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Hanakoに

2008-10-05 15:46:42 | 演劇
「サド侯爵夫人」で共演する篠井さんと加納さんの対談が載っています。
どのようないきさつで退団になったのか,当時のことはわかりませんが18年の年月を経て,このように2人で対談しているというだけで篠井ファンには涙モノです。。。
9日には次の号が出ますので読みたい方はお早めに。
思わず買ってしまいました^^;
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玉三郎12年ぶりにCMに出演

2008-08-29 13:12:28 | 演劇
女形歌舞伎役者の坂東玉三郎(58)が12年ぶりにCMに出演。
キャスターの小林麻央(26)とのツーショットで美に対する独自の哲学を語る。

ポーラの新企業CMに出演する坂東は、「美しい、の内側へ」をテーマにした小林の問いかけに、自身の美意識や人生観を語る内容。
12年ぶりのCM出演でかつ、質問事項はぶっつけ本番という台本のない撮影。「美しさや美に対する質問だったので、答えるのが難しかったです」という坂東だったが、実際の撮影時には落ち着いて流暢に受け答えしていた。
小林は「玉三郎さんのお話をうかがっていたら、毎日の積み重ねがすごく大切なんだと感じた。一日一日の意識を大切に過ごせるような女性になりたい」とコメント。
「話を伺っていて自分の心がスーッとなっていくような感覚がした」と坂東との共演に興奮した様子だった。9月1日から全国でオンエア。

玉さまは素顔のみの出演なんでしょうかね?
舞台の映像も一部流れたりするのかな?
女性向けのCMだから小林麻央なのでしょうけど,もっとツウな人と共演してみてほしい(笑)
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秋以降の観劇予定

2008-08-28 15:08:01 | 演劇
秋以降は恐ろしいくらい注目作がずらり。
取った分は・・・
・9月
花組芝居「怪談牡丹燈篭」
赤坂歌舞伎
・10月
平成中村座「仮名手本忠臣蔵」
 Bプロ行く人多いんでひねってCにしてみました(笑)
 案外Dがよかったりして?
 4パターン行ける人は少ないでしょうから,ブログの感想記事の交流がすごくなりそうですねぇ。
サド侯爵夫人
 アトリエダンカンプロデュース,鈴木勝秀演出は篠井さんとはもう長いですね。
 花組芝居退団後初,18年振りに篠井英介・加納幸和の共演となります!
 三島由紀夫もやれなかった女形での上演,全員男性という配役も見もの。
  
検討中の分(発売前など)
10月国立劇場歌舞伎「大老」
 国立はなんといっても国立なのでお安く見られるところがお得です。
 一番安い席だと1500円と映画以下の値段なんですよ~。
 大河ドラマでも井伊直弼が死んだばかりなのでタイミングがいいですね。
 見たい理由は内容や役者じゃなくて~別のところにあるのですが~

11月国立劇場歌舞伎「江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)」
 江戸川乱歩を歌舞伎に!
 このポスターが乱歩っぽい。
 乱歩は好きで何冊か持っていますけど,結構歌舞伎向きなのかもしれません。

12月新橋演舞場 年忘れ「喜劇まつり」
 年忘れに藤山直美。しかも4本主演。笑ってほろりと終わる年末いいねー。
 これは見なあかんやろ(笑)
 こういうちょっと古いお芝居を,しかも父の後を継いでできるのは彼女しかいないもんね~。
 藤山直美は舞台で見てなんぼですから。

そしてこれはお芝居ではないですがジュリー還暦ドームコンサート。
すごい長丁場でびっくり。15時に始まって休憩ありで21時30分までって・・・
あれもこれも歌ってくれそうです。 
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八月納涼歌舞伎第3部

2008-08-28 14:12:06 | 演劇
第3部,千秋楽に行ってまいりました。

「紅葉狩」
勘太郎主演。
紅葉狩をする一行(実は鬼女達)と出会った平維茂(橋之助)。
酒の席でまどろんでしまった維茂だが,山神のお告げによって目を覚まし,
鬼女を追っていき戦う。
維茂の持つ名刀小烏丸によって鬼は退散する。


あふれかえるほどの紅葉の中に紅葉柄の着物の更科姫(実は鬼女)。
くどいなぁ~と思ったけど,この紅葉づくしなのが鬼のぎらぎらした感じを表しているのかな?
橋之助はこういう二枚目役が合いますね~。
山神の巳之助(三津五郎さんの息子)はまだまだ若い(平成生まれ!)なので,山神の力強さがまだない。
動きも必死でやっているという感じですが,初役でこれからこれから。

「野田版 愛陀姫」
オペラの「アイーダ」を野田秀樹が解釈し,歌舞伎に。
これは歌舞伎か?といろいろな意見があるようですが,今までの野田歌舞伎より歌舞伎らしいんじゃないかな?
まぁこれは歌舞伎でこれは歌舞伎でないという線引きもないんだし,なんでもありな部分も歌舞伎なのだからいろいんなやり方でいいんじゃないかな。
小劇団ブームの時代を引っ張った劇団の中で遊民社・野田秀樹はやっぱり天才だなぁと思いますし。

