じゅく長の東です。
書画の作品を一冊本舗で製本化した書道家の木附渓山(きづきけいざん)さんが、
1月5日~2月10日まで高崎市新町の一閑堂で作品展をやっています。
作品は着物生地の柄を敷いて、その柄模様からイメージした書を書いて額に入れて飾っています。
一閑堂でこのタイプの作品展は二度目です。前回も拝見しましたが、前の時より作品がパワーアップしていました。
作品は全て購入できますが、すでに半分近く売れたそうです。
木附さんは、数年前に右手が不自由になって筆が持てなくなったため、左手に筆を持ち換えて書いています。
右手で書いていた頃は、技術にこだわっていたそうですが、左手で書くようになってからは、誰もが家の中に
気軽に飾って楽しんでもらえるような作品にしたいと、現在の作風になったそうです。
その書体は自然体で力みがなく、本当に素晴らしいと思います。
こちらが一冊本舗でデータ化して今まで何度も増刷した「おやじおふくろ」の原本です。
木附さんのご両親の思い出を書画で綴った作品で、素晴らしい内容です。
原本はかなりの厚さがあります。
こちらがデータ化して製本した一冊本舗の「おやじおふくろ」厚さが1/5程度になりました。
書画の色合いも再現しています。
展覧会に来る方に、この製本化したものをお見せしたら売って欲しいと希望があり、今では会場で販売もしています。
希望者が毎回いらっしゃるので展覧会の度に何度も増刷しています。
こちらは「続おやじおふくろ」。続編を望む声が多く、去年新たに作成しました。その原本です。
こちらもかなりの厚さになっています。
これが一冊本舗で製本化した「続おやじおふくろ」です。
展示会会場でこのように販売されています。
作者の木附渓山(きづきけいざん)さんです。
木附さんの作品の前に立つとうまく言えないのですが、何とも言えない良い気分になります。(そう感じます。)
良い「気」が作品から出ているのだと思いました。
第2回 木附渓山(きづきけいざん)小作品展
会期 平成31年1月5日~2月10日(日)
午前10時~午後5時<月曜定休日>
会場 一閑堂
群馬県高崎市新町1415
TEL 0274-42-4789