていた男性店員さん 「えー もっと幸せなこと、たくさんあるでしょう~

 いえいえ、そんなことないケド・・・。こういうことの積み重ねができる ということが幸せだなぁ~ ということでありまして・・ ワッハッハー

 

 わさびが乗っかっているのは、きれいに切り出したニンジンです。料理人さん、ありがとう

キュウリやレタス、ダイコンという爽やかなお野菜と、海藻・のり 、それと鯛をからめて ご飯と一緒にお口の中に投入すると、なぁーーーんと優しいお味のハーモニー 胃にもたれることのない、お良しのような妙齢の女性(?)にはぴったんこな一品でした

 お味噌汁も、蟹さんのお出汁がよく出ていて、味わい深かったです

 よかった良かった、これにして。鯛丼 

 東京湾フェリー金谷港 お食事処 波留菜亭 ページへ

金谷港フェリーターミナル ← こちらもご参照ください

 

 そんでもって、鯛丼に添えられていた `箸休め’ の品「しその実わかめ」について店員さんに尋ねたら、売店で売っているというので 迷わず購入。540円で充分な量が入っています。シソの風味が美味しいです。

 

  金谷港フェリーターミナルのお土産売り場で、最近お良しが必ず購入するのが、こちら「素焼らっか」という千葉県産の落花生。お塩やバターなどを使っていない素焼きですが、薄皮ごといただけて、素朴な香ばしさ。子どもの頃に、母から「いっぱい食べると鼻血が出るよ!」と叱られながらも さんざん食べた落花生の味がします

540円。

 

 そしてこちらも、姿かたちもお味もGOOD な お菓子、「ぴーなっつ饅頭」と「ぴーなっつ最中」。えーっと・・・一つ118円ぐらいだったかな?

 柔らかくした落花生のつぶつぶが入っています。どちらも落花生の風味がちゃんと感じられる逸品です

きれいな箱入りもあります。

 

 あぁ~、お腹いっぱい。ごちそうさまでした 今日は良い日だったなぁ・・・

・・・と、のんきに幸せ気分にひたっていたのはここまで

食後のお茶をすすりながら、ふとレストランの窓の外を見たお良しの目に飛び込んできた信じられない光景とは

 フェリーターミナルの外に何本も立っているお店のPR旗が、勢いよくパタパタしています!

うわぁー、東京湾名物 南風の強風が吹いてきたんだーーー

お帰りの船はどーなることやら~  ゆれる 揺れる 揺れちゃうぅ~

 

 館山からのクルーズを終えて帰ってきたときの穏やかさから一変した、荒れた様相の海です!!!!!

「山の天気は変わりやすい」「女心と秋の空」、いえいえ 海の天気も変わりやすい・女心と旅の海 (なんのこっちゃ

 

帰りは自由行動でどの時間の便でも選んでくださいとのことでしたが、万が一欠航したらいけないので早く帰ろうと決意!(もっとゆっくり千葉にいたかった)

 

 お帰りの船14:20発の「しらはま丸」の船内売店の男性にお尋ねしました  「こっちに来るとき、揺れはどうでしたか?」

朝、私にあつあつの横須賀海軍カレーパンを渡してくださった男性店員さん  「うーん、そうでもなかったですよ」

おー、毎日乗り慣れているお方は、たいしたことないと感じるのでしょう。お良しも一応 安心して、アイスコーヒーを注文して、比較的揺れが少ない下の方の階の窓際に着席

 船内放送は、海上が荒れているので多少(?)揺れます、でも安全航行でいきますよ~ という感じのお達し。

 

 どんぶらこ!と乗り出すフェリー。

 

お良しの気分は、たとえて言うなら  プロ野球で 清宮幸太郎選手を初めて迎え撃つことになったプロの投手が、こんな気持ちかなぁ?と想像した

 打てるもんなら 打ってみろ! どまん中っ!!! ビューッ

 

 いつも思うのですが、金谷港を出た直後が揺れるのです。海底地形・風向など、そういう環境なのでしょうか?

