パトリツィオ・スピリッツ☆彡

2008-10-30 | Patrizio - article & interview
It would be great if we can trust not what we see but what we feel.


クリーブランドでの初めてのコンサートから早1ヶ月・・
クリーブランドでは8月~10月の3号に渡って、Patrizioの記事が連載されていました。
第1号だけはこちらこちらでご紹介しましたので、
コンサートは終わってしまいましたが、続きをご紹介しておきますね。


「La Gazzetta Italiana, Ohio, Sep 2008」より

「The Spirit within Patrizio Buanne」

「インタビューを続けていくうちに、
Patrizioの人間性、「Il cantante(歌手)」の奥深さ、
それに加えてPatrizioのPadre Pio(ピオ神父)への敬愛、
そして母親への深い愛情を強く感じました。
続きを読んでみて、それがよくわかるから。」
                  (記事:Francesca V. Mignosa)
                      
Patrizio、あなたは小さい頃からずっと歌手になりたかったの?

小さい頃は父のようなイタリアンシェフになりたいって思ってたんだよ。
父は60年代後半、イタリアからウィーンに初めてピザをもたらした人なんだ。
でも母は我が子には父親のような暮らしを望んでいなかったと思う。
父は夜昼問わず働きづめだったからね。
僕自身は、歌が好きだったから歌手になりたいという思いもあったけど、
その頃はまだプロになるんだという強い意志はなかったんだろうな。
でも家族はみんな歌えるし、踊れるし、だから僕もいつも歌っていたんだ。
そしていつの頃からか、歌手になりたいと夢見るようになっていった。
音楽に対する定義が僕の中でだんだん変わっていったんだ。特に父が亡くなった後はね・・


以前どこかで、あなたのPadre Pio(ピオ神父)への想いを興味深く読みました。
この想いはいつどのようにあなたの中に芽生えたの?

1996年に父が亡くなって、
僕は悲しみのあまり穿孔性の潰瘍で命を落としかけたんだ。
「どうして僕ばかりこんな目に?」・・・
僕は自分自身に問いかけ続けた。
そんな時、ある人に出会ったんだ。
ナポリ近くのTelese(テレーゼ)に住んでいた父の友人でね、
ひどい自動車事故を克服した人なんだけど、
その人は僕にPadre Pioの話をしてくれて、
生誕地Pietrelcina(ピエトレルチナ)へも連れて行ってくれたんだ。
それまで神様といえばキリストとマリアしか知らなかったから、
最初はちょっと疑問を感じたよ。
けど、ピエトレルチナでとても感銘を受けたんだ。
スピリチュアルな何かを感じ、Padre Pioを信じてみたくなった・・

一度信じてみると、これまで見えなかったものが見えてくるような気がするんだ。
まるで手をとって導びかれているようにね。
そして突然、夢が叶い始めたんだ!驚きだったよ。
ビートルズで有名なロンドンのアビーロード・スタジオでのレコーディング、
ロイヤル・フィル・ハーモニック・オーケストラとの共演、
ユニバーサル・ミュージックとの契約・・・
これまでのすべての努力が一気に報われ始めたのは、
何らかの大きな力が確かにあったんだと思う。

そして2005年2月28日、
僕のファースト・インターナショナルアルバム「The Italian」のがイギリスで発売され、
歌手としてのキャリアが本格的に始まることとなった。
アルバムはすぐチャート入りし、生まれて初めてのゴールド・ディスクを獲得したし、
南アフリカ、アジア(台湾)、ニュージーランドでは、プラチナ、ダブルプラチナ、
オーストラリアではなんとトリプルプラチナ、
そして初めての最初のコンサートツアーが実現したんだ。
シドニーのOpera House(オペラハウス)、ロンドンのApollo Theatre(アポロシアター)、
シンガポールのEsplanade(エスプラネード)・・
世界の伝統ある素晴らしい会場での6週間のツアー、
そして2年後にはついにアメリカだよ!
2006年10月に「Prestigious Niaf Gala」に招かれ、
ワシントンDCで、George W. Bush大統領の前で歌ったんだよ。

アメリカでの初めてのショウは、PBS(公共放送ネットワーク)でも放送されたおかげで、
アメリカでもレコードが売れ始めて、
翌年には6週間かけての北米横断コンサートツアーまで実現したんだ。
ワシントンのKennedy Center(ケネディセンター)、
NYのLincoln Center(リンカーンセンター)、
ピッツバーグのBenedum Center(ベネダムセンター)、
そしてChicago Theatre(シカゴシアター)・・

