三党合意が漸く決まり、15年度まで法案不要で
赤字国債の発行が認められる事が決定。
そうでなくても、復興予算の流用などで、中央官庁の
役人の思いのままに予算が使われている。
かつて自民の長期政権の中で、大平大蔵大臣が、
頑として連続利用が出来る法案に反対した場面を想起した。
あれが政治家のあるべき姿だった。
大平さんは香川県の人だった。
香川顔という言葉があるそうで、平家の武者が大勢屋島で
死んだから、海の中のカニの顔が無念の形相をしているのだと
聞いたことがある。
太平さんは、典型的な香川顔であった。
大平さんの上司に当る人が目を付けて、お嬢さんとの縁談を
決めたという。後の大平夫人は、三日三晩にわたり泣き明かした
と言う。ご面相はまさに平家蟹だったが、優秀な官僚を経て
優秀な政治家になった。
今のミンスはもとより、自民党にも大平さんのような人物が少ない。
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