一時は窓の外の景色が、海が全面に見えたり 空ばっかりになったりと、縦に大きく上下しましたが、まもなく ときどき波がバッシャーン ぐらいに落ち着きました。

船内にはたくさんの乗客がいましたが、ちょうどテレビで平昌オリンピックの、男子のフィギュアスケートのフリーの演技が行われていて、日本人の1・2フィニッシュが決まったところを放送していたので、高波状態そっちのけで、だれもがそちらに注目。笑顔での帰路となりました。

 羽生選手、宇野選手、ありがとう!君たちは、遠く離れた東京湾のわれらをも救ったよ

 

 

 荒波の中、巨大船の数々も行きます。

 

 甲板・デッキは、波をかぶって水浸しになりましたが、お良しは 心地よい緊張感とともに40分を過ごし、なんとか久里浜港が見える所まで帰ってきました。

 

 前方を、この日の朝 バスの窓から出発前の姿を見た 釣り船 巳之助丸(みのすけまる)が帰ってきて横切りました ←「巳」の字は、本来は真ん中が半分空いた字です、よく見てくださいマセ。PCでは漢字変換できないなぁ

 みなさん、釣れましたか?

 

 今日一日、本当にありがとうございました、フェリーさん 感謝 感謝

 

 この時、午後3時。その後 お良しが家に帰りついたころ、空は嘘のように晴れ上がり、西の空は だんだんと茜色に染まっていきました・・・。お天気がくるくる変わった船旅の一日でした。

 

 

 翌日。

早朝の出漁中の漁船をかき分けて、東京湾フェリーは いつものお仕事に就いていました。

(三浦半島南部の海岸から見たところ)

 

 本当に楽しい房総半島クルーズでした 

 

 最後に、よく話しかけられることが多いお良しが、他のお客さんが言っていたことを書き記しておきます

 東京都練馬から参加したという女性

「自由行動ということだったけれど、本当に自由なんだね。写真付き資料を渡されたけど、説明もなく ほっ放りっぱなしって感じ。よそから来た人はわかんないよ。もっといろいろやってくれるんだと思ってたのに・・・。」

( 放りっぱなしということはなかったと思いますが )

お良し「そうですねぇ」 と、一応お話を聞きました。

 

 船内放送で解説はしていましたが、思うにこの女性は、船内のどこにいたのでしょうか?船室内の座席の真ん中へんだったのかな?

だとしたら、左右の景色はどのくらい見えていたのかな?屋内席で大勢がワイワイしていて、放送が聞こえづらかったとか?

こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、でも、私の母のような年配の方々もありがたくも参加していましたので、そういう前向きお元気な方々であっても、お良しのようにデッキを頻繁に上がったり下りたり、耳が良く聞こえたりが困難なのですよねー

 

 そこで、ちょっと思い出したのは  小笠原へ行った時に乗った「おがさわら丸」では、屋内船室(食堂)でのビデオを使っての座学のほかに、上下のデッキ(5デッキ・6デッキの島が見える方)に乗客を集めて(希望する人だけ・出入り自由)、詳しい人が(小笠原レンジャーさん)解説してくれていました。

なんとなく、館山市役所の人かなぁ?という男性も乗っていたので、ボランティアガイドさんでもいいから、同船させて詳しい解説もあっても良かったのかなぁ、と思いました。・・・考え方はいろいろあります。よけいなことでしたらゴメンナサイ。

 

 三浦半島からは、良い思い出を持って帰っていただきたいです

 

  この後の、東京湾フェリーさんの 嬉しい企画です  1.チーバくんラッピングフェリー記念乗船会3月18日

2.東京湾周遊特別クルーズ 5月13日

 

 

 

 


東京湾フェリー「しらはま丸」で、房総半島クルーズ 🚢♪(^^♪ <館山夕日桟橋編>

2018年03月10日 15時22分06秒 | おでかけ旅がらす・東京湾フェリー編

 2018年2月17日、千葉県館山市「館山夕日桟橋」に接岸している 東京湾フェリー「しらはま丸」

(この写真は、東京湾フェリーさんのフェイスブックから拝借しました)

 

 <前編>からの続きです。お読みいただきありがとうございます!

 

 ふだんからいろいろな企画を組んで 小さな船旅と思い出深い出来事をくださっている東京湾フェリーさん。ご存じのとおり、神奈川県の三浦半島(横須賀市久里浜)と、千葉県の南房総(富津市金谷)を40分で結ぶカーフェリーです。海上保安庁の方のお話によると、2017年5月現在で、全長50m以上の(海上交通センターの監視対象の)船舶が一日540隻通るという海域を`横断!’ しているのです!! 高速道路を突っ切るような大変なことだそうで、でも!開業以来 無事故 です!