この4年間を振り返ってみて今言えることは、
とてもハードな日々だったけど、それ以上に素晴らしい経験をしてきたということだ。
なんといっても、ファンになってくれたたくさんの人たちに出会えた!
たくさんの人と友達になれたし、それにソフィア・ローレンにも会えたんだよ。

よく自分自身に問いかけるんだ、
「いつの間に、どんな風にして、ここまでくることができたのか・・」

世界中のたくさんの人たちの素晴らしいサポート、
そして、天からのエナジーも確かにあったはず。
これを多くの人は「幸運」というんだろうね。
人それぞれ解釈は違うにしても、いずれにせよMagicalな何かがあったことは間違いない。
これからもずっと大切にしていきたいと心から思っているよ。
そして、流行すたりの早い音楽業界だからこそ、
あくまでもクオリティを追求し、レコードを作っていくことに捧げていきたいと思う。
僕のレコードは、これからもずっとタイムレス、約束するよ!


あなたはママととっても仲良しなのよね。

僕が17のときに父が亡くなってから、母はずっと僕をサポートしてくれたんだ。
歌手になるという夢に向かいながら、とにかく学校を卒業させることもね。
母はいつも僕と僕の夢のためにいてくれた。唯一の気がかりだったはずだよね。
ひょっとしたら・・・もし母がいなければ・・・
僕はただの「夢見る人」で終わっていたかもしれない・・



Patrizioの言う「天からのエナジー」って、
Patrizioにとってはやはりパパの力が一番でしょうネ。
いつも思うことですが、Patrizioって「心」をとても大切にする人です。
ファンの心、家族の心、周囲の心だけでなく自分の心も。
目に見えるものだけじゃなく、心が感じることを信じることは大切ですよね。

私、つくづく思うの。
人を愛すること、笑顔でいること、心の声をよく聞くこと・・
Patrizioって、音楽だけでなくいろいろな面で、
現代の私たちが忘れかけている大切なものを思い出させてくれているんだなって。

Chi si contenta gode..

何度聞いても嬉しいの:)))) ~「日本でたくさんコンサートやらなきゃネ!」

2008-10-24 | from Patrizio
Listen to such a great interview, on ABC Melbourne, again and again!!:,-):,-)

6月に一度ご紹介したオーストラリアでの5月のラジオインタビュー、
まだ聞けたので、ぜひもう一度聞いてみてください♪

5/23放送、メルボルンに到着してすぐのラジオインタビュー、
こちらのABC Melbourne、画面右のプレーヤーで!

全部で約45分のインタビューですが、
Patrizioが「Buongiorno!」って登場するのは、画面のカウンターで残り36:30くらい。

自分の音楽のこと、どんなことをやっていきたいのか、
「Un Angelo」の原曲を歌ったRobbie Williamsと出会ったいきさつ、
Abbey Road Studioでのレコーディングのこと、マンマのこと等など話しています。

27:43頃、中国語を話すのも聞けます。

そして・・・いよいよ音楽のアジアン・マーケットに話が及びます。

そしてそして!!
ぜひぜひ聞いていただきたいのが、残り27:02頃のPatrizioのこの言葉!

「I should do a lot of concerts in Japan ;-),
                 a lot of concerts in Asia.」

(日本でたくさんコンサートやらなきゃネ!)


その後は、現代のレコード業界の危機、
自分がどうありたいのか、今何をやるべきなのか、
シナトラのアルバムのこと等など・・。

24:45頃から、
「Stand Up」のことを声がかすれるほどエキサイティングに話すPatrizioも好き

その後は違うゲストが登場。
Patrizioは引き続きスタジオに残り、時々会話に参加してます・・・・・・・・


特別に名前を挙げてくれたJAPAN!
今は世界のエンターテイメントの中心地アメリカにいるPatrizioですが、
日本の音楽マーケットをちゃんと認識し視野に入れています。
Patrizioが日本に心を置いてくれているって本当に嬉しいです。
そんなPatrizioをこれからも応援していきたいですよネ!


Arigato Patrizio...
Se avessi l'occasione di venire in Giappone in futuro fammelo sapere.
Aspetto con piacere tue notizie e di vederti presto.

アメリカセレブ界でもこの存在感!

