どこの会社でもそうだろうが、社員一人を育てるのに
タイヘンな費用と時間がかかる。
「作業」なら話は別だろうが「作業」と「仕事」とは自ずから
異なる。
「仕事」がこなせるようになって、社員ははじめて役に立つ
人間となる。
糸偏の繊維商社上がりの丁稚根性で何ができるとうそぶく
東京商事の鮫島。
そのモデルは日商の海部八郎氏だと前に書いたが、他社の
人間の間でも商社マンの鏡として、目標とする人物だった。
何も航空機・船舶の担当でなくても海部氏の歩む道の踏襲
はできる。小説「炎の商社マン」の主人公、中原は海部氏
よりも、もっと視野も広く臨機応変に働ける男。
商社でなくっても、サラリーマン全体に刺激を与えうる存在
であると自認する。
パパゲーノ
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