 

 で、今回のクルーズ『船上から望む房総半島クルーズ』&『春の南房総サイクリングツアー』は、超・超寒い今年の冬にしては暖かい日和に恵まれての旅路になりました (でも気温高めだと景色が霞みます。景色をとるか、快適な気温をとるか?悩むところ・・・

 

 

 9:10に久里浜港を出発した船は、房総半島の沿岸の景色を楽しみながら、10:40頃 「鏡ケ浦」という名にふさわしい 青く穏やかな館山湾に入り、「館山夕日桟橋」に到着しました! そして、南房総のみなさんの温かい歓迎をうけました

 桟橋のあちこちから、「ようこそ、南房総へ」「ようこそ!館山へ」という大きなお声が上がっていました。

こちらこそ、ありがとうございます

 

 ご近所の方でしょうか?小さなお子さんを自転車の前座席に乗せて見に来てくださっていました。

高齢とお見受けする方も、海岸からおよそ500mもある桟橋を歩いてここまで来てくださって、ほんとうに嬉しいの一言です!

 

 ここで「春の南房総サイクリング」のお客さんは自転車とともに下船   館山よりさらに南の白浜などを回って、最終的には東京湾フェリーの房総半島側の乗り場 金谷港まで自力で(楽しくサイクリングして)戻って乗船して帰るのです

 

 いってらっしゃ~い  と、市民のみなさんが暖かい拍手を全員に送って 送り出していました。

 

 館山夕日桟橋の海は、このような美しい色をしています!

 

 館山城を望む方向は、太陽の光で キラッキラ輝いていまして、温暖で明るく穏やかな土地 館山そのもの!という感じでした

 館山城(千葉県館山市) 里見氏の最後の居城です。現在は城山公園として整備されており、模擬天守(館山市立博物館分館)が建てられています。里見氏に関連した資料や 館山城遺構出土品が展示されています。

 お良しの個人的感想として補足しますと、天守閣からの眺望は最高に素晴らしいです 城内は四季折々に美しいです。

 

 夕日桟橋に背を向けて 太平洋の方向を見たところです。

館山湾からは三浦半島は ずーーーーと北の方なので全然見えません~。

 写真の右端に見えるのは、先ほど通過してきた 大房岬(たいぶさみさき)

左は沖ノ島かしら?

沖ノ島(千葉県館山市) 面積約4.6ヘクタール、周囲約1kmの陸続きの小島(陸繋島)で、南房総国定公園内のこの島は、約8000年前の縄文海中遺跡や世界的に注目されている北限域のサンゴを含む貴重な自然が残る無人島です。

(以下、解説文はこのツアーでいただいた資料を正確に転載しました)

 

 湾の南側には、造船所らしきところが見えまして、ぱぁーん ぱぁん、カァーン カァン!という鉄板を叩く音が聞こえてきていました。

造船所の真ん前で子供時代を過ごしたお良しには、懐かしい音の風景でしたしみじみ・・・。

 

 しらはま丸の最上階の甲板で着岸を見守ったお良しは、階を二つ下りて より近くから桟橋の風景を見ることにしました。

次々に出発していくサイクリストや迎える館山のみなさんのお顔や声が良く聞こえます。

 すると、一人の女性がお良しの真下に寄ってきて話しかけてきました。

 

館山市民の女性 「降りないんですかー?」

お良し 「はい。自転車の人以外は降りられないんです。」

市民 「そうなの?」

お良し 「私たち遊覧だけの人は残念ながらダメなんです。」

市民 「降りて ぐるっと観光してくれるのかと思った・・・。じゃあこれから ずーっと金谷の方へ行くわけですか?」

お良し 「はいそうです。館山は主人の田舎が近いので、何度も来たことがありますが、海から見たのは初めてです!ほんとうにいい所ですねー!また、電車で来ます

市民 「いいところでしょう? こっちから(海から)来るのもいいでしょ・・・・・」(あとはつくづく残念そうなお顔)

 

