「Be patient now, as Roma was not build in a day」 2007/11/15
Patrizioが自分のブログに書いてくれた、11/15付の最新メッセージ、ご紹介しますね。
(内容のほとんどは、先週オーストラリアに行く途中に書いたもののようです。)
やぁ、みんな!
ウィーンでのコンサートが、もう1ヶ月も前だなんてね!Mamma Mia!
時が経つのって信じられないくらい早いもんだね!
今オーストラリアへ向かっているんだ。
空港での待ち時間や機内で何時間も座っていなきゃならないうちに、
今、僕のまわりで起こっていることをみんなに報告しておきたいなと思ってね。
用意はいい?OK, andiamo!(Let's Go!)
ここのところ、マイアミ(フロリダ)のアパートメントへの引越しでずっと忙しくしていたんだ。
住所はね・・・・he, he, ごめんね!ちょっとくらい秘密を持たせて!
なぜマイアミを選んだのかというと、ここの「ラテンの感覚」がよくてね。
ここの音楽や人、それに気候、
11月だというのに、サンダルとTシャツで歩けるし、
プールでリラックスできるんだよ。大富豪じゃなくてもね!
とってもDOLCE VITAだよ。
でも最終決断するには少し時間がかかった。
新しいマネージャーはロスに住んでいる。
でも西海岸をすべての拠点とするとなると、
思い立った時すぐ飛行機に飛び乗って母に会いに行くには、
西海岸はちょっと遠すぎるんだ!
家族はいつでも大切な存在。そう、理由はこれだけでも十分・・。
ここアメリカでは、アルバムをリリースして以来どんどんいい感じになってきたから、
もう少しアメリカに焦点を絞ってやってみたいと思うんだ。
でもね、もちろん他のみんなのことだって忘れてないよ!
たしかにアメリカは世界のエンターテイメントの中心、一番大きなマーケットだし、
ここでのキャリアは僕にクレジットを与えてくれる。
でも、歌を聴いてくれる人が、5人だろうと500人だろうと、
ナポリだろうと、シンガポールだろうと、アメリカだろうと、
僕にとって何も違わないよ。
本当に僕がやりたいこと、歌が歌えて、みんなが悦んでくれて、
そして僕が僕らしくいられる、それだけだよ。
ただ、今、世界中がアメリカを見ている。だからね・・。
オーストラリア、アジア、ヨーロッパに戻るのはもうちょっと先になるけど、
でも僕はこれからもずっとPatrizio、イタリアン、何も変わらないよ!
以前、ヨーロッパのある国のメディアに、
「君のスタイルは今どき流行らないよ」って言われたことがあってね、
僕もある意味、そう思った。
でも当時そこで流行っていたアーティストたちのように、
いつもクールにきめて、タトゥーやピアスをしようとは思わなかったし、
名前を売るためにスキャンダルを起こしたりするなんてことは考えられなかった。
自分の実力と、自分の気持ちに正直にっていうのが何より大事だと思っている。
ある程度の妥協はしかたないと思うんだ。
「カメラに向かって投げキッスやウィンクをするな」とか、「女性の手にキスをするな」とか。
「そんなこと、誰もやってないよ」って。
でもあまりにも制約が多いとね、自分が自分でなくなってしまう。
自分らしくいたいんだよ。
なぜって?
誰も「僕」じゃないからさ!
シナトラがよく言っていたように、
「You can only be yourself, but you can be very good at it」、
僕はいつだって、自分らしい「本物の自分」でいたいんだよ。
今ね、とってもわくわくしてるんだ。
オーストラリア最大のイベント、メルボルンカップ、
そこにぜひにと招待され、そこで歌えるなんて!Madonna mia!
マイアミからニューヨークまで3時間、ホテルで寝て、そこからドバイまで13時間、
そしてメルボルンまで14時間、
その会場で歌うのは「Stand Up for the champions」だけなんだけどね。
でもきっと楽しいだろうな!
オーストラリアではこれまでも楽しく過ごさせてもらったよ!
その後オーストリアに戻り、コンサートが2つ。
僕のミュージシャンたちと一緒に過ごせる。
家族のような存在だから、会いたくてたまらないんだ!
そして、サンクス・ギビング・デーあたりにマイアミに戻り、
新しいチームと合流して、ニューアルバムのプランを練ることになる。
そうそう、アメリカといえば、
PBSの特別番組を収録してあって、11/17に放送されるよ。
料理をしたんだ。キッチンでの僕を見たときのみんなのリアクションが待ちきれないよ。
いつもの僕とはちょっと違うよ。
とても楽しかった!父の影響でシェフになりたいと本気で思った時期もあったからね。
キッチンで料理するのが大好きだし、もちろん食べることもね!Maria Santa!
そうだ、この前の南アフリカツアーの写真を見たとき、泣きそうになったんだ。
なぜって?
だって僕、太ったみたい!!!?? 気をつけてなかった自分のせいなんだけど!
でも素敵な国に行くと、その国独特の料理をいろいろ食べてみたくなるし、
みんなだっていつもいつも我慢するなんてできないでしょ?
そもそも独身だと、分ける相手もいないんだからね。
もう、頑張って働いて何とかしないと!
それと、ちょっとストレスだってあるからかな。
なんのストレスかって?
うん、僕のキャリアの新しい幕開けが楽しみなのは間違いない。
ただ・・ちょっと本音を言っていいかな・・
今、昔からの友達や家族と離れて、一人でまったく違う「大陸」にきている。
一人きり、僕だけ。僕自身と、そしてポケットに詰め込んできた夢。
リラックスしながらも、冷静に、集中し続けていかないとならない。
時々ね、気を紛らわせたくて、つい食べ物に走っちゃうことがあるんだ(笑)
アーティストたちがつい食べ過ぎちゃったりするのが、これでわかるでしょ?
でも神様、ありがとう、
おかげで「薬」に溺れることなく、へビー・ドリンカーにもなってないよ!
今のこの時期、僕自身も頑張らないといけないし、
みんなのところへもなかなか行けないけど、ちょっと我慢して待っていて欲しいんだ。
ローマは一日にして成らず、美味しいワインにも年月が必要なようにね。
これまでずっと気になっていたんだけど、
2005年に「THE ITALIAN」でデビューして以来、世界中をまわってきて、
たくさんのプレゼントやメッセージをもらったよね。
すご~~~くたくさんもらってるのに、みんなに返事ができる時間がすご~~~く少なくて、
気持ちを十分に伝えきれていないんじゃないかと思う。
忘れないで!みんなからのプレゼントやメッセージ、とっても嬉しかった!
最高に幸せな気持ちになれるんだ。
「I miss you!」って言ってもらえて嬉しいよ!
じゃ、僕からもね、I MISS YOU, TOO!!
チャオ、チャオ!
パトリツィオ
環境を大きく変えて新たなスタートを切るこの大事な時期に、
ファンを気遣うメッセージをくれるなんて・・。
自分にもファンの私たちにもいつも正直なPatrizioは、
世界一の偉大な歌手になる人なんだけど(もう私の中ではすでにNo.1だけど!)、
でもとっても身近な存在です。
私たちも頑張って応援しながら待ち続けないとね!
・・そうは言ってもやっぱり逢いたいナ。日本はいつになる?
Mi manchi, Patrizio...
Quando ritorni a Giappone?