634メーターの新電波塔スカイツリーの話題がいっぱいの反面、
直下型地震の影響で、23区の大半が焼け野原になると大騒ぎも
する東京は、不思議な大都会だ。
帰宅難民が5百何万とか、避難民が3百何十万とか騒いでいるのに
それでも、遠距離通勤に耐えながら、その地にとどまる意識しか持たぬ
人々が密集する程の魅力があるのだろうか。
ボクなら、いち早く東京を見捨てる。どこか人口密集ではない地域を
探して移り住む。偶に東京へ出ると、東京駅構内で、すでに向こうから
早足で来る人々の、胸に抱えたカバンで打たれる。誰も謝る言葉を持たぬ。
半日も居たら、酸素欠乏に陥る。あんな町のどこに過密都市の良さがある。
東電が存続を危ぶまれている中で、電力をふんだんに使うスカイツリーが
新名所として、更に人を集める。不思議な大都会、その実は木造建築地域
が多く、地震とともに火災が発生する。消防車は立ち入ることも出来ぬ、
狭い道路の両側に、昔の建物が建っている。
少し離れて見たら、わざわざ危険地帯に好んで住んでいる感じさえある。
何かといえば、中央官庁に呼びだされる。廊下に順番待ちの人が並ぶ。
オカシナ態勢を持つ、不思議な大都会だ、東京は。
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