2008-10-23 | Patrizio
NIAF 33rd Anniversary Awards Gala 'Salute to The Martini'
        ~with A Special Tribute to Frank Sinatra,
           at Hilton Washington & Towers, Washington, D.C. 2008/10/17

Patrizioのシナトラ・トリビュートコンサートも催された、
「NIAF 33rd Anniversary Awards Gala」は、
毎年ワシントンで開催される今年で33回目の記念イベントです。
カクテル・パーティー、豪華なディナー、プレゼン、カンファレンス、
イタリア文化の紹介等など、2日間にわたる数多くの大きなイベントの中、
その音楽部門としてPatrizioのショウが開催されたんです。



今回のGalaも盛大に3000人のゲスト、
そして、故シナトラの夫人Barbara Sinatraをはじめ、
アメリカ最高裁判事Samuel Alito(サミュエル・アリト)、
元NY市長Rudy Giuliani(ルドルフ・ジュリアーニ)、
アメリカ下院議長Nancy Pelosi(ナンシー・ペロシ)等など、
70人ものVIPやセレブが出席しました。
セキュリティもとっても厳しかったそうです。
また、主役の一人となる予定だったLeonardo DiCaprio(レオナルド・ディカプリオ)は、
体調不良の為、代わりに父親のGeorgia DiCaprioが出席しました。

ちなみに・・このパーティーの一般のチケット代は、
400ドル(約39000円)~、最前列は2500ドル(24万6000円)。
アメリカのBuanne Babesも何人か行きましたが、
イタリアンシェフFabrizio Botteroのディナーとイタリア最高級ワイン、
それはもう絶品だったそうです。
また、サッカーチームNaples(ナポリ)のTシャツや、
Andy Warhol(アンディ・ウォホール)デザインの冷蔵庫マグネット等も、
お土産として豪華なギフトに添えられていました。



会場には、かのイタリアの大女優、イタリアン・ビューティーGina Lollobrigida
(ジーナ・ロロブリジーダ)の姿も!

ジーナ・ロロブリジーダ(左)とバーバラ・シナトラ(右)をエスコートするPatrizio


こちらは2006年のジーナとPatrizio


Patrizioのパフォーマンスもさることながら、
数多くのVIPやセレブの中でのPatrizioの存在感!!

Patrizioの素晴らしい歌声、パフォーマンスは、
心から人を愛し敬う完璧なマナー、豊富な知識、ウィットに富んだ会話と共に、
アメリカセレブ界でもあらためて驚きでしょうネ。
セレブな生活より、ごく普通の生活をしたくてフロリダを選んだPatrizioですが、
Patrizio人気のアメリカ全土への拡がりは、もうどうにも止められません。



Meraviglioso, Patrizio!

Patrizio、シナトラを歌う ~Ol' Blue Eyes is Back!;)))

2008-10-20 | Patrizio - concert
NIAF 33rd Anniversary Awards Gala 'Salute to The Martini'
        ~with A Special Tribute to Frank Sinatra,
           at Hilton Washington & Towers, Washington, D.C. 2008/10/17

NIAF(The National Italian American Foundation=イタリア系アメリカ人を支援する団体)の
33周年記念イベントの1つ、フランク・シナトラのトリビュートコンサートで、
Patrizioがシナトラを歌ったんです。



シナトラといえばアメリカン・スタンダードの最高峰、
その呼び名も、
『The Voice』
『Chairman of the Board (of Show Business)』
そのブルーの瞳から『Ol' Blue Eyes(オール・ブルー・アイズ)』等など・・

澄んだ美しいブルーの瞳を持つPatrizioは、『New Blue Eyes』、
まさに『Ol' Blue Eyes is Back!』!
(というシナトラのアルバムがあります)



このショウには、
シナトラ夫人Barbara Sinatra、Jerry Vale(ジェリー・ベール)、
Dean Martin(ディーン・マーティン)の娘Deanna Martin、
スポーツ界からは、元メジャーリーグ捕手Yogi Berra(ヨギ・ベラ)、
元プロアイスホッケー選手のPhil Esposito(フィル・エスポジト)等など、
数多くの著名人も招待されました。

ショウが始まり、シナトラの「My Way」の映像に続き、Patrizioが紹介されると・・

Sidneys orchestra(フル・ビッグバンドです)と、Patrizioのバンドが、
「Il Mondo」を演奏し始めます。
そしてPatrizioが紹介され、歌いながら登場・・



「A Man Without Love」
「Come Prima」
「Parla Piu Piano」
「Malafemmena」
「Tu vuo fa l'Americano」他2曲・・





そして・・いよいよシナトラを歌うんです・・

「Night & Day」
「Strangers in the Night」(夜のストレンジャー)
「Fly Me to the Moon」

Patrizioの「Strangers in the Night」、ぜひご覧くださいネ!

