東方神起 ~Begin Again~ Special Edition in NISSAN!!!!

2018-06-09 | Music
東方神起 前人未到!!!の日産スタジアム3days、初日に参戦してきました!!




実は私、東方神起が大大大好きなもので

二人が兵役を終えたのが昨年夏、その後まもなく
「LIVE TOUR 2017 ~Begin Again」として3度目の全国5大ドームツアー、
このビギアゲ・ツアーの最終章が、
6月の8日9日10日、日産スタジアム3公演なのです。

国内最大級の日産スタジアムで3日間連続公演というのは、
もちろんアーティスト史上初。
3日間で22万人動員ですって!
しかも平日の昨日でさえ、
もうスタンド天井までぎっしりでした。

スタジアム中の隅々まですべてのファンに
少しでも近づきたいと懸命な二人の想いを組んだ演出には、
いつもながら本当に頭が下がります。(演出家はTRFのSAMさん)

スタジアムの空と地の絶え間ない移動、
それがあの全身全霊の激しいダンスと歌のパフォーマンスに加わるんですもの、
どんなにか消耗することでしょう!

でも東方神起のパフォーマンスは、
いつもそばで応援し続けてくれるファンの愛とパワーと、
支えて続けてくれるバンドやダンサーや
裏方のスタッフさんたちすべてのおかげで成し遂げられていて
すべてひっくるめてそれが東方神起、
それに応えるように、さらにさらにバージョン・アップしていく二人の、
謙虚さと誠実さとひたむきさこそ東方神起。
「ファンはいつもいてくれて当たり前と思ったことは一度もない。ファンは奇跡☆」
とまで言い切る二人!!

もうどんなにどんなにPatrizioが素敵すぎても、
こんな東方神起ファン、絶対やめられないのです!

そして昨日は、メインステージからバックステージまで、
高さ15m、距離130mをフライングするチャンミンの
その姿の美しさにあらためて萌え

チャンミンってもしかして天使・・・!?

ユノからは神々しいオーラが・・・

しかも思いがけない日産スペシャル、
二人のそれぞれのソロ!

ユノの力強くもセクシーな圧巻超絶ダンス・パフォーマンス、
そしてチャンミンはなんと、
X JAPANの名バラード「Forever Love」を熱唱・・・
表現力にますます磨きのかかったチャンミンが
丁寧に儚く繊細に、
スタジアムに美しいハイトーン・ボイスが響き渡り、
噴水の演出と相まって幻想的なひととき・・・

わ~~~ん、これ、絶対、YOSHIKIに聴かせたい。

やっぱり東方神起って次元が違う・・・

・・・まだまだまだまだ昨夜の余韻中・・・
ホントは2日目の今日も参戦の予定でしたが、
どうしてもチケットが取れなかった友人に譲り、今日はおるすばん組なのです。(涙)


2013年の日産スタジアム公演のダイジェスト
東方神起 LIVE TOUR 2013 ~TIME~ FINAL in NISSAN ...


TV Spot


TV Spot


これ、大好き!! 3:28
これも2013年の日産スタジアム


なつかしい♪



日産スタジアム最終日の明日はぜひぜひWOWOW生中継を観て!!!


「また君に恋してる」 ~ I'm Falling More in Love with You~

2011-06-24 | Music
最愛の母国イタリアに留まらず、
どの国の音楽でも、どんなジャンルのどんなアーティストの曲でも、
まるで自分のオリジナル曲であるかのように歌いこなしてしまうPatrizio、
そんなPatrizioに歌ってほしい日本の歌ってたくさんたくさんありませんか?

私が今、一番聴きたいのは・・

「また君に恋してる」

・・なんです。

言わずと知れたビリーバンバンさんの曲を坂本冬美さんがカヴァーしていますよね。

そして去年、
Eric Martin(エリック・マーティン)がカヴァーしたのを初めて聴いて、
この曲がますます好きになりました。

どこか懐かしい旋律、
そして、なんていうんでしょう、
目を閉じて聴いていると、なぜかヨーロッパの街並みが浮かんできませんか?

「また君に恋してる」- Eric Martin feat 宮本笑里


外国語でカヴァーされたのはたぶん初めてですよね。
バイオリンとのコラボも美しいです。
来日時には日本語でも歌っていましたね。

Eric Martinといえば、アメリカのロックバンドMR.BIGのヴォーカルでもあり、
ソロ・アーティストとしてのキャリアもあり、
ここ数年は日本の女性アーティストのラヴソングもカヴァーしていて、
徳永英明さんと並んで称されることが多いですよね。
今やジャンルを超えて世界的に評価されているのも納得です。
程よいハスキーヴォイス、温かみのある歌声、
女性の高いキーでも余裕で歌いこなす広いヴォーカルレンジ!

そして、そのMR.BIGは、
東日本大震災直後でありながらジャパン・ツアーを敢行し、
被災地・盛岡でもライヴをしましたよね!

・・・・全てが津波で流されたかに思えた、その中で
奇跡的に残った1本の松の木
今後、復興のシンボルになる事でしょう・・・・

ライヴ会場限定で発売されていた、東日本大震災チャリティー・ソングです。

「THE WORLD IS ON THE WAY」~奇跡の木 MR.BIG



ついでに・・

MR.BIGはB'zとも縁が深く、Ericは、
松本さんのソロ・プロジェクトTMG(Tak Matsumoto Group)のヴォーカリストでもあったの!
(Michael Schenker Groupみたいでカッコイイ~!)

TMG / KINGS FOR A DAY


それに、MR.BIGベーシストのBilly Sheehan(ビリー・シーン)は、
B'z live Gymのサポートメンバーとして、何度も日本各地を回っています。
超絶~♪

EricのこのB'zのカヴァーも大好きです。

ERIC MARTIN - いつかのメリークリスマス(季節はずれですが・・)


あと、こちらも数々のアーティストにカヴァーされてきた曲ですが、、
私はこのEricバージョンが一番好き!
Patrizioもそのうち歌うでしょう。

Eric Martin - Can't take my eyes off you



何だかどんどん脱線しちゃってゴメンナサイ!

とにかく・・

I'm Falling More in Love with You・・

愛を貫く大人の愛ラヴソング、
Patrizioが情感たっぷりに歌い上げるのを聴きたいです。

そしてもちろん日本語でも!

・・このときのように・・

Patrizio in Japan 2006-Parla piu piano japanese version


イタリア人のPatrizioが、イタリアの歌を日本語で歌おうと思い立ち、
「日本人の歌手にカヴァーされたことのあるイタリアの歌」の中から、
Patrizio自身が選んで歌ってくれたんです。

一言一言こんなに想いを込めて歌ってくれるなんて・・
イタリアの歌なのに、
まるで日本人の心そのままを想い描いてくれているかのように感じます。

今度は・・・いつか・・・

日本の歌を日本語で歌ってくれるかもしれないですネ。


黒田外交官は「ちくわぶ」がお好き♪

2011-02-21 | Music
あいかわらず黒田康作にハマっている私

先週録画しておいた分を昨日やっと見ました!
ストーリーのせいか視聴率がみたいだけど、
黒田外交官は物静かで頭がよく、スーツやコートの着こなしもとってもスマート
また、心の傷を負っているその憂いの表情にも胸キュン・・。
そして先週の格闘シーンはもうもうもうもうカッコよかった~~~~~~

もう一つ、とってもとっても感激したことがあるの!
もうネットでかなり話題にはなっていると思いますけど、
ラストのおでん屋さんでのシーンで、
黒田が好きな具が「ちくわぶ」と判明!
信じられる?クールな黒田が好きな具を聞かれ、
「・・ちくわぶ・・」と答えるなんて!
誠実ですよね~~。

キャ~~、実は私もなの~~~~!
おでんはちくわぶだけでいいと思うくらい、ちくわぶ好きの私ですが、
ここ浜松では認知度はかなり低く、
つい去年あたりまでは、おいてくれているスーパーは近所で1件しかなかったので、
見つけるといつも大量買いしていた私。
そばにいたお客さんによく「なあに、それ?」って聞かれ、
説明すると真似をして買って行ってくれる人もいました。
そんなこんなの成果か、
今年はちくわぶを置いてくれているスーパーが増えたの、ほんとに!
黒田効果で、ちくわぶの認知度が全国的に上がると嬉しいです!

そして・・

「外交官・黒田康作」主題歌「Time to Say Goodbye」(IL DIVO)収録の
オリジナル・サウンドトラックは3/9発売です。



AmazonHMVにて予約受付中!



