明日より

2006-04-26 11:43:56 | Weblog
明日より旦那の実家に行くのでしばらく留守にします。
義兄さんの結婚式のためです。
礼服などでスーツケース1つがいっぱいになりました。
八戸は千葉とは1ヶ月くらい気候に差があるので、服もかさばります。
とりあえず1つは宅配便で送りましたが、結構な荷物です。
さて、マクロビアンにとって東北は食材の宝庫です。
海草類、雑穀類、山菜など安くていいものが手に入ります。
自然薯なんかも名産地なんですよ~。
マクロを意識しなくても普段からそういう素材を食べる生活っていいですね。
たくさん買って帰りたいと思っています。
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猫の留守番

2006-04-25 12:17:11 | 
帰省している間の猫達は退屈すぎたようです。
旦那は仕事で昼間はいないので、4匹だけ。
今回は旦那が夜はいるのでおまかせしました。
(長期で2人ともいないときはペットシッターさんに来てもらっています。
1日30分ですが、やはりプロが来て少しでも遊んでもらう方が効果は高い。)
不在だと窓が開けられないので外も見られないという不満が大きいです。
餌も今回はいつもの半分しか食べなかったらしく、帰ってくると少しみんなほっそりしていました。
やせ気味もいればちょっとダイエットした方がいいのもいるので、微妙なところです・・・
ひめがしょんぼりしていたと旦那から聞かされました。
電話をしたときも、携帯越しに恐竜のような叫び声(?)が聞こえてきました。
遊び足りないらしくきなこが鳴いているようで・・・
でも旦那も仕事があれば家にいてもつきあっていられないで難しい。
うちの猫を疲れるまで遊ばせようとすると1匹1時間はへろへろになるまで、
つきあわないといけません^^;(ひめ以外)
旦那の部屋(PCがあるのでバリケードをしています)以外はトイレも押し入れも勝手にあけてしまいます。
無法地帯と化していますが、元気ならいいだろうとあきらめています。
飼うときに、よほどでない限り働くというのはやめようと思ったのですが、
うちの場合は正解でした。
室内飼いの場合(猫によって差はありますが)どうしてもストレスが溜まると思います。
しっかり遊んでやらないといけません。
飼い主がイライラしてれば猫も同じになるし、オロオロすれば猫も不安になります。
健康にも影響してきます。(人間と同じですね)
気配や空気を察知する感覚は人間よりもずっと鋭いと思います。
飼い主はいつもどっしりと構えていないといけませんねぇ。

(画像:こたつはもう暑いらしく、出てきて伸びるしろ)
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疲労回復

2006-04-25 11:53:03 | Weblog
1週間弱帰省していたわけですが、その間は旦那はほとんど冷凍モノか外食でした。
食事を作れない人なので、自分でできることはご飯を炊くくらい^^;
まぁ時間もないので仕方がないです。
ご飯は炊いて冷凍したり、冷凍モノでも生協のものはまだましだろうと
簡単にボイルや解凍で食べられるものを置いていきました。
毎日外食するよりは安全かなとも思います。
当然、肉や魚など動物性食品が増えますね。
ちょうど帰省している間は仕事がとても忙しい週だったらしく、
家でも仕事でほとんど徹夜の日もあったようです。
帰ってきたときは疲れた顔という感じでした。
しかし、いつものご飯に戻すとすぐ回復してしまいました。
まだまだ忙しい日は続いていましたが。
肉を食べるとスタミナがつくというのは間違いだなと実感しました。
動物性食品は消化しにくいので、胃腸に負担がかかります。
血液も汚れてしまうので血行が悪くなり、余計疲労しますね。
しばらくマクロをやっていると食べたもので人間が作られているというのがよくわかります。
動物性食品が増えると怒りっぽくなったり、添加物が増えるとイライラしたり。
砂糖を取ると気分が後ろ向き、凹みがちになるのもよくわかります。
旦那も家では同じ食事なので、観察しています。(笑)
あと家族が同じ食事をしていると、考えがシンクロしますね。
バラバラのメニューだと気持ちもバラバラになりやすい気がします。
夫婦喧嘩になるときは外食や動物性食品を摂取した次の日。とぴったり一致。
肉中心の民族の方が、穀物菜食の民族よりもずっと戦争が多いそうです。
肉を食べれば肉食獣に近づいていくのかも~。
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京都探検記?2~善右衛門的カフェへ行く