↑をクリックしても画面が開かなかったら、
ttp://s193.photobucket.com/albums/z145/luckharm/Patrizio/NIAF%2008/?action=view¤t=StrangersintheNightAVI.flv
の頭にhをつけて、行ってみてくださいネ!

(もし見られなくなっていたらゴメンナサイ!またトライしてみてください)

「Strangers in the Night」(夜のストレンジャー)、
ある夜出会った見知らぬ男と女、
一目惚れの一夜の恋が永遠の恋へと変わっていく・・
そんなロマンティックなラブソングです。
Patrizioったら素敵なの・・



・・続いて・・
Patrizioの「On An Evening in Roma」の間に、
Dean Martinの娘Deannaさんがステージに登場、
Patrizioが「一緒に歌っていただけますか?」と促し、
「I've Got You under My Skin」
「Everybody Loves Somebody Sometime」をデュエット。



そしてDeanna Martinの「Lady is a TRAMP!」に続き、再びPatrizio・・



「All of Me」
「Un Angelo」
「L'italiano」
「Il Mondo」
アンコールは「Volare」



Patrizioはまだ30歳になったばかり。
素顔はまだまだcuteなのに、ステージでのこの貫禄と落ち着きって・・
すっかり大人のエンターティナーです。
トニー・ベネット、エルヴィス・プレスリー、
そしてこのフランク・シナトラの魅力まで併せ持つ上、
3人にはないPatrizioの個性と魅力・・この先、一体どんなことになるのかしら・・



(video&photos:Grazie Margie,Ryanne,Lynn and Melinda)

Ora come faccio?..

Patrizioのコンサートを再現してみました ~シカゴ、魅惑の宵, 2008/10/10

2008-10-14 | Patrizio - concert
「An Evening in Chicago」
   ~ The most magical evening at the Arcada Theatre, Chicago, Illinois, 2008/10/10



Cleveland→Atlantic City→Pittsburgh→Chicagoと続いた今回のアメリカツアー、
一味違ったPatrizio、こんなシャツも初めてでしょう?




Patrizioのコンサートを曲順通りに再現してみたので、ぜひぜひご覧ください!
ビデオと写真は、インディアナポリスに住む母娘が提供してくださったものです。
(Videos:Amber, Photos:Jennifer)


A Man Without Love




Come Prima




On an Evening in Roma

最後の、 an Evening in Roma~♪のところを、
an Evening in Chicago~♪って変えて歌ったんですって。




Il Mio Mondo~Io Che Non Vivo






Parla Piu Piano




Dicitencello Vuie






Malafemmena




Bella Bella Signorina




Tu Vuo Fa L'americano






Al Di La




I (Who Have Nothing)




Forever Begins Tonight






Un Angelo



L'italiano






Il Mondo




そしてアンコール

Volare






Quando,Quando,Quando




Rock'n Roll メドレー





Luna Mezzo Mare




「Il Mio Mondo」「Il Mondo」のビデオが残念ながらないそうなんですが、
コンサートの雰囲気、わかっていただけましたか?

Patrizioはコンサート後のサイン会でファンたちに、
「今日のコンサート、ロックンロールしすぎでイヤだった?」
って訊ねたんですって。

ファンたちはみんな、「No way!」(まさか!)

もちろん私も!

Patrizioって何をしていても品があるし、素敵ですよね~!
Patrizioの歌声、それはそれは素晴らしいんですって!
ダンスも素敵でしょう?ギターの腕前も上がったみたい!
曲と曲の間に観客に語りかける時も、時には胸が熱くなるほど感動的で、
その一方で涙が出るほど笑ってしまうくらい楽しいんです。
バンドやオーケストラだけでなく、観客も一緒に作り上げるPatrizioのコンサート、
観客を一人残らず巻き込み、ありとあらゆる面で魅了してしまうなんて、Patrizioったら・・

今回のアメリカツアーで印象的だったのは、
アメリカのBuanne Babesのご主人たちもコンサートを初体験した方が多く、
すっかりPatrizioの虜なんだそうです。
そして、観客がついに4世代に!