外国語を話す黒田外交官をもっともっともっともっと見たいです

スーパー外交官・黒田康作にメロメロ ~IL DIVO「Time to Say Goodbye」

2011-02-03 | Music
今、私がすっかりハマりまくってメロメロになっている人、それは・・・

そうなの、「外交官・黒田康作」

私と同じような方も多いのでは?

ただの外交官とはわけが違う、
サンフランシスコ・メキシコ・日本を舞台に、
国境を越えて事件に挑んでいくスーパー特命外交官!
常に沈着冷静、
洗練された立ち振る舞い、
もちろん語学も堪能、
そして何を考えているのかわからないところがあり、とってもミステリアス

この「外交官・黒田康作」は、
2年前、映画「アマルフィ 女神の報酬」で織田裕二が演じた役。
ドラマ→映画化でなく、映画→ドラマ化というパターンって珍しいですよね。
それだけ映画の中の役が大好評だったということでしょう。
イタリア語を話す黒田康作、とってもとってもとっても素敵だったもの~。
(映画そのものは何だか名所巡りみたいだったし、
なのに肝心のAmalfiの絶景はほとんど出てこなかったし・・)

このドラマ「外交官・黒田康作」は、毎週木曜 夜10時 今夜で4話目!

第1話の2時間プレミアはオール・サンフランシスコ・ロケ、
第2話で11年ぶりに帰国、
第3話ではメキシコ大使館職員相手に流暢なスペイン語を披露、
「アマルフィ 女神の報酬」の続編「アンダルシア」(Andalucía)が
ますます楽しみになってきました。

こちらは先週放送の第3話、エンディングのシーンです。
黒田がアテンドを命じられている、アリトリア国の王女サラが来日し、
空港でお出迎え、
キャ~~、ロシア語を話す黒田も素敵でした~~



こんなふうにじっと目を見つめられて言葉をかけられたらどうしよう・・
心の中まで見透かされそうだし・・

あまりに素敵だったので、台詞をちょっと調べてみました。

Добро пожаловать, Ваше Высочество
ダブロ パジャーラヴァチ、ヴァシェ ヴィソチェストヴァ

Курода к Вашим услугам
クロダ ク ヴァシム ウスルーガム


そしてもう一つ、注目すべきは・・
そう、前回の第3話より、主題歌がIL DIVOの「Time To Say Goodbye」に。
世界に先駆け日本のドラマで使われるなんて素晴らしいですよね!
3/9に外交官・黒田康作 オリジナル・サウンドトラックも出ます。
Il Divoのオリジナル・アルバムにも入るのなら、
イタリア語版「Con Te Partirò」で歌ってほしいです。

スーパー外交官・黒田康作、ぜひぜひ今夜見てみてくださいネ!

あ、ストーリーや他のキャストに関してはノーコメントです(笑)

Patrizioに歌ってもらいたいナ ~Love Me With All Of Your Heart

2010-11-12 | Music
来春リリース予定の「PATRIZIO」US盤とUK盤に収録される新曲をレコーディング中のPatrizio、
いったいどんな曲が聴けるのか楽しみ~!

私、Patrizioにとってもとってもとっても歌ってもらいたい曲があるの!

オリジナルはスペインのCarlos Rigual & Mario Rigualの兄弟が歌った
「Cuando Caliente El Sol」(太陽が熱くなるとき)。
その後、スペイン語だけでなく、英語でも数多くのアーティストに歌い継がれてきました。

その中でも一番好きなのは、
世界最高峰級のロマンティック・ヴォイスとも称される、
Engelbert Humperdinckが歌い上げる「Love Me With All Of Your Heart」
(エンゲルベルト・フンパーディンク「太陽は燃えている」)
大好きなの~



Love me with all of your heart
That's all I want, love
Love me with all of your heart
Or not at all

Just promise me this
That you'll give me all your kisses
Every winter, Every summer, Every fall

When we are far apart
Or when you're near me
Love me with all of your heart
As I love you

Don't give me your love
For a moment
Or an hour
Love me always as you love me
From the start
With every beat of your heart


・・君の心すべてで 僕を愛して
そして君のすべてのkissを 僕に
冬が来るごとに 夏が来るごとに 秋が来るごとに
離れているときも そばにいるときも
ほんの一時なんかじゃなく
いつも僕を愛していて 
心のすべてをかけて
僕が君を愛しているようにね・・


私、こういうシンプルながら情熱的で、ストレートな、
歌い上げる系のラヴソングに弱いの~

King of Romanceとも呼ばれるEngelbert Humperdinckは、
父親がイギリス人、母親がインド人。
このEngelbert Humperdinckという「芸名」は、
「ヘンデルとグレーテル」の作曲家ドイツのEngelbert Humperdinckに由来します。
ElvisやTom Jonesのようないわゆるラスベガス・スタイルで、
1960年代~1970年代にかけて絶大な人気を誇りました。
今も変わらず大ファンの方は多いと思います。5~6年前に再来日もしました。

Patrizioのデビュー曲「Il Mondo」や
「A Man Without Love(Quando M'Innamoro)」も歌っていますが、
この曲もよく知られているでしょう。

「Last Waltz」 - Engelbert Humperdinck


これも好きなの~!
「Deep in My Heart」 - Engelbert Humperdinck


そしてこちらは、
Patrizioもコンサートで情熱的に歌う「Dicitencello Vuie」(彼女に告げて)の英語バージョン
「Just say I love her」 - Engelbert Humperdinck



「Love Me With All Of Your Heart」のオリジナル曲「Cuando Caliente El Sol」は、
ポップなラテン・スタンダード・ナンバーだけあって、
英語バージョンと全然イメージが違います。

「Cuando Caliente El Sol」- Luis Miguel


同じスペイン語なら、私はこちらの方が好きかな。
「Cuando Caliente El Sol」- Helmuy Lotti



でもでもやっぱりこの曲は、深みのある大らかな歌声が素敵・・

「Love me with all of your heart」・・
Patrizioだったらきっと壮大かつ情熱的なロマンティック・バラードに歌い上げるでしょうネ。
イタリア語バージョンも聞いてみたいです。
想像するだけでウットリ・・・


Patrizio Buanneのニューアルバム「PATRIZIO」
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B'z LIVE-GYM 2010 「Ain't No Magic」 in ナゴヤドーム

2010-02-20 | Music
昨年11月に発売された、B'zの通算17枚目となるオリジナルアルバム、
「MAGIC」


今さらながらあらためて・・・

Introductionからいきなり鳥肌・・!
アルバムはギターリフ主体で作られたアップテンポな曲がほとんどで、
バラードは2曲だけ、
そのバラードがまた素晴らしいのです。
重厚ロックのへヴィなギターサウンドも織り交ぜられ、とってもスリリング!
そうかと思えば「夢の中で逢いましょう」というちょっとムーディーな歌謡路線。
全体的にライブを意識して作られた曲が多いような感じで、全曲シングルカットできそう。
いろいろなサウンドを楽しめて、ここ数年のアルバムの中で一番好きかもしれません。

そしてそんなアルバムのツアー「Ain't No Magic」が、
1月に青森でのホール公演を皮切りにスタートしていて、
2月からドーム公演となり、
そして17(水)・19(金)・20(土)、いよいよナゴヤドームへ!
私、昨日参戦してきました!
「Action」ツアー in 静岡エコパアリーナ以来1年半ぶりのB'z LIVE-GYM~!

B'z LIVE-GYMがやめられない理由、それは、
とにかく、楽しい!カッコイイ!しびれる!そして・・感動・・・!
毎回必ず明日へのパワーをもらえるの!