戦国時代、美濃国の濃姫(勘三郎)は家臣の木村駄目助左衛門(橋之助)に想いを寄せています。
駄目助左衛門は敵国尾張の国で捕らえられた下女の愛陀(七之助)に恋をしています。
勘三郎は恋わずらいをしているから顔色が悪い,という設定ですが,本当に悪い。
曇った白色の志村けんのバカ殿の顔に・・・・^^;
橋之助も最初は若く作っている声だったりして,2人とも若すぎる作りになんか無理があるよ,と(笑)
きむらだめすけざえもんって変な名前ですが,原作のラダメスの文字が入っているんですよね(笑)
愛陀は尾張の国主織田信秀の娘。
濃姫はインチキ祈祷師(扇雀・福助)に嘘を言わせ,駄目助左衛門を戦の総大将とさせ手柄を立てさせることで出世させようとします。
この祈祷師の名前が細毛(ほそげ)と荏原(えばら)というのが風刺が効いていて笑えますね~。
祈祷師も最初は神のお告げなんて見えないと気弱でしたが,次第に出世していきます。
神の声よりも人間の声が聞こえるようになったと。
人間の顔色をうかがい,うまく立ち回れば中身がなくてもちやほやされ,お金も儲かるという人間の心理をうまくついています。
最初は嘘でも演じているうちに自分は本物だ,正義だと思い込んで酔ってしまうのでしょう。
どんどんたたみかけるような野田秀樹独特の台詞まわしも,場の高揚と心理の変化をクローズアップさせます。
戦は勝ち,国主斎藤道三は褒美として濃姫を駄目助左衛門の妻にすることを宣言します。
ここの場面のセットも面白い。
象に乗った駄目助左衛門が登場しますが,ビニールのバルーンで作った巨大象。
音楽はファンファーレと共に。
まむしの道三ということでマントのようなものには巨大な蛇の絵が迫力があります。
濃姫の嫉妬からくる策略により,婚礼前夜、駄目助左衛門と愛陀は密会するようにだまされます。
その時,敵に死んだと言っていた父の織田信秀がやってきます。
信秀は愛陀に戦の機密を聞き出すように説得。
故郷の人々の戦による苦しみとの愛陀で苦悩する愛陀。
七之助は最近いい役柄ばかりもらっていますねぇ。
信秀は非情なのですが,三津五郎だと情も感じたりするのが役者の個性?
しかし駄目助左衛門から機密を聞き出します。
駄目助左衛門は反逆の罪で捕らえられ,地下牢に閉じ込められて生きながら死んでゆく罪にさせられます。
その地下牢にはすでに愛陀が潜んでいて、二人そのまま死んでいきます。
一方の濃姫は政略結婚のため織田家へ嫁がされます。
果てゆく二人の上を嫁いでいく濃姫の列が過ぎていきます。
濃姫は祈祷師のお告げによって信秀の息子,信長のもとへ嫁がされてゆくのです。
下は地下牢,上は濃姫が婚礼衣装で歩いていくという2人の対極的な演出。
濃姫は敵国の,しかも恋敵の兄弟に嫁がされるわけです。
その情念でしょうか,戦がなくならないよう,争いが2つの国で耐えないようにと言いながら。
どちらも悲劇なのですが,一緒に死んでいく2人は綺麗に見えます。
でも死んだら終わりなのでどっちかと言われれば嫌だなぁと思ってしまいました。
あと,アイーダをベースにしているので,濃姫の悲劇性が薄いとか,喜劇でないとかいろいろ賛否両論あるようですが,どうなんでしょう?
アイーダだけでなく,戦国時代の物語としてとらえて見るのが大事なのではないでしょうか?
2人の違った悲劇をあらわしているというよりも生と死。
生きていく濃姫と死んでいく愛陀の違いを同じ場面で見せているという気がしました。
戦国時代,悲観して死んでいく人もいますが,濃姫のように政略結婚として嫁がされる女性の方が圧倒的に多かったと思います。
何があっても生きていく女性のしたたかさは大事なことですし,これはこれで応援していくべきなのでしょう。
濃姫は実際嫁いでから,信長の縁の下の力持ちとなって支えていったようです。

カーテンコールには野田さんが客席から呼ばれて登場。
って毎回呼ばれてない?
前はロンドンから直行だったし,勘三郎さんに無理に来いって言われてそう(笑)
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八月納涼歌舞伎第2部