ロマンティックでゴージャス、それでいてエキサイティングな、Patrizioとの魅惑の宵、
ビデオなんかじゃなく、生で体験したいですよね~!

Patrizio..早く来て~~




Che gioia, Patrizio..

この世界のすべてを超えて~「 Al Di La 」(アル・ディ・ラ)in Atlantic City

2008-10-09 | Movie
What a beautiful song Patrizio sang..
at The Xanadu Theatre, Trump Taj Mahal, Atlantic City, New Jersey, 2008/10/4

10/4、ニュージャージー州アトランティック・シティでのコンサート、
ちょっぴりドレスダウンして、ちょっぴりロックなPatrizioでしたが、
でも言うまでもなく、やはりPatrizio・・
世界中のファンが歌ってほしいと願う「Al Di La」(アル・ディ・ラ)・・
こんなロマンティックなイタリアのラヴ・ソングで、
アメリカをすっかり魅了してしまいました・・

Patrizio singing 「Al Di La」so beautifully..






「Al Di La」

Al di la del bene piu prezioso, ci sei tu
Al di la del sogno piu ambizioso, ci sei tu

Al di la delle cose piu belle
Al di la delle stelle, ci sei tu
Al di la ci sei tu, per me, per me, soltanto per me

Al di la del mare piu profondo, ci sei tu
Al di la dei limiti del mondo, ci sei tu

Al di la delle cose piu belle
Al di la delle stelle, ci sei tu
Al di la ci sei tu per me

Al di la della volta infinita, al di la della vita
ci sei tu, al di la,
ci sei tu per me
Al di la...

この世にあるすべての美しいものの先に
太陽の輝きよりも眩しい君がいるんだ

空に輝く星の先にも
海より深いところにも
世界の果ての先にも
永遠の時を超えたところにも
そして・・僕の人生の先にも君がいるんだ

僕のために君がいるんだよ
君は僕だけのものだ・・




この世界のすべてを超えて、ただ君を愛しているよ・・だなんて、
「You're My World」(Il Mio Mondo)もそうですが、
なんていうのかしら、こんな大げさなほどの愛情表現に胸キュンキュンなの・・


この「Al Di La」は古いカンツォーネで、
1961年のサンレモ音楽祭で、Luciano Tajoli(ルチアーノ・タヨーリ)と
Betty Curtis(ベティ・クルティス)が歌って優勝した曲です。
その後イタリアの多くの歌手を始め、
Dean Martin(ディーン・マーティン)やRay Charles(レイ・チャールズ)など、
世界中のシンガーによってさまざまな言語で歌われてきました。
中でもEmillio Pericoli(エミリオ・ペリコーリ)がレコーディングしたものが
一番有名でしょうか。

そして・・
この美しいバラードが印象的な挿入歌として使われた映画があります。
1962年製作のアメリカ映画「恋愛専科」、
イタリアを舞台に繰り広げられるSweetな恋愛映画です。

筋はお決まりのラブ・ロマンスですが、
でも主役二人の魅力と、何よりイタリア観光地の映像が本当に素晴らしいのです。
まだ観光客もまばらだった頃のローマをはじめ、
ピサ、ベローナ、そしてアルプスの風景の美しさは圧巻です。
そして、マックス・スタイナーの音楽とともに要所要所に流れる「Al Di La」の歌声が、
いっそうこのSweetな映画を盛り上げるのです。


myspace layouts, myspace codes, glitter graphics「 恋愛専科 ~ Rome Adventure (Lovers Must Learn) 」
                    1962年アメリカ(オール・イタリア・ロケ)

                            Grazie mille, Toshimiさん!