アルバムタイトルが「MAGIC」、
そしてツアーが「Ain't No Magic」(マジックなんかじゃないさ!)
   (Ain'tって否定の意味、Noはその強調)

稲葉さんがMCで力強く話してくれました。

「僕らが今みんなの前で出している音はAin't No Magic、種も仕掛けもないんです。
僕らは生身、持っているすべてを君たちみんなにぶつけます。
みんな、しっかり受け止めて!
そしてみんなも、持っているすべてを僕たちにぶつけてきて!
チャンスって逃しちゃいけないんだよ。
今、みんなの目の前にあるチャンスは、隣の人と友達になれるチャンス、
そして自分をさらけ出すチャンス!
大きな声を出して、持っているすべてを僕たちにぶつけてきて!
すべてを出し切り、さらにパワーとパワーがぶつかって、
そこにマジックが生まれるはず・・・!」

マジックって、奇跡という他力本願的なイメージでしょう?
でも実は、待っているだけでは起こらない、自分自身の力でしか起こしえない「現実」。

このアグレッシブな姿勢が今回のアルバムのコンセプトです。
B'zのメンバーたちは自分自身にも言い聞かせているんだと思います。


★セットリスト★
オープニング 松本ギターソロ! いきなりカッコイイ~!
introduction~DIVE
Time Flies
MY LONELY TOWN
今夜月の見える丘に
PRAY
TIME
OCEAN
LOVE PHANTOM
MAGIC(アルバムタイトル曲)
 ステージが分離して後方へ移動。サブステージへ。
Mayday!
love me,I love you
ultra soul
 メインステージへ
LOVE IS DEAD
IT'S SHOWTIME!!
Freedom Train
だれにも言えねぇ
 「だれにも言えねぇ井戸」登場
   お昼の「ごきげんよう」でゲストが何か覗いて叫ぶやつみたいな?
   ちなみに稲葉さんの「誰にも言えねぇ話」は、
   ツアー開始以来、夕食が必ずお鍋という記録が続いていたのに、
   昨日(18日)のオフ日をホテルの部屋で一人静かに過ごし、
   夜ふと気づくと、ひつまぶしでお腹がいっぱいになってしまった自分がいたこと
MOVE
愛のバクダン ~風船バクダン登場
Long time no see

★アンコール
愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない・・・・タイトルだけで胸キュン
   終電の関係で「愛まま」を見届けて後ろ髪引かれながら退場
イチブトゼンブBallad~イチブトゼンブ本編

★エンディング
ひとりじゃないから~Theme of LIVE-GYM みんなで合唱


今回のアルバム、どこか懐かし目ながらハードなサウンドの曲が多い中、
私、今、何とも軽快な「Mayday!」にハマりまくってるの~!
こんなにハマってしまうなんて!



  (Oh Oh Oh)
  (Oh Oh Oh)
  (Yeah!!)
  乱暴なリズムで電話を切られて ため息ついて時計を見る
  ほろ苦いまま イライラするまま なんだかどうでもよくなる

  キミをなくす日のことを(キミをなくす日が来るよ)想像してはもだえてる(Uh Yeah!)
  なんだかあぶない(もう12時!!)

  メーデー! (メーデー!)心と体が 悲鳴をあげている
  異常発生(Oh,No!)自分に正直に たずねてごらんよ
  Baby, それが勇気ってもんです

  生きてくスタイルが少々違っても 大切なモノに大差はないはず
  世間に翻弄され 見えなくなってく ボクらつなぐ気持ちのStream

  ちょっとの誤解も錯覚も(誤解と錯覚だらけだよOh Oh Oh Oh Oh Wow!)
  許せない余裕のなさ
  それが命とり(Hey!)(もう6時!!)

  メーデー!(メーデー!)流されてゆく キミをつかまえるよ
  緊急事態(Oh,No!)わかっているなら 今すぐ飛び込め
  Baby, シカトしないでSOS

  (もう時間がないかも!!)

  メーデー!(メーデー!)近づく悲劇に 開きなおってる
  緊急事態(Oh,No!)あきらめることは 時として重い罪(お願いだから!)
  メーデー!(メーデー!)無用な理由で 愛をなくさないで
  非常事態(Oh,No!)考えもなしに 愛を奪わないで
  Baby, どこもかしこも SOS(Oh,No!)


* * * * *

「Mayday」はライブで一番聴きたかった曲なの!
実際に聴いてますます大好きになりました!
久しぶりにブラス(金管楽器)も取り入れられ、
シャッフルリズムとのコンビネーションもバッチリな、疾走感溢れるブラス・ロック!
稲葉さんもお気に入りの1曲らしいです。

「Mayday」って、
「メーデー! メーデー! 緊急着陸の許可をお願いします!」 とか
映画の中でもよく出てきますよね。
緊急事態発生の国際救難信号です。
語源はフランス語m'aider(メデ=助けて)で、
helpの意味を持つ世界の言語の中で一番短く聞き取りやすいということでm'aiderになったんですって。

その「Mayday!」、
ライブ中盤、メインステージが切り離されて後方へ移動しながらの曲だったんですけど、
とってもExcitingでした!
B'zの曲ってライブでの掛け合いもすっごく楽しいんです。
オーディエンスとの一体感ったら!
この「Mayday!」のコーラス部分を歌っていた時の
サポートメンバーのベーシストBarry Sparks(バリー・スパークス)が超カッコよくて、
しかもこのBarry Sparksって、
Yngwie MalmsteenとかMichael Schenkerとかのツアーに同行していたし、
自分のバンドを持ちながら今Dokkenのベーシストでもあるの。
ちなみに長年B'zのドラマーのShane Gaalaas(シェーン・ガラース)も、
YngwieやMichael Schenkerはもちろん、
Joe Lynn TurnerとかBilly Sheehanのサポートもしていたし、
このあたり、私の大好きな系統なの、Deep PurpleとかRainbowとかって。
マニアックな話でスミマセン!


そもそもB'zの魅力は何より稲葉さんの歌詞ですよね。
さりげない一言に深い意味が込められていたりして、
男子も女子も共感でき、助けられ、ファンにとっては、まるでバイブル、
美しい王道バラードも書ける上、遊び心もいっぱいだし、
ファンはみんな「稲葉浩志中毒」なの。
稲葉さん自身、人の心がよくわかる人だからこそかな。

歌声はファンでない方にとっては好き嫌いがあるのかもしれませんけど、
でも一度B'z LIVE-GYM、特にドーム公演を体験してみて
信じられないほどの音域と凄まじい声量を持つ、
しかも正統派ヴォーカリストであることがよくわかります。

そして松本さんが生み出すメロディーと超絶ギターテク!
それに加えて、一流のサポートメンバー。
技術だけでなく、メンバー同士の調和も素晴らしく、
みんな仲がいいし、優しいし、

とにかくB'zファンはやめられません!

ツアーグッズの携帯ストラップ
B'zガチャガチャ(1回500円)のリストバンドとイヤホンリール


今日は二の腕が筋肉痛です


Fly Me To PATRIZIO~~;*)))) ~「FLY ME TO THE MOON」

2009-07-11 | Music
Fly me to Patrizio~


アメリカでニュー・アルバムについての記事が目に触れるようになりました。
新しいレコード会社を含め、ニューアルバムの詳細、シングルカットされる曲について等、
近々、公式発表があると思います。


またエキサイティングな日々の到来?!
この夏は危険な夏になりそうな予感!! 
しばらく平和でよかったのに、急に恋しくなりませんか?

「Fly Me To the Moon」、まさしく今の心境かも~

Tony Bennett(トニー・ベネット)


        


「Fly Me To the Moon」


(Intro)

Poets often use many words
to say a simple thing.
It takes thought and time and rhyme
to make a poem sing.

With music and words I've been playing
for you I have written a song.
to be sure that you'll know what I'm saying,
I'll translate as i go along.

(Theme)

Fly me to the moon
and let me play among the stars
Let me see what spring is like on Jupiter and Mars
in other words..Hold my hand..
in other words..Darling kiss me..

Fill my heart with song 
and let me sing forever more
You are all I long for all I worship and adore
in other words..Please be true..
in other words..I love you..

詩人ってね
ちょっとしたことにもたくさんの言葉を使うものなの
想いをこめ 言葉を選び  
時間をかけて詩(うた)に仕上げていくの
私もあなたのために書いてみたの
気持ちをわかってもらえるように 
そばで話していてもいい?・・

私を月に連れて行って
星空の中で戯れたいの
木星や火星では春はどんなかしら

つまりね・・
手を握ってほしいの・・
Amore mio..キスしてほしいの・・

私の心を歌で満たして
そしていつまでも歌わせて
貴方はずっと求めていた人なの
私の憧れすべてなの

つまりね・・
私の夢を叶えて・・
貴方を愛しているの・・

(Kaori訳-女性バージョン)

       


ジャズのスタンダード・ナンバーとして有名すぎる曲ですが、
なんてロマンティックでドリーミィなんでしょう。

Patrizioは以前、Darling kiss me..を、Amore mio kiss me..と歌ったので、
なおさら胸キュン・・
Patrizioにぜひもう一度歌ってもらいたいナ!

サードアルバムではどんなラヴソングが聴けるのでしょうネ。
きっと私たち、溶けちゃいますね・・ドキドキ・・


Spero tanto di so..