2008-08-25 15:26:46 | 演劇
八月納涼歌舞伎行ってきました。
平成二年にスタートした3部制も長いですね。

「つばくろは帰る」
これは川口松太郎が昭和46年に書いた小説を舞台化したもの。
歌舞伎になるのはこれが初めてです。
主役の三津五郎は無難というか安心して見られます。
大工の弟子の勘太郎もよい。
舞妓の七之助とほのかな恋仲になりますが,この兄弟カップルの組み合わせも板についてきてますよねぇ(笑)
江戸っ子大工の3人ですが,あー江戸っ子って面倒くさい。
気が短いのが江戸っ子って結構迷惑なんじゃないの?と思ってしまう。
人の話を聞かないで飛び出してしまったらふりまわされる周りが大変だーと思ってしまいます。
親子の人情モノになっていますが,これはちょっと何度も何度も親子の愛情話がくどいかなぁ。
小僧役の橋之助の息子はいいのだけど,ちょっと太ってきているので,子供のうちからそれではーダイエットした方がいいかもしれませんねぇ。
マクロビオティックでは望診と言って人相でも健康状態を知ることができる方法があります。
これは昔からあるもので,医者でも舌を見て健康状態をチェックしますよね?
あれも同じようなもの。
お酒を飲みすぎているあの役者さんは,目の下がふくらんでいたり(腎臓が疲労)とか,ついつい見てしまいます(笑)
一般の人と同じでなかなか健康な人がいないように見えるのも歌舞伎役者も同じですね。
舞台や仕事はエネルギーが詰まっていますから,陰性のお酒や甘いもの(薬やサプリも)が欲しくなるんだろうか?逆もしかり。
玉三郎さんのように自然で中和しないとダメですよねぇ。

「大江山酒吞童子」
丹波国大江山に住む鬼を退治するお話。
勘三郎のゆかりの演目ですが,今回は串田和美が美術を担当しています。
勘三郎は童子の姿で出た時から,もう目がイッています。
姿は子供ですが目が狂ってる,鬼の目。
串田美術はコクーンなどでもおなじみのミニチュア演出。
これは合わないなぁと思う演目の時もあるのですが,今回は結構しっくりきています。
福助,七之助,松也の3人は鬼に囚われた娘役で,1人ずつ踊る場面があるのですが,松也だけはー踊りに差が出てしまって固い感じがしました。
もうちょっと頑張りましょうという感じです^^;

歌舞伎座は弱冷房のように思いましたが,それでも座っていると冷える感じがしましたので,これから観劇される方はひざ掛けとか羽織るものがあった方がいいかもしれません。



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平成中村座どうなるか~

2008-08-08 16:10:04 | 演劇
仁左衛門さんはあまりぶっ飛んだのは苦手なので普通で,と勘三郎さんにおっしゃったようです(笑)
なのでそんなに変わった演出にはならないかもしれません。
まぁ忠臣蔵ですから。
法界坊は例えば金曜の夜だけ外国人向けに英語でやるとかって話もあるそうです。
どうなるか未定ですがー。
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コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」

2008-08-06 11:33:34 | 演劇
こちらは6月に行ったので随分前の記事ですが^^;
夏祭~は何度も見ているので,どうしようかと思っていたのですが,コクーン歌舞伎は初演から皆勤賞になるのでやめられず(笑)

コクーン歌舞伎は不思議な経験をすることもあるのですが,
今回はしろの気持ち?
チケットを取る時に旦那も行こうとして,休日である土日のチケットを見ていたのですが,2枚取れる日がなく私だけにしました。
(土日は3週分公演があり,1つは千秋楽なので一般発売だとほとんど売り切れで不可能)
これも終盤でしろが亡くなってから1週間以上経っていましたから行けました。
しろの看病やらでその前の土日だとキャンセルしたでしょう。
売り切れでもキャンセルにならないようにしてくれたのはしろの何か,おかげかなぁ?

何度も回を重ねているせいか,始まる前からお祭りの太鼓と共に(これは以前とは違う演出ですね)観客も盛り上がる。
慣れているせいかお客さんも手拍子は慣れたもの。
夏祭~は大阪を舞台にした話なので,関西のアクセントだったりもするのです。
役者さんの発音がおかしいわけではないのですが,江戸の役者がやってる(方が多いのですが)と違和感があります。
土地勘がなく,地名とかしゃべってるわけですから,イメージが浮かぶのとそうでないのとに差があるような気がします。
でもお客さんは関東の人が大半だからその雰囲気は気づかないので大丈夫なのでしょう(笑)

団七が住吉大社鳥居前の髪結床で姿を改め,出てくるところは何度見てもかっこいいですね~。
髪を治すお梶もいいです。

三婦役の弥十郎は定番体格からぴったり合っています。
私が見たのは七之助のお辰,芝のぶの琴浦でしたが,どちらも合っていてよかったです。
芝のぶの磯之丞も見てみたかったですけどねー。