                         


 
アメリカの女子大で司書として働いていたプルーデンス・ベル(スザンヌ・プレシェット)は、
学生に禁じられている小説「恋愛専科」を貸し出したとしてとがめられ、
自ら辞表を出して退職し、新たな人生(恋愛)を求めてイタリアに旅立ちます。

客船の中で、母の知り合いの息子アルバートや
イタリア紳士のロベルト(ロッサノ・ブラッツィ)と親しくなったプルーデンスは、
ローマでロベルトから紹介された下宿屋に入ることになりますが、
そこにはすでにアメリカ人留学生のドン(トロイ・ドナヒュー)が滞在していました。
意気投合したふたりは、連れ立って夏のイタリアのバカンスを楽しむことになるのです。

プルーデンス(スザンヌ・プレシェット)とドン(トロイ・ドナヒュー)


優しくハンサムなドンにしだいに惹かれていくプルーデンス、
しかし彼女の気持ちが固まらないまま旅を終えて帰ってきた二人を待っていたのは、
彼の別れたはずの恋人リダ(アンジー・ディッキンソン)でした。

大人の女の魅力でドンを翻弄するリダ、
ドンにまだ彼女への未練があると感じたプルーデンスは、
リダにはとても敵わないと、一人傷心を抱いて帰国の途につくのでした・・・・・


主役を演じたのは、
1950年後半から60年代にかけて大人気となった、トロイ・ドナヒュー!
長身に甘いマスク、青い瞳、ブロンドの髪、と、
ハリウッドの俳優の中でも抜群のハンサム君だったトロイ。
その頃の雑誌の表紙を何度も飾ったり、日本での人気も一時相当なものでした。

相手役のプルーデンスは、吸い込まれるような瞳に黒髪、
品の良い優しさと美しさを兼ね備えたスザンヌ・プレシェットが愛らしく演じています。
後に実生活でもパートナーとなった二人(すぐに別れたそうですが)、
残念ながら両者とも俳優として大ブレイク、とまではいかなかったようですが、
ここでは美しい恋人同士を魅力たっぷりに演じています。

二人の脇を固める俳優たちが、また豊かです。
ドンの前の恋人役のアンジーは、
プルーデンスの正反対のちょっと崩れた大人の魅力を発散し、
ロベルト役のロッサノは、
イタリア紳士といったらこの人!の貫禄で若い彼女を見守ります。
プルーデンスが働く書店の女主人も、言葉に重みとウイットを含ませいい味を出しています。

60年代の衣装やスクーター、恋愛の重要な小道具となる燭台、
甘過ぎるほどの台詞とイタリアの風景、そして何といっても・・・
恋に落ちる二人の後ろにいつも流れる、「Al Di La」の美しいメロディー・・・

「Al Di La」 Emillio Pericoli






歌の最初の部分、

Non credevo possibile
Se potessero dire queste parole..
(自分でも信じられないよ
こんな言葉を僕が言えるだなんてね・・) も、Patrizioに歌ってほしいナ・・


そして最後の台詞は・・

プルーデンス「What does Al di la mean?」(Al di laってどういう意味?)

ドン「It means..it's kind of hard to explain,
far, far away, beyond the beyond, beyond this world.
That's how much he loves her in this song.」

(むずかしいな・・・遥か遥か彼方まで、この世界のすべてを超えて、
どれほど彼女を愛しているか・・)


Patrizioのサードアルバム、どれほどロマンティックなものになるんでしょう。
想像がつきません・・

Patrizio, Mi sono emozionato...

こんなブギーでシェイキーなPatrizioはいかが?Atlantic City,2008/10/4

2008-10-06 | Patrizio - concert
Rock'n Roll night with Patrizio
at The Xanadu Theatre, Trump Taj Mahal, Atlantic City, New Jersey, 2008/10/4



10/4(土)ニュージャージー州アトランティックシティで行われたPatrizioのコンサート、
半年前にも同じ会場でコンサートをしたこともあり、
Patrizioは前回とはちょっと雰囲気を変えてきました!
スリムになり、髪もサイドを短めにし、何だかとってもセクシークールなんです


(photo:Grazie Maria)

黒のタキシード(襟にはレザー)に、ノータイ&ノーチーフでちょっぴりドレスダウン、
そして靴はエナメルの白と黒のコンビ。


(photo:Grazie Margie)

そして、こんなシェイキーなPatrizioもカワイイでしょう?
「Shake, Baby, Shake」


ピアノはいつもPatrizioの隣でアコーディオンを奏でるVito、
テナーサックスはEric。

郷に入れば郷に従え、
When in Rome do as the romans do!
Paese che vai, usanza che trovi!
ロックンロールの国アメリカでは、やはりロックンロールも取り入れたいものです。
アメリカの人たちは、さらにPatrizioに釘付けですネ。
元々ロックンロールも大好きなPatrizio自身も心底楽しそう!
Patrizioって本当にナチュラルカワイイ子供みたい

うっとりするようなロマンティックで極上のコンサートでのこんなおもしろい一面、
何だかほっとします
Patrizioのすべてが見られる最高に贅沢なコンサート、
早く日本でも実現してほしいものですネ。

最後、Patrizioがギターのピックを口にくわえ、
キャ~っって思ったらビデオが終わってしまって残念・・

Mi diverto tanto con te!