2006-04-19 15:26:15 | Weblog
善右衛門的カフェへ行ってきました。
善右衛門的。弐で毎回とても
おいしそうな画像が見られます。
(そんな紹介でいいのか 笑)
南禅寺で疲れていたのでそのまま新幹線に乗ろうかとも思いましたが(オイ^^;)
せっかく来たのだし~。
住所を頼りに探しました。
京都は○○通り上る、とか下るという住所が多く、
○丁目何番地ではないので、これでたどり着けるか心配でした^^;
しかし、すぐに見つかりホッ。
噂の本豆餅をごちそうになりました。
まず皮が薄くも厚くもなくちょうどよい感じ。
豆の風味がしっかりとあります。
薄味でもなく濃い味でもなく、これもちょうどよいのです。
急いで食べてしまわないようにしなければ~という感じです(笑)
マクロビオティックをされている方とは会ったことがなかったので、
店でお話できるというのも新鮮で聞いているだけでも楽しかったです。
しかし、心残りはランチタイムじゃなかったこと!
いつもブログでおいしそうな画像を見ているのだから、
やっぱり昼に行かないと、という思いを強くしたのでした。
のぞみに飛び乗り、あっという間に東京駅。
来年の帰省に期待しよう。
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京都探検記?1~南禅寺

2006-04-19 14:21:50 | Weblog
法事も終わり、せっかくなので帰省する日に京都へ寄ることにしました。
大阪出身とは言え、個人ではほとんど行ったことのない京都。
改めてガイドブックを買いました。
普通だと清水寺や平等院など世界遺産級のものを見に行くのかもしれません。
しかし選んだのは南禅寺

まず京都駅に着いてロッカー探し。
キャリーバッグなので大型ロッカーを探しましたが、観光地のせいかいっぱいでした。
やっと1箇所空きがあってラッキー。
地下鉄で南禅寺へ向かいます。
駅から徒歩10分くらいでしょうか。
参道の入り口に着きました。
天気もよく、遅めですがまだ桜も咲いていてきれいでした。
拝観料の必要なところがいくつかあり、まわってみることにしました。
まず南禅院へ。
ここは京都の三名勝史跡庭園にもなっているそうで、池や樹林を中心とした庭園が広がっています。
本坊や疏水をまわり、いよいよ三門へ。
お目当てはここで、歌舞伎の「楼門五三桐」で、
石川五右衛門が「絶景かな」と見得を切ることで有名になったところです。
といっても「楼門五三桐」はまだ見たことがないのですが(笑)
たびたび上演されていますし、物語上のこととは言え、舞台となった場所をめぐるのは楽しいものです。
薄暗く、天井の低い急な階段を上ると目の前に京都の町並みが広がりました。

観光バスなら1時間程度で次の場所へ移動してしまうのでしょうが、
一人だと気兼ねなく見られるのでマイペースでよいところもあります。
何時間もうろうろと歩き回っていたので、結構疲れてしまいました^^;
京都は国宝級の神社仏閣がたくさんあるので、
じっくり全部見ようと思ったら何週間かかるかわかりませんね~。

(画像:三門よりの眺め)
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帰省中

2006-04-14 18:23:11 | Weblog
帰省中です。
実家で困るのが食事。
さすがに一週間近く家族と同じ食事は辛いので、
玄米や三年番茶、昆布、椎茸を持参し、マクロビオティック料理を作っています。
関西では毎日味噌汁でもないようですし。
母親がパートで一日いないので、各自セルフで作ることが多く
まだ自由にやりやすいのですが、なにせパート先が肉屋(-.-;)・・・
肉を使った持ち帰りの惣菜が晩ご飯なんて日も多いです。
マクロビオティックを始めた目から見ると
食事の穀物・野菜の少なさ、砂糖摂取の多さに改めてびっくり。
親の世代(50,60代)だとちょうど戦後の栄養教育の洗礼を受けていますから
なかなか穀物中心の食事は理解できないようです。
牛乳はカルシウム摂取によいと思っていますし、
よくない部分があるなら報道されるのものだと思っているようです。
なんとか高温殺菌から低温殺菌の牛乳にしたほうがましだということだけは聞いてくれたようです^^;
ママンテラス(マクロビオティック料理店)でお茶をしましたが、
デザートの甘さが足りないと言われ・・・
あと私も玄米も炊く機会がなかなかなく、白米を食べることも多い状態です。
これがもう腹が減る減る・・・(笑)
その分ボリュームのあるおかずを食べてしまい、
脂肪やたんぱく質の過剰摂取になるのだなと実感しました。