日下紗矢子&アレッシオ・バックス デュオ・リサイタル

2009-06-23 | Music
Bravo! Thank you for the beautiful duo recital
           at the Shizuoka Prefectural Museum of Art, 2009/6/22


6/24写真追加しました


「世界を舞台に輝き始めた、若き2つの才能の出会い」

昨日6月22日、静岡県立美術館での、
日本人バイオリニスト日下紗矢子(くさかさやこ)さんと、
イタリア人ピアニストのアレッシオ・バックスさんのデュオ・リサイタルに行ってきました。

アレッシオ・バックスは、私が大好きなピアニスト!
以前、こちらこちらでもご紹介しました。(ぜひもう一度読んでネ



10年ほど前、私が浜松に引っ越してきた年の
「第3回浜松国際ピアノコンクール」を制したのがアレッシオで、
彼の演奏を聴いたのはそれが初めてでした。

アレッシオは日本ではまだそれほど有名ではないかもしれないけど、
若手ながら世界各地から招聘され、
ヨーロッパ・アメリカでは70を超えるオーケストラと共演したり、
またつい最近、リンカーンセンターの「エヴリー・フィッシャー賞」も受賞したの!
国際舞台でのキャリアを積み、心技ともに磨きを重ねています。

一方、日下紗矢子さんは、ベルリンを拠点とし、
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団で日本人初のコンサートマスターを務める
バイオリニストです。
今年、音楽文化向上の一助として有望な若手音楽家の活動を支援する為に制定された、
出光音楽賞を受賞しました。

昨日の静岡でのリサイタルは完全招待制で、
あらかじめ抽選で400名に整理券が送付されていたんです。

整理券っていうことは、席は早い者勝ち!?

でもうっかりしていて開場18時ギリギリに到着、すでに長蛇の列でした。
でも運よく、お顔も指先も両方よく見られるアングルの席をゲット!

座ったら、前の席に「関係者席・バックス様」って貼ってあったの!
え?!まさか、バックス様、ここに座るの?!・・・

それって、3月の浜松ピアノ国際アカデミーのときと同じ?・・って、
目の前のバックス先生のsexyな襟足を思い出して急にドキドキしてきちゃったんですけど、
でも実際は・・文字通り関係者でした

パンフレットには、
静岡のファンに向けて、アレッシオからの嬉しいメッセージも載っていました。

「この度の日下紗矢子さんとの日本ツアーの中で再び静岡県を訪れることになり、
とても興奮しています。
10年ほど前に初めて訪問して以来、日本とそして美しいこの静岡は、
私にとって常にとても大切で特別な場所です。しかも今回、
大の親友であり、かつ素晴らしいバイオリニストである日下紗矢子さんと共に静岡を訪れ、
大好きなプログラムを披露できることは大きな喜びです。
皆様もエキサイティングでナチュラル、かつとてもヒューマンなプログラムと
感じていただけると思います。
このコンサートをずっと楽しみにしていました。
皆様をこの素晴らしいひと時にお迎えできることをとても嬉しく思っております。
アレッシオ・バックス」

日下さんとアレッシオは、留学先ダラスの南メソジスト大学時代からの親友だそうです。
情熱的かつ繊細な演奏はまさしく息もぴったり!


(6/23静岡新聞朝刊より)

前にも語ってしまいましたが、
アレッシオの真摯でいてリリカルな演奏が大好きなの!
超絶テクニックを持ち合わせているのに派手なパフォーマンスはしません。
感情と知性、力強さと繊細さのバランスが素晴らしいんです。

演奏は、Aプログラム
○ブラームス:スケルツォ ハ短調(「F.A.E.のソナタ」第3楽章)
○ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調op.78「雨の歌」
○バルトーク: ルーマニア民俗舞曲
○エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 op.25「ルーマニアの民俗風で」
アンコール2曲(曲名がわかりません・・)

リサイタル終了後、CD販売とサイン会があり、
3月の浜松国際ピアノアカデミーでバックス先生のクラスに通った甲斐あって、
私のこと覚えてくれていました。
ニッコリ笑って、「おぉ、Thank you for coming!」って!

サインしていただいた後、少しお話しでき、
最後に握手をしていただいて、後ろ髪引かれながら帰路に・・
笑顔がSweetでCuteでとってもNaturalなアレッシオ様・・
あぁ・・あのブルーの優しい眼差しが忘れられない~





CDは、来月海外で発売される「Bach Transcribed」(バッハ編曲集)を買いました。
でもなんだかもったいなくてまだ聴いてないんです。
今夜ゆっくり聴いてみますネ。

         

今日6/23(火)は横浜でリサイタル、そして明日からは、

6/24(水)19時 松戸(千葉)・森のホール21
Bプログラム
問:クラシックの森047-323-3352  
               
6/25(木)19時 東京文化会館
Aプログラム
問:メロス・アーツ・マネジメント03-3358-9005

6/27(土)名古屋・宗次ホール
Bプログラム
問:同ホール052-265-1718

Aプログラム
○ブラームス:スケルツォ ハ短調(「F.A.E.のソナタ」第3楽章)
○ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調op.78「雨の歌」
○バルトーク: ルーマニア民俗舞曲
○エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 op.25「ルーマニアの民俗風で」

Bプログラム
○ブラームス:スケルツォ ハ短調(「F.A.E.のソナタ」第3楽章)
○ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 op.24「春」
○バルトーク: ルーマニア民俗舞曲
○エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 op.25「ルーマニアの民俗風で」



よかったら足を運んでみてはいかがですか?

Grazie molto Alessio per il bellissimo momento...

アレッシオ・バックス「マスター・クラス」聴講してきました:*) ~浜松国際ピアノ・アカデミー

2009-03-13 | Music
Great opportunity to audit Alessio Bax Master class
           at Hamamatsu International Piano Academy.



「世界に通用するコンサート・ピアニストの育成」を目的に毎年3月に開催される
「浜松国際ピアノ・アカデミー」!

14年目の今年は、
3月6日(金)のAlessio Bax(アレッシオ・バックス)ピアノ・リサイタルで開幕し、
翌7日(土)からは5日間にわたっていわゆる「マスター・クラス」が開講されました。
「マスター・クラス」は、
国内外のピアニストの卵たちが国際舞台で活躍する音楽家たちから直にピアニズムを教わる
素晴らしいチャンス!

今年の教授陣は、
毎年このアカデミーの音楽監督を務める日本を代表するピアニストの中村紘子先生を筆頭に、
ザルツブルグ国際音楽アカデミーなど世界各地でマスタークラスを持ち、
ショパン国際ピアノコンクールの審査委員長も務める
ポーランドのアンジェイ・ヤシンスキ先生、
ウィーン国立音楽大学ピアノ・コンサート科のミヒャエル・クリスト先生、
ハノーヴァー音楽大学からアリエ・ヴァルディ先生、

そしてそして、アレッシオ・バックス先生!待っていたの!



大好きなデビュー・アルバムです!(写真をクリックして~!)
ロマン派~近代のバロック主題による編曲コレクションという凝った内容なの。

全曲ショート・ピースですが、なんて劇的!!なんてExpressive!!

ぜひCDをフルで聴いてほしいです
試聴じゃあまりにも短すぎてドラマティックな展開にまで至らないし、
一音一音の重みや美しさもパソコンを通してでは伝わりません。

最近またまたハマっているのが、
9曲目の「Sarabande & Chaconne from Handel's Almira」
(リスト「ヘンデルの ≪アルミーラ≫ からのサラバンドとシャコンヌ」)・・
魂が揺さぶられるの~~~。。。

アレッシオって、超絶ピアノ・テクニックを持ちながら、
ただただ華麗にテクニックを披露するだけのピアニストとは違って、
内面をとっても大事にするピアニストなの。素晴らしい表現力です。
いったいどんなレッスンになるのかしら!


その「マスタークラス」は一般市民にも公開されるんです。
受講生(以下、生徒)は国内外から選び抜かれた12~23歳までの30名。
3人ずつのグループに分かれて各先生のレッスン室で1人ずつソロ・レッスンを受けます。
1人あたり60分間のレッスン、他の2人は傍で見て勉強できるの。
5日間毎日違う先生のレッスンを受けられ、3人のグループもシャッフルされ、
より多く学べるよううまく組まれています。

私たち一般の聴講者は1000円で当日聴講券を買い、
それぞれ好きな先生のレッスンを自由に見ることができます。
ただしレッスンの妨げにならないよう、出入りのタイミングは限られます。

浜松国際ピアノ・アカデミーは毎年3月に開催され、毎年1回は聴講してみるんですけど、
今年は何といってもやっとバックス先生が来てくれたんだもの、
4日間通ってしまいました!