ハッピー・バースデー・コンサート in Rock Cleveland, 2008/9/27

2008-10-03 | Patrizio - concert
It was such a memorable fantastic birthday concert for Patrizio!
    at The Playhouse Square Centre, Cleveland, Ohio, 2008/9/27



9/27(土)、ロックンロールの聖地クリーブランドでの初めてのコンサート、
感動的、それでいて笑顔がいっぱい、
とってもとってもHappyなバースデー・コンサートとなりました。

ライトが落ち、クリーブランドのロマンティックな夜は、
スペシャルゲストのイタリアの歌姫Georgia Fumanti(ジョルジア・フマンティ)の
「You Raise Me Up」「Ave Maria」等、夢のようなパフォーマンスで幕開けです。

そして・・いよいよPatrizio・・

ステージ上のオーケストラとバンドが美しい「Il Mondo」を奏でます。
Patrizioはその間、ステージのそででこれを聴きながら、
Papaとの約束、今こうしてステージに立つ幸せ、そして将来の夢を
しっかりかみ締めているんですね。
私がもし客席にいたら・・もうこの演奏だけできっと泣いてます。

Patrizioの原点「Il Mondo」の演奏に続き、「A Man Without Love」のイントロ。
そして歌いながらPatrizioがステージに登場!



毎回コンサートの度に言われることですが、
Patrizioの歌声はさらに声量を増し、力強さとそして優しさを増し、
さらに深い艶を湛え、これまで以上に美しく響き渡っていたそうです。
もう十分すぎるほど素敵なのに、どんどんどんどん素晴らしくなっていくなんて・・



「Forever Begins Tonight」では、Patrizio、涙ぐんじゃったんですって・・。
自分自身のオリジナル曲はやはり特別な思い入れがあるんでしょうネ。

そして天国のPapaを想いながらの「Un Angelo」では、
Patrizioは感極まって右手薬指のリングにkissを・・。

Patrizioのこのリングは、Patrizio自身が買ったものなんです。
まだ「The Italian」でインターナショナル・デビューを果たす前、
もちろんまだ音楽プロデューサーのクリスチャン・サイツにも出会っていないし、
レコード契約もしていない頃です。
Patrizioは進むべき道について少し迷いがあった時期があり、
その頃に一人でドバイに行き、そこで考えに考えました。
そのドバイの街で出会ったのがこのリング。
Patrizioのイニシャルも彫ってあるそうです。
このリングは、自分が誰であるのか、何のためにここにいるのかを、
いつも忘れさせないでいてくれる大切なリングなんだそうです。
Patrizioは、1つ1つのコンサートを大切に、深い深い想いを込めているんですネ。

再び、Georgia Fumantiがステージに登場し、
なんと・・かの「Caruso」をPatrizioとデュエットしたんですって・・



以前からPatrizioは「Carusoを歌いたい」と言っていました。
もしも、もしも、もしもサードアルバムに入っていたら・・
考えただけでも涙ですね・・

そして、3月のAtlantic Cityの初披露に続き、
おそらくサードアルバムに入る「Al Di La」「I Who Have Nothing」や、
日本でもサビを一瞬だけ歌った、とっても切ないラブソング
「Dicitencello vuie」(彼女に告げて)も披露されました。

「Dicitencello vuie」



そして・・「Il Mondo」で幕開けしたPatrizioのショウは、
また「Il Mondo」で幕を下ろそうとしています・・

ところが・・
Patrizioが素晴らしい「Il Mondo」を歌い終えても、
バンドとオーケストラは演奏をやめません・・

アコーディオンでおなじみのVitoが、ステージ前に進み出て、
「Patrizio Buanneでした!彼は最高さ!さぁ!サプライズがあるんだよ!」

そして・・
バンドは突然、「Happy Birthday」を演奏し始めたのです。

やはり今夜は特別!
PatrizioのBirthday Party Nightの始まりです!
会場中「Happy Birthday to You~♪」の大合唱!
ステージには、アメリカのスイーツデザイナーPhyllis Lesterデザインによる、
こんなスペシャルなバースデー・ケーキも用意されました。



「Happy Birthday to You~♪」の大合唱の中、
会場のファンたちはステージ前まで進み出て、
それぞれ想いを込めたバースデー・プレゼントをPatrizioに手渡すことができました。
Patrizio、こんなサプライズとたくさんのプレゼントに、
感激したり、まるでおもちゃをもらって目を輝かせている子供のような表情をしたり・・
Patrizioのお顔が目に浮かぶでしょう?