それから水の差も実感しました。
以前はあまりわからなかったのですが、実家に行くと水の違いがわかります。
水がやわらかいのです。
自宅では硬い、とんがった感じがします。
塩素がきついのかもしれません。
浴槽にも塩素を除去する錠剤を入れないとかゆくなります。
田舎の水のよいところだとそういうのもわかりますが、
実家(大阪)の淀川水系の水道水なんてきれいなものでもないだろうし(笑)
育った家の水という慣れ?
温泉に入ったあとのようにすべすべになります。

あとこれは関係ないのかもしれませんが、実家の猫(4匹)の対応がよいのです。
以前は1年近くも会わないと初対面のように警戒する仔もいたのですが、
今回は人懐っこいです。
これはマクロビとは関係ないのかもしれませんが(笑)

(実家の猫その1)
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コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」3~お岩様がやってきた?

2006-04-10 15:09:04 | 演劇
南番を見た後のことですが・・・
観劇後ロッカーに荷物を取りに行ったわけです。
すると友人のパンフレットが1/3くらい濡れていました。
接着剤で製本してあるのですが、背表紙がはずれているくらいしみこんでいました。
背のタイトルもボロボロになるくらい。
1つのロッカーに2人で荷物を入れていたのですが、何も水気のあるものは入れていませんでした。
しかもビニール袋に少し顔を出すくらいにパンフレットを入れ、
袋の中には紙袋に入ったパン(そう、アコルトのパンの紙袋です 笑)も入っていました。
画像はそのときの状態をイメージしてみました。
これをたてかけていた感じです。
しかし、濡れていたのは四谷怪談のパンフレットのみ。
それも見えている部分のみではではなく、縦にというか垂直に濡れていました。
ビニール袋の内外も紙袋もロッカーも濡れていません。
入れるときも何もなかったし、上から漏れるとしたら開けた時も濡れているのでは?
というか、濡れないように前もってロッカーに入れておくのですから、
わざわざ濡れたものを入れる人もいないのでは?
前使っていた人が濡れたものを入れていたのかと思いましたが、
ロッカー内は毎日中を点検すると思います。
その日は昼の部はなく、私たちが見た夜の部のみ。
お岩様は客席のどこかにいらっしゃると言いますし、
上演するときは必ずお参りに行かないと、何か起こるようです。
中村屋さんも昔、波乃久里子(勘三郎さんのお姉さんですね)が
急に具合が悪くなったことがあるとか。
(実際のお岩様夫婦はとても仲がよかったそうですけどね)
お岩様の干支はネズミだそうで、芝居の中でもねずみの出てくるところが多いのですが。
猫の匂いがするから脅かされた?^^;
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コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」2~北番(ネタばれあり)

2006-04-10 14:32:37 | 演劇
次の日は北番へ~。

<北番の配役>
お岩・直助権兵衛     :中村勘三郎
民谷伊右衛門・小汐田又之丞:中村橋之助
佐藤与茂七・小仏小平   :中村扇雀
四谷左門・仏孫兵衛    :坂東弥十郎
お袖           :中村七之助
奥田庄三郎・秋山長兵衛  :片岡亀蔵
伊藤喜兵衛・お熊・按摩宅悦:笹野高史
お梅           :坂東新悟

役のイメージとしては北番の方がぴったりという感じがしました。
南番での与茂七は勘三郎さんがいいんですけど。
老け役や弥十郎さんの方が合っていますし(笑)
意外だったのが与茂七役の扇雀さん。
上方づくりではんなりとしていてとてもよかったです。
北番は、お岩が亡くなるまではほとんど同じなのですが、それ以降が違います。
お袖と直助が実は兄妹だった、知らぬ間に近親相姦をしたことと、
直助の殺した庄三郎が実は自分の主君だったことを恥じ、切腹します。
与茂七は回文状を渡され、その後討ち入りするのでしょうが・・・
そんなにしてまで討ち入りするの?という鶴屋南北の皮肉のような気がしました。
北番の音楽は現代風で椎名林檎(?)が流れていたり。
音も大きく、私にはいまいちでした。
特に髪梳きの部分は元の歌舞伎の長唄が圧倒的な力を持っているので
それを超えるものはなかなかないのでは?と思います。
あと時間内に収めるためか、南番と比べて台詞が1.5倍くらい早い!
どろどろした部分では「たっぷり!」と思うところも多いのでじっくり見たいなと思いました。
しかし最後の階段や夢のシーンでは、コクーンでしかできない演出で新鮮でした。
誰の出演かわかりませんが子供の頃にTVで見た、映画の四谷怪談にも夢のようなシーンがあり、似ているなと感じました。
四谷怪談を見たことがなく、北番から入ったら間違いなく別の作品になるでしょう。
歌舞伎座などでベーシックなものを見ることをお勧めします(笑)
南を見て、北を見る順番でよかったなと思っています。
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コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」1~南番(ネタばれあり)

