三月千秋楽

2005-03-30 14:44:42 | 演劇
勘三郎襲名公演の三月千秋楽に行ってきました。
カード型のオペラグラスは持っていたけど、3階後方はそれでは見づらいので
途中ビックカメラで新しいのを買ってしまった。
倍率6~13倍。これからも使うし、これでばっちりだ(笑)

3つの演目があり、最後は「鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」
これは三島由紀夫の新作歌舞伎。
鰯を売る呼び声を聞き、それに心ひかれて城を飛び出した姫が
その行方を捜し求めるうちに帰れなくなり、遊女になってしまっている。
その遊女・蛍火(ほたるび・坂東玉三郎)に
一目ぼれした鰯売りの猿源氏(さるげんじ・中村勘三郎)が大名に化けて会いにいくという話。
蛍火は高位の遊女なので、鰯売りの身分では相手にしてもらえないのでね。
ストーリーとしてはそんなのあり?って感じで平凡なんだけど、
ドタバタ喜劇になっていて、役者の力量でいくらでも面白くなるかな。
勘九郎時代から玉三郎とのコンビは好評で、襲名のお祝いとしてはハッピーなものでいいんだろうね~。

で、最後花道から2人が連れ添って退場するのだけど・・・
拍手が鳴り止まず、観客スタンディング。
歌舞伎座は普通カーテンコールに答えることもないし、
スタンディングを体験したのも野田版研辰以来ですよ。
というか鰯賣でスタンディング?って思ってしまったけど(笑)
勘三郎というキャラの親しみやすさと華やかさのなせる技か?
玉三郎さんが気を利かせたのか、また舞台に勘三郎を連れて戻り、
ちょっと涙ぐんでました、勘三郎さん。
向上のときといい、今回といい、玉三郎さんのうまい気配りとセンスは本当に素晴らしい。

(画像:お祝いのまねき。有名人の名前もちらほら) 


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マクロビオティック

2005-03-29 14:37:03 | Weblog
マクロビオティックとは、肉・乳製品・砂糖を使わず、精白していない有機の穀物や野菜などを中心とした食生活のことです。
気軽に楽しくやっていこうと思います。

オーガニックレストラン、「チャヤマクロビオティックス」に行ってきました。
歌舞伎を見に行く前のお弁当の購入です。
こういうレストランは初めて行ったのですが、おしゃれな感じでした。
自分で作っているとマクロビオティックの料理の味付けの手本というものが
いまいちわからなかったのですが、一度プロの料理を食べてみるとよくわかるなぁ。

劇場内なので暗くて見づらいのですが・・・
中身は、
左から、根菜とテンペの煮物、セイタンの唐揚げ、ブロッコリー(タルタル風ソース付き)
右は、かぼちゃとひえ(?)のサラダ風、ひじきの煮物、レンズ豆と白いんげんと玉ねぎあえ、
ポテトサラダ風(でもじゃがいもではない)の何か? でした。

時間がなかったのでじっくり観察できなかったので^^;
味は、煮物などは薄いです。
といっても素材の味を壊さないようにという感じです。
サラダ風のものはにんにくの味がしましたが、普通にマヨネーズを使っているの?と錯覚してしまいそうでびっくり。
あとセイタンの唐揚げは、おいしい!
肉がわりに使っても結構わからないかも・・・
セイタンとは小麦粉のグルテンを煮詰め、味付けしたものです。
肉もどきとして使います。
まだ作ったことはなかったのですが、今度作ってみようと思いました。
あと同じサイズのトレーに玄米ごはんがつきます。
玄米ももちもちしてやわらかく、おいしい!
これで950円なら、劇場内で買うよりずっといい~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする