今週、ハノイのIPにお勤めのPB氏とお会いする機会をIP協会のW氏、O氏の紹介で与えられた。今年二度目のことである(前回は9月)。今回はN大学のI氏とともに。彼とお話しているといつも刺激を受ける。公衆衛生的視点で世界を見ていてなかなか面白い。その現場にいるので話に臨場感がある。
東南アジアや中国はいわば何でもありの世界のようで、新興感染症が出てくる素地があり、要注意とのこと。特に、動物との接触、動物の摂取が重要な役割を担っているようだが、まだ多くの謎があり想像を刺激する。最近のトピックスは、こうもり chauve-souris (= 禿のマウス) がいくつかのウイルスの溜まり場になっているというお話。こうもりなど、病気との関連ではまだまともに研究がされていないと思われるので、これからいろいろなことが飛び出してきそうだ。地球は本当に広い。いろいろと見てみたいものである。
また読みにきたいと思います。