2006-04-10 11:52:19 | 演劇
待ってました!
コクーン歌舞伎に行ってまいりました。
今回は<南番>と<北番>の2バージョンです。
南番は12年前に初演されたバージョンに手を加えたもので、
北番はあまり上演されない三角屋敷の場面があります。
歌舞伎は全編通しで上演される場合よりも、よい場面だけを演じることが多く、
その前後のストーリーはご承知、ということが多いです。
見る前にあらすじなどを読んでおけば大丈夫。
歌舞伎は他のお芝居に比べてずっとシンプルでわかりやすいですよ。

コクーンは初演から全部行ってますがとても面白いです。
約700席と大きくないスペースで、花道以外でもお客さんをかきわけて役者さんが通ったりします。
で、今回は去年に引き続き最前列!
しかも去年は友人と6番7番だったのですが、今年は5番6番とほとんど同じ!
(友人は同じ6番席)
抽選制でチケットを購入していますが、びっくりですね。
1階の前半分は平場席と言って座布団に直接座ります。
江戸時代の芝居小屋っぽくてよいです。
南番の場合、後半は本水(本当の水)を使うので、前の方はすごく濡れてしまいます。
靴は脱いでビニール袋に入れ、ポンチョを渡され着なくてはいけません。
更に水よけにながーいビニールを渡され、
同じ列の人と一緒に水がはねたらそれを持ち上げてよけなくてはいけません。
まぁ多少なら濡れても、それも楽しみなんですが。
以前はかばんは手元に置いておけばよかったのですが、
係員の方に無料ロッカーに入れておくように言われました。

<南番の配役>
お岩・小仏小平・佐藤与茂七:中村勘三郎
民谷伊右衛門       :中村橋之助
お袖           :中村扇雀
直助権兵衛        :坂東弥十郎
お梅           :中村七之助
按摩宅悦         :片岡亀蔵
伊藤喜兵衛・お熊・舞台番 :笹野高史
四谷左門         :中村源左衛門

内容は皆さんご存知かと思いますが・・・
民谷伊右衛門(たみやいえもん・橋之助)は赤穂の浪人で、
お家没落の際に御用金を盗み取った心のよくない男。
それを知ったお岩(勘三郎)の父、四谷左門はお岩を実家に連れて帰る。
お岩の妹、お袖の夫・佐藤与茂七(勘三郎)は仇討ち同士に加わって行方知れず。
そのため生活に困ったお袖(扇雀)は娼婦となることを決める。
お袖に言い寄っていた直助は喜んで買いに出かけるが、
同じように来ていた与茂七(勘三郎)に追い払われてしまう。
偶然出会った2人は喜びあうが、与茂七は再び忠義のために働かなくてはならない。
同志の庄三郎と身なりを交換し、回文状を預かると与茂七は去っていった。
与茂七を恨みに思う直助は暗闇で間違って庄三郎を殺してしまう。
疑いがかからぬよう、顔面をはがす直助。
そこへ左門を恨みに思う、伊右衛門が同じく切り殺す。
駆けつけたお岩とお袖に直助は仮の夫婦になれば敵討ちの手助けをすると約束。
伊右衛門はお岩との復縁を承諾させ、同じく敵を探す約束をする。
お岩は男の子を出産したが、産後の経過が悪くふせっている。
伊右衛門は傘張りの内職くらいの仕事しかなく、
役たたずのごくつぶしとお岩を毎日ののしる日々。
そこへ隣家の伊藤家よりさまざまな贈り物が届けられる。
子供への着物、お岩の体がよくなる薬など・・・
伊右衛門にはひとめぼれした伊藤家の娘お梅との婚礼を伊藤家から持ちかけられる。
それを承諾した伊右衛門。
身の回りの世話をする宅悦に、お岩と不義を働くよう脅す。
しかし、お岩に小刀で切りつけ抵抗され、仕方なく白状してしまう。
人相の変わっているお岩は身なりを整えて伊藤家に乗り込もうとするが
それをとめようとする宅悦ともみ合ううち、小刀が刺さり絶命してしまい・・・

