昨年の9月10日にフランス語ブログを始めた。いつまで続くのか全く考えてもいなかったが、とにかくここまで来ることができた。最初の記事に Sophie 様からコメントをいただいたのには驚くと同時に力づけられた。それからしばらくすると、これも驚いたことにフランスからコメントが届き始めた。限られた方たちだがいつも率直なコメントが送られてくる。後半はそれに引っ張られるようにして書いてきたように思う。
私の場合、何気なく書くということができない。体で覚えた言葉でないからだ。いつも頭の中で言葉を組み合わせながら書いている。そういう精神状況になるためには余裕が必要になるのでなかなか難しい。しかしその拙いフランス語で曲がりなりにも意見交換ができるということがわかってきた。しかもその過程で今を生きる人や過去の人々との不思議の出会いがあり、そのつど世界が大きく広がっている。これがある限り、しばらくは続けられそうである。
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