 その後も、お良しとも話してくれたこのオトーサンと、同じようなお話が続き、

オトーサン 「館山って いいところだねぇ!前に来たことがあるんだけど、また来たいねぇ!」

市民 「そうですよぉ・・・。」

(お二人の会話の感じを伝えたいので、あえてお顔の表情を隠しませんでしたが、ごめんなさい。捜し出して問い詰めたりしないでください、おねがいします

 私たち、つくづく別れを惜しんでしまった・・・という感じでした

まさか そんなふうに言われるとは思いもよらなかったので、お良しは すまない気持ちでいっぱいになりました。

 お良したちを降ろしてくんなまし~ 帰りはJR内房線で帰りますからぁ! フェリーの地元 金谷でちゃんと買い物しますからぁ!

(フェリーは定期船なので、この場所にいつまでもとどまってはいられない身なので仕方がありません) あ~あ・・・。

 

 東京湾フェリーのフェイスブックからの写真。なぁーんと、ちゃっかり お良しが写っています!

お騒がせしてすみません (とくに騒いでいませんが

 

 

 40分ぐらいいましたかねー? お名残り惜しく、フェリーはふたたび旅の海へ。

 

 さようならぁー!!!!! おもいっきりの感謝の声を残して、お良しは涙の出航

暖かい気候と温かいおもてなしのお心。とにかく穏やかで青い碧い館山の海

 

 いつまでもいつまでも、見えなくなるまで大漁旗を振っていてくれました。

それにしてもきれいな海です~ いやぁ、よかったなぁ・・・ 館山夕日桟橋。

 

 遠ざかっていく館山の町

まだ、夕日桟橋が見えていました。

 

 フェリーは行くよ、どこまでも!

 

 大房岬(たいぶさみさき)を回って、北上。来る時よりもさらに房総の海岸線に接近して 海上からの眺望を楽しみます。

 

 サイクリングのお客さんを降ろして、人が少なくなってのんびりムードになった甲板。

いいお天気で良かったなぁ♡ 日頃の心がけのいいお客さんばっかりだったんだなぁ。そして、朝お参りした「みなと地蔵さま」のご加護だなぁ、きっと!

 

 右側の陸地の奥に、二つの`こぶ’ がある山が見えますか?

富山・とみさん(千葉県南房総市)  『南総里見八犬伝』の舞台となった、房総低名山349.5mのひとつです。作品の中では「とやま」と呼ばれ、里見家の娘の伏姫(ふせひめ)と愛犬八房(やつふさ)がここ富山に住んだとされる「伏姫籠窟」が山の西側にあります。 

 

 

来るときと同じく、浮島に接近

 

 三浦半島と同様、地層がこんな感じです!

 

 

 

 浮島の北側に、三浦半島の海岸からもハッキリと見える まぁるい小山があります。

あぁそうかぁ、この山かぁ。 と思ったのは、このあたりの道路を車で走っていてよく見ていた所だったのがわかったからです。小山の上に、お城みたいな建物がありますよね? 主人の弟が言うには、普通の人が住んでいるのだとか・・・。ホントかなぁ???

 道路から見上げると、けっこう高ーい所です

 

 鋸山(のこぎりやま)を、いつも三浦半島から見ているのとは反対の角度から見た姿。

鋸の歯が、まったくの反対向きです! 初めて見ましたよ~ 感激

 

 鋸山の山頂付近の、なんだか空中回廊みたいなものが見えます・・・

 

 今は 館山自動車道という立派な道路が内陸に出来ましたが、この海岸線の道路も現役。

でも、切り立った山の下を通るので、こういう狭い貫洞みたいな場所もあり、自転車にはすごーく怖い道です

 

 

 ふたたび三浦半島が見えてきました。

房総半島に比べると、高い山がなく、ぺっちゃんこな地形ですねー。(ぺっちゃんこ → 平たい)

 遥かに、城ケ島と城ケ島大橋

 

 

 ふだんお良しがちょろちょろしている場所は、このあたり一帯。

南下浦と北下浦地域を望む。 写真の 矢印↓ の ところを境に左側が三浦市の南下浦地域です。

愛してやまない いい所です♡

 

 久里浜港付近も見えてきて、「帰ってきたな・・・」という気分になりました。

 

 金谷港が目前に

 

すると、カモメがお迎えに。

一羽と目が合ってしまった・・・(-_-;)

 

 

 

 しらはま丸は、赤灯台を右手に 金谷港の中へIN!

 

 狭い湾内で方向転換する船のスクリューが巻き上げる食べ物を狙って、海面すれすれに飛びまわるカモメたち

 

 キッチリ接岸の技を、みなさんが見守ります。

 

 金谷港に無事帰還した チーバ君「しらはま丸」 素晴らしい旅をありがとう、ごくろうさまでした!

まだまだ今日はお仕事が続きます。

 

 しらはま丸は夏に納涼船をやるので、甲板の天井がこのように南国風です~

 

 金谷港で下船して散策・お食事しても良し、降りずに帰ってもよしということでしたが、このクルーズ代金3300円の内、1000円は金谷の町にある提携店でお食事ができるクーポンとなっていたので、お良しは渡された地図を頼りに散策に出ました

 

 でっもー・・・ 港の外の幹線道路沿いのお店はどこも混雑していました。バイクでツーリング中のオニイサン達とかが、お店の外でいっぱい待っていたりしていまして、お良し以外の船のお客さんも「うわぁ・・・残念だなあ。もっと遠くへ行ってみようか。」などと言って歩き続けていました。

 

そんじゃ、金谷港へ戻って、フェリーの食堂へ行こうや!と考えて、ひとまず金谷の町なかを見て回ることにしまして、JR浜金谷駅の方へ行ってみました。

 

 長くなってきているので、一旦ここで区切ります 

<後編> へ続きます。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 2018年3月14日まで、久里浜港に にっぽん丸が入港しているようです  東京湾フェリー Facebookへ


東京湾フェリー「しらはま丸」で、房総半島クルーズ 🚢♪(^^♪ <前編>

2018年03月09日 17時14分39秒 | おでかけ旅がらす・東京湾フェリー編

 お船ファンのみなさま、こんにちは~

 三浦半島南部地方、3月に入ってから幾度となく強い風雨に見舞われています

例年になく寒さが厳しかったこの冬の`冬将軍’ と、`春ちゃん’が戦っているような空模様・・・。季節の変わり目はいつもたいへん と、感じています。

 

 そんな中 2月17日(土)の一日、お良しは 東京湾フェリーさんと南房総の観光関係の方々が企画してくれた「船上から望む 房総半島クルーズ」に参加してきました

久里浜港を出発して、房総半島の海岸線を見ながら 南房総 館山(たてやま)の「夕日桟橋」に接岸、自転車のお客さんを下ろして、ふたたび北上。金谷港でお食事・散策 自由行動 という船旅です

 

 本編記事を書く前に、この先すぐに実施される 東京湾フェリーさんのクルーズ企画をご紹介しておきます  1、チーバ君ラッピングフェリー乗船ご招待

2、東京湾周遊特別クルーズ

 

 ではでは・・・

 2018年2月17日土曜日、毎日「寒い寒い」と言っていたのが嘘のように、今日に限って という 風のない暖かめの朝を迎えた三浦半島沿岸部。東京湾フェリーさんの船着き場 がある横須賀市久里浜港へ、前々から調べておいたバスの時間で順調に向かったお良し。 受付時間は朝7:30~8:40の間、クルーズ船の出発は9:10です。

 バスの窓から、平作川に浮かぶ釣り船「みのすけ丸」の船上で、船主さんと釣りのお客さんが出発前のミーティングをしているのが見えました。そんな風景が見られるぐらい、お良しは早起きして向かったのです(遠足が嬉しすぎる小学生みたい)

 

 えへへ 「東京湾フェリー」のバス停の一つ前で降りると20円安いので、いつも手前のバス停で下車して散策するように歩きます

すると、春先の風物詩、わかめ干しの い~い香りが鼻を突きまして・・・

 

 

 三浦・久里浜 あたりのワカメは柔らかくて大好きです

 

 去年はじめて その存在に気がついた「みなと地蔵」様です。

 

 地域の人々に愛されているお地蔵さまのようです。

 

 お良しも、今日の日の無事と幸福を願って、お足もとにあのように 少額ですが小銭を納めました。

「お地蔵様、お願いします。いつもどうもありがとうございます。」

 