まず最前列ではお岩が怖い!^^;
1mくらい先に役者さんがいるわけです。
怖いけど見たい、見たいけど怖いというわけで・・・
勘三郎さんは3役と大奮闘で、この舞台のために7kgくらい減量されたそうです。
与茂七もすっきりとしたいい男になっています。
橋之助さんもいい男で錦絵のようです。
伊右衛門のような役は色悪(いろあく)と言って、白塗りのニヒルで惨忍な悪人という分類になります。
一般的には普通の白塗り=善人役なのですが、色悪の場合は別です。
美形悪役というところでしょうか。
悪い人なんだけどかっこいい!と見てしまいます(笑)
宅悦の亀蔵さんは情に訴える演技で、いつものように渋いいい声です。
さて、四谷怪談ですが、初演と比べて少し軽いような・・・
しかし、間近で見たせいか発見もいろいろあり。
まず髪梳きの部分ですが、薬のせいで発熱し、梳くと抜けるそうですが
お岩の恨みで力でひっぱり抜いたという感情もあるのではないか?と思いました。
近くで見たからでしょうが、髪の毛がくっついていた皮膚(?)も見えてしまったからかもしれません。
抜けた髪のかたまりがこちらに転がってきたときは怖かったですよ~。
あと疑問に思ったのは、お岩が薬を飲むところなど。
包み紙に残る粉まで湯飲みにふせて落として最後まで飲んでいました。
そのとき客席から笑いがおこったのです。
動きだけ見ればせこくて面白いのかもしれませんが、
それで顔面が崩れることになるのは観客の誰もがわかっているはず。
必死で体を治そうと思うお岩さまの気持ちを考えると笑うというのはおかしいのでは?
これはコクーン歌舞伎だけでなく、歌舞伎座など時々笑いがおきるんですよね。
質に入れるからと伊右衛門が子供がもらった着物や蚊帳まではいでいくところがあります。
(江戸時代に着物や薬は貴重品でした)
蚊帳がなくなると子供が蚊に追われてむずがるからと
、お岩が必死で蚊帳にしがみつき、引きずられていくのですが、そこでも笑う人がいます。
役の心情は見てないんでしょうか?
とても疑問に思いました。
まぁそれを除けば大変面白いお芝居で・・
最後はお堀(?)で大立ち回りなので、水しぶきがバンバンきます。
初演よりは大人しい気がしましたが。
それでもわざと観客めがけて水をかけたりして、一応ポンチョ着てますけど濡れます。
前面の水よけのビニールも水色で(初演は透明だった)、
後方から見ると客も水面を表しているんでしょうね。
不透明なので、よけると舞台が見えない、見ると濡れるというジレンマがおきます(笑)
与茂七役の勘三郎さんの白装束はかっこよかったのに~。
(着物がビニール製だったような気がしましたが?違うかな?)
あれも討ち入りのイメージがあるんでしょうね。
表舞台では忠義だのとほめそやされたであろう忠臣蔵ですが、
それに加わらない大多数の浪士とその家族はつらい思いをしたのでしょう。
お岩の恐ろしさが有名な作品ですが、本当に怖いのは伊右衛門など人間なのだなと感じました。
伊右衛門も伊藤家に事実を打ち明けられるまでは体裁を保っていますが、
一番怖いのは伊右衛門に隠して、薬を先に渡してしまう伊藤家一家ではないでしょうか。

しかし荷物をロッカーにいれておくというのは正解で、
友人のところは水たまりができて、置いていたパンはしっかり水びたしでした^^;
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アコルトのパン

