先日の京都訪問では紅葉はまだであった。見逃した展覧会もあった。昨日の帰り、駅ビルの本屋に入ると京都案内の雑誌に手が伸びていた。もう一度くらい意識して訪れ、紅葉でも見たいと思っているのだろうか。あるいはアームチェアの観光客を気取ろうとでも言うのだろうか。
今週の Le Point の文化欄にはブラッサイ Brassaï とマルグリット・デュラス Marguerite Duras が取り上げられている。近いうちに読んでみたい。
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8 octobre 2006 マルグリット・デュラスの日記 CAHIERS DE MARGUERITE DURAS
http://blog.goo.ne.jp/paul-ailleurs/e/c26ea1cda34a1b165e3b28673e44f4e2
Durasという作家はすべての経験を掘り下げ、深め、利用した (tout sera exploité, exploré, fouillé) というような記述がありましたので、その後の作品に原体験が滲み出ていたというのは納得できるような気がしました。また京都を訪れるようなことがありましたら、記事に書きたいと思います。