せっかくのチャンス、すべての先生のレッスンを!って思ってはいたものの、
なぜか、バックス先生のレッスン室のある6階でエレベーターを降り、
どうしても、バックス先生のお部屋に入ってしまうイケない私・・


これは初日のレッスン風景です。傍にいる女性は通訳の方。

(3/8付「中日新聞」より)


広いレッスン室にはピカピカのグランドピアノが2台並べらていて、
私たち聴講者はピアノから2メートル位のところの椅子に自由に座れます。

レッスンが始まり、
3人のうち最初にレッスンを受ける生徒がまず自分の受講曲を演奏してみせます。

水曜日はお昼も食べず急いで行ったので聴講者は最初なんと2人しかいなくて、
私は実質一番前(私の前は今レッスンを受けている生徒の席なので空席になっている)に座れたの。

で、で、その最初の演奏を先生は空席になっている生徒席に座って聴くんだけど、
つまりバックス先生が私の前の席!・・目の前・・どこを見たらいいの?・・ドキドキ・・

そんなこんな中、生徒の演奏が終わると先生はピアノに戻ってしまいました。
そしてバックス先生、まず褒めるんです。

「ウォーミングアップなしで弾くには難しい曲なのに綺麗に弾けたね!」とか、
「君のスタッカート、とっても素敵だったよ!」とか。

私が4日間通ってしまったのは、ただただバックス先生見たさじゃないんです
なんていうんでしょう、
見ている人もピアノを弾きたくてたまらなくなるようなレッスンなの!

それに英語圏でない生徒には通訳がつくんですけど、
英語でのレッスンってとにかく素敵!
先生はわかりやすい単語を使って話してくれるし、
日本語よりイメージがつかみやすいと思うの。

「音楽はFlexible(フレキシブル)なものだからもっと自由にイメージしてみてごらん」
「こっちの方がColorful(カラフル)でしょう?」
「こう弾いた方がHappy(ハッピー)に終われると思わない?」
「今のトリル、すごくCharming(チャーミング)だったよ!」

これってやっぱりイタリアンの本質ね!

実は私も5歳~18歳までピアノを習っていたの。
ピアノの先生になりたくて音大に行きたいと真剣に考えていた時期もあって、
でも気ままにピアノを弾くことは好きだったけど、とにかくレッスンが嫌いだったの。
それではお話になりませんよね!

もしバックス先生みたいな先生だったらナ~。。。

バックス先生って、
上から目線で指導するのではなく生徒と一緒に曲を作り上げる姿勢なんです。
それにどのようにしたら生徒のイマジネーションを膨らませられるかをよくわかっていて、
何かにうまく例えて生徒に伝えるの。

「炎って一気に燃え広がるばかりじゃないよね、
その前にupしたりdownしたりもしながらまわりを巻き込んで、やがて大きく燃え盛るんだ」

「ここは引力の法則を意識しながら、
ローラー・コースターのトップから一気に下るイメージで弾いてごらん」

「ここは僕が一番好きなところなんだ!君はどう思う?」

「あ!ここがこうなっちゃうのは僕だけかと思ってた!
どうしてここはこんなに難しいんだろうね!」

「ほら、こんなに素敵な和音だ。ちゃんとハーモニーが聴こえるよ」

レッスンを見ていてとっても心地良いんです。

でもイメージだけでは演奏できません。
色彩豊かな音色を出すためには打鍵テクニックやペダル使いは必要不可欠です。
そんな技術的なことも丁寧に細かく教えてくれます。

「こういう音を出したい時は、腕はこの角度のまま、手首をこう動かすといいよ」

「ここは指先じゃなく指の腹で弾くと綺麗な音が出るよ」

「ここは鍵盤を上から抑えるんじゃなく、こうやって前に押し出す感じがいいよ」

優しいけど見逃さないの。
すぐストップかけるし、納得するまでリピートさせるし。
そんな中で、
一音一音の表情やコントラスト、曲が流れていく表情、明暗、強弱、柔硬、ウェット感・・
音色の可能性が広がり、曲が更に美しく仕上がっていく様子はなんて感動的!


バックス先生って、素敵でしょう?

それに私、ちゃんとレッスンも聴いてたでしょう?


でも正直、私の席はバックス先生のお顔がばっちり見えるアングルだったので、
もう見とれちゃってずっとうっとりしてました~~~

だって、アップテンポの曲だったりすると指を鳴らしながらリズムをとり、
まわす腕がだんだん大きくなって、
クライマックスでは生徒のピアノに飛び込むかと思うほど!
私、こういうアクションにも弱いの~。。

生徒の皆さんの技術やセンスが素晴らしいのはもちろんのこと、
それより何より、
「このブルーの瞳でこんなに見つめられているのに、どうして弾けるんだろう」
って思っちゃう!

でも音楽用語ってイタリア語でしょう?
Dolce(ドルチェ=優しく)、
Animando(アニマンド=活発に)←イルモンドみたいでしょう?
とか出てくるたびに、Patrizioがチラついたけど


そして、そして、こちらは4年前、
イギリスBBCとNHKの共同制作「ベートーヴェン・プロジェクト」で、
世界的ピアニスト&指揮者であるDaniel Barenboim(ダニエル・バレンボイム)の
マスタークラスを受けているバックス先生です。

ピアノソナタ29番ハンマー・クラフィーア第4楽章
2005年1月「シカゴ・シンフォニー・センター」にて



ダニエル・バレンボイムといえば、
今年のお正月のウィーン・フィル・ニュー・イヤー・コンサートの指揮者ですよね!
アルゼンチン出身のイスラエル人です。

この企画では世界の第一線で活躍する若手ピアニスト7人が受講者として選ばれ、
北京五輪開会式でシャオガン・イェを奏でた中国のLang Lang(ラン・ラン)も
その中の一人でした。
「マスタークラスって」素晴らしい機会ですよね!

「浜松国際ピアノ・アカデミー」は、
15日(日)の「ピアノ・アカデミー・コンクール」まで続きます。
14日(土)には他の先生のレクチャー・コンサートもあります。
ソロ・レッスンに続いてのコンツェルト・レッスンも見たかったナ~。

バックス先生の滞在もあともう少しか・・


Goditi il tuo soggiorno in Hamamatsu!

「浜松国際ピアノ・アカデミー」開幕 ~シャイなイタリアの貴公子アレッシオ・バックス♪

2009-03-07 | Music
It was such an amazing recital by Alessio Bax from Italy,
            at Hamamatsu International Piano Academy!


私が住んでいる静岡県浜松市はヤマハやカワイ等ピアノをはじめとする楽器産業が盛んです。
日本におけるピアノ生産のほとんどは浜松市が中心なんです。
楽器作り中心の「楽器の街(工業都市)」としてだけでなく
「音楽の街(文化都市)」として国際的文化事業、特に音楽方面の事業が盛んで、
国際交流と人材育成にも力を入れています。

3/6(金)から開催されている「浜松国際ピアノ・アカデミー」も、
そんな活動の1つです。

「浜松国際ピアノ・アカデミー」は今年で14年目、
「世界に通用するコンサート・ピアニストの育成」を目的に毎年3月に開催されます。
世界の第一線で活躍する演奏家や指導者たちから直に生きたピアニズムを学べるという
素晴らしいチャンス!

開催にあたって国内外からアカデミー受講生が募集され、
選ばれた30人は世界の一流の演奏家たちから直にレッスンを受けることができるの!
そのレッスンも公開され一般の人も聴講できるし、
受講生たちは5日間にわたる公開レッスンを経て、
「ピアノ・アカデミー・コンクール」に出場することとなります。
他にレクチャーコンサート、シンポジウム、ピアニスト用の筋トレ講座等、
10日間にわたって開催されます。

音楽監督はあの中村紘子さん。
そして今年の教授陣はポーランド・オーストリア・イスラエルからの一流の演奏家に加え、

イタリアからやっとやっとAlessio Bax(アレッシオ・バックス)!