長く長く続いた「Happy Birthday to You~♪」の後、
Patrizioったら、シャツの裾を全部ズボンから出しちゃって、
「よし、フォーマルなショウはもう終わりだね!」と言わんばかり、
とっても楽しい第2のショウの始まりです!

「Luna Mezzo Mare(Ue Mama)」では、
La la la la la la~♪を男女交代でリレーのように次々に歌い次いで行くという
会場全部を巻き込んでの楽しいものでした。

続く「Home to Mamma」!



そして「Quando Quando Quando」のあのリズムとPatrizioのセクシーダンスで、
ますますヒートアップ!



そしてそして「Volare」も!




この他に、Patrizioが今回歌った曲は・・
(順不同です)

ファーストアルバムより
「On An Evening in Roma」
「Parla Piu Piano」
「L'Italiano」

セカンドアルバムより
「You're My World」
「Io Che Non Vivo」
「Malafemmena」
「Bella Bella Signorina」

アメリカ公演限定、
「Tu Vuo Fa L'americano」(「アメリカ人になりたいの」)
Elvisのロックンロールメドレー、
Chuck Berry(チャック・ベリー)の「Roll Over Beethoven」(ロールオーバー・ベートーベン)


そして、私は「O Sole Mio」を歌うPatrizioがいつでも大好き!!



Patrizio、ちょっと長めの髪をサイドに撫でつけ、
少しスリムになって何だかドキドキ

いつも想うことですが、
こんなにいろいろな感情を呼び起こしてくれるコンサートって、
他にはなかなかないんじゃないかしら。
Patrizioと一緒に感涙にむせび、涙が出るほど笑い、
会場一体となって大きな声で歌い、ダンスし・・
あっという間の2時間なんでしょうネ。
世界一ゴージャスでセクシーでナチュラルなジェントルマンPatrizioと過ごす2時間って一体・・

Grazie Patrizio il bellissimo momento con te!

(Photos:Ruthie, Mary, Marie, MaryEllen)

私たちこそ、「ありがとう、Patrizio!」;)))

2008-10-01 | from Patrizio
from Patrizio's Latest blog, 2008/9/30

9/27のクリーブランドでのコンサートが大成功に終わったPatrizio、
さらにコンサートが待っていますし、ニューアルバム発売も控えていて多忙を極める中、
またまたMyspaceのblogで、今の気持ちを伝えてくれました。
バースデーコンサートとなったクリーブランドの夜、
サプライズもあり、Patrizioはまだまだ感激ひとしおみたい
                  


「言葉にならないよ・・」

Ciao, ciao, ciao!

Mamma mia,
ここ3ヶ月間に僕の周りで起こった色々な出来事、今僕が考えていること、
全部みんなに報告できる時間があればどんなにいいか・・
ごめんね、今はただただ時間がなくて・・
今一番言いたいことは、「THANK YOU」・・ありがとう、本当に君たちって!!
世界中からこんなにプレゼントをもらえるだなんて、今でも目を疑うほどだよ。
UNBELIEVABLE, SPEACHLESS・・
こんなにしてもらえるなんて思ってなくてね・・申し訳ない気持ちでいっぱいだよ・・
ありがとう、僕の気持ち、また書くね!すぐだよ・・

Ciao, ciao
Patrizio



夢を叶えるための大きな節目にいるPatrizio、
大きな大きな愛に満ち溢れた世界中のからの熱いサポートは何より嬉しいんでしょうネ。
Patrizioの素直な気持ちが伝わってきて、私もとっても幸せな気持ちです。





Patrizioは世界一の愛と悦びを贈ってくれてる・・
そして私たちの幸せいっぱいの笑顔を見て、Patrizioも同じくらい幸せになる・・
そしてそしてまた、極上の愛と悦びと幸せを贈ってくれる・・

Patrizioと一緒に歩んで行く人生って、最高に素敵ですよネ!

La vita con Patrizio è bella!