夏の暑い夜に殺人事件を起こすというのも大阪ならではという気がします。
パンフレットにわかぎゑふのエッセイ?が載っているのですが,本当に大阪気質をわかっている内容で面白い。
大阪の男は普段,穏便にという商売人気質と,「よっしゃ,やったろか」という一面があると書いています。
普段は穏便でも男として株を上げる場面があるのですね。
すぐに切れたり,いちいち細かく目くじらを立てるような現代人ではしょうもうない男になってしまいます(笑)

で,江戸時代普通は藩があり,武士が治める身分制度というものがありました。
幕府直轄地である大阪はほとんど商人と職人の町だったようです。
商売を自分でしているのですから身銭は自由。
その代わり店を中心に格を決め,身分を決めていったそうです。
これはこの前見た「ぼんち」でもしっかり残っていて,なんであんなに固執するのかわかりました。
団七も武士以外の目上のものを敬うというのが身についていたのでしょう。
そして一番の目玉の義平次を殺すシーン。
ここで男を上げるというのも変ですが,切り替わるので喝采が起きるのでしょう。
大阪の夏は暑いので,とわかぎゑふさんは書いています。
確かに大阪は気温も高い上に湿度がすごい。
関東だと風が涼しいのでまだ過ごしやすいと思います。
大阪は風も熱風なんですよね^^;
ねっとりとからみつくような湿気が団七を切れさせた原因の1つ?
あんなに走って駕籠を追いかけてきてますしねー。
多分冬なら事件になっていないかもしれません。
夜も昼も温度が一番高いのは大阪だそうで,更にヒートアイランドもあり。
以前新聞で大阪は「暑い」ではなく「熱い」だと書かれてあり,納得しました。
たまに夏に帰省すると「今外にいると危険」と思う暑さの時があります(爆)
そして祭りの場面。
これも暑いから水を使った祭りが多いのでしょう。
農民ではないので秋の豊穣の祭りはいりませんからね。
新暦に合わせて祭りの季節を変えてしまったものもありますが,
大阪の祭りはそういうのは少ないのではないでしょうか~?
天神祭などは旧暦の季節に合わせてやっています。
季節がずれると変なものです。
最後はNYバージョンでした。
こちらはもうTVでも知っている人が多いですから驚きもないのですが,
ミスマッチ的な演出がいいですね。
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平成中村座「仮名手本忠臣蔵」

2008-08-05 11:43:53 | 演劇
平成中村座,演目&配役が発表されましたね。
忠臣蔵通しですか~。
そりゃあ通しで見たい(11段あります)けれど,平成中村座は高い。
1万以下の席がありません。
歌舞伎座なんて安い席なら2500円で,それで半日見られるわけですからお得です。
で,仁左衛門メインですか~。
しかも配役代わり,何段目ってのもバラバラで4パターンもあるし普通の主婦の小遣いでは無理やろ・・・
仁左衛門&勘三郎と言えば勘三郎襲名の初日の口上を見に行ったのを思い出します。
仁左衛門さん号泣しすぎ最初しゃべれなかったし・・・
玉三郎さんも何だかよくわからない,あんなきちんとしゃべれていない玉さまを見たのは初めて。
みんな先代からの思いが強すぎて支離滅裂になってましたね^^;

平成中村座「仮名手本忠臣蔵」の詳細はここへ

しかし,「中村屋」ではなく「中村座」なのですから,いろいろな役者さんが出るのも江戸時代チックでいいかもしれません。
せっかくやるなら10段目もやってみてほしいところです。
花組芝居でしか見たことありませんが,結構いいですよ,10段目。
由良助も人間だし,いいところばかりじゃなくてもと思います。

独身時代なら全パターン行ってるでしょうけど,それは予算的に無理なので,1,2回までかな。
銀座あたりなら2回行く交通費で歌舞伎座3階席見られるくらいになってしまうし。
秋は篠井さんのサド侯爵夫人もあるし,赤坂歌舞伎も迷ったけれど段治郎&勘三郎の共演で取ってしまったし後悔(オイオイ)
ちなみに11月は法界坊です。
これは以前見たし,配役次第かな。
12月はジュリー祭りやら直美づくしもあるしね。
歌舞伎座が地味だとそちらは行かなくてすむのだけど・・・

演出次第でどうなるかわからないだろうから,あまり予測しすぎてもはずれるでしょう。
もう見た目の配役ので行こうと。やけですかー私?
仮名手本の11段目ってそんなに魅力ではない話かな~と思うし。
Bの定九郎(橋之助)とCの戸無瀬(勘三郎)かな。
大星力弥(新吾)もちょっと期待って感じです。
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「ヤマトタケル」ロングラン!

