作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 暫くぶりの餃子 】

2012-02-16 13:52:39 | 02 華麗な生活

昼飯に会社のクルマを使って男子4名が乗りこみ、南京街まで
美味い餃子を食べに行った。


「大学」という名には相応しくない小さな店だが、ここの餃子の味を
知ったら、他の店のものは全部ダメと思うほどに美味い。


近くの会社員が、定食を食べに来ているが、定食にはご飯と
卵スープがつく。
ボクは餃子一筋だから定食には目もくれない。
この店にはニンニク入りと抜きとがあり、「入りを何人前」と注文
すれば、それは「通」だということになる。


男子4人で行ったから、ごく自然に「入りを12人前」と注文する
ことになる。
この店は、途中で追加注文が出来ないのである。
まず一皿試してみて、美味いと思ったから追加二皿というわけ
にはいかないのだ。


最近の餃子チェーン店では、餃子の一人前は六個だったり
するが、本来満州族の食べ物であった餃子の一人前は七個と
決まったものだった。
「大学」は筋を通していて、一人前は七個。
そいつを4人で12人前ということは、一人が3人前21個を
食べることになる。


およそ半年ぶりの来店だったから、21個の餃子がペロリと胃に
収まった。
六甲アイランドからハーバーハイウエイを使っての往復で、
食べている時間も加え、一時間で会社に戻ってきた。


敗戦後引揚者として淡路島に落ち着き、餃子なんて洒落た食い物
なんか見る機会もなく、大阪にも餃子を売る店が見つからず、
社会人になって2年目に東京に初出張したら餃子店がたくさん
あって、喜んで食べ歩きをした思い出がある。






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