 フェリーターミナルでは、お良しのような「周遊」のお客さんと、自転車を積んでいって南房総を走る「ツーリング」のお客さんでにぎわっていました。

 

 この日の時刻表を見てください お良したちの乗る船は貸し切りなので、定期便としては運休扱いなのです。

 

 続々と集まってきたサイクリストのみなさん。

ヘッポコチャリダーお良しは、今日は空身! 愛車  サンシャイン号(ふだん乗っているマウンテンバイク)は、お家でお留守番です

 

 「房総半島クルーズ&ツーリング」に参加のお客さん以外は、定期便に乗って千葉へ渡ります。

一つ前の船「かなや丸」の車載甲板の奥を覗いて写真をパチリッ!

 

 今の時期は、伊豆大島航路の船も久里浜港に寄ってくれていますので、受付コーナーがありました。

 この「愛」号の写真を覚えておいてくださいネ

 

 かなや丸が出航していったのと入れ違いに、今日お世話になる「しらはま丸」が入港してきました!

房総から乗せてきたお客さんを下ろしてから、いよいよ「周遊&ツーリング」の我らが乗船 

 

 受付でいただいた記念バッチが、乗船チケットの代わりです

 

 しらはま丸さん、よろしくお願いします~♡

 

 しらはま丸は、今このような千葉県バージョン一色デス

「チーバくん」は、千葉県のマスコットキャラクターです。

チーバくんを横から見ると、千葉県の形をしているということにビックリ仰天したお良しです 素晴らしー

 

 まずは、お良しお得意の 食べ物GET

船内売店で、東京湾フェリーさんのが一番おいしいと思う「横須賀海軍カレーパン」220円を光速で購入

売店のオニイサンが「はい、揚げたてをどうぞ!」と一つ渡してくださいまして、もっちもちして本当においしいよぉ~(大泣き)

 

フェリーの一番高い所の甲板で、これらをパクパク食べていると、後ろでなにやら ゴォーーーーーッ・・・という大きな低い音が・・・。

お良し「ん?・・・あ、大島へ行く船が来たな!」と、反対側の手すりに近づいて下を見ると

 

 来た来た、来ました!!

東海汽船さんの 足軽(失礼)、セブンアイランド「愛」号です。さっき、お写真見ましたよね?

高速で航行するので馬力があるのか、エンジン音が ちょっとした飛行機並みです

そうです、ジェットエンジンを応用しているのです。ジェットフォイル・・・それが高速ジェット船セブンアイランドの正式名称です。アメリカの航空機メーカーが開発した船で、ジェットエンジンで海水を吹き出し、空気のかわりに海水から揚力(浮き上がる力)を得て飛ぶ「海のジェット機」なのです!

 

 伊豆大島へ行くお客さんはけっこうたくさんいましてビックリ!お良しも行きたーい

 

しらはま丸は、周遊と自転車のお客さん約300名ほどを乗せて、定刻通り出航

5分遅れて、ジェット船「愛」も伊豆大島へ向けて出航しました。

 

 

 小さな「愛」号は、フェリーの後を カルガモの子どものようにチロチロとついてきていました・・・

  

・・・・・と、バカにしていたお良しがバカだった

 見よ!この雄姿をば 

 

 

 あーーーれぇーーーーー !!!!!  

 

フェリーの甲板にいた誰もが「なんだあれー」と、驚嘆した声を上げたほどのスピードで(時速80km)、その鮮やかな船体を海面から浮き上がらせて、まさしく鮮やかにフェリーしらはま丸を抜き去っていきました ブウォーン お先でーす

 

 あっという間にサヨウナラ・・・・

すごい。すごいです、セブンアイランド 一発で乗りたくなっちゃたお良しです

 乗りたくなっちゃった方はコチラ  東海汽船セブンアイランドHP

 

 カレーパンがのどにつかえそうになるほどの驚きの後、「本船は定刻通りに館山夕日桟橋に向けて出航いたしました。のんびり行こうよ、俺たちは

 

 東京湾フェリーの本来の航路を外れ、南房総に向けて舵をとるので、対向してきた かなや丸が、遠くに見えました。こんな景色はふだんは見られません。

 

 まもなく見えてきた三浦半島南部の山々、武山・砲台山・三浦富士の三連山。

手前の町並みは、左から長沢・野比あたりの北下浦地区です。

 

 こちらは三浦海岸の ホテルとマンション群です。

 

まずは三浦半島の景色をご紹介しますね。

 三浦海岸からさらに南下したところは

 

 剱埼灯台(つるぎざきとうだい)

三浦半島に3つある灯台 「城ケ島」「剱埼」「観音埼」の内、真ん中に位置していますが、お仕事の管轄としては、東京湾に入る船の最初の目印です。白い灯台の右に見える鉄塔からは、最新鋭カメラで、船名も読み取れるぐらい鮮明に見張っているそうですよ!