Alessioは1977年イタリア・バーリ生まれの31歳、
浜松市にも深い縁のある、NY在住のイタリア人ピアニストなんです。

若手ながら世界各地でキャリアも重ねてきているの。
8歳でピアノを始め、翌年イタリア国立バーリ音楽院に入学、
10年かかるコースを5年で最年少14歳にて最優秀で卒業。
アメリカ・ダラスの南メソジスト大学で磨きをかけ、
さらにイタリア・シエナのキジアーナ音楽院「国際マスタークラス」では
「名誉ディプロマ」(最優秀受講生)も得たほどの実力派!

20歳の時に、3年に一度開催される「浜松国際ピアノ・コンクール」に縁あって出場し、
見事優勝!
(私もこの目で見ました!)
2000年22歳の時にはイギリスの名門「リーズ国際ピアノ・コンクール」でも堂々の優勝!
以後世界各地でのコンサート、音楽祭への出演、ソリストとしてオーケストラとの共演等、
ヨーロッパを中心に世界中で多忙を極めています。

バーミンガム市響、ベルギー放送管、スペイン放送管、BBCウェールズ響、
ロンドン・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、
新日本フィル、東響、N響等、共演したオーケストラは70以上で、
あの「Il Mondo」のロイヤル・フィルとも共演してるの!
イギリスBBCとNHKの共同制作のベートーヴェン・プロジェクトでも、
北京五輪開会式でシャオガン・イェを奏でた中国のLang Lang(ラン・ラン)たちとともに
名誉ある7人に選ばれたり、
母校の南メソジスト大学で後輩の指導にもあたっています。


こちらは「リーズ国際ピアノ・コンクール」本選でのバーミンガム・シンフォニーとの共演。
「ブラームスのピアノ協奏曲第1番」 
Alessio君はまだ22歳です(9年前)



そしてそして、
「第14回浜松国際ピアノ・アカデミー」の初日を飾るオープニング・コンサートとして、
Alessioのピアノ・リサイタルがあったの。
Alessioの生の演奏を聴くのは今回で4度目、7年ぶりでした!

ライトがおちステージに現れた7年ぶりのAlessioは、
精神的に厚みを増した様子が全身の雰囲気に表れていて、胸が熱くなりました。
人間って経験を重ねることによって一まわりも二まわりも大きくなるものなんですね。

Alessioは他を寄せつけない華々しいオーラがあるタイプではなく、
イタリア人にしては(?)シャイで物静かなタイプ、
でもその分、強い精神力とピアノへの熱い熱い情熱を秘めていて、
人柄そのままの真摯な演奏をするの。
そして感情と知性のバランス、力強さと詩を綴るような繊細な表現力のバランスが
心地良いんです。

ブラームス・・リスト・・Alessioが敬愛するラフマニノフ・・

心身ともにピアノと一体となっているAlessioに会場中が魅了されていきました。
リストのソナタ風幻想曲「イタリア」も情景が目に浮かぶようでした。
プログラムにはなかったけれど、
「左手のための曲」と基礎的なバッハの練習曲を最後に弾いてみせてくれたの。
シンプルな曲だけに一音一音の魅力や表現力が際立ってました。

拍手喝采を浴びたAlessioのブルーの瞳はキラキラと輝いていて、
はにかんだ笑顔もあいかわずcuteでした♪

今年の11月には3年に1度の「浜松国際ピアノ・コンクール」がまた巡ってきます!

国際ピアノコンクールといえば、
まず思い浮かぶのが、ロシアの「チャイコフスキー国際コンクール」とか、
ポーランドの「ショパン国際ピアノコンクール」だと思うんですけど、
世界の主要な121のコンクールが加盟している「国際音楽コンクール世界連盟」というのがあって
(1957年にスイスのジュネーブに設立)、
アジアで加盟しているのは唯一日本だけなんです。
この「浜松国際ピアノコンクール」の他には、「静岡国際オペラコンクール」、
「神戸国際フルートコンクール」、「大阪国際室内楽コンクール」、
「武蔵野市国際音楽コンクール」、「仙台国際音楽コンクール」が加盟しています。

日本のコンクールが、世界の若い演奏家をさらに大きな世界にはばたかせるきっかけになるなんて、
素晴らしいことですよね!

Alessioはこれから数日間アカデミーの教授陣として後身の指導にあたります。
聴講してこようかナ。
11月にもまた来日して演奏してほしいです!

Alessio Bax、音楽雑誌にも時々載ってます。
シャイなイタリアの貴公子、実力派です。応援してくださいネ!



Bravissimo Alessio! Ti auguro una brillante carriera!

「VOICE OF LOVE ~愛の力~」 ~魅惑の新星 藤澤ノリマサ

2008-11-30 | Music
Pop-opera for younger generation?

あとちょっとだけPatrizioは置いといて・・・

先週からハマりにハマっている、ちょっとおもしろいアルバムがあるんです。

11/26発売されたばかりの、
魅惑の新星ヴォーカリスト、藤澤ノリマサ君の「VOICE OF LOVE ~愛の力~」

オペラとポップスとの融合、いわゆる「ポップ・オペラ」と呼ばれるジャンルですが、
なんていうんでしょう、もしかして「次世代オペラ」?




1. ダッタン人の踊り(歌劇「イーゴリ公」より)
2. VINCERO-ビンチェロ-(歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」)
3. Cross Heart(イタリア古典歌曲「カロ・ミオ・ベン」より)
4. 旅立ちの光(歌劇「蝶々夫人」第2幕より「ある晴れた日に」)
5. 君が待つ家-AVE MARIA-(シューベルト「アヴェマリア」より)
6. 太陽の女神(歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」)
7. 本当の景色(ガブリエル・フォーレ「パヴァーヌOp.50」)
8. 幻影(連作交響詩「わが祖国(モルダウ)」より「ヴァルダヴァ」)
9. 君の後ろ姿(歌劇「真珠採り」第1幕より「耳に残るのは君の歌声」)
10. 願い(「リュートのための古風な舞曲とアリア」第三組曲「シチリアーナ」)
11. 僕の太陽(ナポリ民謡「オー・ソレ・ミオ」)
12. その日まで(管弦楽のための行進曲「威風堂々」)
13. 未来への道(ピアノソナタ第8番「悲愴」より)

※ こちらで試聴とビデオクリップの視聴もできます。



日本人の私たちにも馴染みの深い曲が、1曲1曲、今風に斬新にアレンジされ、
その1つの曲の中でも途中で歌い方や表情をまったく変えているの。

声楽家の父、音楽の先生を母にもち、武蔵野音大で基礎を学んだ実力派。
ポップス部分の声をもっとクラシカルにした方がという批評もあるみたいだけど、
甘~くて高めの一風アイドルのような歌声が、
次の瞬間スケールアップ、本格テノールとなって華麗に歌い上げていく、
そのギャップこそセンセーショナル!

そのヴォーカルは、おごることなく自然体で伸びやか、耳に心地よく爽やか、
見た目ちょっと頼りなげなのに、心の奥深くまでぐんぐん入りこんでくるから不思議です。
嫌味や不自然さがないのは、持って生まれた品の良さからくるのかしら・・

また、ほとんどが日本語で歌われていますが、
13曲中10曲がノリマサ君自身によるオリジナル日本語歌詞、
これがまた素晴らしいんです。
繊細かつ情熱的・・まさしく「愛の力」を歌っているの・・もう胸キュンキュン

ビリー・ジョエルが好きなんだそうで、
詞が素敵に書けるのは、同じく素晴らしい感性があるのでしょう。
(このラストの悲愴の第二楽章は、
ビリー・ジョエルも「This Night」(今宵はフォーエヴァー)で引用してます)

ただいま「ダッタン人の踊り」の、
「静寂と闇の中で 心研ぎ澄ませば 聴こえるよ愛の詩(うた)が」・・
ここ、マイブームなの。
大自然の中で気持ちよさそうに堂々と歌い上げているビデオクリップの彼の姿、
何を見据えて歌っているのかしら・・
ピュアなだけに無限の可能性を感じちゃいます。

このアルバム、特にオペラ通の方には賛否両論なのかもしれませんが、
日本の新星、これから楽しみです。

Mi sta appassionando!

さらにイタリアの巨匠との出会い ~Ennio Morricone(エンニオ・モリコーネ)と

2008-11-27 | Music
It was a distinct honor for Patrizio to meet maestro Ennio Morricone.

そしてもう1人・・
イタリアの巨匠、Ennio Morricone(エンニオ・モリコーネ)との素晴らしい機会が・・
こちらも11月のものです。
この時Patrizioはこのマエストロから直々にアドバイスをいただいたんだそうです。
どんなアドバイスかしら。
いつかPatrizioに曲を提供してくれたら素敵ですネ。




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「イタリアの巨匠 ~Ennio Morricone(エンニオ・モリコーネ)」

                             Grazie mille, Toshimiさん!


