物事がうまく行ったり、緊張もしないで肩も凝らない人生というものは
どんなものだろうか?
と若い頃、よく考えた、
今も考え中?(T_T)
この世を見てみると、なんとなくギクシャクした人もいるし、
スムーズに物事が運んで行く人もいる。
いつもガリガリに緊張している奴もいれば、
至ってのんびりしている奴もいる。
もう、ずいぶん前のことだが、私が20代の頃、
東京の青山のスーパーマーケット
で、一緒に仕事をしていた
年がひとつ下の同僚、石倉三郎(現、俳優)がいた。
彼に将来の夢を聞いたことがあった。
すると・・・「今はこんな身だが、芸能界にデビューして俳優になりたいんだ
・・・
取り敢えずエキストラ的ちょい1秒でも銀幕に出ること。
そして頑張りで
何年かかるか知れないが、俺は主役は無理だから、
名脇役として確たる
地位を築きたいんだ!・・・・」
どうやら「とりあえず目標を置かない」ということらしい。
「とりあえず」というのは、大きな目標はあるのだが、毎日、毎日、
大きな目標を意識している訳ではない。
だいたいの方向が決まっているだけだ。
でも、毎日、目の前にしなければならないことが来るのだが、
そんな時にとかく「これは自分にとって何の役に立つのだろう」とか、
「これをやってもあまり得にならないのではないか」と
下らないことを自分は考えてしまう。
物事がスムーズに進む彼の姿を見ていると、「やらなければならないことは、
なにも考えずにやる」と
いうように見えるし、
少し抽象的に言えば「水が低きに流れる如く動く」と言ってもよいだろう。
朝が来ればやることは決まっている。
顔を洗い歯を磨き、ご飯を食べ服を整えて靴を履く。
歩いて駅まで行き、電車に乗ってつり革につかまり会社にでる。
なんということはない。辛いこともないし困難もない。
でも、人間だからついつい、朝起きたら「ああ、今日も行くのか」
とため息をついたり、
水道の栓を捻っては「冷たい!」と不満を言ったり、
電車に乗れば席が空いていないかと探す。
スムーズに行く人はそんなことは気にしないようだ。
どうせ会社には行かなければならないし、冬になれば水道は冷たいし、
電車だって立っても死ぬわけではない。
第一、そんなことを考えるから疲れるということが判っている。
話をわかりやすく、誰でも朝するようなことを例に挙げたが、実は仕事でも家庭生活でも、
もっと複雑な商売でもみんな同じだ。
今日、やるべきことをする。イヤとか辛いとか思いもしない。
やらなければならないことは淡々とやる。
そうしていくと仕事がドンドン、片付いていく。
外から見ると彼は仕事が速いのだが、よくよく仕事の速さを見ていると
普通の人と変わらない。
強いて言えば「すぐ取り組むし、途中で休まない」
からかもしれない。
つまり環境や条件をあまり気にせずにやってしまうのだ。
彼の生き様に色々と考えさせられる。
どんなものだろうか?
と若い頃、よく考えた、
今も考え中?(T_T)
この世を見てみると、なんとなくギクシャクした人もいるし、
スムーズに物事が運んで行く人もいる。
いつもガリガリに緊張している奴もいれば、
至ってのんびりしている奴もいる。
もう、ずいぶん前のことだが、私が20代の頃、
東京の青山のスーパーマーケット
で、一緒に仕事をしていた
年がひとつ下の同僚、石倉三郎(現、俳優)がいた。
彼に将来の夢を聞いたことがあった。
すると・・・「今はこんな身だが、芸能界にデビューして俳優になりたいんだ
・・・
取り敢えずエキストラ的ちょい1秒でも銀幕に出ること。
そして頑張りで
何年かかるか知れないが、俺は主役は無理だから、
名脇役として確たる
地位を築きたいんだ!・・・・」
どうやら「とりあえず目標を置かない」ということらしい。
「とりあえず」というのは、大きな目標はあるのだが、毎日、毎日、
大きな目標を意識している訳ではない。
だいたいの方向が決まっているだけだ。
でも、毎日、目の前にしなければならないことが来るのだが、
そんな時にとかく「これは自分にとって何の役に立つのだろう」とか、
「これをやってもあまり得にならないのではないか」と
下らないことを自分は考えてしまう。
物事がスムーズに進む彼の姿を見ていると、「やらなければならないことは、
なにも考えずにやる」と
いうように見えるし、
少し抽象的に言えば「水が低きに流れる如く動く」と言ってもよいだろう。
朝が来ればやることは決まっている。
顔を洗い歯を磨き、ご飯を食べ服を整えて靴を履く。
歩いて駅まで行き、電車に乗ってつり革につかまり会社にでる。
なんということはない。辛いこともないし困難もない。
でも、人間だからついつい、朝起きたら「ああ、今日も行くのか」
とため息をついたり、
水道の栓を捻っては「冷たい!」と不満を言ったり、
電車に乗れば席が空いていないかと探す。
スムーズに行く人はそんなことは気にしないようだ。
どうせ会社には行かなければならないし、冬になれば水道は冷たいし、
電車だって立っても死ぬわけではない。
第一、そんなことを考えるから疲れるということが判っている。
話をわかりやすく、誰でも朝するようなことを例に挙げたが、実は仕事でも家庭生活でも、
もっと複雑な商売でもみんな同じだ。
今日、やるべきことをする。イヤとか辛いとか思いもしない。
やらなければならないことは淡々とやる。
そうしていくと仕事がドンドン、片付いていく。
外から見ると彼は仕事が速いのだが、よくよく仕事の速さを見ていると
普通の人と変わらない。
強いて言えば「すぐ取り組むし、途中で休まない」
からかもしれない。
つまり環境や条件をあまり気にせずにやってしまうのだ。
彼の生き様に色々と考えさせられる。