 

  この『お良しなさい日記』のトップ画像は、お良しが撮影した 剱埼灯台の姿なのですよ 上にスクロールしてあらためてご覧ください。

 

 宮川湾の 風力発電の2基の風車 通称 宮川の風車

この『お良しなさい日記』前回の記事「三浦国際市民マラソン」に登場したハーフマラソンのコースは、あの風車の下を走ります

 

 三浦半島最南端にある城ケ島(じょうがしま)にかかる 城ケ島大橋

気温が高めの日だったので、海上から水蒸気が上がり、視界があまりよくないのです。かすかに見えるという感じでした。

城ヶ島(神奈川県三浦市)  相模灘に突き出した緑の島。この島の東半分に広がるのが、神奈川県立城ケ島公園で、園内や周りの岩礁地帯では、大洋に面した島ならではの光景を目にすることができます。 

 

 では、目を房総半島の方向に向けてみます!

東京湾フェリーさんが、乗船のお客さんに向けて、どこにいても聞こえるように 放送で解説をしてくれました。

 ふだん三浦半島の海岸線から見ている 鋸山(のこぎりやま)

包丁か のこぎりのような形に見えるのに、船で回り込むと、このようにとんがって見えまして、同じ山とは思えない姿でした

 鋸山(千葉県富津市)  標高329.4mの房総低名山。江戸時代から昭和60年ごろまで採石が盛んにおこなわれており、採石により山頂部分が鋸の歯のように見えることから「のこぎりやま」と呼ばれるようになったといわれています。

(以下、解説文は東京湾フェリーさんからいただいた案内資料を正確に転載させていただきました)

 

 右端の、島のように見えているところ 浮島(うきしま)

浮島(千葉県鋸南町・きょなんまち)  勝山漁港の目の前にある周囲約780mの無人島です。日本最後の原始の島と呼ばれ原生林で覆われており、ヤマトタケルノミコトや景行天皇の伝説が言い伝えられています。

 

 浮島を反対側から見たところ

右側の小さな島には、洞門があります(あとでアップで見た写真を載せます)

 

 浮島越しに見る 房総の山並み

 

 東京湾に出入りする船が、今日もたくさん!

(全長50m以上の船が一日540隻航行)

 

 この小さな島をめぐって、境界線の取り合いをした歴史もあったとか・・・。

 

 大房岬と富浦の町

大房岬(たいぶさみさき・千葉県南房総市) 古くは黒船来襲の時代から太平洋戦争まで 日本の防衛の砦として使用され、今も大房砲台跡が残っております。現在は南房総国定公園のの中にあり、キャンプやハイキング、磯遊びを楽しむことができます。

 

 

 あれに見えるは、おそらく 房総半島の西の最南端に立つ、洲埼灯台 (すのさきとうだい)

この房総半島の洲埼灯台 と 三浦半島の剱埼灯台を結んだ線の内側が、東京湾なのだそうです。

 

 南へ南へ下ってきて 約1時間30分。

お良しが心から楽しみにしていた「館山夕日桟橋」接岸が近づいてきました!

 館山夕日桟橋 紹介ページ

 

 おやおや? たくさん人が来ている~! 大漁旗みたいな大きな旗を振ってくれている~!!

お山の上に、「館山城」もお出迎え~!!!

 

 わぁ~ すごい すごい すごい~ 市民のみなさんが こんなに歓迎してくれている~

お良し、泣きそうになるほど大感動

 

 徐々に桟橋に近づく 東京湾フェリー「しらはま丸」

 お姫様もいるよ~ 

 感動の館山夕日桟橋の模様は、次回へ続きます  大感激 & 大感謝

 

写真★「東京湾フェリー」さんの翌日のフェイスブックより