2008-03-14 13:16:36 | 演劇
スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」が帰ってきました!
これはもうおなじみの作品ですが,今回はなんと4ヶ月のロングランです。
歌舞伎って難しそう,見たことがあるけどよくわからなかったという方是非見てください!
勘三郎さんは3本見て面白くなかったら仕方ないと言ってますが,本当にそうだと思います。
映画でも1本見て面白くなかったから映画はもう見ない,ということにはならないですよね。
なのに歌舞伎だと一度つまらないと終わり。
歌舞伎は詳しい人に選んでもらって一緒に行くのが一番はずれがないと思います。
人気のあるものだとチケットも売り切れますからね。
しかし,スーパー歌舞伎は歌舞伎は難しいのでは?というイメージを払拭したジャンルで,子供でも誰でもわかりやすくなっています。
これでわからなければどんなミュージカルだろうが何を見てもわかりませんから(爆)
言葉が難しいというイメージがある歌舞伎ですが,古い言葉でしゃべるのは時代物と言われるジャンルのものだけです。
それもあらすじを読んでおけばほとんどおおまかなことは分かりますし,もっと知りたい人はイヤホンガイドを借りるとよいでしょう。
スーパー歌舞伎はそのイヤホンガイドすらないので,そのくらいわかりやすい,言葉もTVの時代劇と同じと思えばいいでしょう。
豪華な衣装と息をもつかせぬスペクタクル。
場面転換の間も花道などを使いますから,スピーディーで飽きさせません。
下手なミュージカルを見るよりもずっと面白いはずです。
歌舞伎を見たことがない人には春猿さんが出ていると言えばわかりやすいかもしれませんが(笑)
今回も市川右近&市川段治郎のダブルキャストでどちらにするか迷うところ。
猿之助テイストで見るなら右近さんですが,長身のすらりとしたタケルなら段治郎さんが良かったりもするし。
あと,安い席でも楽しめるということがあります。
宙乗りがありますから3階でも近くで見られます。
チケットWeb松竹で買うと,決済する前に座席表でわかると思いますが,3階左側に宙乗りしたタケルが入りますから間近で見られますよ~。
大阪松竹座などは広くありませんから見やすいです。
歌舞伎美人のサイトヤマトタケル大道具の製作現場でも特集が組まれています。

3月新橋演舞場
4月博多座
5月大阪松竹座
6月中日劇場

各地を回りますがどこかの公演に行けたらいいなぁ。
まぁ行くといっても東京か大阪なんですけどね^^;
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コクーン歌舞伎

2008-03-10 17:22:22 | 演劇
6月のコクーン歌舞伎は夏祭浪花鑑です。
そろそろ新しい演目をやるべきなのでは?(笑)
コクーン歌舞伎は初演から見ていますが,まだチケットが残っていて,
終演が近づくほど評判になっていったりして,という熱気みたいなものが薄れてきたように思います。
串田歌舞伎より野田歌舞伎の方がやっぱりレベルが上だしなぁ。
勘三郎さんはいろいろ新作をやっていますが,私が歌舞伎を書いて欲しい人はぜんぜん予定にないですね(笑)
中村屋じゃないほうがいいかもしれない人だけど。
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玉三郎さんに会いました<後編>

2008-03-04 13:31:50 | 演劇
スタジオ入り口より玉さま登場です。
よく芸能人オーラばりばりの人もいらっしゃいますが,そういう感じはありません。
自然な感じですが時々見せる視線,これは舞台でも見られるように思いますがとても鋭く,怖い感じがしました。
衣装は黒のジャケットにダークブラウンのパンツ。
肩と胸ポケットのラインも同じダークブラウンですのでコーディネートされています。
パンツはよくカーゴパンツにあるように左サイドふともも部分にポケットがあります。
昼の番組だからか,カジュアルにしてるんでしょうか。
でも素材はベルベットっぽい光沢があり,エレガントな部分もしっかりあります。

女形の衣装は重いものだと40kgもあります。
なので女性には無理なのでしょう。
玉三郎さんというとほっそりとしたイメージがありますが,歌舞伎役者はそれだけ体力を使いますから,体操選手に似た筋肉のつき方をしているそうです。
筋肉といってもムキムキになっては困りますから。
ストレッチは毎日欠かさないそうです。
股割り(開脚してぺたっとつく)もできるそうで,ダンスをやっている方やお相撲さんもできますよね。
股関節がやわらかいと内臓もやわらかくなり,怪我もしにくくなるそうです。
現代人は体も心もコリコリになってますよねー。
洋服だからしなやかなしっかりと筋肉があるという感じもしました。
至近距離で見る素顔の玉三郎さんは男だなぁー(笑)

