作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 京都大の藤井聡教授に学ぶ 】

2012-12-06 14:07:30 | 02 華麗な生活

このところタブレットを使ったYouTubeにはまっている。

特に自民党の安倍総裁が掲げた「日本列島強靭化」の
原典になった、京大大学院の藤井聡教授が出た番組に
完全にはまってしまった。

藤井教授は言う。
2009年の8月30日の悔しさを忘れることが出来ないと。

その日に何があったのか?
あの労組で固められた、サヨク選挙互助会のミンスが
総選挙で三百議席を越える圧勝で、自民党が下野する
事につながった、その日なのである。

「まあ、一回ぐらい、政権交代も良いか」と、安易に考えた
国民がバカを見た。一回どころか、三代の総理が生まれた。

お笑いの感覚で、吉本の芸人が多数選ばれた選挙であった
と思って良い。だが、無知無能者があんなに集まったから
この間に日本は、国際会議での立場がどんどん悪くなり
国益を大きく失う破目になった。

藤井教授は、歯に衣着せぬ物言いで、ミンスを罵る。
聞いていて胸がすく思いになる。

藤井教授の御本を二冊購入し、読んだが、一度目はよく理解
出来ないところがあった。YouTubeを見ることで、二度目に
読んだら、この度はよく理解できた。

中にこんな一節がある。富山市を絶賛して居られる。
富山は天然災害も少なく、暮らしやすい街だと評判であるが、
教授は新幹線も通っていないのに、暮らしやすい街になって
いる、一つの理由に市電の発達を挙げて居られる。

日本の巨大都市は、いちはやく市電を撤廃して地下鉄に変えた。
ヨーロッパの諸都市には、市電網が張りめぐらされていて、相当な
スピードで走る。

市バスと比べて、乗客を捌く能力は、断然勝っている。
富山以外でも、長崎・熊本・高知・広島など、市電が発達している
街は、交通渋滞も少なく、市電が優先権を持って走っている。

藤井教授は、天然災害の多い日本なればこそ、太平洋ベルト地帯
以外の場所にある都市の発達が大切だと力説される。

全面的に賛成である。市電は早く走ることで、都市交通のエース
足りえる。大勢の議員や官僚は、何を学びにヨーロッパに行くのか。

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