今やイタリア映画だけでなく世界中のスクリーンを彩る映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。
今まで彼が携わった映画は460ほどとも言われています。
彼自身正確な数字はわからないらしい、それほどモリコーネの映画における功績は
多大なものがあります。

イタリアが生んだこの名作曲家エンニオ・モリコーネは、1928年ローマ生まれ、
父はジャズ楽団や劇場などで幅広く活躍していた有名なトランペット奏者です。
エンニオ少年は、そんな父の影響で、幼い頃から楽団や無声映画の音入れの現場等に出入りし、
音楽に親しんで育ちました。
わずか6歳で作曲を始めるという非凡な才能を発揮し、
トランペット習得のため10歳でローマのサンタ・チェチーリア音楽学院に入学します。

この学院に学んだ10数年が、彼の音楽人生の基礎を築きます。
彼の才能に気づいた師の勧めで作曲の道に進むことになったエンニオ、
クラシックはもとより、軽音楽や歌曲もこなして作曲の才能を開花させ、
18の頃にはローマの劇場から劇用歌曲の依頼も受けるようになり、
学生の身に関わらず、作曲家として注目されるようになっていきます。
平行して、父の属するバンドでトランペット奏者としてジャズを演奏、
あらゆる分野の音楽を学びます。

折しも第二次大戦後の変革のとき、音楽の世界にも新しい波が押し寄せ、
今までの旧態依然としたクラシック音楽からの脱却が試みられていました。 
エンニオもこの新しくて自由な曲作りの手法を吸収消化し、
作曲家としての進歩を遂げていきます。

もちろんポピュラーの分野も忘れず、
ラジオ番組の音楽を担当するなどして、1954年26歳で学院を主席卒業する頃には、
イタリアの音楽業界で「カンツォーネも書ける現代音楽作曲家」として、
すでに名を知られるようになっていました。
そして1960年にはいよいよ映画音楽の世界に足を踏み入れます。
他人の楽曲のアレンジなどの下積みから、徐々に頭角をあらわすエンニオ。

彼の映画音楽が一躍世界中に知れ渡るきっかけとなったのは、
セルジオ・レオーネ監督とマカロニ・ウエスタン
(これは日本で命名されたイタリアのウエスタン映画の呼称)との出会いでしょう。
黒澤映画を軸にした『荒野の用心棒』に起用され、映画は空前の大ヒット、
それと共にモリコーネの名は世に広く知られることとなります。

エンニオは、この破天荒なウエスタン映画をさらに印象強いものとする
独特な音楽を作り上げました。
鐘や口笛や歌詞の不鮮明なコーラスを用いる、など、
彼の音楽はそれまでただ美しく滑らかだった映画音楽の業界に大きな衝撃を与えました。

才能を生かした自己主張のクラシック音楽作曲とは全く異なり、
‘映画に沿い映画を盛り上げるための音楽作り’という道に、
最初は戸惑うことも疑問視する声もあったというエンニオ。
しかし彼はそこに彼流の表舞台を見出していったのでしょう。
ここからエンニオ・モリコーネの映画音楽の世界が始まったのです。

当時イタリア音楽界の第一人者はニーノ・ロータ
(ゴッド・ファーザー、ロミオとジュリエット等)と言われていました。
あくまでも美しい旋律と哀愁漂うその作風で、
たしかにロータはイタリア音楽界をリードした作曲家です。
そのロータと人気を二分するモリコーネは、
美しさとともに奇抜で独特な技法を取り入れ、あらゆるジャンルの映画に携わり、
それぞれに見事なまでに相応しい曲をつけていきました。

その他代表的なものをいくつか挙げてみました。



続・夕陽のガンマン』(1966)
口笛、ジューズ・ハープ、エレキ、人声などを多様、独特な世界を作り出しています。

『ウェスタン』(1968)

シシリアン』(仏1969)
巨匠アンリ・ベルヌイユの超一級作品を飾った美しくもどこか冷たい非情さが際立ちます。

『死刑台のメロディー』(1970)
フォーク歌手ジョーン・バエズと共演。

天国の日々』(1978)
初めてハリウッドデビュー。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984)
Il Divoのニューアルバム「The Promise」収録の「アイ・ニュー・アイ・ラヴド・ユー」
(世界の夜明け)は、この映画の「デボラのテーマ」として知られています。

ミッション』(1986)
「ガブリエルのオーボエ」は、かの曲「ネッラ・ファンタジア」として、おなじみです。

これらの心に沁みる美しい旋律の曲はあまりにも有名ですが、
エンニオはまったく別のジャンルの映画にも参加しています。

たとえば、SFカルトムービーの最高峰と今でも称される傑作、
ジョン・カーペンター監督の『遊星からの物体X』(1982)ご存知でしょうか?
このホラー映画もなんとモリコーネが曲を手がけ、
恐怖感と緊迫感をこれ以上ないほどに高めています。
あの優しいメロディーラインとは、一味もふた味も違うホラー・サウンド!

そして、やはり極めつけは、
ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)でしょう。
シチリアの小さな村の映画館を舞台に、
少年サルヴァトーレの友情、青春、恋、
そして映画への熱い思いを描いた映画史に残るこの名作は、
モリコーネの音楽なしには語ることはできません。
音楽大生だった息子のアンドレアも、「愛のテーマ」を提供、
共同作業で感動の世界を完璧なまでに作り上げました。
こちらはラストシーンです。



『海の上のピアニスト』(1998)も記憶に新しいですね。
トルナトーレ監督の作品はニューシネマ以来ずっとモリコーネが担当、
生涯を船の上で過ごした天才ピアニストの物語と全編に流れる情感溢れた楽曲の数々が、
観る者の涙を誘いました。
こちらは数ある名曲の中で、私がもっとも好きなシーンです。

「Playing Love(愛を奏でて)」



これらはほんの一握り、彼の手がけた作品は枚挙にいとまがありません。
80年代から現在に至るまで、
もはやモリコーネは世界中の映画界にとってなくてはならない存在となり、
イタリア国内は勿論のこと、ヨーロッパでの彼の地位と名声は不動のものとなりました。
国内外で映画関係各賞を多数受け、
映画界だけではなく文化面での活躍と貢献を認められた彼は、
1995年にはイタリア大統領から国家勲章を受けるという名誉までも手にしました。

あまり知られてはいませんが、
エンニオは単に映画音楽だけではなく、コンサート用の楽曲も多数手がけ、
さらにポール・アンカやシャルル・アズナブール、ミルバ等多くのポップス歌手にも
数多くの楽曲を提供しています。
2003年に日本の某局の大河ドラマを手がけたことも当時話題を呼びました。
その活動域の広さが伺えますね。

モリコーネは単に映画音楽の巨匠のみならず、
現代音楽すべての世界での大家である、ということなのでしょう。
作曲家モリコーネは、後世に残る偉大な芸術家に相違ありません。


                 
イタリアを愛するエンニオは、
どれほどアメリカで仕事が増えようと決してローマから離れようとせず、
今でも作曲に没頭する毎日だそうです。
80歳のエンニオ・モリコーネ、
これからも変わらずに素晴らしい映画音楽の世界を私たちに届けてくれることでしょうね。


Il mio musica cinema favorito è 'La leggenda del pianista sull'oceano'

Patrizioにまた素晴らしい出会いが~Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)と

2008-11-22 | Music
I'm so happy for Patrizio about this great opportunity!

PatrizioとJonとの夢のようなツーショットの感動がまだ冷めやらず・・・

Patrizioにまた素晴らしい出会いがありました。



Jonとのツーショット同様、今月に入ってからのものです。
Tony Renis(トニー・レニス=「Quando, Quando, Quando」の作曲者です)が、
PatrizioにAndrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)を紹介してくれたみたい。
でもホントに初対面?だとしたら意外でした!

ボチェッリは1958年トスカーナ生まれの「神の声」と称される盲目のテノール、
4月に来日公演もありましたね。行かれた方いらっしゃいますか?
ボチェッリは今ワシントンにいます。
まさしく今11/21~11/22、Washington National Operaで、
かの三大テノールの1人Plásico Domingo(ブラシド・ドミンゴ)の指揮により、
Rossini(ロッシーニ)のミサ曲を歌っています。
Patrizio、もしかしたら観に行くのかナ?

三大テノールと言えば、半年くらい前のイギリスでのアンケートで、
「イギリス人が選んだ過去20年で最も記憶に残った文化的な出来事」の1位に、
FIFAサッカーワールドカップ、1990年イタリア大会の開幕前にローマで行われた、
その三大テノールのコンサートが選ばれたんです。
その後ワールドカップの恒例行事となり、2002年日韓大会まで続きました。

FIFAといえば、もちろんPatrizioも!
次の南アフリカ大会で「Stand Up」を歌う姿を見たいです!
岡田JAPANも行けるといいなァ・・。
・・そういえばボチェッリの失明の原因、サッカーでしたね・・


オペラ界の巨匠、故Luciano Pavarotti(ルチアーノ・パヴァロッティ)と、
イタリアポップス界のZucchero(ズッケロ)に見出されただけあって、
「The Opera Album - Aria」のようなクラシック系や、
「Romanza」のようなクロスオーバーやポップス系も素晴らしいボチェッリですが、
このたび50歳のバースデーを祝い、(Patrizioや私と同じく9月生まれ!)、
先月ヨーロッパでリリースされた最新スタジオアルバムの日本盤が
来年1/21にいよいよリリースとなります。

「Incanto」(インカント=魅惑)


こちらの日本盤はナポリで収録されたインタビューのDVD付きです。

1. Amore Così Grande
2. 'O Surdato 'Nnammurato(恋する兵士)
3. Mamma(マンマ)
4. Voglio Vivere Così
5. Santa Lucia(サンタ・ルチア)
6. Funiculi Funicula(フニクリ・フニクラ)
7. Because
8. Vieni Sul Mar!(海に来たれ)
9. Granada(グラナダ)
10. Era de Maggio(五月だった)
11. Marechiare(マキアーレ)
12. E Vui Durmiti Ancora(シチリアの朝の歌)
13. Non Ti Scordar di Me(忘れな草)
14. Pulcinella(プルチネッラ)

そのアルバム「Incanto」より「Because」
アメリカで10/31に放送されたTV番組「Oprah Winfrey Show」にて


同じく「Oprah Winfrey Show」より「The Prayer」
ピアノはスーパー・プロデューサーのDavid Foster(ディヴィッド・フォスター)




Patrizioの素晴らしい交友関係、どんどん広がっていきますね!
イタリア人のアメリカでの活躍、嬉しい限りです。
周りがPatrizioを放っておかないでしょうし、
これからも名誉ある機会が更に増えることでしょうね!
Patrizioにどんな輝かしい未来が待っているのかしら!
ずっとPatrizioらしく、自分の思う道を自分のスタイルで進んで行って欲しいです。

Una Vita in Musica!

「ニューヨークの想い」 ~「NEW YORK STATE OF MIND」

2008-09-11 | Music
God Bless America..

Patrizioのブログのはずなんですけど、
今日はちょっと個人的なことを書きたいと思います。

毎年この時期がくるたびに思い出してしまう、いえ、忘れてはいけないのが、
あの7年前の「9.11」ワールドトレードセンターの大惨事、・・
そしてNYといえば私にとって特別な想いがある曲がこの曲なんです。

「NEW YORK STATE OF MIND」Billy Joel (「ニューヨークの想い」ビリー・ジョエル)



これは犠牲となった一般市民、そしてNY警察・NY消防の人たちの為のチャリティ・コンサート
「AMERICA: A Tribute to Heroes」(アメリカ:ヒーローたちに捧ぐ)の映像です。
アメリカの多くの歌手や俳優たちが寄付を呼びかけるために大惨事の10日後に実現したもので、
自らオペレーターとして寄付の電話を受ける姿も印象的でした。
日本でも同時中継されましたが、ご覧になりましたか?
様々な想いがこみ上げてきたのをつい昨日のように覚えています。

初めてお話しますが、私はこの大惨事で知り合いを1人亡くしています。
そしてこの曲はもともと想い出深い曲で、
短大時代、海外ホテルの研修のためにNYに2週間滞在していた時に
一緒に仕事をしていた人が大好きだったのがこの曲でした。
行き帰りの車の中でよく一緒に聴いたりそんな想い出もあって、今でも忘れられない曲です。
Patrizioのアンケートの「宝物にしている曲」にも真っ先に書きました。

本当はこの1ヵ月後10/20に、ポール・マッカートニーの提唱で実現した、
マジソン・スクエア・ガーデンでのチャリティ・コンサート、
「THE CONCERT FOR NEW YORK CITY」の方が好きで、昨日久しぶりにDVDを見ていました。
(残念ながらこちらでご紹介できるこの曲の映像がなくて・・)
客席にはNY警察・消防関係者や遺族もたくさんいて、
でも「僕たちは決して負けない、決して屈しない」という強い気持ちから湧き出る笑顔に、
アーティストの方が勇気づけられたといいます。

街から出て行く人もいる
休暇には人はマイアミビーチやハリウッドへと飛んで行く
でも僕の心はいつもニューヨークにある・・

・・NYへの愛情と郷愁を歌った曲ですが、
ニューヨーカーにとっては英雄ともいえるBillyが歌うこの曲は、
どんなにNYを勇気づけたことでしょう。

多くの歌手にカバーされているこの曲、
PatrizioもNY公演限定で特別に歌ったら素敵なんじゃないかナ。
Patrizioが敬愛するTony Bennett(トニー・ベネット)も歌っていますし・・
つい2ヶ月くらい前に、来年取り壊されてしまうNYメッツ本拠地のシェイ・スタジアムでも、
TonyとBilly2人でのこの曲の素敵な協演があったばかりです。

こちらはTonyが歌う「NEW YORK STATE OF MIND」 。



この中のNYの映像を見ていると、
Patrizio、アメリカで頑張ってるのね・・ってしみじみ思っちゃいます。
今すぐNYに飛んで行きたい気分・・Patrizioがアメリカにいるからなおさらかナ・・

Mi manchi.....

SUONO DOLCE(Sweet Sound) ~甘~いイタリアン・ラブソング特集♪

2008-09-07 | Music
Special radio program featuring on Italian sweet love songs.


「Suono Dolce」という、東京・丸の内発のラブソング専門ステーションをご存知ですか?
明日から7日間にわたって「甘~いイタリアン・ラブソング特集」があるんです。

この「Suono Dolce(スォーノ・ドルチェ)」というのは
ニッポン放送のデジタルラジオステーションで、
地上デジタルラジオかインターネットで無料で聴くことができます。(聴き方はこちら

「甘~いイタリアン・ラブソング特集」の放送時間は、

9月 8日(月)12:00~
9月 9日(火)14:00~
9月10日(水)12:00~
9月11日(木)14:00~
9月12日(金)12:00~
9月13日(土)20:00~
9月14日(日)20:00~

その他詳細はこちらです。

この特集は、明日9/8発売の新しいファッション&カルチャー女性誌
「Amarena(アマレーナ)」の創刊宣言号にちなんでの企画なんだそうです。



アマレーナ公式サイトはこちら
編集部ブログはこちら

Patrizioを特集してもらえませんか?

明日からの「甘~いイタリアン・ラブソング特集」も楽しみですネ。
どのくらい甘~いのかしら。
イタリアの色々なジャンルのラブソングを聴きたいです。
もちろん、Patrizioも!
その時間私は聴けないけど、もし聴かれた方がいらしたら様子をお知らせくださいネ。
Patrizio、流れるといいナ~~。。

ステーションそのものにも、リクエストしてきちゃいました

9/13 Last Update

私は勝手に日替わりの選曲だと思い込んでいたんですけど、
結局7日間同じでした。

1. MERAVIGLIOSA CREATURA(GIANNA NANNNINI)
2. SOLO URA VOLTA(ALEX BRITTI)
3. BELLA(JOVANOTTI)
4. ROSSO RELATIVE(TIZIANO FERRO)
5. PIU’ BELLA COSA(EROS RAMAZOTTI)
6. ANNARE(GIGI D’ALESSO)
7. SEI LA PIU’BELLA DEL MONDO(RAF)
8. CLEPTOMANIA(SUGARFREE)
9. L’AMORE E’(SYRIA)
10. SE MI VUOI(PINO DANIELE)
11. UN GIORNO MIGLIORE(LUNAPOP)
12. COME SAPREI(GIORGIA)
13. E’ANDATA COSI(DIROTTA SU CUBA) 
                

Le piace il suono dolce Italiano?