2006-04-07 13:15:20 | Weblog
「アコルト」へ行ってきました。
ここは100%オーガニックのパンの店です。
イースト・動物性素材・砂糖・添加物など一切使っていません。
青山の裏通りにある小さいお店です。
まず入って、お値段が高い!
普通のパンの倍はします。
初めてなのでどれがいいかわからず、「あまぐりあんぱん」と「マイス・ミニ」を買いました。
(詳しい画像はアコルトのHPでどうぞ)
天然酵母で全粒粉(精製していない粉)のパンは普通の白いパンに比べてかなり硬いです。
普通の白いパンばかり食べている人には別の食べ物のように思うかも・・・
あとパンにもよりますが酸味が強い部分もあります。
2個買ったのですが、アコルトのパンはとても腹持ちがしました。
普通の倍くらいの密度という感じでしょうか。とても重いです。
高いと思いましたが、1個で2個分のボリュームがありますのでお得なのかもしれません。
砂糖の入ったジャムやマーガリンなどは合わないと思います。
具を作るとしてもしっかり自家製で作りたくなる感じです。

パンはマクロビオティックではあまり食べません。
粉モノは週2くらいまでだそうです。
パンや麺、お菓子などの粉モノはたくさん取ると胃腸にたまって負担をかけてしまうそうです。
肝臓と胆のう、膵臓にもよくないのだとか。
体が粉に耐えられなくなっている症状では、
鼻水、痰がからむ咳、目ヤニ、下痢か便秘など。
さらに粉を食べ続けていると、冷え性、貧血になったりするそうです。
穀物は粉にされると空気に触れますから酸化が進みます。
更に精製されると様々な栄養素が削がれます。
白いパンは糖質が多くなってしまうので、どちらかというと「おやつ」に近くなってしまうのだとか。
そういえばヨーロッパなどでは、日本のように真っ白でふわふわしたパンは少ないのではないでしょうか?

あとパンの中身についても気をつけなければいけません。
市販のパンのほとんどに使われているのは、
廃糖蜜にリン酸や窒素などの化学物質を加えて工業的に生産された「イースト」パン。
天然酵母もイーストも酵母が元になっていますが、天然酵母の場合、
気温や湿度で発酵の度合いが違うため、おいしいパンをつくるには技術がいります。
それに、天然酵母の値段はイーストの20倍。
どうしてもパンの値段は高めになります。
一方、パンメーカーなどではイースト+イーストフードで作られているものが多いです。
イーストフードとはイーストが食べるエサです。
塩化アンモニウム、炭酸カルシウム、リン酸塩、臭素酸カリウムなど
13品目の合成添加物から4~5品目を混ぜてつくられる化学物質です。
(特に臭素酸カリウムはあるメーカーでは「特に残留しない」ということで使われています。
これはパーマ液などにも使われている化学物質だそうで・・・)
イーストフードを使うと、短時間でふわふわしたパンを大量に発酵させることができます。
少ない原料で一度にたくさん安く作れることになります。
その他にも乳化剤や香料など、小麦粉も輸入がほとんどですから
ポストハーベスト(収穫後にかけられる農薬)の問題もありますし。
うちの場合、メーカーのパンは薬の匂いがすると感じられるようになったので食べられませんが・・・
町のパン屋(添加物の表示義務はない)さんはまだましなのでしょうが、気をつけなければいけませんね。

アコルトのパンは今まで食べた店の中でもトップクラスのものでしたよ。
袋も紙袋のみで環境にやさしい気がしました。
で、紙袋は普通の紙だったか知りたいのですが・・・
防水加工などはしていないと思ったのですが、ご存知の方はいらっしゃいますか?
(理由はコクーン歌舞伎観劇1~3の記事にて 笑)
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夕食

2006-04-02 10:20:24 | Weblog
高野豆腐と人参、しいたけの煮物。
焼いたがんも。
豆腐とねぎの味噌汁。
雑穀入り玄米ご飯。

がんもには大根おろしをたっぷり。
時間がないときの簡単メニュー(笑)
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油断大敵!

2006-04-01 18:40:27 | Weblog
美容院に行きました。
ヘアカラーは怖いのでもうしていません。
普段は石鹸シャンプー&整髪料は椿油のみ。
石鹸にしても化粧品にしても、皮膚から体内に化学物質が取り込まれますしね。
で、カットの後、ワックスでセットしてくれたと思います。
しばらくするとくしゃみ・鼻水が止まらなくなり、重症花粉症患者のように。
最初は原因がわからず、どうしたんだろう?と思っていたのですが、
旦那に「美容院の匂いとか何かあるんじゃない?」と言われ、
ワックスだ!と気づきました。
香料のせいなのかわかりませんが、こんなにてきめんだとは思いませんでした。
次はつけないでもらうように気をつけなければ~。
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