さて,「玉三郎さんにキュンとくる瞬間は?」という質問のボードの登場です。
始まる前に書いたものを頭上にかかげました。
あとでTVで見たら,私の書いたものもしっかり写っていました。
私の顔をご存知の方はところどころ写っているのをチェックできることでしょう^^;
玉三郎さんもしっかりチェックされていました。
しかし,舞台でも何度か拝見していますが,改めて声の良さを確認ーという感じです。
次は衣装の話,そして中国公演の話と続きます。
その後はダイビングの話。
歌舞伎は通常1年のうち10ヶ月公演で,あとの2ヶ月は別の仕事や休暇というパターンが多いです。
舞台も2~26日まで公演で,舞台で衣装を着て通しで稽古するのは1回だけだったりします。
リフレッシュするときはしないと休みがなくなってしまいますね。
役者だとぎゅーっと陽性の場所にいますから,自然と触れる機会がありませんものね。
料理をする機会もないでしょうから。
(料理は生きた食材=自然と触れあうことになりますから,しないとバランスが悪くなると思います)
食事は2食で家のお惣菜が一番好きと。
外食はどうしても添加物が多いですから,変なものを食べないということなのでしょうね。
小松菜,パイナップル,キウイ,海洋深層水,にがりのジュースをもう7,8年毎日飲んでいらっしゃる。
うわー!
小松菜以外はなんて陰性なんでしょう。
私がこれを飲んだら冷えがてきめんにわかり,だめ~って感じですけど^^;
舞台というエネルギーの詰まった中にいるというのはかなりバランスの悪い中にいることになるのでしょうねぇ。
お芝居の登場人物が中庸だったら事件は起こりませんものね(笑)
だからこのような陰性のものでも大丈夫なのでしょう。
(一般人でもエネルギーの渦巻く都会に勤務してるお父さんと家にいるお母さんとではバランスの取れる食事が違ってくるのがわかると思います。)
玉三郎さんは食事にも気を使っていらっしゃって,有機野菜を巡業先まで取り寄せたりしていらっしゃるそうです。
菜食ではないと思いますが,肉類や油の多いもの,お菓子を好んで食べたりはしないでしょう。
一億総半病人の日本で,菜食者でもなく健康な人って久々に見た感じです。
健康な人って背筋がすーっと通っていて,自然な空気感がありますね。
以前放送のプロフェッショナルでも言われていましたが,「ストイックなんですねー」という司会者の感心はとても違和感があります。
このような仕事をやっていたらこのくらいは当たり前なのだろうな。
一般人の私達があまりにも楽をしてさぼっているのでしょう。
健康に気を使うのは当たり前ですけど,○○がよいという一部の成分の情報に惑わされて食べるだけの社会になってしまっていますからねぇ。
毎日続けるのはやめるのが怖いからだとも。
(お~私も玄米はやめるのが怖いよ~)
バランスが悪いからバランスを取ろうとするのだとか。
バランスというのは気のバランスなのでしょう。
玉三郎さんは番組の中で例えでおっしゃっていましたが,お芝居も分析する仕事ですと。
「料理でもただおいしいというのでなく,このような素材でこうだしを取って,こう作ってこうなって・・・」というのが大事。
それが自然にやってるように見えないとだめ。分析されてはだめ。
学ぶということは見えない部分を努力して見つける,知識だけじゃない成長なのでしょう。
素材(人間)がきちんとしていないと料理(生き方)も生きてこない。
一口目でおいしい!とインパクトだけ求めるのは料理ではない,というのと似ていると思います。

おまけ・・・
番組内に時事ニュースを別の解説者が説明するコーナーがあります。
この間ゲストは控え室に入るようで,スタッフに促されていた玉三郎さん。
でもこれを断って一人(司会者もいなく)でじーっと解説を見ていらっしゃいましたよ。
椅子の背もたれに逆向きに座って,一人で真剣に。
このときの話題は次世代DVDのシェア争いについて。
DVDのシェアが気になるのか,なんでもニュースは知っておこうという姿勢なのか?
途中らアナウンサーの方が隣に戻ってきて,玉三郎さんの隣に座っていらっしゃいました。
この部分はマイクを通していないので,口の動きと内容で推測する部分も多いのですが・・・
「(シェアがどちらかに決まらないと)迷ってしまいますよねー」とか,
北京五輪もありますからね,のところではうなずいていらっしゃいました。
これからはHDDに録画するだけでメディアにしない,とかネットなどでのダウンロードもあり,というところでは映画?などもダウンロードできるのかどうか,アナウンサーに尋ねていらっしゃったような???
この部分は雰囲気だけなのでわかりませんが,これからどのようにメディアの形が変化していくのか気にされていらっしゃるのでしょうね。
でもネットには詳しくないのですねぇ^^;
あと,画面に映っていない時はさっとハンカチで顔をおさえてらっしゃる。
てからないようにだと思います。
白のハンカチというのが玉三郎さんっぽい気がしました。
他の色だと見づらいでしょうから,油断できない色ですよねー白って。
TVでは見えない部分の玉さまのお姿でした(笑)

一応VTRに録画したのですが,まだビデオテープな我が家。
まだ使えるし,と15年以上使ってるビデオデッキです。
DVDレコーダーをやっと買おうとしているところ^^;
家で見たらあまりにも映像が・・保存版としてはちょっとね。
もし録画してますよーという方がいらっしゃいましたら貸してください^^;
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玉三郎さんに会いました<前編>

2008-02-29 15:39:38 | 演劇
玉三郎さんに会いましたよ。
と言ってもNHKスタジオパークのゲスト出演の観覧ですが。

渋谷の雑踏は苦手なので代々木公園から行きました。
なので渋谷のレストランの情報をおたずねしたのです~。
時間が合わなくて行けませんでしたが,チェックしましたのでまたの機会に行きたいと思います~感謝。
天気もよく,外出には最適な日和でしたね~。
もう歩道には緑のつぼみをつけたチューリップが植えられていて,あっという間に咲く日も近いでしょう。
ハウス栽培したものを業者が植えているだけだと思いますが・・・
散るとまた抜いて植え替えるだけなんでしょうね。
以前某遊園地でも枯れる前に業者が来て大量に植え替えている様子を放送していました。
いつでも綺麗に保つための努力という感じで番組は作られていましたが,
生き物を使い捨てという感じであまりいい気持ちでは見られませんでした。
見た目だけ綺麗にしてるだけなんだなぁと。
花は食品ではないので農薬がすごいそうです。
有名華道家などは指紋が溶けてしまっているそうですから。

さて,番組観覧は当日12時までにNHKスタジオパークに集まった人の中から抽選されます。
(はずれた人でもスタジオの外で見学できますから見ることができます。ただし人が多いとぎゅうぎゅう詰めになるでしょう)
番組を見たことがある人はわかると思いますが,外にいる方が握手できるチャンスもあったりで,それもいいかなぁと(笑)
(スタジオパークは200円の入場料金がいります)
12時までに集まった人は60数人?
スタジオに入ることができるのは30人くらいですが,今回は25,6人?
ゲストによっても差があって200人以上並ぶこともあるみたい。
くじは当たりが出てしまうと終わりなのであまり遅く並ぶと引くまでもなく終わりということになる場合も。
でもずっと立って待っているので,長く並ぶつもりの人は時間つぶしになるものを持っていった方がいいと思います。
私は30分くらい前に着きましたが,既に40人くらい並んでいました。
みなさん当たったら嬉しいですが,TVに多少なりとも写ることもあって緊張。
隣の人とも「当たったらどうしよう 笑」会話してました。
で,12時になり。
くじを順番に引いていきました。
当たる人当たらない人半々という感じです。
少し当たる人の方が多いかな?
ちなみに友人同士で来ていても一人一人引くので,ばらばらになる可能性がありますし,キャンセルはできません。
(はずれた人は外から見学できますので,待つことはできます)
そしていよいよ私の番になり,なんと!当たりました。
この前新橋演舞場に行かなかったのは,こちらに気が必要だったのかも?
当選者は手荷物は持ち込み禁止です。
近くのコインロッカーに預けることになります。
30分後にまた集合と言われました。
トイレに行くと,女性観覧者の方々でしょうか,みなさん化粧直しが念入りで。
やはり玉三郎さんだから,お客さんも気は抜けない?(笑)
私もと思いましたが,油取り紙持ってくるの忘れてできず^^;。
まぁ数日前に久しぶりにヘナ染めしたし,普段はしないピアスもしたけどね(笑)
旦那にも一応メールしたら,「写真撮れたら撮ってきて」と。
撮影禁止(どころか携帯持込禁止だよ~)に決まってるでしょう~。

30分後,再集合,ひいたくじの番号の席に移動。
ゲストの席とは5mくらい?距離感わかりません~。
いつもの番組では何列か椅子が並んでいたような気がするのですが?
今回は衣装が展示してあるから狭いのか,2列しかありません。
しかも入り口(写真では手前の方です)にべったりとかな~り無理に,という感じでした。
スタジオは思ったより狭いので(笑)更に近く見えるのはラッキーなのですけどね。
さて,スタッフの方の指示で拍手の仕方やボードに書くコメントの準備をさせられました。
「玉三郎さんにキュンとくる瞬間は?」というコメントを書いてくださいって。
え~,と観覧者のざわめき。
いきなり言われても困ってしまいますよね。
玉三郎さんが見えるように大きい字でと言われました。
隣の人ともどうしましょうねぇ,と話しながら考えてしまいました。
例えば鷺娘とか役名を書いたとしても,あわてていて万が一漢字間違ってたりしたら^^;
揚巻の衣装がぴかぴかでとても美しいです。
本番までは静かで時間も余り・・・
外からは花道のように玉三郎さんが入ってくるところでざわめきと歓声。
さていよいよ玉さまの登場です。
(続く)
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感覚にまかせる

2008-02-25 15:42:43 | 演劇
新橋演舞場の藤山直美&中村勘三郎の「わらしべ夫婦双六旅」
千秋楽チケット取ってました。(3階だけど)
朝,弁当(と言ってもおにぎりですが)を作り,準備はしたのですが。
なんかやめたーと。
なんだろうな~人工物の気分じゃないのかも?
いい天気なのにインドア,自然のない銀座へ行くのも,ぎゅーっと陽性パワーたっぷりのものは今いらないのかも?
昔は何が何でも行けるものは行かなくちゃーという感じだったけど,それって結局癒されるわけでもないし,不自然な行動だったのかもしれない。
例えば用事ができて行けなくなるものがあっても,そういうものだったんだーって執着が減ってきたように思います。

さて,今月の演劇情報としては28日のNHKのスタジオパークに玉三郎さんが出演されますね。
コメント (3)
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「ぼんち」を読む

2008-01-16 23:53:43 | 演劇
ぼんち (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社

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音楽劇「ぼんち」に行く前に原作を読んでいます。
大阪の老舗のぼんぼんである主人公がしっかりもうけてしっかり散在し,妾も5人作って・・というあらすじで。
(ああ,今回もジュリーは女性にゆる~い役だ 笑)
女系家族のどろどろした感じから始まっているのが怖い~。
代々女系で婿を迎えてきた家なので姑達がすごい。
見合いで結婚した女性が子供を産んで,それが男の子だと不満。
さっさと嫁を離婚させてしまう。
原作者の山崎豊子さんは「華麗なる一族」や「白い巨塔」でも有名ですが,どちらも見たことがないのでわかりません(笑)
舞台を見る前は予習はした方がいいかな~と予感するものとしないものがあるので,その感覚にまかせています。
何も知らないからこそわかることもあるだろうし,新鮮な印象もありますからね。
以前ネットで歌舞伎に詳しい人と話すことがあったのですが,勘三郎が好きだというと「中村屋は手踊りだから腰が入ってない」とか「○○屋の○○は○○型だからいい」とか,団菊じじいみたいな話とか。
そういうところばかり見て役者さんの華やかさや言葉にならない感動とかないのかな~?かわいそうだなぁと思ってしまったことがあります。
座長(加納幸和さん)曰く,「見てないものはわからん!」だと思いますが(笑)
何も知らない高校生の方が案外核心をついた感想を言ったりするもんですし。

さて,「ぼんち」はもうすぐチケット発売のようで。
先行発売で買えるかもしれない?ので,同じく行きたい方はお知らせください(笑)
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NHK「プロフェッショナル」

2008-01-16 23:17:20 | 演劇
NHK「プロフェッショナル」坂東玉三郎さんの回を見ました。
歌舞伎の家庭の生まれではなく,芸養子となり50年。
幼い頃に小児麻痺になり右足が少し短いため,フェルトを入れているのだとか。
虚弱体質にいいかと始めた日本舞踊が歌舞伎へ入る一歩になったそうです。
女形としては背が高いので(173cm)いつも腰をかがめていなければならず,かなり体に負担となってきた役者人生。
孤高の人というイメージはこういうところからもくるのでしょう。
さらに年齢的なこともあり,健康管理にはかなり気を使っていらっしゃいます。
公演中は舞台が終わっても寄り道はせず,友人などと電話などで話す(声を使う)こともしない。
役者としていつか踊れなくなる日が来るでしょうが,将来のことよりも「明日のことだけ考える」とおっしゃっていたのが印象的。
明日のこと,の積み重ねが将来に繋がりますもんね。
一見ストイックなように見えますが,一般人でも同じだと思います。
日々コツコツと努力する人が将来の貯金(お金じゃないですよ~)を積み上げてゆけるのでしょう。
あと「無意識の美」というのもおっしゃっていた。
玉三郎さんはスキューバダイビングをされるそうですが,自然は人に見せるわけではないのに美しいと。
これはこうだ,と考えて作るものではないのでしょうね。
食べるものにもかなり気を使っていらっしゃることを本で読んだことがありますが,口に入れるもの,触れるもので人の性格も作られる部分がありますから,そういうものも影響しているのでしょう。
美輪明宏さんも病気になってしばらく休んでいらっしゃった時期がありましたが,今は(病気が原因かわかりませんが)魚は食べるベジタリアンだという噂ですが本当でしょうか?
TVでも「日本人はもともと菜食だったのよ」とおっしゃっていたそうです。
今まで病気になったことがなく何も気にしない生活をしている人よりも,どこかしら具合の悪い人が毎日健康に気をつけた努力をしていれば,結果的にマイナスがプラスになり健康に差が出るんじゃないかなぁ。
玉三郎さんはご本人が思うよりも続けられるんじゃないかなぁと思います。
観客も玉三郎さんを見習っていかないと,その素晴らしさが半分もわからない?なんてことにもなりそうな(笑)
この番組の後にBS?での団十郎さんの番組の予告がありましたが,半病人の顔という感じがして・・・その差に驚いてしまいました。
コメント (2)
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